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攻略1*攻略対象者たちと仲良くしましょう*
ディーン・キャベル・アストラル<シルビア目線>
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九歳の誕生日を過ぎたある日だった。お父様に呼ばれ、執務室で婚約の話を聞いたのは。
貴族の娘として、政略結婚は義務であり、責務だ。どんな相手だとしても、異論はなかった。
私は、ディーン・キャベル・アストラル、この国の第一王子の婚約者として選ばれたことを、淡々と聞いていた。
顔合わせは、一ヶ月後。色々と準備をしていたら、一ヶ月など、あっという間だった。
当日、馬車に揺られ、王城の門をくぐる。
この国の第一王子に会うのだから、それなりに緊張している。
淑女教育で、ある程度の感情は表に出すことはないけど、無表情すぎる、と先生に言われた事をこんな時に思い出す。
…正直、憂鬱だ。こんな無表情の女が婚約者なんて、第一王子も可哀想だ。
王城に着くと、執事とメイド達が出迎えてくれ、第一王子の応接室へと案内してくれた。
「こちらでお待ち下さい。殿下がもう間も無くお越しになります」
「はい。案内、ありがとう」
執事が下がり、応接室に一人になる。この時間にディーン殿下がどのような人なのか、思い出しながら復習しておこう。
たしか、小さな頃から賢かった為、早くに王族教育をされていた。剣術も得意。さらには周りをよく見ておられ、優しいお方で王子として非の打ち所がないと、珍しくお父様がお褒めになっていた。
本当に聡明な方だと、お父様に念を押されて説明された。
それは、もう、信者ですか?と、問いたくなるくらいに。
とにかく、素晴らしいお方なのは分かったけど、本当に私などで良いのか。
兄と混じって剣術は学んでるし、お転婆だとは自分でも理解している。
そんな不安に胸を一杯にしていると、扉をノックされる音が聞こえた。
「ディーン殿下、ご到着いたしました」
扉を開けるタイミングに合わせて、ディーン殿下に向きなおり、カーテシーをする。
「アストラルの剣に栄光を。お初にお目にかかります、ディーン殿下。シルビア・ペルカでございます」
「…あぁ。待たせて悪かったな。ペルカ嬢」
「いえ。私が早く着いてしまっただけです」
緊張で、手が震える。声だけで、分かってしまう。
物腰が柔らかく、私を気遣ってくださるお言葉。お父様の言う通り、ディーン殿下は素晴らしいお方なのだと理解した。
その後はディーン殿下にエスコートしてもらい、テラスへとお茶をしに行った。
隣を歩くディーン殿下を、少しちらっと盗み見る。ご尊顔も、兄上に引けをとらない、いえ、兄上よりも美しかった。王族にのみ現れる瞳。気づかれないよう、何回かに分けて盗み見ていた。
いつの間にか、不安は無くなり、代わりに胸の動悸が私を襲っていた。
お茶会は、私が緊張で一言も話せずにいた。それでも殿下が気を利かせてくださり、お互いの近況を話した。
一ヶ月後に剣術の訓練を見学させて頂くことを約束したけど、殿下と一度、手合わせしてみたい。そんな気持ちが抑えられなくなっていた。
…本当は、殿下に会いたかったのかも、しれない。
気付いたら、お茶会から一週間後に訓練場に突撃していた。
それでも殿下は嫌な顔をなさらず、尚且つ、道中の心配をして下さった。
……きゅん、と胸が痛くなった。嬉しかった。
そこからは、ヴィンセント様とジェイル様に教えを乞いながら訓練に参加させていただいた。
流石は殿下。剣術も見事で、全く勝てなかった。悔しかったけど、この人を守れるようもっと強くなる。そう、自分に誓いを立てた。
その後でのお茶会では、ジーク殿下がお一人で中庭で遊ばれているのを見つけ、お声をかけてみた。
「ジーク殿下でいらっしゃいますか?」
「…………だれ」
「アストラルの剣に栄光を。お初にお目にかかります、シルビア・ペルカでございます」
「……………えっ?!」
「どう、されましたか?」
「…いえ、兄上のご婚約者様、ですよね?」
「はい。そのディーン殿下とこれからお茶をするのですが、ご一緒されませんか?」
「……ぼくが行ったって、兄上は、困るかも」
「そんな事はございません。私の兄上は私が剣術の訓練に参加しても、困ったりはしていませんでしたよ?」
唖然としたお顔は、すごく可愛かった。どことなく、ディーン殿下に似ているな、とこんな時にも彼を考えてしまう。
もじもじされていたので、お手を拝借して、ジーク殿下をテラスへお連れした。
思った通り、ディーン殿下は弟君にお会いになれたこと、とても喜んでいました。
ただ、ジーク殿下が体調を崩され、そのままお茶会はお開きになってしまったけど。
それからは、淑女教育とさらには王子妃教育も始まって、忙しい日々を過ごしており、なかなか殿下と会う事が叶わなくなった。
会えなくなると、気持ちは募っていってしまう。何度かお会いしただけ。それなのに、ずっと彼を考えてしまう。
メイド達の恋バナを偶然聞いてしまった事があったけど、まさに、自分の今の状況が彼女達と酷似している。
これが恋、と断定するのは早急だと思うけど、ディーン殿下になら恋をしてみたい。
そう、思ってしまう。
そんなある日、ディーン殿下と授業の一環としてお忍びの視察をする事になった。
馬車の中でディーン殿下の向かいに座り、二人きりな事に、自分でも驚くくらい緊張してしまっていた。
そんな私に気付いたのか、ディーン殿下から声をかけてくださった。
「私は初めて行くんだ。民の暮らしや、父上たちの政策。それらを直に見られると思うと、昨日は眠れなかったよ」
なんと可愛らしいんだろう。確かによく見ると、目の下に少しだが隈ができていた。
眠れなかった殿下を想像すると、少し可笑しくて、いつの間にか緊張はほぐれていた。
しかし、彼にシルビィと呼ばれた瞬間は鼓動が速くなり、また緊張してしまった。
目的地の雑貨屋へ着くと、ディーン殿下が先に降りて、エスコートをして下さった。
けど…………。
「君にディーと呼ばれるのは心地いいな。これからもそう呼んでくれないか?」
「なっ!」
優しそうに微笑んで、そう言葉にする彼に心臓が跳ね上がり、気付いたら馬車の階段を踏み外してしまった。
しかし、予想した痛みはなく、しっかりと彼に抱き止められていた。
剣術で鍛えられていることが分かる体で、更にはいい匂いもする。鼓動が速くなって顔から火がでるほど恥ずかしかった。
その後は、ディーン殿下にエスコートしてもらい店内を視察する。
ふと、あるブレスレットが目に入った。
ガラスの色がディーン殿下の瞳の色そっくりで、更には金で装飾されている為、これもまたディーン殿下の髪色を連想させる。
食い入るように見てしまってたのだろうか、ディーン殿下がコレをプレゼントしてくださった。
「ディー、大事にします。ずっと」
照れたように頬をかく殿下を見て、愛おしい、と自然と思ってしまった。
もう、認めざるを得ない。私は、殿下を好きになってしまった。
自覚すると、一層ディーン殿下が輝いて見える。
とりあえず、このまま視察を続けるのは精神的にも落ち着きたかったので、二階でお茶する事を提案すると、殿下はすぐに連れて行ってくれた。
「いらっしゃいませ~!お席はあちらをお使いください」
「あぁ。ありが………」
迎えてくれた給仕の方は、ものすごく、美しい方だった。
言葉を詰まらせたような様子に、不思議に思うのと、不安な気持ちが入り混じる。
彼女のような方が、好みなのだろうか?
しかし、ズボンを履かれている。あの子は、男の子?女の子?
どちらにしろ、殿下の好みが、可愛らしい子であること、自分とは違うタイプな事にショックを受けた。
さっきまでの嬉しい気持ちが一瞬にして消えてしまった。
貴族の娘として、政略結婚は義務であり、責務だ。どんな相手だとしても、異論はなかった。
私は、ディーン・キャベル・アストラル、この国の第一王子の婚約者として選ばれたことを、淡々と聞いていた。
顔合わせは、一ヶ月後。色々と準備をしていたら、一ヶ月など、あっという間だった。
当日、馬車に揺られ、王城の門をくぐる。
この国の第一王子に会うのだから、それなりに緊張している。
淑女教育で、ある程度の感情は表に出すことはないけど、無表情すぎる、と先生に言われた事をこんな時に思い出す。
…正直、憂鬱だ。こんな無表情の女が婚約者なんて、第一王子も可哀想だ。
王城に着くと、執事とメイド達が出迎えてくれ、第一王子の応接室へと案内してくれた。
「こちらでお待ち下さい。殿下がもう間も無くお越しになります」
「はい。案内、ありがとう」
執事が下がり、応接室に一人になる。この時間にディーン殿下がどのような人なのか、思い出しながら復習しておこう。
たしか、小さな頃から賢かった為、早くに王族教育をされていた。剣術も得意。さらには周りをよく見ておられ、優しいお方で王子として非の打ち所がないと、珍しくお父様がお褒めになっていた。
本当に聡明な方だと、お父様に念を押されて説明された。
それは、もう、信者ですか?と、問いたくなるくらいに。
とにかく、素晴らしいお方なのは分かったけど、本当に私などで良いのか。
兄と混じって剣術は学んでるし、お転婆だとは自分でも理解している。
そんな不安に胸を一杯にしていると、扉をノックされる音が聞こえた。
「ディーン殿下、ご到着いたしました」
扉を開けるタイミングに合わせて、ディーン殿下に向きなおり、カーテシーをする。
「アストラルの剣に栄光を。お初にお目にかかります、ディーン殿下。シルビア・ペルカでございます」
「…あぁ。待たせて悪かったな。ペルカ嬢」
「いえ。私が早く着いてしまっただけです」
緊張で、手が震える。声だけで、分かってしまう。
物腰が柔らかく、私を気遣ってくださるお言葉。お父様の言う通り、ディーン殿下は素晴らしいお方なのだと理解した。
その後はディーン殿下にエスコートしてもらい、テラスへとお茶をしに行った。
隣を歩くディーン殿下を、少しちらっと盗み見る。ご尊顔も、兄上に引けをとらない、いえ、兄上よりも美しかった。王族にのみ現れる瞳。気づかれないよう、何回かに分けて盗み見ていた。
いつの間にか、不安は無くなり、代わりに胸の動悸が私を襲っていた。
お茶会は、私が緊張で一言も話せずにいた。それでも殿下が気を利かせてくださり、お互いの近況を話した。
一ヶ月後に剣術の訓練を見学させて頂くことを約束したけど、殿下と一度、手合わせしてみたい。そんな気持ちが抑えられなくなっていた。
…本当は、殿下に会いたかったのかも、しれない。
気付いたら、お茶会から一週間後に訓練場に突撃していた。
それでも殿下は嫌な顔をなさらず、尚且つ、道中の心配をして下さった。
……きゅん、と胸が痛くなった。嬉しかった。
そこからは、ヴィンセント様とジェイル様に教えを乞いながら訓練に参加させていただいた。
流石は殿下。剣術も見事で、全く勝てなかった。悔しかったけど、この人を守れるようもっと強くなる。そう、自分に誓いを立てた。
その後でのお茶会では、ジーク殿下がお一人で中庭で遊ばれているのを見つけ、お声をかけてみた。
「ジーク殿下でいらっしゃいますか?」
「…………だれ」
「アストラルの剣に栄光を。お初にお目にかかります、シルビア・ペルカでございます」
「……………えっ?!」
「どう、されましたか?」
「…いえ、兄上のご婚約者様、ですよね?」
「はい。そのディーン殿下とこれからお茶をするのですが、ご一緒されませんか?」
「……ぼくが行ったって、兄上は、困るかも」
「そんな事はございません。私の兄上は私が剣術の訓練に参加しても、困ったりはしていませんでしたよ?」
唖然としたお顔は、すごく可愛かった。どことなく、ディーン殿下に似ているな、とこんな時にも彼を考えてしまう。
もじもじされていたので、お手を拝借して、ジーク殿下をテラスへお連れした。
思った通り、ディーン殿下は弟君にお会いになれたこと、とても喜んでいました。
ただ、ジーク殿下が体調を崩され、そのままお茶会はお開きになってしまったけど。
それからは、淑女教育とさらには王子妃教育も始まって、忙しい日々を過ごしており、なかなか殿下と会う事が叶わなくなった。
会えなくなると、気持ちは募っていってしまう。何度かお会いしただけ。それなのに、ずっと彼を考えてしまう。
メイド達の恋バナを偶然聞いてしまった事があったけど、まさに、自分の今の状況が彼女達と酷似している。
これが恋、と断定するのは早急だと思うけど、ディーン殿下になら恋をしてみたい。
そう、思ってしまう。
そんなある日、ディーン殿下と授業の一環としてお忍びの視察をする事になった。
馬車の中でディーン殿下の向かいに座り、二人きりな事に、自分でも驚くくらい緊張してしまっていた。
そんな私に気付いたのか、ディーン殿下から声をかけてくださった。
「私は初めて行くんだ。民の暮らしや、父上たちの政策。それらを直に見られると思うと、昨日は眠れなかったよ」
なんと可愛らしいんだろう。確かによく見ると、目の下に少しだが隈ができていた。
眠れなかった殿下を想像すると、少し可笑しくて、いつの間にか緊張はほぐれていた。
しかし、彼にシルビィと呼ばれた瞬間は鼓動が速くなり、また緊張してしまった。
目的地の雑貨屋へ着くと、ディーン殿下が先に降りて、エスコートをして下さった。
けど…………。
「君にディーと呼ばれるのは心地いいな。これからもそう呼んでくれないか?」
「なっ!」
優しそうに微笑んで、そう言葉にする彼に心臓が跳ね上がり、気付いたら馬車の階段を踏み外してしまった。
しかし、予想した痛みはなく、しっかりと彼に抱き止められていた。
剣術で鍛えられていることが分かる体で、更にはいい匂いもする。鼓動が速くなって顔から火がでるほど恥ずかしかった。
その後は、ディーン殿下にエスコートしてもらい店内を視察する。
ふと、あるブレスレットが目に入った。
ガラスの色がディーン殿下の瞳の色そっくりで、更には金で装飾されている為、これもまたディーン殿下の髪色を連想させる。
食い入るように見てしまってたのだろうか、ディーン殿下がコレをプレゼントしてくださった。
「ディー、大事にします。ずっと」
照れたように頬をかく殿下を見て、愛おしい、と自然と思ってしまった。
もう、認めざるを得ない。私は、殿下を好きになってしまった。
自覚すると、一層ディーン殿下が輝いて見える。
とりあえず、このまま視察を続けるのは精神的にも落ち着きたかったので、二階でお茶する事を提案すると、殿下はすぐに連れて行ってくれた。
「いらっしゃいませ~!お席はあちらをお使いください」
「あぁ。ありが………」
迎えてくれた給仕の方は、ものすごく、美しい方だった。
言葉を詰まらせたような様子に、不思議に思うのと、不安な気持ちが入り混じる。
彼女のような方が、好みなのだろうか?
しかし、ズボンを履かれている。あの子は、男の子?女の子?
どちらにしろ、殿下の好みが、可愛らしい子であること、自分とは違うタイプな事にショックを受けた。
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