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ザ・性善説
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19:56
さっさと全員殺して帰るか。
ゲームのルール説明を聞いたときに須良重久が抱いた感想はそれだけだった。元々赤の他人であるし、何しろ一人殺すだけで5000万。須良はこのゲームに〝乗った〟はずだった。
「今どこに向かっているんだい?」
「休憩所を探してるんです。はやく見つけないと一つの階の休憩所は限られてますし、休める場所が無くなるかもしれません」
現在、須良は谷公恵と同盟を組み、行動を共にしていた。丁寧に須良が答えると、公恵はなるほど、と納得して、
「頭いいね、東大?」
と笑って聞いてくる。
「はは。そんないいとこ行ってませんって」
須良はそう言いながら、
(他の人間を倒すために同盟を組んだが、こいつはいつでも殺せる)
などと腹の底で考えていた。勿論公恵の方に悟らせてはいない。
「そういえば、おばさんねえ、保育士をしてたんだけど……」
公恵はまたお気に入りの園児や可愛い子供たちについて話し始める。ここは殺し合いの場だというのに、何故そんな話ができるのか。須良は苛立ちながらも黙ってその話を聞いていた。
須良がこのような状態に陥っているのは十分前の谷公恵との遭遇のせいだった。
須良はコッコーの死が伝わって自分以外に戦う人間がいることを知り、戦い抜くために必要なアイテムを探していた。
その時、あるドアを開けて入った通路にたまたま谷公恵が居たのである。
「!」
須良は自分に支給された〝杖〟を構える。谷公恵の手には金属製のメイス(棍棒のこと)が握られていた。
「待って。私は人を殺そうなんて思ってないさ。ほら」
谷公恵はそう言って槌矛を捨てた。
馬鹿め。これで簡単に殺せる。
須良はそう思って近づこうとした。このゲームの本質は殺し合いなのだ。それすら理解できない者は早急に去るしかない。
この世から。
つかつかと歩み寄る須良に不審さも感じないのか、公恵は後ずさりをするわけでもなく、逆に近づいてきた。
なんだ、こいつ。ひょっとしてなにか隠している武器がー
「へえ、あんた、こんな杖が〝武器〟なのかい」
公恵はそう言ってまじまじと須良の構えている杖を眺めていた。警戒する様子は微塵も見せない。おそらく彼女がこれまで生きてきた中で悪意に晒されたことがあまり無かったのだろう。人を信用しすぎている。
「そうですが……といってもあなたも棍棒一つしか持ってないじゃないですか」
この口調はしたくもないバイトで身についてしまったもので、なかなか直らない。
「確かに。原始人みたいだねえ、お互い様だけど」
「はは……」
須良は笑ったが、内心では戸惑っていた。敵だと思っていた人間のあまりにも無警戒な姿を見て、予想と現実に齟齬が生じている。
公恵はふと何かに気が付いたように須良を見た。
「あんた、別に人を殺したりするわけじゃないんだろ?」
「ま、まあ……」
「じゃあ私と組まないかい? ほら、仲間がいる方が安心だろ」
その口調はやんわりとしていたが、どこか有無を言わせないような響きがあった。
「……わかりました。同盟しましょう」
「そう来なくっちゃ。ここをタッチするんだっけ」
「いえ、〝現在の状況〟からですよ。同盟は」
何をやっているんだ。のんきに端末操作の解説などをやっている暇があるのならこの目の前にいる人間の首を“斬れば”いいのだ。そう思ったが、何故かそれを実行するのに躊躇ってしまう。
〝「谷公恵」さんと「須良重久」さんの同盟が成立しました〟
そうこうしているうちに、同盟が成立してしまっていた。
「これからよろしく」
「……どうも」
須良は不本意ながら成立した同盟の相手を見て、引き攣った笑みを浮かべた。
―そして現在に至る。
須良はいつか殺すと思いながら、はっきり後ろにいる公恵を殺すという想像が全く浮かんでこなかった。ゲーム開始時には全員を殺すと思っていたはずだが、その決意はどこへかき消えたのだろうか。
頭を振ってその考えを吹き飛ばす。今はただ動転しているだけだ。ゆっくり休めば冷徹な判断が下せるようになる。それに、公恵を仲間に入れたのは自身の生存のためだ。そう、ただ利用しているに過ぎない。
須良はそう思うことで、何とか心を静めた。これからは生き残るために知恵を絞らなければならないのだ。
「そういえば……」
「どうしました?」
公恵は上着から何かを取り出す。
「さっきこんなものを見つけてたんだった。一応あんたにも教えておこうと思ってね」
「それはどうも。どこで見つけたんですか」
「どっかの部屋のボックスに入ってた」
公恵の持っていたのは緑色の鍵だった。
「これは……説明書きは持ってきてないですか」
「あるある、確か……」
公恵は次にズボンのポケットから紙切れを一つ取り出した。
〈アイテム〉「緑の鍵」
これを所持している者は緑の扉を開けることができる。他に鍵は赤、青、黄、紫がある。
「なるほど、鍵か」
他に四種類の鍵があるということはそれぞれ対応する扉が違うという事だろう。鍵が無ければ入れない部屋にアイテムが置いてあったり、通れない通路があったりするのかもしれない。
「これなら結構優位に立てますよ」
「なら良かった。もう仲間だし、持ってるアイテムも教えないとな、って思ったからね」
須良が裏切ることは考えていないらしい。ここまで信頼されると、自分の武器の性能について全て話していないことにさえ罪悪感を覚える。
「もう一ペアあるみたいだけど、その人たちとも仲良くできないかしら」
「さあ…彼らは外見ではよくわかりませんでしたからね」
橋野和樹と長崎千郷。このゲームで最初に同盟を組んだ二人である。果たして彼らは他のプレイヤーを殺害するために手を組んだのか、それとも生き残るためか…それが分からない今は数の上での優位が得られないため、あまり出会いたくないコンビである。
もし生き残るためだったら話せばわかるだろうが、それでも所詮このゲームはバトルロワイアルなのである。仮にどちらかが生き延びてもいずれ戦わなくてはならない時が来ることになる。そう、ここにいる公恵とも……
そう考えた時、わずかに気が重くなっている自分がいることに気が付いた。
なんだ、馬鹿馬鹿しい。最初に殺す予定が最後になるだけの話。きっと、それだけのことだ。
自分に言い聞かせながら、須良は公恵と共に歩き続けた。
〈須良重久〉
ポイント 0
所有武器 杖(?)
所有アイテム なし
現在位置 地下三階東のフロア
〈谷公恵〉
ポイント 0
所有武器 槌矛
所有アイテム 緑の鍵
現在位置 地下三階東のフロア
さっさと全員殺して帰るか。
ゲームのルール説明を聞いたときに須良重久が抱いた感想はそれだけだった。元々赤の他人であるし、何しろ一人殺すだけで5000万。須良はこのゲームに〝乗った〟はずだった。
「今どこに向かっているんだい?」
「休憩所を探してるんです。はやく見つけないと一つの階の休憩所は限られてますし、休める場所が無くなるかもしれません」
現在、須良は谷公恵と同盟を組み、行動を共にしていた。丁寧に須良が答えると、公恵はなるほど、と納得して、
「頭いいね、東大?」
と笑って聞いてくる。
「はは。そんないいとこ行ってませんって」
須良はそう言いながら、
(他の人間を倒すために同盟を組んだが、こいつはいつでも殺せる)
などと腹の底で考えていた。勿論公恵の方に悟らせてはいない。
「そういえば、おばさんねえ、保育士をしてたんだけど……」
公恵はまたお気に入りの園児や可愛い子供たちについて話し始める。ここは殺し合いの場だというのに、何故そんな話ができるのか。須良は苛立ちながらも黙ってその話を聞いていた。
須良がこのような状態に陥っているのは十分前の谷公恵との遭遇のせいだった。
須良はコッコーの死が伝わって自分以外に戦う人間がいることを知り、戦い抜くために必要なアイテムを探していた。
その時、あるドアを開けて入った通路にたまたま谷公恵が居たのである。
「!」
須良は自分に支給された〝杖〟を構える。谷公恵の手には金属製のメイス(棍棒のこと)が握られていた。
「待って。私は人を殺そうなんて思ってないさ。ほら」
谷公恵はそう言って槌矛を捨てた。
馬鹿め。これで簡単に殺せる。
須良はそう思って近づこうとした。このゲームの本質は殺し合いなのだ。それすら理解できない者は早急に去るしかない。
この世から。
つかつかと歩み寄る須良に不審さも感じないのか、公恵は後ずさりをするわけでもなく、逆に近づいてきた。
なんだ、こいつ。ひょっとしてなにか隠している武器がー
「へえ、あんた、こんな杖が〝武器〟なのかい」
公恵はそう言ってまじまじと須良の構えている杖を眺めていた。警戒する様子は微塵も見せない。おそらく彼女がこれまで生きてきた中で悪意に晒されたことがあまり無かったのだろう。人を信用しすぎている。
「そうですが……といってもあなたも棍棒一つしか持ってないじゃないですか」
この口調はしたくもないバイトで身についてしまったもので、なかなか直らない。
「確かに。原始人みたいだねえ、お互い様だけど」
「はは……」
須良は笑ったが、内心では戸惑っていた。敵だと思っていた人間のあまりにも無警戒な姿を見て、予想と現実に齟齬が生じている。
公恵はふと何かに気が付いたように須良を見た。
「あんた、別に人を殺したりするわけじゃないんだろ?」
「ま、まあ……」
「じゃあ私と組まないかい? ほら、仲間がいる方が安心だろ」
その口調はやんわりとしていたが、どこか有無を言わせないような響きがあった。
「……わかりました。同盟しましょう」
「そう来なくっちゃ。ここをタッチするんだっけ」
「いえ、〝現在の状況〟からですよ。同盟は」
何をやっているんだ。のんきに端末操作の解説などをやっている暇があるのならこの目の前にいる人間の首を“斬れば”いいのだ。そう思ったが、何故かそれを実行するのに躊躇ってしまう。
〝「谷公恵」さんと「須良重久」さんの同盟が成立しました〟
そうこうしているうちに、同盟が成立してしまっていた。
「これからよろしく」
「……どうも」
須良は不本意ながら成立した同盟の相手を見て、引き攣った笑みを浮かべた。
―そして現在に至る。
須良はいつか殺すと思いながら、はっきり後ろにいる公恵を殺すという想像が全く浮かんでこなかった。ゲーム開始時には全員を殺すと思っていたはずだが、その決意はどこへかき消えたのだろうか。
頭を振ってその考えを吹き飛ばす。今はただ動転しているだけだ。ゆっくり休めば冷徹な判断が下せるようになる。それに、公恵を仲間に入れたのは自身の生存のためだ。そう、ただ利用しているに過ぎない。
須良はそう思うことで、何とか心を静めた。これからは生き残るために知恵を絞らなければならないのだ。
「そういえば……」
「どうしました?」
公恵は上着から何かを取り出す。
「さっきこんなものを見つけてたんだった。一応あんたにも教えておこうと思ってね」
「それはどうも。どこで見つけたんですか」
「どっかの部屋のボックスに入ってた」
公恵の持っていたのは緑色の鍵だった。
「これは……説明書きは持ってきてないですか」
「あるある、確か……」
公恵は次にズボンのポケットから紙切れを一つ取り出した。
〈アイテム〉「緑の鍵」
これを所持している者は緑の扉を開けることができる。他に鍵は赤、青、黄、紫がある。
「なるほど、鍵か」
他に四種類の鍵があるということはそれぞれ対応する扉が違うという事だろう。鍵が無ければ入れない部屋にアイテムが置いてあったり、通れない通路があったりするのかもしれない。
「これなら結構優位に立てますよ」
「なら良かった。もう仲間だし、持ってるアイテムも教えないとな、って思ったからね」
須良が裏切ることは考えていないらしい。ここまで信頼されると、自分の武器の性能について全て話していないことにさえ罪悪感を覚える。
「もう一ペアあるみたいだけど、その人たちとも仲良くできないかしら」
「さあ…彼らは外見ではよくわかりませんでしたからね」
橋野和樹と長崎千郷。このゲームで最初に同盟を組んだ二人である。果たして彼らは他のプレイヤーを殺害するために手を組んだのか、それとも生き残るためか…それが分からない今は数の上での優位が得られないため、あまり出会いたくないコンビである。
もし生き残るためだったら話せばわかるだろうが、それでも所詮このゲームはバトルロワイアルなのである。仮にどちらかが生き延びてもいずれ戦わなくてはならない時が来ることになる。そう、ここにいる公恵とも……
そう考えた時、わずかに気が重くなっている自分がいることに気が付いた。
なんだ、馬鹿馬鹿しい。最初に殺す予定が最後になるだけの話。きっと、それだけのことだ。
自分に言い聞かせながら、須良は公恵と共に歩き続けた。
〈須良重久〉
ポイント 0
所有武器 杖(?)
所有アイテム なし
現在位置 地下三階東のフロア
〈谷公恵〉
ポイント 0
所有武器 槌矛
所有アイテム 緑の鍵
現在位置 地下三階東のフロア
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