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第3部(終章)
夜に訪うもの
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帰って来てほしいと怒鳴られても、芦屋の帰る場所は自宅マンションしかない。
何となくポケットに入れて持ち帰って来た折り鶴は、今はベッドヘッドの上にちょこんと置かれている。
黒とグレーで統一された素っ気ない部屋に、白い小さな折り鶴は不思議と馴染んでいた。
見知らぬ女の子の忘れ物。これがなければ、残業疲れが見せた幻かもと思ってしまうくらい、奇妙な体験だった。
警察に電話した手前、駆け付けた交番勤務の警官に事情を説明しなくてはならず、どうにかすべて終わって帰宅すると深夜を超えていた。
金曜日で良かった。そう思ってシャワーも浴びずに軽く余り物で夕食を済ませてベッドにダイブした。
◇
夢の中で、何かが身体をまさぐっている感触がしたが、瞼を開けることはできなかった。
(ああ……これ、夢だな)
明晰夢なんて珍しい。夢の中でもベッドに横たわっているのが不思議な気分だった。
「……んっ」
服の上から大きな手の平にまさぐられている。夢だと思うせいか、恐怖や嫌悪感はない。そのことを妙だとも思わなかった。腹やわき腹、胸、喉……往復を繰り返しながら触れてくる手は優しい。
同時に執拗でもあった。熱心に何かを探すような、切実さを受け取った。
は、と息が漏れた。見えない片手が顔に触れ、もう片方が膝を割り、太腿をなぞって足の付け根に触れるか触れないか、焦らすように揉みしだかれる。
じれったくて、手の平に顔を押し付けるようにして身を捩った。
もっとその先、熱をもった場所に踏み込んでもらいたくて、シーツをつま先で引っ掻く。
「手」が戸惑うようにピタリと静止した。そのことに微かな苛立ちが沸いてくる。
(なんで……前みたいに遠慮なくすればいいだろ)
前……前ってなんだ?
奥底から沸いてくる疼きが切なくて、頬に当てられた手を甘噛みする。
「あっ、い、たい」
その瞬間、怒ったように強く胸の尖りを捩じられ、押しつぶされる。手だけじゃなく、圧し掛かってくる体重を感じて息を詰めた。もう片方の手が、ズボンの裾から強引に入り込んで望んでいた場所にやわやわと触れると、腰が動いた。
切ないような愛おしさと、自分の奥底にある荒っぽい何かかが引き摺り出されそうになる。
この感じを、自分は知っている気がする。
(……ーーも、可愛がってやらないと。ーーは俺にそうされると、真っ赤になって目を潤ませるのが可愛いいんだよな。……そうだ、最近あの子を見てない。こんなに長く離れてるなんて、ーーは寂しがってるに決まってる。俺のかわいいーー)
後ろ手にシーツを掴んでいた指を剥がされ、薬指が口内に咥えられる。ちゅぱ、と音を立てて舐られ、やっぱり可愛いな、なんてぼんやり思っていたら、いきなり強く噛まれた。
「っ!」
その瞬間、跳ね起きた。布団を剥いで、慌てて指を見るが、何ともない。痛みまでリアルな夢なんて初めてだった。
冷や汗をかいたせいで、服が肌に張り付いていた。
……疲れているのかもしれない。昨夜おかしなことがあって気が昂っていたのかも。でなければあんな夢見るわけない。思春期じゃあるまいし。
そう思うのに、なぜか薬指の付け根を何度も擦ってしまう。何度も何度も擦るうち、赤い痕ができてしまった。自分が大きな失敗をして気付かないまま歩いているような、ひどく嫌な気分だった。
◇
その日、出社してデスクに鞄を置いた後、ファイルを取り出そうと袖机の引き出しを開けた。ファイルは一番下の、A4サイズが横向きに入るスペースに全部まとめて置いてある。
開けた瞬間、うわっと声をあげてしまった。
なに?
なんですか。
どうしたの。
声を聞きつけて、周りに人が集まってくる。
奥行きのある引き出しいっぱいに、白い折り鶴がぎゅうぎゅうに詰め込まれていた。開けた反動で、ぶわっと何個か床にあふれ出たほどだ。
「なんだよこれ……俺のファイルは?」
ドッキリ、にしては迷惑だ。嫌がらせにしては凝りすぎている。いずれにしろ、白い鶴がこれだけ溢れかえると得体のしれない不気味さがあった。
自宅にある白い鶴が脳裏に浮かんだ。数日前の奇妙な女の子、カラコンで装った爬虫類みたいな目。
背中を蟻が這っているような、落ち着かない感じがした。
結局犯人は分からず、ファイルも見つからなかった。いっそドッキリであったら良かったのにと思う。意図が読めないことをされて、ただ困惑するばかりだ。
あの後、大量の折り鶴をゴミ袋に片付けながら何気なく見ると、出来栄えに差があることに気付いた。
折り目がきちんと合わさった鶴もいれば、羽がぐにゃんと曲がっていたり、何度もやり直したのかシワシワになっているもの……はては、苛立ちに任せたように完成した鶴をぐしゃっと握りつぶしたものまで、様々だった。
全部で百羽以上はありそうだ。
(そんなに大変なら止せばいいのに……)
見知らぬ犯人に対して呆れてしまった。
その日は珍しく定時で退社した。街はすっかり季節が移り冬のイルミネーションに変わっている。
気が向いてショーウィンドウを冷やかしながら歩いていると、ある場所で足が止まった。
万年筆の専門店だった。普段なら見向きもしない場所だ。贈り物用にか、青みがかった透明なガラスペンが綺麗な箱に入った状態でディスプレイされていた。
文房具にはさして拘りがない。手紙を書いたりする習慣もなかった。
しばらくショーウィンドウを見つめてから、芦屋は店内へと足を向けた。
「……最近、体調悪い?」
「そんなことないですよ」
そう答えるそばから、欠伸が漏れそうなる。体調は別に悪くないが、単に寝不足なのだ。
あれから、おかしな明晰夢を度々見ている。起きてから冷静に考えると、眠った自分の身体を誰かがまさぐる夢なんて相当に気味が悪いし不快だろう。それなのに芦屋は、なぜか嫌悪感を抱くどころか、夢の訪いを心のどこかで待ち望んでさえいた。
きわどい触れ方をしたのはあの一度きりで、それ以降はずっと、労わるように優しく、髪をまさぐり、頬を撫で、眠る芦屋に甘えるように擦り寄ってくる。肩口に重たい何か……たぶん頭を乗せてくる時もある。
(子供なのか?)
最初の接触を考えたらそれはないだろう。なのに寂しがりの子供がはやく起きてと甘えるような、そんな情景が思い浮かんでしまう。一度そう思ったら、その印象が尾を引いた。
見えない誰かは、甘やかすように芦屋に触れた後、今度は自分の番だと言いたげに甘えてくる。
手に指を絡め、縋りつくように腕を回してくるのだ。
だんだん、何もしてやれないことが切なくなってきた。必死に甘えて来られても、芦屋はろくに身体を動かすことも目を開けることもできないのだ。せめて名前を呼んでやりたくても、そんなの分かるわけもない。
夢を見ない日は一日中どうしたのかと気になってしまう。夢を見た日は、望むものを与えてやれないのがもどかしい。
(好き勝手されてるのに、なんで俺が申し訳なく思わなくちゃならないんだ)
朝起きたら冷静なもう一人の芦屋がそう突っ込みを入れてくる。……病院を受診した方がいいかもしれない。
(知らない誰かに夢で縋りつかれて、俺も何かしてやりたいのにできなくてストレスなんです、って?)
別の病院を紹介されそうだ。
「働きすぎかな。気分転換でもして、気にしすぎは良くないよ」
アケミツが心配そうに言った。
「そうですね」
「周りで起こる事に意味を求めたら駄目だよ。そんなの無視して、毎日同じ生活を心がけるの。そうしたら平穏に不自由なく暮らせる」
芦屋はぼんやりと彼女を見上げた。社員の休憩スペースではす向かいにソファに腰かけている。
(……いつの間にここに来たっけ)
「平穏に?」
「そうだよ」
「でもそこにーーはいませんよね」
ぐら、と三半規管を殴られたような眩暈がした。アケミツが黙って肩に手を置き、紙コップの水を差しだしてくる。
「飲んで。本当に疲れてるみたい。いつもの君らしくないよ」
「……いつもの俺」
アケミツが苦笑した。上司の前でぼんやりしてしまっていた。慌てて居住まいを正す。
「すみません。なんか最近、変なことが起きてるせいか……気がたるんでますね」
もう大丈夫です、と頭を下げる。アケミツはやれやれという顔で、「何かあればまた相談に乗るから」と請け負ってくれた。
安心感を得て、気分も落ち着いてきた。スペースの一角には備え付けのラックがあり、クリスマスの飾り付けがされている。きらきら点滅するツリーの飾りを見ていると、ふと何かが頭をよぎった。
「ーー、木にこんな風に飾り付けをするなんて、きっと僕たちだけですよ!」
驚いて隣のソファを見た。誰もいない。そのことがただ虚しくて、しばらく立ち上がれずにいた。
何となくポケットに入れて持ち帰って来た折り鶴は、今はベッドヘッドの上にちょこんと置かれている。
黒とグレーで統一された素っ気ない部屋に、白い小さな折り鶴は不思議と馴染んでいた。
見知らぬ女の子の忘れ物。これがなければ、残業疲れが見せた幻かもと思ってしまうくらい、奇妙な体験だった。
警察に電話した手前、駆け付けた交番勤務の警官に事情を説明しなくてはならず、どうにかすべて終わって帰宅すると深夜を超えていた。
金曜日で良かった。そう思ってシャワーも浴びずに軽く余り物で夕食を済ませてベッドにダイブした。
◇
夢の中で、何かが身体をまさぐっている感触がしたが、瞼を開けることはできなかった。
(ああ……これ、夢だな)
明晰夢なんて珍しい。夢の中でもベッドに横たわっているのが不思議な気分だった。
「……んっ」
服の上から大きな手の平にまさぐられている。夢だと思うせいか、恐怖や嫌悪感はない。そのことを妙だとも思わなかった。腹やわき腹、胸、喉……往復を繰り返しながら触れてくる手は優しい。
同時に執拗でもあった。熱心に何かを探すような、切実さを受け取った。
は、と息が漏れた。見えない片手が顔に触れ、もう片方が膝を割り、太腿をなぞって足の付け根に触れるか触れないか、焦らすように揉みしだかれる。
じれったくて、手の平に顔を押し付けるようにして身を捩った。
もっとその先、熱をもった場所に踏み込んでもらいたくて、シーツをつま先で引っ掻く。
「手」が戸惑うようにピタリと静止した。そのことに微かな苛立ちが沸いてくる。
(なんで……前みたいに遠慮なくすればいいだろ)
前……前ってなんだ?
奥底から沸いてくる疼きが切なくて、頬に当てられた手を甘噛みする。
「あっ、い、たい」
その瞬間、怒ったように強く胸の尖りを捩じられ、押しつぶされる。手だけじゃなく、圧し掛かってくる体重を感じて息を詰めた。もう片方の手が、ズボンの裾から強引に入り込んで望んでいた場所にやわやわと触れると、腰が動いた。
切ないような愛おしさと、自分の奥底にある荒っぽい何かかが引き摺り出されそうになる。
この感じを、自分は知っている気がする。
(……ーーも、可愛がってやらないと。ーーは俺にそうされると、真っ赤になって目を潤ませるのが可愛いいんだよな。……そうだ、最近あの子を見てない。こんなに長く離れてるなんて、ーーは寂しがってるに決まってる。俺のかわいいーー)
後ろ手にシーツを掴んでいた指を剥がされ、薬指が口内に咥えられる。ちゅぱ、と音を立てて舐られ、やっぱり可愛いな、なんてぼんやり思っていたら、いきなり強く噛まれた。
「っ!」
その瞬間、跳ね起きた。布団を剥いで、慌てて指を見るが、何ともない。痛みまでリアルな夢なんて初めてだった。
冷や汗をかいたせいで、服が肌に張り付いていた。
……疲れているのかもしれない。昨夜おかしなことがあって気が昂っていたのかも。でなければあんな夢見るわけない。思春期じゃあるまいし。
そう思うのに、なぜか薬指の付け根を何度も擦ってしまう。何度も何度も擦るうち、赤い痕ができてしまった。自分が大きな失敗をして気付かないまま歩いているような、ひどく嫌な気分だった。
◇
その日、出社してデスクに鞄を置いた後、ファイルを取り出そうと袖机の引き出しを開けた。ファイルは一番下の、A4サイズが横向きに入るスペースに全部まとめて置いてある。
開けた瞬間、うわっと声をあげてしまった。
なに?
なんですか。
どうしたの。
声を聞きつけて、周りに人が集まってくる。
奥行きのある引き出しいっぱいに、白い折り鶴がぎゅうぎゅうに詰め込まれていた。開けた反動で、ぶわっと何個か床にあふれ出たほどだ。
「なんだよこれ……俺のファイルは?」
ドッキリ、にしては迷惑だ。嫌がらせにしては凝りすぎている。いずれにしろ、白い鶴がこれだけ溢れかえると得体のしれない不気味さがあった。
自宅にある白い鶴が脳裏に浮かんだ。数日前の奇妙な女の子、カラコンで装った爬虫類みたいな目。
背中を蟻が這っているような、落ち着かない感じがした。
結局犯人は分からず、ファイルも見つからなかった。いっそドッキリであったら良かったのにと思う。意図が読めないことをされて、ただ困惑するばかりだ。
あの後、大量の折り鶴をゴミ袋に片付けながら何気なく見ると、出来栄えに差があることに気付いた。
折り目がきちんと合わさった鶴もいれば、羽がぐにゃんと曲がっていたり、何度もやり直したのかシワシワになっているもの……はては、苛立ちに任せたように完成した鶴をぐしゃっと握りつぶしたものまで、様々だった。
全部で百羽以上はありそうだ。
(そんなに大変なら止せばいいのに……)
見知らぬ犯人に対して呆れてしまった。
その日は珍しく定時で退社した。街はすっかり季節が移り冬のイルミネーションに変わっている。
気が向いてショーウィンドウを冷やかしながら歩いていると、ある場所で足が止まった。
万年筆の専門店だった。普段なら見向きもしない場所だ。贈り物用にか、青みがかった透明なガラスペンが綺麗な箱に入った状態でディスプレイされていた。
文房具にはさして拘りがない。手紙を書いたりする習慣もなかった。
しばらくショーウィンドウを見つめてから、芦屋は店内へと足を向けた。
「……最近、体調悪い?」
「そんなことないですよ」
そう答えるそばから、欠伸が漏れそうなる。体調は別に悪くないが、単に寝不足なのだ。
あれから、おかしな明晰夢を度々見ている。起きてから冷静に考えると、眠った自分の身体を誰かがまさぐる夢なんて相当に気味が悪いし不快だろう。それなのに芦屋は、なぜか嫌悪感を抱くどころか、夢の訪いを心のどこかで待ち望んでさえいた。
きわどい触れ方をしたのはあの一度きりで、それ以降はずっと、労わるように優しく、髪をまさぐり、頬を撫で、眠る芦屋に甘えるように擦り寄ってくる。肩口に重たい何か……たぶん頭を乗せてくる時もある。
(子供なのか?)
最初の接触を考えたらそれはないだろう。なのに寂しがりの子供がはやく起きてと甘えるような、そんな情景が思い浮かんでしまう。一度そう思ったら、その印象が尾を引いた。
見えない誰かは、甘やかすように芦屋に触れた後、今度は自分の番だと言いたげに甘えてくる。
手に指を絡め、縋りつくように腕を回してくるのだ。
だんだん、何もしてやれないことが切なくなってきた。必死に甘えて来られても、芦屋はろくに身体を動かすことも目を開けることもできないのだ。せめて名前を呼んでやりたくても、そんなの分かるわけもない。
夢を見ない日は一日中どうしたのかと気になってしまう。夢を見た日は、望むものを与えてやれないのがもどかしい。
(好き勝手されてるのに、なんで俺が申し訳なく思わなくちゃならないんだ)
朝起きたら冷静なもう一人の芦屋がそう突っ込みを入れてくる。……病院を受診した方がいいかもしれない。
(知らない誰かに夢で縋りつかれて、俺も何かしてやりたいのにできなくてストレスなんです、って?)
別の病院を紹介されそうだ。
「働きすぎかな。気分転換でもして、気にしすぎは良くないよ」
アケミツが心配そうに言った。
「そうですね」
「周りで起こる事に意味を求めたら駄目だよ。そんなの無視して、毎日同じ生活を心がけるの。そうしたら平穏に不自由なく暮らせる」
芦屋はぼんやりと彼女を見上げた。社員の休憩スペースではす向かいにソファに腰かけている。
(……いつの間にここに来たっけ)
「平穏に?」
「そうだよ」
「でもそこにーーはいませんよね」
ぐら、と三半規管を殴られたような眩暈がした。アケミツが黙って肩に手を置き、紙コップの水を差しだしてくる。
「飲んで。本当に疲れてるみたい。いつもの君らしくないよ」
「……いつもの俺」
アケミツが苦笑した。上司の前でぼんやりしてしまっていた。慌てて居住まいを正す。
「すみません。なんか最近、変なことが起きてるせいか……気がたるんでますね」
もう大丈夫です、と頭を下げる。アケミツはやれやれという顔で、「何かあればまた相談に乗るから」と請け負ってくれた。
安心感を得て、気分も落ち着いてきた。スペースの一角には備え付けのラックがあり、クリスマスの飾り付けがされている。きらきら点滅するツリーの飾りを見ていると、ふと何かが頭をよぎった。
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