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番外編
変態マクシムのホワイトデー(意味深)※
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かつてはマクシム・レイドンの私室であり、現在はレイドン夫妻の部屋(マクシム曰く愛の巣)にて。妻であるサラ・ノール改めサラ・レイドンとなった彼女は、壁を背にしてハタキを構えて目前で息を荒らげる全裸の変態………もとい、夫マクシムを睨みつけていた。
「マクシムさん……一体なんのつもりですかぁ?」
「サラ、ご存じないのですか?今日はホワイトデーなのですよ」
「…………………知ってますよぅ。お祝いならさっきしたじゃないですか」
ホワイトデー。それは、異国より伝来した恋人達の祝祭である。“愛を伝える日”のバレンタインデーと対となるよう作られたとされるこのホワイトデーは、“愛を返す日”として国中で親しまれるちょっとしたイベントだ。
その愛の返し方は、『代わりに料理を振る舞う』『ちょっと良いお菓子を贈る』『夜に頑張る』等、夫婦や恋人、また最近では友人同士の数だけ実に多種多様となっている。
因みに、主人であるリリアーヌはバレンタインデーに手製のホロホロチョコクッキーを夫のライルへ贈り、その日のうちに激しい“お返し”を受けたらしい。ホワイトデーである今日は、夫婦二人で観劇に出かけている。明日の昼頃に帰宅する予定なので色々とお察しだ。仲良きことは美しきかな。
かくいうサラも、バレンタインデーにはこの変態に生チョコレートを贈り………実に酷い目にあった。
「貴方ごと味わいたいです」と眼前の変態に鼻息荒く迫られ、首筋やら胸やら言うに憚られる場所にチョコレートを塗りたくられ、舐め回され足指の間までしゃぶりつくされたのだ。もうやらない。この変態には絶対にチョコレートはやらない。そう心に固く誓ったバレンタインデーであった。
そんな前科があった為、ホワイトデーにはどんな責苦が待っているのかと胃を痛めていたサラであったが………なんと、当日マクシムは二人で休暇を申請し、お高めのレストランを予約していたのである!美味しい料理、優しい夫……その時ばかりは彼の変態性も(いつもよりは)成りを潜め、実に和やかな時間を過ごすことが出来た。
だから、サラは完全に油断していた。今日はもうこれで終わりだと思っていたのに――――――
入浴を終えて部屋の扉を開くと、全裸の変態が立っていたのである。
「あんなものは前哨戦に過ぎません。……私のホワイトデーは、ここからが本番ですよ!!サラ!!」
「……………一応聞きますけど、何するつもりなんですかぁ?」
じり、じり、と全裸の変態によって壁に追い詰められながら、サラはひとまず質問した。マクシムは、壮絶な色気を振りまきながらうっとりと微笑んで口を開く。
「まず、湯上がりで火照るサラの肌や少し濡れて艶やかなサラの髪に私の精液をふりかけます」
「却下」
何故先程洗ったばかりの髪の毛を、よりにもよってこの変態の精液で汚されねばならないのか!?サラは髪の毛を片手でさっと隠した。
「その後、未だ私が残した鬱血痕の残る貴女の背中や弾力のある尻たぶにもたっぷりと私の白濁をふりかけます。鬱血痕が白い液体に透けてとても美味しそうに仕上がるでしょうね」
「自分の妻を料理みたいに話すなぁ!却下!!」
サラの背筋に冷たい汗が伝っていった。そういえば昨晩、やけに執拗に背中を吸われたが………まさかこの為だったのか!?ゾワゾワとした悪寒に苛まれ、サラは自分の体を抱き締めた。
「貴女の全身をくまなく白く染め上げた後に、貴女の膣内に挿入して濃いめの茂みから膣道と子宮まで貴女の内臓全てを隈なく私の白い生殖液で侵し、完成です!」
「何が!?何が完成するんですかぁ!?」
トン、と背中が壁に当たり、脳内では甲高い警告音が鳴り響き始めた。逃げるか?どこへ?叫ぼうともこの部屋は防音仕様、助けも来ない。主人のリリアーヌも今晩はおらず、彼女の味方は何処にもいない。
サラがそんなことを考えている間にも、全裸の変態はサラの顔の両脇に手をついてゆっくりと覆い被さってくる。震える両足に逞しいながらも均整のとれた筋肉がついた脚を絡め、夜着越しに熱くて太くて何か長いモノを押し付けてくるこの変態から、どう逃れればいいのか!?いつの間にか手に持っていたハタキも遠くへ放られてしまっている。
万事休す、サラはまさに絶体絶命のピンチに陥っていた。
「サラ、今日はホワイトデーです」
「ぅ、あ………しって、ますよぅ……ッ」
「ふふ、そうですね。だから、コレが私の“愛の返し方”なのですよ。ね?ほら、想像をしてみて下さい」
耳元に寄せられた薄桃色の薄い唇から、甘やかなテノールボイスがゆっくりと流し込まれる。……聞いてはならない。これは変態の囁きだ!聞いたが最後、変態の領域に引きずり込まれる!サラは懸命に振りきろうと、顔を背け―――
「ッひぁ!」
「ん、ふ………サラ?駄目ですよ逃げては。最後までちゃぁんと聞いていってください。貴女のその嫌悪と恐怖と、今から私にされることを無意識に想像し興奮しているその顔をしっかりと貴女の夫に見せて下さい」
「ぁ、ア……やめ、やめてくださいぃ……マクシムさん……聞くから!聞くから舐めない、で、ひんッ!」
グチュグチュと耳の穴を熱い舌で蹂躙され、サラの腰がガクガクと震えた。そう、誠に遺憾ながら、婚約してから彼女は体のあちこちをこの男によって開発されてしまったのである。耳など特に感じやすい場所は、ソコだけで絶頂できるまでに仕上げられてしまった。もうお嫁にいけない………いや、この変態野郎と結婚している為もはや手遅れとも言える。
「はぁあサラ!可愛いですねぇサラ!!今日は貴女を内側と外側両方から侵す記念すべき日になるんですよ。私が金を支払い、私が用意した料理で胃袋を満たし貴女の血肉から私で侵し、これから全身隈なく私の精液で皮膚を侵した後、子宮の奥深くで種付けしてたっぷりと貴女を内側まで侵すんです。それがこの一ヶ月考えに考え抜いて結論付けた私の“愛の返し方”!!私のホワイトデーなのです!!!サラ!!!!!」
「うぇぇえもっと普通の答えをだせぇええ……………変態野郎ぅぅう……」
ついに腰が抜けて崩れ落ちた哀れな獲物サラを軽々と抱き上げ、マクシムは鼻歌混じりにベッドへと向かった。
白いシーツの上にサラを仰向けに降ろし、彼女の夜着を手早く脱がせる。……先走りを滲ませた彼の愚息を右手で扱きながらである。実に器用な変態だ。サラは場違いにも少し感心してしまった。
「サラ………サラ、全部全部全部、私の全てが貴女のものです。受け取って下さい、サラぁ!!あぁ………ッもう、もう出ます!最初は何処を侵されたいですか?一番最初の場所は貴女の要望にお応えします……あぁ、サラ!!サラ………ッ」
「……………………はぁ。ほんと、マクシムさんはどうしようもない変態さんですねぇ」
麗しい顔を歪ませて愚息を扱きながら、熱い視線で彼女を侵す変態……もとい夫の姿を見て、サラは呆れ顔で笑った。
そして徐に足を開き、ナカがよく見えるよう二つの秘肉を指で広げる。眼前で目を見開き動きを止めた変態夫の姿に少しだけ溜飲を下げた後――――
「一番最初は、中に出して?……旦那様」
最高に媚びた声音で、愛しい男を誘惑した。
「………ッ!!!ああ!サラ!!!?そんな………そんな!酷いです、あんまりです!!貴女にそんなことをされたら私は、貴女の膣内を侵すのは最後にしようと思っていたのにそんなことを………そんな風に言われたら!!!あぁ、ああア!!!!」
ドヂュン!という音が立ちそうなほど勢い良く、マクシムの荒ぶる愚息がサラの秘肉に突き立てられ、一気に最奥まで侵入を果たした。サラはその衝撃に身を震わせながらも、腰をくねらせてさらに奥へと愛しい男を誘い込もうとする。
「あぁあ、んッ!良いんですよぅ?マクシムさんはぁ、私の心の中までたっぷり侵してる変態さんなんですから……今さらこれくらい………あ、はぁあんッ」
「ぁ、サラ………可愛い、愛しいサラ、私の、サラぁ!!!!」
「あ、ぁ!マクシムさん!?待ってこれはげしッ………ふぁぁアぁーーーーーー!!!!」
…………………そんな感じで、彼らの濃密なホワイトデーは幕を閉じた。
翌日の早朝、水場にて。素晴らしい美貌をさらにキラキラと煌めかせたマクシム氏が鼻歌混じりにベッドシーツを手洗いする姿が目撃され、ガールデンの屋敷では様々な憶測を呼んだ。
因みに、妻のサラはそれから二日程体調不良で有給を取ったそうである。
「マクシムさん……一体なんのつもりですかぁ?」
「サラ、ご存じないのですか?今日はホワイトデーなのですよ」
「…………………知ってますよぅ。お祝いならさっきしたじゃないですか」
ホワイトデー。それは、異国より伝来した恋人達の祝祭である。“愛を伝える日”のバレンタインデーと対となるよう作られたとされるこのホワイトデーは、“愛を返す日”として国中で親しまれるちょっとしたイベントだ。
その愛の返し方は、『代わりに料理を振る舞う』『ちょっと良いお菓子を贈る』『夜に頑張る』等、夫婦や恋人、また最近では友人同士の数だけ実に多種多様となっている。
因みに、主人であるリリアーヌはバレンタインデーに手製のホロホロチョコクッキーを夫のライルへ贈り、その日のうちに激しい“お返し”を受けたらしい。ホワイトデーである今日は、夫婦二人で観劇に出かけている。明日の昼頃に帰宅する予定なので色々とお察しだ。仲良きことは美しきかな。
かくいうサラも、バレンタインデーにはこの変態に生チョコレートを贈り………実に酷い目にあった。
「貴方ごと味わいたいです」と眼前の変態に鼻息荒く迫られ、首筋やら胸やら言うに憚られる場所にチョコレートを塗りたくられ、舐め回され足指の間までしゃぶりつくされたのだ。もうやらない。この変態には絶対にチョコレートはやらない。そう心に固く誓ったバレンタインデーであった。
そんな前科があった為、ホワイトデーにはどんな責苦が待っているのかと胃を痛めていたサラであったが………なんと、当日マクシムは二人で休暇を申請し、お高めのレストランを予約していたのである!美味しい料理、優しい夫……その時ばかりは彼の変態性も(いつもよりは)成りを潜め、実に和やかな時間を過ごすことが出来た。
だから、サラは完全に油断していた。今日はもうこれで終わりだと思っていたのに――――――
入浴を終えて部屋の扉を開くと、全裸の変態が立っていたのである。
「あんなものは前哨戦に過ぎません。……私のホワイトデーは、ここからが本番ですよ!!サラ!!」
「……………一応聞きますけど、何するつもりなんですかぁ?」
じり、じり、と全裸の変態によって壁に追い詰められながら、サラはひとまず質問した。マクシムは、壮絶な色気を振りまきながらうっとりと微笑んで口を開く。
「まず、湯上がりで火照るサラの肌や少し濡れて艶やかなサラの髪に私の精液をふりかけます」
「却下」
何故先程洗ったばかりの髪の毛を、よりにもよってこの変態の精液で汚されねばならないのか!?サラは髪の毛を片手でさっと隠した。
「その後、未だ私が残した鬱血痕の残る貴女の背中や弾力のある尻たぶにもたっぷりと私の白濁をふりかけます。鬱血痕が白い液体に透けてとても美味しそうに仕上がるでしょうね」
「自分の妻を料理みたいに話すなぁ!却下!!」
サラの背筋に冷たい汗が伝っていった。そういえば昨晩、やけに執拗に背中を吸われたが………まさかこの為だったのか!?ゾワゾワとした悪寒に苛まれ、サラは自分の体を抱き締めた。
「貴女の全身をくまなく白く染め上げた後に、貴女の膣内に挿入して濃いめの茂みから膣道と子宮まで貴女の内臓全てを隈なく私の白い生殖液で侵し、完成です!」
「何が!?何が完成するんですかぁ!?」
トン、と背中が壁に当たり、脳内では甲高い警告音が鳴り響き始めた。逃げるか?どこへ?叫ぼうともこの部屋は防音仕様、助けも来ない。主人のリリアーヌも今晩はおらず、彼女の味方は何処にもいない。
サラがそんなことを考えている間にも、全裸の変態はサラの顔の両脇に手をついてゆっくりと覆い被さってくる。震える両足に逞しいながらも均整のとれた筋肉がついた脚を絡め、夜着越しに熱くて太くて何か長いモノを押し付けてくるこの変態から、どう逃れればいいのか!?いつの間にか手に持っていたハタキも遠くへ放られてしまっている。
万事休す、サラはまさに絶体絶命のピンチに陥っていた。
「サラ、今日はホワイトデーです」
「ぅ、あ………しって、ますよぅ……ッ」
「ふふ、そうですね。だから、コレが私の“愛の返し方”なのですよ。ね?ほら、想像をしてみて下さい」
耳元に寄せられた薄桃色の薄い唇から、甘やかなテノールボイスがゆっくりと流し込まれる。……聞いてはならない。これは変態の囁きだ!聞いたが最後、変態の領域に引きずり込まれる!サラは懸命に振りきろうと、顔を背け―――
「ッひぁ!」
「ん、ふ………サラ?駄目ですよ逃げては。最後までちゃぁんと聞いていってください。貴女のその嫌悪と恐怖と、今から私にされることを無意識に想像し興奮しているその顔をしっかりと貴女の夫に見せて下さい」
「ぁ、ア……やめ、やめてくださいぃ……マクシムさん……聞くから!聞くから舐めない、で、ひんッ!」
グチュグチュと耳の穴を熱い舌で蹂躙され、サラの腰がガクガクと震えた。そう、誠に遺憾ながら、婚約してから彼女は体のあちこちをこの男によって開発されてしまったのである。耳など特に感じやすい場所は、ソコだけで絶頂できるまでに仕上げられてしまった。もうお嫁にいけない………いや、この変態野郎と結婚している為もはや手遅れとも言える。
「はぁあサラ!可愛いですねぇサラ!!今日は貴女を内側と外側両方から侵す記念すべき日になるんですよ。私が金を支払い、私が用意した料理で胃袋を満たし貴女の血肉から私で侵し、これから全身隈なく私の精液で皮膚を侵した後、子宮の奥深くで種付けしてたっぷりと貴女を内側まで侵すんです。それがこの一ヶ月考えに考え抜いて結論付けた私の“愛の返し方”!!私のホワイトデーなのです!!!サラ!!!!!」
「うぇぇえもっと普通の答えをだせぇええ……………変態野郎ぅぅう……」
ついに腰が抜けて崩れ落ちた哀れな獲物サラを軽々と抱き上げ、マクシムは鼻歌混じりにベッドへと向かった。
白いシーツの上にサラを仰向けに降ろし、彼女の夜着を手早く脱がせる。……先走りを滲ませた彼の愚息を右手で扱きながらである。実に器用な変態だ。サラは場違いにも少し感心してしまった。
「サラ………サラ、全部全部全部、私の全てが貴女のものです。受け取って下さい、サラぁ!!あぁ………ッもう、もう出ます!最初は何処を侵されたいですか?一番最初の場所は貴女の要望にお応えします……あぁ、サラ!!サラ………ッ」
「……………………はぁ。ほんと、マクシムさんはどうしようもない変態さんですねぇ」
麗しい顔を歪ませて愚息を扱きながら、熱い視線で彼女を侵す変態……もとい夫の姿を見て、サラは呆れ顔で笑った。
そして徐に足を開き、ナカがよく見えるよう二つの秘肉を指で広げる。眼前で目を見開き動きを止めた変態夫の姿に少しだけ溜飲を下げた後――――
「一番最初は、中に出して?……旦那様」
最高に媚びた声音で、愛しい男を誘惑した。
「………ッ!!!ああ!サラ!!!?そんな………そんな!酷いです、あんまりです!!貴女にそんなことをされたら私は、貴女の膣内を侵すのは最後にしようと思っていたのにそんなことを………そんな風に言われたら!!!あぁ、ああア!!!!」
ドヂュン!という音が立ちそうなほど勢い良く、マクシムの荒ぶる愚息がサラの秘肉に突き立てられ、一気に最奥まで侵入を果たした。サラはその衝撃に身を震わせながらも、腰をくねらせてさらに奥へと愛しい男を誘い込もうとする。
「あぁあ、んッ!良いんですよぅ?マクシムさんはぁ、私の心の中までたっぷり侵してる変態さんなんですから……今さらこれくらい………あ、はぁあんッ」
「ぁ、サラ………可愛い、愛しいサラ、私の、サラぁ!!!!」
「あ、ぁ!マクシムさん!?待ってこれはげしッ………ふぁぁアぁーーーーーー!!!!」
…………………そんな感じで、彼らの濃密なホワイトデーは幕を閉じた。
翌日の早朝、水場にて。素晴らしい美貌をさらにキラキラと煌めかせたマクシム氏が鼻歌混じりにベッドシーツを手洗いする姿が目撃され、ガールデンの屋敷では様々な憶測を呼んだ。
因みに、妻のサラはそれから二日程体調不良で有給を取ったそうである。
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