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目標とする新人賞を決めよう〈短編小説〉①

プロの作家を目指すにあたって、新人賞やコンテストといったものへの応募は必要不可欠だ。
なので今回は目標とする新人賞を決めたい。

明確に目標を定め締切が決まらないとずるずると伸びていく私の性格上、これはとても大事なことだ。

まず、今の私には長編小説を完成させる程の技量は無い。なので長編小説は1年ほどかけてコツコツと進めていくことにして、短期的な目標として短編小説を応募出来る所を探したい。

検索してみたところ、短編小説でしかもテーマが自由なものは意外と少ない。
私が書ける文字数で、間に合う締切を考えると1万字から2万字程度で１ヶ月といったものになる。

私が今書いているのは、架空の国の王女の話と少年の青春ストーリーの2つ。前者は長編小説というほど長くなるかはわからないが、しっかり構想をねってボリュームのある作品に仕上げたいと考えている。後者は逆にサラリと読めて、心に残るような短編に仕上げたい。
なので今回応募する作品は校舎の青春小説になる。

条件に当てはまるのは、コバルト文庫の短編小説新人賞だった。
締切は6月10日。
文字数は400字詰め原稿用紙25～30枚。
応募内容は日本語で書かれた、自作未発表の作品。
応募ページにもビギナーにとって挑戦しやすいボリュームで力試しに最適！とあった。

今の私が求めているものにピッタリだ。
しかもこの短編小説新人賞は２ヶ月に1回。計年6回開催されている。当面はここで入賞を目指したい。

この短編小説新人賞は入賞したら即デビューといったものでは無い。でも入賞者には青木祐子氏と編集者から選評を貰える。自身の小説がプロから見るとどうなのかを知る絶好の機会だ。
もちろん入賞しなければ選評は貰えないのだが、入賞するつもりで書かなければ、絶対に入賞など出来ない。

まとめると私は6月10日締切のコバルト文庫、短編小説新人賞に応募し、入賞を目標とする。
どうなるかは分からないが応援してもらえると嬉しい。

次回は目標とする長編小説について話したい。