cat−call season2

CASE2(後編)

その晩夢の中でロッシーが

「他の子も僕と同じように可愛がってあげてね｡僕はキャシーに拾われて幸せだったよ｡」

と昔のように俺の膝に乗って来て言った｡

俺は「はっ」と目を覚ました｡

だがそこにロッシーが居るわけもなくホテルの部屋のベッドの上だった｡

その時俺は(俺もだ｡ ロッシーありがとう｡)と心の中で呟いた｡


俺はそのままベッドから起き上がって少し水を飲んだ｡

そして次の依頼の書類に目を通しターゲットの写真を目をやり俺は(こいつは‼)と少し昔を思い出した｡


依頼主は城島俊哉 ターゲットは坂本和之47歳｡

依頼主はターゲットに婚約者を殺され警察も捜査しているが逃亡しているらしい｡

それでもターゲットを見つけれるジョージの昔馴染みはすごいと思った｡


殺し方は残忍な方法で｡

とだけ書いてある｡


道具を結束バンド ナタ 瓶 と決めた｡

殺り場は朝にジョージに聞こう｡


今はまだ午前2時｡

ジョージ達もまだ寝てるだろう｡


俺ももう少し寝るとしよう｡

朝目が覚めた俺は早速次のターゲットの話をジョージと話した｡

「今回のターゲットって日本の警察も見つけられなかったんだよな？それを見つけられるってジョージの昔馴染みってすごいな｡」

「そうか？俺の昔馴染みは 警察の知らないとこに目を向けてるだけだぞ｡」

「そうか｡で？今度のターゲットの殺り場は場所はどこだ？」

「後で連れてく｡キャシーを1人にはしないから安心しろ｡さっ朝ご飯でも食べて行く時間までもう少しゆっくりしようじゃないか｡」

と促され 朝ごはんを食べる事にした｡


夕方まで他愛もない話で時間を潰し 夕方とある今は営業していないバーに着いた｡

ジョージが「もう少ししたらターゲットが来る｡俺達は隠れてるから｡じゃあ｡」

とジョージはカーテンの中に入っていった｡


俺は少し埃の積もった椅子の埃を払い座ってターゲットを待った｡

すると少ししてターゲットが現れ「誰だ？お前｡」

と聞かれたが俺はニコリと笑顔で近づいて持っていた包丁でターゲットの腹部を刺し暴れないように結束バンドで両手足を縛り瓶を割り割れた部分で死なない程度刺し苦痛に顔を歪めたのを見届け俺はナタで一気にターゲットの息の根を止めた｡

今回の仕事はこれで終了｡
俺はジョージを呼んだ｡

「ジョージ 終わったぞ｡」

すると出てきたジョージが死んだばかりのターゲットを見て「今回はすごいなぁ｡」

と1言｡

「依頼主から残虐な方法で｡とあったからな｡」と俺は言った｡

「まぁそうだったな｡」

と納得して「さぁ片付けは昔馴染みに頼んでホテルに帰ろう｡」

と俺達は車に乗り込んだ｡