お嬢様と執事の恋日記

月城 雫

文字の大きさ
上 下
6 / 10

6話。

しおりを挟む
手術して、5年が経ってあたしが18歳になった頃、あたしは虚弱体質も治って、杖無しで歩けるまでに回復した。
家族のみんなも、優誠も喜んでくれて、あたしは学校にも通える様になって友達も出来た。
今まで出来なくて我慢してた事も出来るようになり、あたしは毎日を謳歌していた。

普通の子が今までしてきた事を今友達と経験している。
カフェでお茶したり、ゲームセンターでゲームしたりプリクラ撮ったりそのプリクラを優誠に見せたら「楽しそうで良かった。今度俺とも撮ろうよ。」と言ってデートに誘ってくれた。
あたしは「うん。撮ろうよ。」と答えてその週の休みに2人でデートに出かけた。

カフェ行って優誠と最近の学校での様子とか友達の話をした。
優誠は話を全部聞いてくれたし優誠も自分の話してくれた。
優誠のクラスは執事科だから何か忙しいみたいに言ってた。
それからプリクラも撮った。
優誠も楽しそうであたしも嬉しいと思った。

プリクラを撮った後、優誠にディナーに誘われて一緒にフレンチレストランに行った。
そのフレンチレストランで優誠に「せな、長い間苦痛とよく耐えてきた。これからは俺にもせなの苦痛を背負わせてくれないか?」と指輪を出して「これからは結婚を前提で付き合ってもらえますか?」と言った。
あたしは少し泣きそうになりながら「はい。これからもよろしくお願いします。」と左手を優誠に差し出した。
そして優誠はあたしの左手を取って薬指に指輪をはめてくれた。
こうして、あたしと優誠は婚約した。

それから、半年過ぎた時、あたしたちは結婚する意思がある事婚約した事をお互いの家族に話した。
みんな喜んでくれた。
特に、優誠のお父さんは優誠のお母さんは優誠が小さい時に病気で亡くなっていて、それで余計にだと思う。
「優誠良かったな。せな様これから優誠をよろしくお願いします。せな様も幸せになってください。」
あたしの両親も嬉しそうに「良かった 良かった。」と涙を流しながら喜んでくれた。

その2年後、あたしと優誠は結婚した。
あたしの両親と優誠のお父さんが盛大な結婚式にしてくれて、あたしと優誠は幸せいっぱいだった。それから、半年過ぎた時、あたしたちは結婚する意思がある事婚約した事をお互いの家族に話した。
みんな喜んでくれた。
特に、優誠のお父さんは優誠のお母さんは優誠が小さい時に病気で亡くなっていて、それで余計にだと思う。
「優誠良かったな。せな様これから優誠をよろしくお願いします。せな様も幸せになってください。」
あたしの両親も嬉しそうに「良かった 良かった。」と涙を流しながら喜んでくれた。

その2年後、あたしと優誠は結婚した。
あたしの両親と優誠のお父さんが盛大な結婚式にしてくれて、あたしと優誠は幸せいっぱいだった。

みんなに新婚旅行も進められたが、あたし達は遠慮した。
家もあたしの両親の家から近い所にした。
両親や優誠のお父さんのこれからが心配だったから。
実家よりは狭いけど、優誠との生活はすごく幸せ。

優誠は執事見習いからあたしのお父さんの会社の社長に成るべく奮闘しているとお父さんから聞いた。
仕事から帰ってくる優誠は疲れてる様に見える時がたまにあるけど、今仕事でどんな事をしてるとかを楽しそうに話してくれる。
あたしは優誠の仕事の話を聞くと充実しているんだと少し安心する。
あたしはこんな日のために家事を1通りお母さんから習っていた。
習ってた時は、嫌な日もあったけど今、結婚して優誠を支えて行けるようになって初めてお母さんが言ってた事がしみじみ分かった。
優誠は仕事の愚痴とかをあたしに言ってきたりしないし、帰ってきて手伝ってくれる。
あたしが「仕事で疲れてるんじゃない?」と聞くと、「疲れるのはせなも同じだろ?俺は外でせなは家の中で頑張ってるんだからお互い様。」と逆にあたしを労ってくれる。
確かに優誠の言う通りなんだけど、家の中では人に気を使わなくていいし優誠がしてる仕事の方がもっと大変だと思う。
結婚してからも家にいる時は常に側に居てくれて嬉しいし楽しい。優誠は仕事の愚痴とかをあたしに言ってきたりしないし、帰ってきて手伝ってくれる。
あたしが「仕事で疲れてるんじゃない?」と聞くと、「疲れるのはせなも同じだろ?俺は外でせなは家の中で頑張ってるんだからお互い様。」と逆にあたしを労ってくれる。
確かに優誠の言う通りなんだけど、家の中では人に気を使わなくていいし優誠がしてる仕事の方がもっと大変だと思う。
結婚してからも家にいる時は常に側に居てくれて嬉しいし楽しい。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

結構な性欲で

ヘロディア
恋愛
美人の二十代の人妻である会社の先輩の一晩を独占することになった主人公。 執拗に責めまくるのであった。 彼女の喘ぎ声は官能的で…

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

初めてなら、本気で喘がせてあげる

ヘロディア
恋愛
美しい彼女の初めてを奪うことになった主人公。 初めての体験に喘いでいく彼女をみて興奮が抑えられず…

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

車の中で会社の後輩を喘がせている

ヘロディア
恋愛
会社の後輩と”そういう”関係にある主人公。 彼らはどこでも交わっていく…

先生!放課後の隣の教室から女子の喘ぎ声が聴こえました…

ヘロディア
恋愛
居残りを余儀なくされた高校生の主人公。 しかし、隣の部屋からかすかに女子の喘ぎ声が聴こえてくるのであった。 気になって覗いてみた主人公は、衝撃的な光景を目の当たりにする…

幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。

スタジオ.T
青春
 幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。  そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。    ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。

処理中です...