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21・カフェオレの香るカオスの中で
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「うなんな。」
「神官長、これはどうやって食べたらいい?
なんだか手が汚れそうな気がする。」
「え?いったん真ん中からナイフで切って、あとは一口ずつ切れば問題ないはずよ。
多少お皿は汚れるけど、気になるようならパンや野菜につけて食べてもいいし。
あ、果物の方?
フィンガーボウルを用意してあるからそれで洗うといいわ。
手を拭くのはナプキンを使ってね。」
「ああ、ナイフとフォークを使っていいんだね。
神殿では洗い物を出さない為に、朝ごはんには極力使わないのがマナーだと聞いたから、ちょっと迷った。」
「ちょっと待って!
誰なのそんな裏事情をあなたに教えた人は!
てゆーかそれは水を節約しなければならなかった籠城中の話だから、既にマナーの範囲内じゃなくてよ!!」
「うなんな。」
「だから、おまえの思うような事じゃない!
全部、おまえの邪推だ!!」
「…あの光景を目にして、その言葉が信じられるとでも?」
「おれが目が良くないのはおまえだって知っているだろう!
座っているのが誰なのか確かめたかっただけだ!!」
「だったら、確認した後は離れたっていい筈だろ。
どう見たってあれは、眠ってる姉さんに覆いかぶさろうと…」
「してないと言っている!」
「うなんな。」
「お兄ちゃん、これ食べてー。」
「こら、ディーナ。
自分の分は自分でちゃんと食べなきゃダメよ。」
「だってえ、玉ねぎきらーい。」
「うなんな。」
「マフも嫌いだって。」
「猫に玉ねぎは毒だから、いいの。」
「ディーナにも玉ねぎ毒~!」
「いや人間の尊厳とは!
好き嫌いしてると大きくなれないわよ!!」
「玉ねぎ食べたら、お姉ちゃんみたくおっぱい大きくなるの?」
「……なるかもしれないし、ならないかもしれないわね。」
「え~?そんなふたしかなかくりつにかけるわけにいかない~りすくおおきすぎる~!」
「絶対意味わかってないのに、ものすごい商人の娘っぽい発言!うちの妹が賢すぎる!!」
「うなんな。」
「………確かに大きいな。」
「その目潰してやろうか。」
「アローンさんも玉ねぎが嫌いなんですか?」
「そっちじゃない。」
「うなんな。」
食事中の楽しい会話は、シュヴァリエ家では恒例である。
…一部物騒な言葉が入ったのは置いといて。
神殿では食事は静かにとるものという暗黙の了解がある為、会話そのものが必要最低限しかないのだ。
内容も僅かな野菜を煮たスープに日持ちのする硬いパンを浸して食べるシンプルなもので、それほど時間もかけられないし。
けど一見贅沢品ぽい、食後のコーヒーは推奨されている。
飲むと元気に働けるってことで、勤勉の飲み物と言われているのだ。
この世界にカフェインって言葉はないのだが、それがもたらす覚醒効果は知られているらしい。
今日の我が家の朝食は、表面はパリッと固く中はふわふわの、フランスパンちっくな丸いパンを薄く切ってトーストし、焼いたベーコンとポーチドエッグを乗せて、ちょっとスパイシーな味のトロッとしたソースをかけた、前世のエッグベネディクトに似た感じのものがメイン。
さっくり切るととろーり流れ出す黄身とソースに、パンと具材、付け合わせのアスパラとジャガイモも絡めて食べる。
あとはぽこぽこした豆のサラダと、優しい味のチキンオニオンスープに、新鮮なフルーツ。
ちなみに玉ねぎはサラダにも入っていて、透けるくらい薄切りのそれはどうやら水に晒してあったらしく、生でも辛味は感じなかった。
それでも給仕の使用人に合図して、ディーナの分は玉ねぎ少なめに盛ってもらったのにそれでも見つけるとかなんだそれ総て見通す神の目かおまえは天使ではなく全知の女神なのかぐう貴い。
スープは見破れなかったみたいで綺麗に食べていたので、多分彼女は玉ねぎという存在が嫌いなのであって味が嫌いではないのだと思う。
この子はとても賢いので、その事に気付けばきっと克服できると信じてる。
それはともかく、マフはディーナの足元で、細かくした鶏肉らしいごはんを、うまうま声を出して食べていた。
…多分ブイヨンを取った後の鶏ガラについてた肉を、削ぎ落として与えてるんだろうと推測する。
…結局両親は昨日は帰ってこず、多分王宮に泊まりになったのだろう。
そういう事も割と頻繁にあるようで…というか王城の占拠が一日早く行われていたら、うちの父も王族と一緒に人質になってたところだったらしいが、それはさておき多分うちの両親は、今ここでうちの弟と何やらよくわからない言い争いをしている王子様よりも、現在の王宮の構造に詳しいと思う。
そう…今私は、王子様と一緒に食卓を囲んでいる。
出来ることならばこの現実を直視したくないので、なるべくそちらに目を向けないように、妹やファルコに気を配る振りをして、なんとか場をやり過ごそうとしているのが、今の私の現状だ。
勿論、こんな展開はゲームにはない。
そもそも、ファルコとアローンが直接顔を合わせる場面なんて、メインシナリオでの登場以外ではなかった筈だ。
もう、ゲームの設定なんて忘れてもいいかもしれない。
「……ファルコはコーヒーがあまり得意ではないから、ミルクを多めに入れてあげて頂戴。」
混乱して味もわからないまま終わってしまった朝食のあと、コーヒーの用意をし始めた給仕の者にそう指示する。
「かしこまりました。」
私の指示を聞いた給仕が、コーヒーカップをふたつと、カフェボウルをみっつ、ワゴンの上で並べ始めた。
ブラックのコーヒーを注がれたカップは私とメルクールの前に、たっぷりのミルクと同時にコーヒーを注がれたカフェボウルはファルコとディーナ、そして王子の前に置かれ……アレ?
「……………おれの育ったユキジルスの街だと、こっちの飲み方の方が一般的なんだ。」
私の視線を受けて何だか気まずそうに、王子がそう言ってカフェボウルを手に取る。
「…あちらは酪農が盛んですものね。
しぼりたての牛乳は甘くて美味しいと聞きますし。」
とりあえず無難に返しておく。
別に聞いてないから話しかけないでほしい。
そういえば隠しルートであるアローンとのストーリーは王城解放後、ファルコの愛情度が一定以上に上がった後、ランダムで発生する夜の王宮の中庭デートイベントと、メインシナリオに絡んで発生する追加イベントで進んでいくので、食べ物の好みとかが描写される機会はなかった。
さっき本人が、目があまり良くないとか言ってたけど、その設定も知らないし。
ひょっとしたら描写されないだけで、設定だけは生きてたのかもしれないが。
「ユキジルスの街というのは、どこにあるんですか?」
と、アローンの言葉にファルコが食い付き、それにはメルクールが答えた。
「バルゴ王国との国境付近で、うちの父の生家がその街にある。
ついでに言えばダイダリオン卿の母君であるレディ・ヘレナの兄君が現在当主を務める、サポロスキー伯爵家の領地だよ。」
「え、ヘレナおば様は貴族だったの?」
ほぼホットミルクと言って差し支えないカフェオレを一口飲んでから、ディーナが驚いたように問うてくる。
「昔はね。嫁ぎ先…旦那さんだったライアム侯爵家のホルス卿が亡くなられた後、彼女は侯爵家とも実家とも縁を切ったから、今は平民な訳だけど。」
今、彼女と息子のダリオが名乗る『ジェイス』という姓はその時に新たに作られたもので、この世界は貴族籍だけは王家と神殿で管理しているものの、平民には戸籍という概念がない為、分家して新たな姓を名乗るのは別に珍しいケースではない。
うちのシュヴァリエという姓も父が王都で起業した時に名乗り始めたものであり、ユキジルスで商家を営んでいる父の本家、現在は伯父が当主となっている家の家名はシュルツという。
一度だけ会ったことのある伯父は名前をネッガーといい、今思うと前世で州知事も務めたアクション俳優を彷彿とさせる筋肉ムキムキの豪快なオッサンだった。
そういえば、アローンはこの伯父の息子として秘匿されていた筈だ……つかあのオッサンの遺伝子からこんな儚げな美形、絶対に発生しねえわ!!
一応自分にも、あのひとと同じ血が流れている事実からは、全力で目を背けておく。
……話が逸れた。
「ダイダリオン殿は、貴族の血筋だったんですね…。」
私に対するダリオの、悪い意味での気安さを知っているファルコは、なんだかちょっと遠い目をした。
それを見てメルクールが、ため息をついて微かに頷く。
やめなさい。
気持ちはわかるが激しくやめなさい。
そんなことで意志の疎通をしなくてよろしい。
「神官長、これはどうやって食べたらいい?
なんだか手が汚れそうな気がする。」
「え?いったん真ん中からナイフで切って、あとは一口ずつ切れば問題ないはずよ。
多少お皿は汚れるけど、気になるようならパンや野菜につけて食べてもいいし。
あ、果物の方?
フィンガーボウルを用意してあるからそれで洗うといいわ。
手を拭くのはナプキンを使ってね。」
「ああ、ナイフとフォークを使っていいんだね。
神殿では洗い物を出さない為に、朝ごはんには極力使わないのがマナーだと聞いたから、ちょっと迷った。」
「ちょっと待って!
誰なのそんな裏事情をあなたに教えた人は!
てゆーかそれは水を節約しなければならなかった籠城中の話だから、既にマナーの範囲内じゃなくてよ!!」
「うなんな。」
「だから、おまえの思うような事じゃない!
全部、おまえの邪推だ!!」
「…あの光景を目にして、その言葉が信じられるとでも?」
「おれが目が良くないのはおまえだって知っているだろう!
座っているのが誰なのか確かめたかっただけだ!!」
「だったら、確認した後は離れたっていい筈だろ。
どう見たってあれは、眠ってる姉さんに覆いかぶさろうと…」
「してないと言っている!」
「うなんな。」
「お兄ちゃん、これ食べてー。」
「こら、ディーナ。
自分の分は自分でちゃんと食べなきゃダメよ。」
「だってえ、玉ねぎきらーい。」
「うなんな。」
「マフも嫌いだって。」
「猫に玉ねぎは毒だから、いいの。」
「ディーナにも玉ねぎ毒~!」
「いや人間の尊厳とは!
好き嫌いしてると大きくなれないわよ!!」
「玉ねぎ食べたら、お姉ちゃんみたくおっぱい大きくなるの?」
「……なるかもしれないし、ならないかもしれないわね。」
「え~?そんなふたしかなかくりつにかけるわけにいかない~りすくおおきすぎる~!」
「絶対意味わかってないのに、ものすごい商人の娘っぽい発言!うちの妹が賢すぎる!!」
「うなんな。」
「………確かに大きいな。」
「その目潰してやろうか。」
「アローンさんも玉ねぎが嫌いなんですか?」
「そっちじゃない。」
「うなんな。」
食事中の楽しい会話は、シュヴァリエ家では恒例である。
…一部物騒な言葉が入ったのは置いといて。
神殿では食事は静かにとるものという暗黙の了解がある為、会話そのものが必要最低限しかないのだ。
内容も僅かな野菜を煮たスープに日持ちのする硬いパンを浸して食べるシンプルなもので、それほど時間もかけられないし。
けど一見贅沢品ぽい、食後のコーヒーは推奨されている。
飲むと元気に働けるってことで、勤勉の飲み物と言われているのだ。
この世界にカフェインって言葉はないのだが、それがもたらす覚醒効果は知られているらしい。
今日の我が家の朝食は、表面はパリッと固く中はふわふわの、フランスパンちっくな丸いパンを薄く切ってトーストし、焼いたベーコンとポーチドエッグを乗せて、ちょっとスパイシーな味のトロッとしたソースをかけた、前世のエッグベネディクトに似た感じのものがメイン。
さっくり切るととろーり流れ出す黄身とソースに、パンと具材、付け合わせのアスパラとジャガイモも絡めて食べる。
あとはぽこぽこした豆のサラダと、優しい味のチキンオニオンスープに、新鮮なフルーツ。
ちなみに玉ねぎはサラダにも入っていて、透けるくらい薄切りのそれはどうやら水に晒してあったらしく、生でも辛味は感じなかった。
それでも給仕の使用人に合図して、ディーナの分は玉ねぎ少なめに盛ってもらったのにそれでも見つけるとかなんだそれ総て見通す神の目かおまえは天使ではなく全知の女神なのかぐう貴い。
スープは見破れなかったみたいで綺麗に食べていたので、多分彼女は玉ねぎという存在が嫌いなのであって味が嫌いではないのだと思う。
この子はとても賢いので、その事に気付けばきっと克服できると信じてる。
それはともかく、マフはディーナの足元で、細かくした鶏肉らしいごはんを、うまうま声を出して食べていた。
…多分ブイヨンを取った後の鶏ガラについてた肉を、削ぎ落として与えてるんだろうと推測する。
…結局両親は昨日は帰ってこず、多分王宮に泊まりになったのだろう。
そういう事も割と頻繁にあるようで…というか王城の占拠が一日早く行われていたら、うちの父も王族と一緒に人質になってたところだったらしいが、それはさておき多分うちの両親は、今ここでうちの弟と何やらよくわからない言い争いをしている王子様よりも、現在の王宮の構造に詳しいと思う。
そう…今私は、王子様と一緒に食卓を囲んでいる。
出来ることならばこの現実を直視したくないので、なるべくそちらに目を向けないように、妹やファルコに気を配る振りをして、なんとか場をやり過ごそうとしているのが、今の私の現状だ。
勿論、こんな展開はゲームにはない。
そもそも、ファルコとアローンが直接顔を合わせる場面なんて、メインシナリオでの登場以外ではなかった筈だ。
もう、ゲームの設定なんて忘れてもいいかもしれない。
「……ファルコはコーヒーがあまり得意ではないから、ミルクを多めに入れてあげて頂戴。」
混乱して味もわからないまま終わってしまった朝食のあと、コーヒーの用意をし始めた給仕の者にそう指示する。
「かしこまりました。」
私の指示を聞いた給仕が、コーヒーカップをふたつと、カフェボウルをみっつ、ワゴンの上で並べ始めた。
ブラックのコーヒーを注がれたカップは私とメルクールの前に、たっぷりのミルクと同時にコーヒーを注がれたカフェボウルはファルコとディーナ、そして王子の前に置かれ……アレ?
「……………おれの育ったユキジルスの街だと、こっちの飲み方の方が一般的なんだ。」
私の視線を受けて何だか気まずそうに、王子がそう言ってカフェボウルを手に取る。
「…あちらは酪農が盛んですものね。
しぼりたての牛乳は甘くて美味しいと聞きますし。」
とりあえず無難に返しておく。
別に聞いてないから話しかけないでほしい。
そういえば隠しルートであるアローンとのストーリーは王城解放後、ファルコの愛情度が一定以上に上がった後、ランダムで発生する夜の王宮の中庭デートイベントと、メインシナリオに絡んで発生する追加イベントで進んでいくので、食べ物の好みとかが描写される機会はなかった。
さっき本人が、目があまり良くないとか言ってたけど、その設定も知らないし。
ひょっとしたら描写されないだけで、設定だけは生きてたのかもしれないが。
「ユキジルスの街というのは、どこにあるんですか?」
と、アローンの言葉にファルコが食い付き、それにはメルクールが答えた。
「バルゴ王国との国境付近で、うちの父の生家がその街にある。
ついでに言えばダイダリオン卿の母君であるレディ・ヘレナの兄君が現在当主を務める、サポロスキー伯爵家の領地だよ。」
「え、ヘレナおば様は貴族だったの?」
ほぼホットミルクと言って差し支えないカフェオレを一口飲んでから、ディーナが驚いたように問うてくる。
「昔はね。嫁ぎ先…旦那さんだったライアム侯爵家のホルス卿が亡くなられた後、彼女は侯爵家とも実家とも縁を切ったから、今は平民な訳だけど。」
今、彼女と息子のダリオが名乗る『ジェイス』という姓はその時に新たに作られたもので、この世界は貴族籍だけは王家と神殿で管理しているものの、平民には戸籍という概念がない為、分家して新たな姓を名乗るのは別に珍しいケースではない。
うちのシュヴァリエという姓も父が王都で起業した時に名乗り始めたものであり、ユキジルスで商家を営んでいる父の本家、現在は伯父が当主となっている家の家名はシュルツという。
一度だけ会ったことのある伯父は名前をネッガーといい、今思うと前世で州知事も務めたアクション俳優を彷彿とさせる筋肉ムキムキの豪快なオッサンだった。
そういえば、アローンはこの伯父の息子として秘匿されていた筈だ……つかあのオッサンの遺伝子からこんな儚げな美形、絶対に発生しねえわ!!
一応自分にも、あのひとと同じ血が流れている事実からは、全力で目を背けておく。
……話が逸れた。
「ダイダリオン殿は、貴族の血筋だったんですね…。」
私に対するダリオの、悪い意味での気安さを知っているファルコは、なんだかちょっと遠い目をした。
それを見てメルクールが、ため息をついて微かに頷く。
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気持ちはわかるが激しくやめなさい。
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