「ぼっち」が結ばれるわけがない!

前田 隆裕

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15話~フィクション~

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15話~フィクション~
 夢を見た。過去の暗い夢だ。
「~ちゃん!~ちゃん!どうして死んじゃったの?」
ベッドに横たわる少女の前で一人の男子が泣いている。景色が変わった。今度は病室の前だ。「お前さえいなけりゃうちの娘は死ななかった!」「全部お前のせいだよ」「この偽善者が」「お前はいらない人間だ」一人の男子に、亡霊のごとく現れる大人子供が誹謗中傷を繰り返す。今度はニュース映像だ。「このたびの件は全く把握しておりませんでした」「このようなことが二度とないよう最善の努力を尽くして参りたいと思います」偉そうなスーツ姿のおじさん達が深々とお辞儀し、お決まりのようにシャッター音がこだまする。『心』がない形ばかりの謝罪会見が流れている。責任の押し付け合い。保身。
 夢の中でも感情は湧くものなのか。頭がカッと熱くなり、全身の血が燃えるように騒ぐ。やがてそれは冷えていき、堅く、より厚くなっていく。その壁は僕の周りを囲み、そして世界が暗くなる。自分の声以外はない、無音の世界。一人取り残される。
そこに、かすかに声が聞こえた。段々と大きくなった。
「~さん、~ださん!前田さん!!」
 闇から目覚めた瞬間、目がくらむほど強いライトに出迎えられた。
「心肺停止状態から回復。山は越しました。後は安静にしてれば大丈夫です」
 安堵の表情を浮かべ、汗を拭う白衣の医師。辺りを見回すと物々しい雰囲気の治療室。心肺装置がピッピッと規則的になっている。初めて入ったが、緊急の患者が放り込まれるところ=相当な重症だったのだろうと容易に想像が付いた。医師の隣には、同様に安堵の表情を浮かべる看護師がいた。
「前田さん、私のこと覚えてますか?」
「えっと、どなたでしたっけ」
 ぼっちは基本人のことを覚えていない。クラスメイトすら名前を覚えてないのに、それよりも会う回数の少ない人をどうして覚えていられるだろうか。冷たく感じるだろうが、それがぼっちの生態だ。
「ほら、前田さんが酷い熱を出したときに対応した・・・・・・」
 そういえばいた気がする。エビングハウスの忘却曲線どおり、1日以上経っているので7割以上を忘れていた。とりあえず社交辞令的会話だ。
「あっ、その節はどうも」
 起き上がろうとしたが、あまりの体の重さと痛みに腕一本すらあげることができなかった。
「無理に起き上がらないでね。しばらく安静にしてたらよくなるみたいだから」
「骨とか折れてたんですか」
「いや、それがね・・・・・・」
 話を聞くと、線路上で倒れた僕は救急搬送され、しばらく心肺停止状態で生死の狭間をさまよっていたらしい。電車に跳ね飛ばされたと聞いたときはまずもう助からないと医師は思っていたそうだが、背中に刺さっていたナイフの傷は浅く、心肺停止以外は骨折も内臓の重大な損傷も一切ない僕の容態を見て逆に驚いていたとのことだ。診断は強烈な筋肉痛だとのこと。電車にはねられて筋肉痛。この力、すごい。
 その後、緊急の治療室から一般の個別病室へ移った。差額ベッド代は馬鹿にならないが、きっちり一人部屋にしてもらった。ぼっちの体と心を癒やすには、やはり一人でいられる環境が必須だ。おお、テレビまで完備している。体が動かせない間、いい暇つぶしだ。
『続いてのニュースです。昨晩、駅のホーム内で高校生の男子生徒がホームに飛び降りるという事件がありました。警察のその後の調べによりますと、飛び降りた男子生徒は高校生の女子生徒によって救助されたとのことです。男子生徒は軽傷とのことですが、女子生徒は骨折などの重傷を負いました。しかし女子生徒には近々、その勇気ある行動に感謝状を贈呈したいと管轄の警察署長が発表しております。現場を目撃した方に中継がつながっています』
『はい、こちら事件のあったホームです。当時の様子どうでしたか?』
『えっと、一瞬の出来事で、とても怖かったです』
『私も。でも飛び降りた男子高校生が線路の上で可愛い女子を抱きしめたのはキモかった』
『わかる~』
『現場には砂が散乱していたとのことですが、あれは一体なんですか』
『あれ?なんかあった気がしたんですけど、ちょっとわからないです』
『私も。多分怖すぎて記憶が曖昧になってるのかも』
『それな!』
『・・・・・・はい、中継は以上です』
『今日のゲストのコメンテーターさんはどうおもいますか』
『電車に飛び降りとか、なんで人の迷惑になるようなことをするのか意味がわからないですね。死にたいなら、一人で勝手に死んどけよと私は思いますがね』
『ははは、それは言い過ぎじゃないですか』
『そうですね。先程の発言は撤回させていただきます。にしても、死の間際に女子高生抱くとか、とんだ痴漢野郎ですね。痴漢で捕まらないんですか』
『・・・・・・そのへんは今後の調査で明らかになってくるでしょう。では次のニュースです』
 このニュース全国版だろ?なんかすごいことになっていたな。実名報道はなかったがわかる人にはわかるニュース、きっと学校に戻ったら雑音が激しくなりそうだ。まあ、いつものことだ。適当に流しておけば問題ない。実力行使を受ければ、100倍返しにすればいい。いや、今は力すら使えないな。この状態ならフルボッコ間違いなしだ。
 そんな物思いにふけっていると、急に病室の扉が開いた。ナースコールは鳴らしていない。誰も来ないはずの病室にだれが。
「前田君!」
 雪本さんが駆け寄ってきて手をぎゅっと握る。
「雪本さん!?んっいたたたた」
「あっごめんなさい」
 ぱっと手を離して、力なく僕の腕はベッドに吸い寄せられる。雪本さんは少し黙った後、言いにくそうに言葉を発した。
「ニュース、見ましたか?」
「はい、今ちょうど病室のテレビでやってました」
「あれ、嘘ですよね」
「ニュースがそう言ってるんですから、本当なんじゃないですか?」
「嘘と言ってください」
「ニュースは客観的に多数の意見を示すものです。それに情報収集はその道のプロがやっています。僕がいくら・・・・・・いや、とにかくニュースのとおりなんじゃないですか?」
ちらっと雪本さんの手荷物を見るとりんごやみかんが積まれたバスケットにごついサイン色紙が入った紙袋。何と書かれているかまではわからないが、色紙には2~3行の文字が書かれているだけで、文章量と紙の大きさがあまりにも見合っていなかった。僕の視線に気付いた雪本さんがさっと荷物を隠す。

「私は、ニュースなんかじゃなくて、前田君の事を信じたいです!」
 
どうしてそこまで、と思った。僕を信じると言うことは異端者を信じるということ。大多数の意見に逆らうということだ。理由もないのに、そんな生き方はする必要はない。
なにも言わない、いや何も言えないままでいると雪本さんはそのまま言葉を続けた。
「あのときと似ているんです。今の感じ。このままにしておいたら、また絶対に同じように後悔します。だから・・・・・・」
 なにか理由ありってことか。どうせ話しても、という思いはあったが軽く話してお引き取り願おう。
「雪本さんの過去に何があったかはわかりません。ですが、ちょっと物語りたくなりました。仮の話、フィクションのお話しです。それでいいですか」
「はい!」
 打ち上げが終わってから昨晩体験したことを掻い摘まんで、そして少し変化を加えて話をした。謎の金髪の男が来たこと、とある女子高生が線路に蹴り落とされたこと、とある男子高校生がとっさに飛び降りたこと、電車がまぐれで止めたったこと。
 語り終えた後、雪本さんはしばらく黙っていた。そしてかみしめるように2、3回うなずくと、
「なるほど、そうだったんですね。よくわかりました」
「まあ、フィクションですから、真に受けないように」
「でも、今お話を聞いてすっきりしました」
「ならよかったです」
「ほっとしました」
「よかったよかった」
「それと怒りも覚えました」
「よかっ・・・・・・?怒りですか?」
「そのとある女子高生が打ち上げの帰りに、とある男子高校生を拉致して連れ回したあげく、男子高校生が女子高生を抱きしめるところです!」
 雪本さんから黒いもんもんとしたオーラが病室を埋め尽くす。変なところに感情移入しないでくれ。ただでさえ二人一組という地獄の環境で、さらに毒素を撒き散らかされては敵わない。
「というわけで、罰ゲームを受けてください」
「なぜそうなるんです」
「早く元気になって、私もいろんなところへ連れ回してください!あ、あと抱きし・・・・・・なんでもないです!とにかくつまらない話を聞かせた罰です」
 こちらの質問は完全に無視し、雪本さんのペースで話が進んでいく。ここは社交辞令的会話で切り抜けよう。
「魅力的なご提案誠に感謝いたします。当社内でも慎重かつ丁寧に検討をさせていただきました。しかし、しかしですね、誠に残念ながら、当社ではあなたのお力になれないことが判明いたしました。これはひとえに当社の力不足であります。代替商品をご用意いたしますのでどうか、どうかご勘弁くださりますようお願い申し上げます」
 どうだ!ラノベのように罰ゲームに屈する軟弱主人公ではないぞ。
「そう・・・・・・じゃあ、楽しみに待ってるからね!」
 あれー?伝わらなかったか。ん?その耳栓どこからだしたんだ。つまり全くこちらの言葉は無視する前提か。あー待ってくれ!いたたたた。勝手に僕の予定を埋めないでくれ。
 いや、契約とは双方の意思表示の合意に基づいて成立するものだ。現状は雪本さんの一方的な意思表示に過ぎない。つまり、僕はこの契約に対する履行義務は存在しないのではないか。そうだ。そういうことにしよう!
 一度出て行った雪本さんは小一時間ほど経ってから、紙袋に入っていた分厚い色紙を手にしてまた戻ってきた。
「あっちょうど良かった、先程の契約の件ですが履行義務が・・・・・・」
「そんなことより!これ、寄せ書きなんですが、その、渡すの遅くなってしまいましたが、どうぞ」
「・・・・・・ああ、体の節々が痛すぎて受け取れないので、そこら辺に置いといてください」
 だれも書いてない寄せ書きを寄せ書きとは言わない。少しか書かれるぐらいなら、誰も書かずにまっさらな新しい色紙の方が価値がある。
「そんなこと言わずに見てください!」
 雪本さんは色紙を持って僕の顔にずいっとあてがう。
「近すぎてよく見えないです」
 これは拷問なのではないか。前回同様なぜこうも病室は拷問部屋となってしまうのか。それに何も書かれていない色紙を見せられるというのもどうかと思う。
「すみません。ちょっと恥ずかしくて」
「恥ずかしい?ん?」

 色紙には絵が描かれていた。

「実は私、絵を見たり描いたりするのが好きなんです・・・・・・あんまり上手くないですけど」
左上には最初に目にした2~3行の文字。先生と雪本さんからの簡単なメッセージだった。『元気に登校してくるのを楽しみに待っています』『また一緒に部活や委員会頑張りましょう』絵は幸せそうな夕下がりの一コマを切り抜いた心が和む絵だ。色紙の余白を埋めるように一杯に描かれている。
「すごく好きな絵・・・・・・」
「・・・・・・え!?」
「いや、なんでもないです。これは学校の図書室?で、この男子と女子は?」
「私と、その、前田君です」
「僕、こんなに笑顔でしたか?」
「これは私の理想です。前田君とこんな風に一緒に笑ってすごせたらなーって思って描きました」
 そうだ、これは理想だ。どこまでいっても手に入らない、いつの日か憧れた理想。それこそ僕にとってこんな世界はフィクションでしかありえない。いつの頃か、そんな世界への憧憬すら捨てた。
「ありがとう・・・・・・ございます」
「え、えっ!?前田君どうして泣いてるんですか!?」
「・・・・・・っ・・・・・・あ、れ?」
「体、どこか痛むんですか?看護師さん呼びますか?」
 どうしてこんなに痛いのか。声は詰まり、否定するために顔を横に振るのが精一杯だった。
「すみ・・・・・・ません。ちょっと一人に・・・・・・」
「はい、わかりました。とりあえず受け取ったサイン・・・・・・は無理ですね。指印だけもらいます」
「はい」
 雪本さんは帰っていった。一人静かな病室が戻った。体の痛みで涙が拭えない。ただ落ちては流れ、枕にしみこんでいく。
「痛い、痛い・・・・・・な」
 絶対零度の鉄に温かい手が直に触れられるごとく、ズキズキと訳もわからない痛みが襲う。自分の中の芯ごと響いているのを感じる。理屈を、理論を、自分を正当化する根拠を、ひたすら渇望する。僕は絵から視線をそらし、無理矢理眠ることで逃げた。

 あれから毎日のように雪本さんが病室にやってきた。学校のプリントを持ってきてくれたり、学校の連絡事項を伝えに来てくれたり、それはもう非常に献身的に。そしていつも幸せそうな笑顔でやってくる。コミュ障ぼっち相手によく飽きもせず・・・・・・過去一度も経験したことのないシチュエーションに正直驚いている。
いや、そもそも冷静に考えれば雪本さんは図書委員の仕事も真面目にこなしていた。きっと根が真面目なのだろう。おそらく毎日来てくれるのも先生から依頼された仕事を、ただ日々忠実にこなしているにすぎない。そう考えるのが一番合理的で自分の中で腑に落ちる。
「前田君はいつ頃から登校できそうですか?」
「来週にはもう退院できると思います」
「そうですか、ふふっ、じゃあまた図書委員のお仕事と部活、一緒にやりましょう。罰ゲームもしっかり覚えてますからね」
「そのことなんですが、僕は一言も・・・・・・」
 そう言いかけたときに雪本さんがぱらっと一枚の紙を見せる。そこには僕の指印があった。よく見れば契約書ではないか!
「ということで、元気になったら私をいろんなところに連れ出してください!」
 雪本さん、ずいぶんたくましくなったな。もうそろそろ僕以外で、友達でもできるはずだ。というより、僕と雪本さんの関係ってなんなんだ。友達ではない。友達未満・・・・・・のはずだ。そういえば、図書委員に来たときも友達が居なくて先生に紹介されたとか言っていたな。ってことはさしあたり僕は雪本さんに友達ができるための足がかり、くらいか。それなら、
「わかりました。では予行演習ってことで、どこか行きましょうか」
「え、なんのですか?」
「これからのです」
 これからの雪本さんの友達作りレベルの経験値を上げにはちょうどいい機会になる。雪本さんに友達ができれば僕もお役御免、安定したぼっちライフが待っている。ちょっと雪本さん?これからの私たち♡なんて悶えてるけど、なんか変な誤解はしないでくれよ。僕はこれからもこれまでもぼっちだ!
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