5 / 98
第5話 静かな湖畔の銀嶺草
しおりを挟む
エステラ湖は面積16k㎡ほどの淡水の湖だ。
ネピアの街から30キロ弱で、魔物も滅多に現れない立地とあって貴族をはじめとする富裕層が馬で遠乗りによく訪れる景勝地だ。
澄み切った水に泳ぐマスと湖畔に咲く銀嶺草が名高い。
「おお、いいところだな」
「うん。久しぶりに来たけど水が綺麗ね」
赤や黄色に色づいた紅葉が波のない湖面に映りとても美しい。
錦秋というやつだな。
「ところで銀嶺草ってどんな形をしてるんだい?」
「なんていうか……シュッとした茎にこれくらいの花がボンボンボンとついてるのよ」
「……」
「なによ?」
「パティー……文学的才能がゼロだな」
「バカにしてるの?! 防御的才能も攻撃的才能もゼロのくせに! 殴るわよ!」
「だからやめろって! 死んでしまうだろがっ!」
結局、銀嶺草の花の形はわからなかった。
初夏の花なので既に散ってしまっていたのだ。
おかげで見つけにくいことこの上ない。
鑑定スキルをパッシブ状態にしてようやく見つけることができた。
1本見つけるのに30分もかかってしまったよ。
素材としては花である必要はないので、葉と茎を採取した。
「なかなか見つからないもんだな」
「そうね。あんまり見かけないわね。でも銀嶺草を取る人なんて普通はいないわよ。何かの素材になるなんて聞いたことないもの」
銀嶺草を使う身体強化ポーションのレシピは知られていないということか。
「ギルドの依頼でも銀嶺草の採取なんて見たことないわ」
「だったら秘密にしておいてくれよ。数が少ないうえに乱獲なんかされたらたまらないからな」
湖畔を歩くこと1時間。
俺たちの目の前に湖に注ぎ込む小川があらわれた。
水を汲んで一休みすることにしよう。
生活魔法で枯れ枝に火をつけてお湯を沸かす。
銀嶺草を探しながら摘んだミントやレモンバームなどでハーブティーを淹れた。
「ホントにマメよね。ハーブなんていつ摘んだの?」
「なかなか銀嶺草が見つからないからさ。もののついでだよ」
「まったく嫁にしたくなるわ」
「……」
「なによ?」
「それもいいかなって」
「ばかぁ。冗談に決まってるでしょ!」
褐色の肌を赤く染めてパティーが怒っている。
そんなにカップを振り回すなって。
当たったら死んでしまうんだから。
「で、1本とはいえ銀嶺草は見つかったわけじゃない。ポーションは作れるの?」
「ああ。これで5回分は作れる」
「じゃあさ、試しに作ってみたら」
「そうだな。作ってみるから少し休んでいてくれ。お茶のお代わりはここに置いておく。お茶うけに焼き栗もできているから」
「うん。……いつの間に作ってるのよ」
パティーには待っていてもらい俺は錬成をはじめた。
少し緊張してきたぞ。
これの出来如何《できいかん》では冒険を諦めなければならないのだ。
取ったばかりの銀嶺草を素材錬成で乾燥させ粉末にする。
それをほかの材料と混ぜ合わせて薬物錬成すれば出来上がりだ。
あらかじめ作成しておいたガラスの小瓶に出来上がったポーションをいれた。
怖いので飲む前に鑑定してみよう。
鑑定
【名称】身体強化ポーション(10倍)
【種類】補助ポーション
【効果】各パラメーター×10倍
【属性】無し
【備考】2時間で効果は切れる。最高値1000.それ以上の増加はない。副作用:特になし
成功のようだ。
副作用がないのはかなりうれしい。
早速飲んでみるか。
味はすっとする液体胃薬によく似ている。
忘新年会の時にお世話になった薬の味だ。
ステータスオープン。
【名前】 宮田一平
【年齢】 27歳
【職業】 無職
【Lv】 1
【状態】 身体強化×10 (残り時間 01:59:47)
【HP】 80/80
【MP】 999862/999999
【攻撃力】30(+128) 括弧内は武器の能力
【防御力】50(+7) 括弧内は防具の能力
【体力】 40
【知力】 1480
【素早さ】50(-1)
【魔法】 生活魔法 Lv.max、回復魔法Lv.max
【スキル】料理 Lv.max 素材錬成(マテリアル) Lv.max 薬物錬成 Lv.max
鍛冶錬成 Lv.max 鑑定Lv.max ゴーレム作成Lv.max 道具作成Lv.max
射撃Lv.0(命中補正+0%)
【次回レベル必要経験値】 0/100000
よし! 成功だ。
ようやくこれでスタートラインに立てる。
「どう、イッペイ?」
俺は体を動かしてみる。
力が漲っている。
自分が思い描くように身体が動く。
なんだこれ?
すごく楽しいぞ。
「成功みたいだ」
「やったじゃない!」
パティーが体当たりをかますようにぶつかってきて、ぎゅっと抱きしめてきた。
鎧を着たままだからかなり痛い。
「く、苦しいよ」
「あはは、ごめん、ごめん。でもこれで冒険者登録できるわね」
「ああ。だけどもう少し銀嶺草を集める必要があるな」
「わかってるわよ。いきましょうっ!」
我がことのように喜んでくれるパティーにキュンときてしまった。
その笑顔は反則だよ。
でもね、抱きついてきたときの体当たりとホールドでダメージが入ってたよ。
【HP】78/80
強化してなかったら瀕死だったな。
大丈夫だったけどさ……。
鼻歌を歌いながら歩き出すパティーの後ろで、そっと回復魔法を自分にかけた。
48輪の銀嶺草を集めることができた俺たちはネピアの街に向かって歩いている。
「何これ! 何これ! ナニコレーーーっ!! すごい! すごすぎるよ!!」
俺の目の前ではさっきからパティーが暴れている。
パティーがショートソードを片手にもってスッパスッパと枝を切る、幹を切る。
「斬撃波!!」
あ、今度は岩を切った。
でっかい岩塊が真っ二つだ。
さっき頼まれて身体強化ポーション(10倍)を飲ませてからずっとこの調子だ。
どうやらしばらく続きそうだ。
「私TUEEEEEEEE!!」
「わかった、わかった。ほら危ないだろ。気をつけてよ! 岩の破片が飛んでくるっ!! 死んじゃうだろっ!!!」
鑑定
【名前】 パティー・チェリコーク
【年齢】 22歳
【職業】 戦士
【Lv】 13
【状態】 身体強化×10 (残り時間 01:27:18)
【HP】 1000/1000
【MP】 260/420
【攻撃力】1000(+127) 括弧内は武器の能力
【防御力】1000(+39) 括弧内は防具の能力
【体力】 1000
【知力】 970
【素早さ】860
【スキル】身体強化Lv.3 スラッシュLv.4 野営Lv.2 斬撃波Lv.1
ネピアの街から30キロ弱で、魔物も滅多に現れない立地とあって貴族をはじめとする富裕層が馬で遠乗りによく訪れる景勝地だ。
澄み切った水に泳ぐマスと湖畔に咲く銀嶺草が名高い。
「おお、いいところだな」
「うん。久しぶりに来たけど水が綺麗ね」
赤や黄色に色づいた紅葉が波のない湖面に映りとても美しい。
錦秋というやつだな。
「ところで銀嶺草ってどんな形をしてるんだい?」
「なんていうか……シュッとした茎にこれくらいの花がボンボンボンとついてるのよ」
「……」
「なによ?」
「パティー……文学的才能がゼロだな」
「バカにしてるの?! 防御的才能も攻撃的才能もゼロのくせに! 殴るわよ!」
「だからやめろって! 死んでしまうだろがっ!」
結局、銀嶺草の花の形はわからなかった。
初夏の花なので既に散ってしまっていたのだ。
おかげで見つけにくいことこの上ない。
鑑定スキルをパッシブ状態にしてようやく見つけることができた。
1本見つけるのに30分もかかってしまったよ。
素材としては花である必要はないので、葉と茎を採取した。
「なかなか見つからないもんだな」
「そうね。あんまり見かけないわね。でも銀嶺草を取る人なんて普通はいないわよ。何かの素材になるなんて聞いたことないもの」
銀嶺草を使う身体強化ポーションのレシピは知られていないということか。
「ギルドの依頼でも銀嶺草の採取なんて見たことないわ」
「だったら秘密にしておいてくれよ。数が少ないうえに乱獲なんかされたらたまらないからな」
湖畔を歩くこと1時間。
俺たちの目の前に湖に注ぎ込む小川があらわれた。
水を汲んで一休みすることにしよう。
生活魔法で枯れ枝に火をつけてお湯を沸かす。
銀嶺草を探しながら摘んだミントやレモンバームなどでハーブティーを淹れた。
「ホントにマメよね。ハーブなんていつ摘んだの?」
「なかなか銀嶺草が見つからないからさ。もののついでだよ」
「まったく嫁にしたくなるわ」
「……」
「なによ?」
「それもいいかなって」
「ばかぁ。冗談に決まってるでしょ!」
褐色の肌を赤く染めてパティーが怒っている。
そんなにカップを振り回すなって。
当たったら死んでしまうんだから。
「で、1本とはいえ銀嶺草は見つかったわけじゃない。ポーションは作れるの?」
「ああ。これで5回分は作れる」
「じゃあさ、試しに作ってみたら」
「そうだな。作ってみるから少し休んでいてくれ。お茶のお代わりはここに置いておく。お茶うけに焼き栗もできているから」
「うん。……いつの間に作ってるのよ」
パティーには待っていてもらい俺は錬成をはじめた。
少し緊張してきたぞ。
これの出来如何《できいかん》では冒険を諦めなければならないのだ。
取ったばかりの銀嶺草を素材錬成で乾燥させ粉末にする。
それをほかの材料と混ぜ合わせて薬物錬成すれば出来上がりだ。
あらかじめ作成しておいたガラスの小瓶に出来上がったポーションをいれた。
怖いので飲む前に鑑定してみよう。
鑑定
【名称】身体強化ポーション(10倍)
【種類】補助ポーション
【効果】各パラメーター×10倍
【属性】無し
【備考】2時間で効果は切れる。最高値1000.それ以上の増加はない。副作用:特になし
成功のようだ。
副作用がないのはかなりうれしい。
早速飲んでみるか。
味はすっとする液体胃薬によく似ている。
忘新年会の時にお世話になった薬の味だ。
ステータスオープン。
【名前】 宮田一平
【年齢】 27歳
【職業】 無職
【Lv】 1
【状態】 身体強化×10 (残り時間 01:59:47)
【HP】 80/80
【MP】 999862/999999
【攻撃力】30(+128) 括弧内は武器の能力
【防御力】50(+7) 括弧内は防具の能力
【体力】 40
【知力】 1480
【素早さ】50(-1)
【魔法】 生活魔法 Lv.max、回復魔法Lv.max
【スキル】料理 Lv.max 素材錬成(マテリアル) Lv.max 薬物錬成 Lv.max
鍛冶錬成 Lv.max 鑑定Lv.max ゴーレム作成Lv.max 道具作成Lv.max
射撃Lv.0(命中補正+0%)
【次回レベル必要経験値】 0/100000
よし! 成功だ。
ようやくこれでスタートラインに立てる。
「どう、イッペイ?」
俺は体を動かしてみる。
力が漲っている。
自分が思い描くように身体が動く。
なんだこれ?
すごく楽しいぞ。
「成功みたいだ」
「やったじゃない!」
パティーが体当たりをかますようにぶつかってきて、ぎゅっと抱きしめてきた。
鎧を着たままだからかなり痛い。
「く、苦しいよ」
「あはは、ごめん、ごめん。でもこれで冒険者登録できるわね」
「ああ。だけどもう少し銀嶺草を集める必要があるな」
「わかってるわよ。いきましょうっ!」
我がことのように喜んでくれるパティーにキュンときてしまった。
その笑顔は反則だよ。
でもね、抱きついてきたときの体当たりとホールドでダメージが入ってたよ。
【HP】78/80
強化してなかったら瀕死だったな。
大丈夫だったけどさ……。
鼻歌を歌いながら歩き出すパティーの後ろで、そっと回復魔法を自分にかけた。
48輪の銀嶺草を集めることができた俺たちはネピアの街に向かって歩いている。
「何これ! 何これ! ナニコレーーーっ!! すごい! すごすぎるよ!!」
俺の目の前ではさっきからパティーが暴れている。
パティーがショートソードを片手にもってスッパスッパと枝を切る、幹を切る。
「斬撃波!!」
あ、今度は岩を切った。
でっかい岩塊が真っ二つだ。
さっき頼まれて身体強化ポーション(10倍)を飲ませてからずっとこの調子だ。
どうやらしばらく続きそうだ。
「私TUEEEEEEEE!!」
「わかった、わかった。ほら危ないだろ。気をつけてよ! 岩の破片が飛んでくるっ!! 死んじゃうだろっ!!!」
鑑定
【名前】 パティー・チェリコーク
【年齢】 22歳
【職業】 戦士
【Lv】 13
【状態】 身体強化×10 (残り時間 01:27:18)
【HP】 1000/1000
【MP】 260/420
【攻撃力】1000(+127) 括弧内は武器の能力
【防御力】1000(+39) 括弧内は防具の能力
【体力】 1000
【知力】 970
【素早さ】860
【スキル】身体強化Lv.3 スラッシュLv.4 野営Lv.2 斬撃波Lv.1
0
お気に入りに追加
142
あなたにおすすめの小説
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
追い出された万能職に新しい人生が始まりました
東堂大稀(旧:To-do)
ファンタジー
「お前、クビな」
その一言で『万能職』の青年ロアは勇者パーティーから追い出された。
『万能職』は冒険者の最底辺職だ。
冒険者ギルドの区分では『万能職』と耳触りのいい呼び方をされているが、めったにそんな呼び方をしてもらえない職業だった。
『雑用係』『運び屋』『なんでも屋』『小間使い』『見習い』。
口汚い者たちなど『寄生虫」と呼んだり、あえて『万能様』と皮肉を効かせて呼んでいた。
要するにパーティーの戦闘以外の仕事をなんでもこなす、雑用専門の最下級職だった。
その底辺職を7年も勤めた彼は、追い出されたことによって新しい人生を始める……。

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
【書籍化進行中、完結】私だけが知らない
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
ファンタジー
書籍化進行中です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
とあるおっさんのVRMMO活動記
椎名ほわほわ
ファンタジー
VRMMORPGが普及した世界。
念のため申し上げますが戦闘も生産もあります。
戦闘は生々しい表現も含みます。
のんびりする時もあるし、えぐい戦闘もあります。
また一話一話が3000文字ぐらいの日記帳ぐらいの分量であり
一人の冒険者の一日の活動記録を覗く、ぐらいの感覚が
お好みではない場合は読まれないほうがよろしいと思われます。
また、このお話の舞台となっているVRMMOはクリアする事や
無双する事が目的ではなく、冒険し生きていくもう1つの人生が
テーマとなっているVRMMOですので、極端に戦闘続きという
事もございません。
また、転生物やデスゲームなどに変化することもございませんので、そのようなお話がお好みの方は読まれないほうが良いと思われます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる