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投票結果後日談 ココワ・ガンバレール

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女神様が選んでいた街の管理人さんが決まりました!

ココワ・ガンバレールさんです!

ココワ・ガンバレールさんは掃除好きな元村長さんだったのよね。

掃除好きなココワ・ガンバレールさんはきれいな水を作る事に執念を燃やしていたの。

「私は夢があるんです!街中を水を使ってきれいにしてまわりたいと!」

水ふきするときにきれいな状態で掃除ができる事に憧れを抱いているみたい。

私の住んでいた場所では濾過装置《ろかそうち》が、ちゃんと使われていたから気にすることはなかったけど水が飲めるって普通じゃあり得ないのよね。

綺麗な水がほぼ無料に近いくらいで使い放題って普通は無いんです。

先人の皆さまありがとうございます。

ココワ・ガンバレールさんのためにちゃんとした設備を管理できる場所を作っちゃおう!

当たり前だと思ってあるものも実は本当はとても珍しい事に普段からそこにあると気づかないものなのよね。

私のいた場所は生活水準が高いから当たり前が他の国と比べると比較できないくらい豊かな場所だったわ。

ただ忙しくて幸せを感じる時間は少なかった気がする。

だから私は旅をして日常を変えていたの。

感じる全てが非日常なら時間の流れも全然違うし充実感があったわ。

そこにあるものが全てではないから楽しいのよ。

ただ時間をもてあましてると退屈するとたまに苦痛に感じるから適度に忙しい方が良いんだけどね。

ココワ・ガンバレールさんには水道局を作っておくので、そこで働きながら街全体をきれいにしてもらいます!

写真を実写化して巨大な水道局施設を街の一角に設置します!

『女神が水道局施設の内容を理解しました
男神が水道局施設の内容を共有しました』

『へぇ~色んな内容があるのねぇ~』

「うわぁぁん⋯⋯」

ココワ・ガンバレールさんが内容を見て理解したのか泣いています。

「わかりますぞ!その気持ち!初めて自分の夢が届きそうな感動を体感したときのあの興奮は忘れることもできないくらいだからな」

ヒゲソレールがうんうんと、うなづきながら共感しているみたいです。

「ようこそ!ココワ・ガンバレールさん!
あなたの夢を叶える第一歩としてこの街を綺麗にしていってくださいね!」

「ありがとうございます。カトレア様⋯⋯」

これから大変かもしれないけどココワ・ガンバレールさんなら大丈夫かな!

写真を1枚取ってと⋯⋯

『憧れの街 モップスタウンの情景を納めました』
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