オワコン・ゲームに復活を! 仕事首になって友人のゲーム会社に誘われた俺。あらゆる手段でゲームを盛り上げます。

栗鼠

文字の大きさ
上 下
97 / 147
シーズン2 最終決戦! 開始!! 海上戦だァァあ!!!

8-12 ジャッカルの悪魔!!!

しおりを挟む

「サンド・クロー!!!」

 そう、ジャッカルの爪から放たれる! 

 砂と真空刃の、乱れ斬り! 

 当たっている船の床を、一瞬でバラバラにする! 斬撃の嵐を! 

「っは! っほ! それ!! パリィ!!」

 那由多は、全てシールドで防ぎ! 流し! 弾き! 

 生き残る!!!

「やはり、守備が堅いな! では、これでどうだ!!」

 それを見たジャッカル・ロメリオは、攻撃対象を変更!!!

 ボロボロに船に、ふん! っと、ジャッカルの手刀を与え!!

「砂漠・激震! グラウンド・フォース!!!」

 船を、大揺らし!!!

 ああ、巨だな船に地震を起こし!!!

 ドッガァァァンンン!!!っと! 真っ二つに割ったのだ!!!

「!? やっべ! うおおお!!!」
 
 その一撃による衝撃を弾きながら!

 那由多は、割れた船の一方に飛び乗った!

 が! 

(やばい! この船もう持たない! 沈みかけてる!!!)

 残りのもう一方の船が、海に消えていくのを見て! 終わりは近い! そう悟ったのである!!

 なので!

「勝負に出る!! ショットガン! はァァあ!!!」

 ――BAN! BAN! BAN! BAN!!!

 那由多は、勝負に出た!!!

 そう! 盾から、ショットガンに武器を切り替えて! 攻撃!! 

 それを!

「大渦ハリケーン!!!」

 回転で、吸い込み! 

 自分に向かわせる!!! 

 っで!

「シーラ! 合体装備! 『OK! それ!』 よし! ガードマン! オート・パリィ!!!」

『任せろ!! アイム・パーフェクト・ガードマン!!! ドラドラドラドラァァあ!!! ドラァァあ!!!』

 当たる瞬間! 武器娘・シーラを合体装備!!! 

 その強固な盾を、エクター! ガードマンに装備させ! 銃弾を自動的に弾き! 

「いけ!! パリィ・ビーム!! 銃弾の威力倍増で、痛いわよ!! それえええ!!!」

 ジャッカル海賊・ロメリオへと!

 威力倍増・カウンター・銃撃を、お見舞いしたのさァァあ!!!

 フーーー!!!

「!!! ちィ!!!」

 そして、それを見たロメリオは、そのスピードと威力は、やばい!!! っと、気付いた!!!

 先ほど、ジャッカル娘・カルラがアイテムを使ってくれたことで、HPはある程度回復している。

 っが、これに当たれば、まずい!!!

 そう考えた彼は! 

「ならば、迎え撃つ!! ぶっ壊れろ!!」

「ダブル・サイクロン! ジャッカル・アームズぅぅう!!! うおおお!!!」

 っと、両腕を砂嵐・サイクロンにして、放ち! 

 銃弾を削り殺し! 消滅させる!! 

 そんな、大技を繰り出そうとして!!

(なーんてな! するわけないだろ!! そんな大技!!)

 ジャッカルの両腕を、砂嵐とし!

 ジャッカルの斬撃と、斬撃属性の風魔法。カルマ武術の砂を纏った状態で!

 攻撃を、キャンセルしたのである!!!

 なぜなら!

(ここで、ダブル・サイクロンなんかすれば! 絶対に盾でカウンターされる!!)

(銃弾は削り殺せても、その後俺は、技を放っての硬直状態! 盾でカウンター・ビームや、シールド・アタックをされたら、詰みだ! 死ぬだろう!!!)

 っと、今後の展開を読み!!!

「だから、こうするぜぇ! はァァあ!!!」

「ジャッカルの砂漠・サーフィン!!! 『砂漠のビッグ・ウェーブ』!!! ヒューーー!!!」

 生き抜く戦術を、閃いたからだ!!!

「!!!」

 ロメリオの繰り出した選択に、那由多も目を見張った!!

 彼が行ったのは、両腕の砂嵐を足元にはなって、砂の津波にし! ロメリオが、波乗り! 

 すなわち、砂漠・津波・サーフィンにして! 彼自身が沙漠の大波に乗りながら!! 

 カウンター・銃撃を全部砂で飲みつつ! 破壊し!!!

 那由多への距離を、詰めたからである!!!

(く! しまった! 弾を全部飲まれた! やられた!!!)

 この時点で、那由多は失敗を悟り!

(やった! 弾は全部飲んだ!! ジャッカルの斬撃と、斬撃属性の風魔法! そして、俺の砂で破壊したことが分かる!! 危機は去ったのだ!!! うおおおお!!!)

 ロメリオは、作戦成功を感じ!!

「さァ、フィニッシュだ!! 食らぇぇえ!!!」

「ジャッカルの一撃!! おおおお!!!」

 止めの一撃!!!

 黒い暴風をチャージした! ジャッカルの斬撃を!

 彼女めがけて、振り下ろしたのであった!!!

「終わりだ! 完!!」

 そう言った、刹那!!!

 ――タァァァンンン!!!

「!? っが!?」

 頭がはじけて、血の花を咲かせながら!

 倒れ込む、ロメリオ!!!

 そう! 攻撃を仕掛けていた、ジャッカル海賊・ロメリオの方が! 倒れたのである!!!

 もっと言えば!

(え、嘘でしょ!? なんで!? 何でダーリンが倒れてるの!? え!?)

(っこ、後頭部に! 弾丸!? バカな、なぜ!? どこから!!)

 そう! 彼の後頭部に、銃弾が!

 那由多の、『ホーミング・スキル』で放っていた銃が! 沙漠の波に潰されても! 1発だけ無事だった、1発が! 

 ロメリオの後頭部に、吸い込まれたのだ!!!

 かくして!!

 ――ロメリオ、死亡! 勝者、那由多!!

「!!!」

 カウンター・ショットに、頭部クリティカル!!!

 計算にて、約80倍のダメージが彼を襲い! HPバーが、砕け散ったことで!

 ジャッカルPK海賊・ロメリオは、死亡! 

 リスポーンまで、10秒! 

 那由多は、勝利! 

 生き残ったのである!!!

 ただし、ロメリオには、多くのプレイヤーを殺されている! 

 しかも、彼はまだ『必殺技を見せておらず』! 脅威は残っているのだ!!!

 勝負は、まだ分からない!!!

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

動物に好かれまくる体質の少年、ダンジョンを探索する 配信中にレッドドラゴンを手懐けたら大バズりしました!

海夏世もみじ
ファンタジー
 旧題:動物に好かれまくる体質の少年、ダンジョン配信中にレッドドラゴン手懐けたら大バズりしました  動物に好かれまくる体質を持つ主人公、藍堂咲太《あいどう・さくた》は、友人にダンジョンカメラというものをもらった。  そのカメラで暇つぶしにダンジョン配信をしようということでダンジョンに向かったのだが、イレギュラーのレッドドラゴンが現れてしまう。  しかし主人公に攻撃は一切せず、喉を鳴らして好意的な様子。その様子が全て配信されており、拡散され、大バズりしてしまった!  戦闘力ミジンコ主人公が魔物や幻獣を手懐けながらダンジョンを進む配信のスタート!

神速の冒険者〜ステータス素早さ全振りで無双する〜

FREE
ファンタジー
Glavo kaj Magio 通称、【GKM】 これは日本が初めて開発したフルダイブ型のVRMMORPGだ。 世界最大規模の世界、正確な動作、どれを取ってもトップレベルのゲームである。 その中でも圧倒的人気な理由がステータスを自分で決めれるところだ。 この物語の主人公[速水 光]は陸上部のエースだったが車との交通事故により引退を余儀なくされる。 その時このゲームと出会い、ステータスがモノを言うこの世界で【素早さ】に全てのポイントを使うことを決心する…

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?

ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚 そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

メトロポリス社へようこそ! ~「役立たずだ」とクビにされたおっさんの就職先は大企業の宇宙船を守る護衛官でした~

アンジェロ岩井
SF
「えっ、クビですか?」 中企業アナハイニム社の事務課に勤める大津修也(おおつしゅうや)は会社の都合によってクビを切られてしまう。 ろくなスキルも身に付けていない修也にとって再転職は絶望的だと思われたが、大企業『メトロポリス』からの使者が現れた。 『メトロポリス』からの使者によれば自身の商品を宇宙の植民星に運ぶ際に宇宙生物に襲われるという事態が幾度も発生しており、そのための護衛役として会社の顧問役である人工頭脳『マリア』が護衛役を務める適任者として選び出したのだという。 宇宙生物との戦いに用いるロトワングというパワードスーツには適性があり、その適性が見出されたのが大津修也だ。 大津にとっては他に就職の選択肢がなかったので『メトロポリス』からの選択肢を受けざるを得なかった。 『メトロポリス』の宇宙船に乗り込み、宇宙生物との戦いに明け暮れる中で、彼は護衛アンドロイドであるシュウジとサヤカと共に過ごし、絆を育んでいくうちに地球上にてアンドロイドが使用人としての扱いしか受けていないことを思い出す。 修也は戦いの中でアンドロイドと人間が対等な関係を築き、共存を行うことができればいいと考えたが、『メトロポリス』では修也とは対照的に人類との共存ではなく支配という名目で動き出そうとしていた。

処理中です...