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第66話 昼は作戦会議 夜は・・・メイドで

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春休みに入りハイネ達は天空都市ラーダットに集まっていた。
「やあ、ハイネ久しぶり」
シエルとカブ、ゾッドが近寄ってくる。
「みんな元気だった?」
ハイネは仲間たちに声を掛ける。
「俺は最近寝不足だよ。新兵器開発でね」
ゾッドは欠伸(あくび)をしながらそう答える。彼はグレンの依頼で防御に特化した軍服を制作していた。試しに見せてもらったが一見普通の服に見える。
「魔術式で結界と治癒の効果を付与している。これで少しは被害が減らせるだろう。それと最悪アンデッドになることもない」
彼は天才だとハイネは改めて思う。学生の志願兵はほぼ居ない中、徴兵された兵士と軍人、魔族、魔物の兵力は10万ほどだ。相手に兵力が解らないが数の上では劣勢になるだろう事は容易に想像がつく。それでもグレンの判断は正しいと信じている。実戦を経験したハイネは恐怖で動けなくなることがどれ程に危険で仲間を危機に晒すか理解しているからだ。
「ゾッドは凄いよ」
ハイネは感心したように言う。
「シエルとカブも凄いぜ」
ゾッドが2人の発明した薬の凄さを語りだす。アンデッドに噛まれるとアンデッドになる。そのメカニズムを解明し対アンデッド薬を作り出していたのだ。空中から散布すれば一瞬でアンデッドは無力化されるであろう。敵の主力はアンデッドだ。それさえ何とか出来れば恐れるに足りないのだ。
「そろそろ時間だ」
グレンはそう言うと皆を宮殿に導く。

(私は場違いじゃない?)
会議室に入ったハイネは連なる面々を前に怯む。神族、魔王、準王族に国家重鎮貴族の顔ぶれ。シエルやカブもいるが彼らは対アンデッドで大きな功績を上げている。確かにハイネの力も強いだろう。それでもここに居るのは気が引けた。
会議が始まると今の戦力と装備の説明が始まる。学生の志願兵については微々たるものであった。それを問題視する声もあればグレンの英断を称える声もある。それは勇者とナッシュの戦いをネットで流したのだ。普通は怯むであろう。
それでも数の暴力に訴える者はいる。
「兵力で勝敗が決すると考えている人は何時の時代に生きているのですか?」
勇者が言葉を発する。
「俺の力やナッシュさんの戦闘力だけでも数万の戦力に匹敵します。そこにいるハイネ君は1人で3万の敵を倒しました。それにシエル君とカブ君の薬や植物は町を守っている。数より質では?」
「勇者殿の意見も解ります。それでも兵力は必要でしょ?」
「それはないね。神と魔王が力を使えば済む話だ。それに徴兵されている者と軍人の数は合わせて10万人。地上、空中から魔法薬散布後の弓矢や魔法を乱れ撃てば良いのでは?民間人に戦わせるのはこちらが不利になる。アンデッドを増やしたいとでも?」
勇者の言葉に皆が言葉を失う。
「グレーダース卿の判断を俺は支持している。だから力も見せた。あんた達の考えは500年前から進歩していないのか?魔術式で何でも作れる時代に」
勇者が追い打ちをかける。
「皆さま、勝手な行いをした事を謝罪します。しかし俺は若い命を犠牲にしたくない。それにここには土魔法を使える人間は多い。ゴーレムを作れば相手がいくら居ても太刀打ちできると思っている。それと聖剣を使えば敵の大半は消滅するでしょう。そこに新たな兵士は必要ですか?」
グレンが続く。聖剣、魔剣の力があれば何も兵士が戦う必要もない。この時は誰もがそう思っていた。故に反論できない状態なのだ。
「古代兵器はどうする?過去の戦争では古代兵器を破壊するのに時間が掛かったが。その間に敵に侵略されない保証はない」
「古代兵器に関しては文献から対古代兵器弾を作ってあります。多少強化されていても通じるかと」
ゾッドが口を開く。
「唯一の不安は過去の著名な科学者の遺体がアンデッドに持ち去られたことです。もし彼らがアンデッド側に着き改造してきたら少し厳しいですね。それでも倒せない事はないと思いますが」
その言葉に誰もが黙る。
「僕とカブが共同開発した浄化剤でも古代兵器のコアを破壊できます」
シエルが追い打ちをかける。こうして会議は幕を下ろした。

「アァーン、ご主人様そこは・・・」
ベッドの上で喘ぐハイネ。メイド服に身を包み声を変える。
「悪いメイドにはお仕置きが必要だろ」
グレンは意地悪く笑うとハイネの下着を下ろす。そしてハイネを四つん這いにさせて尻に舌を這わせる。
「アァン・・・そんな所を責められると・・・」
ハイネの一物は脈を打ちながら膨らむ。
「なんだ?尻尾をこんなに膨らませて」
グレンはハイネの一物を手で摩る。そして尻に舌を這わせ続ける。
「気持ち良いです。もっとお仕置きしてください」
ハイネは尻をくねらせながら懇願する。
「どうして欲しいか言ってみろ」
「ご主人様の太くて逞しい一物を悪いメイドの後ろの口にぶち込んでください」
「仕方がない奴め」
そう言うとグレンはウホッエキスが滴る一物をハイネの後ろの口に擦り付ける。
「アァーン、意地悪しないで・・・その逞しい一物を頂戴」
「どうするかな」
グレンが不敵な笑いを浮かべ焦らし続ける。
「もう我慢できない」
そう言うとハイネは自らの腰を大きく動かしグレンの一物を後ろの口で咥え込む。大きく喘ぎ声をあげるハイネ。自ら腰を振り卑猥な音を響かせる。
「あ・・・急にそんな・・・」
グレンが腰を突き出しハイネの奥深くを突いたのだ。軋むベッドの音とハイネの声が響き渡る。しばらくそのメロディーは続いた。
「ほら、どこへ出して欲しいか言えよ」
「中に・・・中にいっぱい下さい」
その声にグレンの腰は更に早く動く。そしてハイネの中に生暖かい液体を放出した。

「ハイネ・・・俺は間違っているのだろうか?」
傍らに横になるハイネにグレンは問いかける。
「間違ってはいないと思う。誰も死なせたくないと言うグレンの優しさは」
ハイネはグレンの腕に抱かれそう答える。後ろの口から白濁液を滴らせながら。
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