異世界転生~女子高生が男の子に生まれ変わったのだが

松林 松茸

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第54話 夜の鬼さん・・・太すぎです

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ハイネは城門に降り立つと鬼の兵隊に駆け寄る。
「人間、何をしている?ここは危険だ。直ぐに逃げろ」
そう言う鬼の兵隊。誰も眼鏡を持っていない。
「僕が今から印をつけます。皆さんはそこを狙ってください」
ハイネは目を凝らすと光魔法で印を付けていく。
「光を狙って!早く!」
ハイネの言葉に半信半疑で光の目印を狙撃する兵士。アンデッドは塵と化す。
「次が来ます」
そう言いながらハイネは光の目印を付けていく。
「俺たちも戦うぞ」
魔族2人は指先から黒い球体をだす。それを遠くのアンデッドの群れに向け放つ。アンデッドの群れの中で球体は大きく膨らみアンデッドを飲み込んでいく。そして球体が消えるとそこには塵と化したアンデッドの群れだけが残されていた。
「俺は上空を」
そう言うと魔族の1人は上空へとび立ちグレムリンの群れに黒い球体を放つ。球体に包まれたグレムリンは消え失せ魔石が降ってくる。散会したグレムリンにセイレーンが食らいつく。
しばらく攻防が続いた。何時しかアンデッドの群れは一掃されていた。上空ではセイレーンと魔族が共同でグレムリンの群れを退けていた。
「助かりました。貴方のおかげでこの町は救われました。お名前は?」
「ハイネです。通りすがりのマッサージ師です」
「あなたが・・・アンデッドの弱点を見抜けるというハイネ様でしたか」
兵士たちは口々にハイネを称える。

ハイネ達一向は準王族の屋敷に招かれていた。西側はミュウジィと光魔法を使える司令官たちによりアンデッドは一掃されたらしい。
「我はこの町を収めるカロッゾ=グラハム。横に控えるのは我が息子のアランとザメルだ。この度は我が町を救っていただいたうえに貴重な眼鏡の提供を心より感謝する。望むものがあれな何なりと言ってくれ」
この町の準王族がそう言う。肉体はがっしりとし、肌は赤みを帯びている。顔はビジュアル系といった感じで頭からは牛の角を生やしている。
「いえ、困った時はお互い様です」
ミュウジィはそう答える。
「望みはないのか?」
「飛行船の燃料補給が出来ればそれで構いません」
「それでは今日はこの屋敷で旅の疲れを癒してくれ」
そう言うとハイネ達一向は使用人案内され食堂へ。鬼族の話は面白く時間が立つのが早く感じる。そして一行は身を清め個室へ案内される。

「ハイネ殿」
不意に2人の鬼族が入ってきた。アランとザメルだ。
「このような時間に申し訳ない。しかし・・・我慢が出来なくて」
そう言いながら服を脱ぎ近寄ってくる2人。体は逞しく一物も立派だ。
「あの・・・」
ハイネは戸惑いながらも一物を膨らませる。夜這いを掛けた2人を見て後ろの口が疼く。
「お前が欲しい」
そして近付いてくる2人。
「でも・・・」
そう言いながらも思わず2人の一物を握るハイネ。2人は順番にハイネに口付けを交わす。そしてハイネの体に舌を這わせてきた。
「アァン・・・そんな・・・」
思わず歓喜の声を漏らすハイネ。
「ハイネの肌は綺麗だな。女性の肌より綺麗だ」
そう言いながら乳首に舌を這わせるアラン。
「美しい足だ・・・」
そう言いながら足を舐めるザメル。2人の舌を這わせる音が卑猥に響く。
「アン、変な感じ・・・」
そう言いながらハイネは一物を反り返らせる。2人は胸から首筋へと、足からお尻へと舌を這わせる。絶妙な場所に舌が振るるたびに細かく痙攣するハイネ。口からは歓喜の声を響き渡らせる。何時しか3人はベッドの上で交わる。そして卑猥なリズムを刻む。
「ハイネに挿れたい」
そう言うとアランは一物にウホッエキスを塗りハイネを四つん這いにさせる。
「急に・・・アァーン。大きすぎて変になる」
ハイネは大きな喘ぎ声をあげた。その光景を見てザメルは反り返った一物をハイネに近づける。
「大きい・・・」
ハイネはザメルの一物の筋裏から袋にかけて舐め回す。吐息は荒い。バックからリズミカルなリズムが刻まれる。
「ハイネ・・・素敵だ」
アランは腰を振りながらハイネの尻を撫でまわす。ザメルはハイネの口に一物をねじ込む。ハイネの首は前後に動き卑猥な音を立てる。
「ハイネ・・・上手すぎる・・・」
ザメルは卑猥な笑みを浮かべる。
「兄者よ、あれを」
ザメルが一物を抜きアランに声を掛ける。するとアランはハイネの体を持ち上げる。そしてハイネの体を大きく揺さぶり始めた。更にザメルはハイネの胸に舌を這わせる。
「アァーン・・・そんなの・・・ズルい・・・」
ハイネは大きな喘ぎ声をあげた。しばらくベッドの軋む音とハイネの喘ぎ声が鳴り響く。
「あぁ・・・ふぅ」
アランがそう言うと同時にハイネの中に生暖かい液体が広がるのを感じた。
「次は俺が・・・」
そう言うとザメルはハイネを仰向けに寝かし足を大きく上げる。そしてウホッエキスが滴る一物をハイネの後ろの口にねじ込む。
「そんな・・・連続で・・・変になるぅ」
ハイネは再び大きな喘ぎ声をあげる。
「俺のも綺麗にして」
アランは白濁液に塗れた一物をハイネの前に突き出す。ハイネは顔を一物に向け舌先で一物を清める。ベッドの軋む音とハイネの舌から発する卑猥な音、そしてハイネの喘ぎ声が室内に響き渡る。
「うっ・・・イク・・・」
そう言うとザメルはハイネの中に白濁液をぶちまけた。ハイネの後ろの口から白濁液が滴り落ちる。

アランとザメルに抱かれ朝を迎えたハイネ。2人の温もりが心地よい。
「ハイネさん・・・」
不意に部屋に入ってきたミュウジィ。この光景を見て激怒する。
「なぜ声を掛けてくれないのですか!コレクションを増やすチャンスを!!」
暫くハイネはミュウジィに叱られる。
(そんな理不尽な・・・)
そう思いながら昨夜の光景を記録に残せなかったことは少し残念に感じるハイネであった。
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