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1章 異世界統一編
第17話 狙われる魔族※
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魔王は悲痛な顔をする。鬼族の長が快楽に身を落とし勇者の軍門に下ったことが余程ショックだったらしい。
「鬼の長を力尽くでも止めるべきだった」
魔王は涙する。鬼族は誇り高い一族であった。彼等に死傷者は出なかったとはいえ彼らは牙を捥がれた獣になってしまった。淫獣と言った方が正しいかもしれない。
「魔王様」
魔族の重鎮が魔王の間にやってくる。
「どうした?」
「大変です。勇者勢力が最近魔族を狩り始めたとの情報がありました」
「なんだと!」
魔王は驚愕の表情を浮かべる。勇者は今まで自分から攻めてくることはなかった。それが攻めに回ったという事は一気に魔族を滅ぼす行動だと理解したからだ。
「全国民は魔王城から外に出してはならない」
魔王は命令する。魔王城は鬼族やオーク族が籠城しても生きていけるように設計されている。衣食住は魔王城だけで賄えるのだ。
「おのれ!勇者め!」
魔王は怒り狂っていた。
そのころ祐樹は部下の報告を聞いている。魔族が拉致られたという嘘の噂を流し魔王を魔王城に封じ込めるのが狙いだ。
「計画通りだな」
祐樹はニヤリと笑う。他の種族や王はそんな勇者を恐ろしく思っていた。知略で相手を封じ込めることも実力行使で配下にすることも出来る人物だ。そして何よりも恐ろしいのはノンケをバイ、又はホモにしてしまう事であろう。
祐樹自体は実質バイである。女性も抱けるし男も抱ける。彼が男に拘るのはプライドをズタズタにされた男に悲痛を眺めるのが好きだからである。
「さて、魔王をどうやって屈服させてやろうか」
祐樹は悪巧みを始める。
「魔王軍を滅ぼさないのか?」
狂戦士の王が恐る恐る訊ねてきた。
「魔族も大切な人材だよ」
祐樹はあっさり答える。彼等を手中に収めればより豊かな国に出来ると考えているのだ。祐樹は元魔王側の勢力を差別はしない。そして適材適所で彼らを使うのが祐樹のやり方だ。そこに関しては誰もが祐樹を尊敬している。問題は中身だ。
彼の戦い方は卑猥で一度味わったら戦場で武装放棄し敵に犯されようとするようになってしまう。現に鬼族は強さだけで言ったら狂戦士と互角だ。しかし最近では試合で負けて全裸になる癖が付いている。
性的趣向すら変えてしまう勇者。まさしく史上最悪で最強であろう。
「勇者様、何か考えでも?」
ロランはモジモジしながら聞いてくる。あわよくば抱かれたいのであろう。
「それは秘密だよ」
祐樹は楽しそうに言う。そして皆を見渡しながら淫らな笑みを浮かべる。
まずいと思った狂戦士の王は速攻逃げだした。そして先ほどの間から喘ぎ声が聞こえてくると震えだす。あと少し遅ければ狂戦士の王の貞操も祐樹に奪われていたのだ。
「全く恐ろしいな。勇者は」
狂戦士はボソリと呟き城を後にした。
「魔王城はなかなか栄えているじゃないか」
フードを被った中性的な美少年は辺りを見渡し感心する。魔族は黒い翼が生えている以外は人間と全く変わらない。
(この町で騒ぎを起こしてやろう)
そう言うと中性的な美少年はニヤリと笑う。そう、彼は祐樹である。祐樹はあっさり魔王城に侵入し町をどうするか考えていた。
(そうだ、良い事を思いついたぞ)
悪代官のような笑みを浮かべると彼はなるべく不細工な男を見繕って隷属した。そしてイケメン兵士1人を路地裏へ誘導する。そこには不細工な魔族が数十人たむろしていた。
「お前達、何をしている?」
イケメンは不細工たちに問いかける。しかし彼らは全く返事をしない。
「聞いているのか?」
兵士が近付いた時、彼の鎧は粉々に砕ける。そして一糸纏わぬ姿になったのだ。
「これは…」
驚愕する兵士。そこへ不細工集団は彼を取り囲み下半身を露わにする。
「お前たちは何をしている」
驚愕と異常な光景にたじろぐ兵士。そんな彼を押さえつけると集団は彼の体中を舐め回した。
「止めろ!」
兵士は激しく抵抗したが集団の前では訓練された兵士でも簡単に制圧される。
「兵士さん」
不意にフードを被った少年が彼に声をかける。
「おまえは…」
「はい、勇者ですよ」
そう言うと祐樹はフードを取り彼に笑いかける。
「兵士さんには最初の犠牲者になって貰います」
そう言うと集団を兵士に襲い掛からせる。兵士は激しく抵抗するが最終的に集団に取り押さえられ四つん這いにされる。そして後ろの口に激しい痛みを覚えた。集団の一人が兵士に反りかえた一物をねじ込んだのだ。
「痛い…やめてくれ」
兵士は泣きながら抵抗する。しかし集団の前ではその抵抗はあまりに無力であった。何時しか後ろの口を激しく突かれる兵士。
「痛いよ…お母さん…」
兵士は泣き叫ぶ。そんな彼を集団はニヤニヤしながら眺めている。そして最初の一人が激しく腰を振りだす。ぎこちない打音が鳴り響き兵士の悲鳴が響き渡る。
「アァ…ふぅ」
最初の一人が白濁とした液体を兵士の中に放出した。そして彼は一物をひき抜く。すると後ろの口から血が混じった白濁とした液体が滴り落ちた。
「まだまだいくよ」
祐樹は意地悪く笑う。そして二人目に一物を挿入させる。
「もう止めてください」
兵士は泣きながら懇願するが祐樹は笑っているだけだ。
辺りに再びぎこちない打音が響き渡る。兵士は痛みに耐えながら抵抗を試みるが全く上手くいかない。そして二人目も気持ち良さそうに生暖かい液体を放出した。
「今度は全員でぶっかけろ」
祐樹の命令で集団は兵士に向かって一物をしごく。その間にも三人目が後ろの口を汚している。
何時しか全身白濁液に塗れた兵士が気を失っていた。後ろの口からは大量の白濁液に血が混じって滴り落ちている。
「これでよし」
祐樹はその場から立ち去ると集団も散っていく。
「汚された…」
兵士は大声で泣き出した。そんな彼を他の兵士が発見し保護する。全裸の男は既に壊れているらしい。勇者がと連呼している。
この事件は瞬く間に魔王城に広がった。
「勇者め…」
魔王は部下を汚された怒りと魔王城を混乱させられた不安で取り乱していた。
「絶対に勇者を倒す」
魔王は改めて決心するのであった。
「鬼の長を力尽くでも止めるべきだった」
魔王は涙する。鬼族は誇り高い一族であった。彼等に死傷者は出なかったとはいえ彼らは牙を捥がれた獣になってしまった。淫獣と言った方が正しいかもしれない。
「魔王様」
魔族の重鎮が魔王の間にやってくる。
「どうした?」
「大変です。勇者勢力が最近魔族を狩り始めたとの情報がありました」
「なんだと!」
魔王は驚愕の表情を浮かべる。勇者は今まで自分から攻めてくることはなかった。それが攻めに回ったという事は一気に魔族を滅ぼす行動だと理解したからだ。
「全国民は魔王城から外に出してはならない」
魔王は命令する。魔王城は鬼族やオーク族が籠城しても生きていけるように設計されている。衣食住は魔王城だけで賄えるのだ。
「おのれ!勇者め!」
魔王は怒り狂っていた。
そのころ祐樹は部下の報告を聞いている。魔族が拉致られたという嘘の噂を流し魔王を魔王城に封じ込めるのが狙いだ。
「計画通りだな」
祐樹はニヤリと笑う。他の種族や王はそんな勇者を恐ろしく思っていた。知略で相手を封じ込めることも実力行使で配下にすることも出来る人物だ。そして何よりも恐ろしいのはノンケをバイ、又はホモにしてしまう事であろう。
祐樹自体は実質バイである。女性も抱けるし男も抱ける。彼が男に拘るのはプライドをズタズタにされた男に悲痛を眺めるのが好きだからである。
「さて、魔王をどうやって屈服させてやろうか」
祐樹は悪巧みを始める。
「魔王軍を滅ぼさないのか?」
狂戦士の王が恐る恐る訊ねてきた。
「魔族も大切な人材だよ」
祐樹はあっさり答える。彼等を手中に収めればより豊かな国に出来ると考えているのだ。祐樹は元魔王側の勢力を差別はしない。そして適材適所で彼らを使うのが祐樹のやり方だ。そこに関しては誰もが祐樹を尊敬している。問題は中身だ。
彼の戦い方は卑猥で一度味わったら戦場で武装放棄し敵に犯されようとするようになってしまう。現に鬼族は強さだけで言ったら狂戦士と互角だ。しかし最近では試合で負けて全裸になる癖が付いている。
性的趣向すら変えてしまう勇者。まさしく史上最悪で最強であろう。
「勇者様、何か考えでも?」
ロランはモジモジしながら聞いてくる。あわよくば抱かれたいのであろう。
「それは秘密だよ」
祐樹は楽しそうに言う。そして皆を見渡しながら淫らな笑みを浮かべる。
まずいと思った狂戦士の王は速攻逃げだした。そして先ほどの間から喘ぎ声が聞こえてくると震えだす。あと少し遅ければ狂戦士の王の貞操も祐樹に奪われていたのだ。
「全く恐ろしいな。勇者は」
狂戦士はボソリと呟き城を後にした。
「魔王城はなかなか栄えているじゃないか」
フードを被った中性的な美少年は辺りを見渡し感心する。魔族は黒い翼が生えている以外は人間と全く変わらない。
(この町で騒ぎを起こしてやろう)
そう言うと中性的な美少年はニヤリと笑う。そう、彼は祐樹である。祐樹はあっさり魔王城に侵入し町をどうするか考えていた。
(そうだ、良い事を思いついたぞ)
悪代官のような笑みを浮かべると彼はなるべく不細工な男を見繕って隷属した。そしてイケメン兵士1人を路地裏へ誘導する。そこには不細工な魔族が数十人たむろしていた。
「お前達、何をしている?」
イケメンは不細工たちに問いかける。しかし彼らは全く返事をしない。
「聞いているのか?」
兵士が近付いた時、彼の鎧は粉々に砕ける。そして一糸纏わぬ姿になったのだ。
「これは…」
驚愕する兵士。そこへ不細工集団は彼を取り囲み下半身を露わにする。
「お前たちは何をしている」
驚愕と異常な光景にたじろぐ兵士。そんな彼を押さえつけると集団は彼の体中を舐め回した。
「止めろ!」
兵士は激しく抵抗したが集団の前では訓練された兵士でも簡単に制圧される。
「兵士さん」
不意にフードを被った少年が彼に声をかける。
「おまえは…」
「はい、勇者ですよ」
そう言うと祐樹はフードを取り彼に笑いかける。
「兵士さんには最初の犠牲者になって貰います」
そう言うと集団を兵士に襲い掛からせる。兵士は激しく抵抗するが最終的に集団に取り押さえられ四つん這いにされる。そして後ろの口に激しい痛みを覚えた。集団の一人が兵士に反りかえた一物をねじ込んだのだ。
「痛い…やめてくれ」
兵士は泣きながら抵抗する。しかし集団の前ではその抵抗はあまりに無力であった。何時しか後ろの口を激しく突かれる兵士。
「痛いよ…お母さん…」
兵士は泣き叫ぶ。そんな彼を集団はニヤニヤしながら眺めている。そして最初の一人が激しく腰を振りだす。ぎこちない打音が鳴り響き兵士の悲鳴が響き渡る。
「アァ…ふぅ」
最初の一人が白濁とした液体を兵士の中に放出した。そして彼は一物をひき抜く。すると後ろの口から血が混じった白濁とした液体が滴り落ちた。
「まだまだいくよ」
祐樹は意地悪く笑う。そして二人目に一物を挿入させる。
「もう止めてください」
兵士は泣きながら懇願するが祐樹は笑っているだけだ。
辺りに再びぎこちない打音が響き渡る。兵士は痛みに耐えながら抵抗を試みるが全く上手くいかない。そして二人目も気持ち良さそうに生暖かい液体を放出した。
「今度は全員でぶっかけろ」
祐樹の命令で集団は兵士に向かって一物をしごく。その間にも三人目が後ろの口を汚している。
何時しか全身白濁液に塗れた兵士が気を失っていた。後ろの口からは大量の白濁液に血が混じって滴り落ちている。
「これでよし」
祐樹はその場から立ち去ると集団も散っていく。
「汚された…」
兵士は大声で泣き出した。そんな彼を他の兵士が発見し保護する。全裸の男は既に壊れているらしい。勇者がと連呼している。
この事件は瞬く間に魔王城に広がった。
「勇者め…」
魔王は部下を汚された怒りと魔王城を混乱させられた不安で取り乱していた。
「絶対に勇者を倒す」
魔王は改めて決心するのであった。
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