勇者は異常者

松林 松茸

文字の大きさ
上 下
6 / 53
1章 異世界統一編

第6話 オーガVS異常者※

しおりを挟む
祐樹の周りには鎧を身に纏ったオーガが百人近く取り囲む。そして各々武器を出しジリジリと祐樹に迫って来た。

(鎧は邪魔だな)

祐樹は早速彼らを操る。そして全員の鎧を脱がして全裸にした。

(もっと面白くするか)

祐樹は彼らを一列に並べ大きな円の形で立たせる。そして彼らの痛覚を消すと快楽だけを感じるようにした。
「皆、前の者の乳首を摘まめ」
祐樹の命令でオーガ達は乳首を摘まみだす。すると、あまりの快感にオーガ達は卑猥な合唱を始める。
「貴様…何をした!」
「気持ちよくしてあげただけだよ」
「なんという屈辱だ。我が一族を辱めた事を後悔させてやる!」
オーガの長は大剣を祐樹に向かって振るう。祐樹は試しに結界は張ってみた。すると彼の剣は結界に阻まれ撥ね返される。
「くぅ、流石は勇者と言ったところか」
そう言いながらオーガの長は尚も剣を振るう。

(次は…みんなで兄弟になって貰うか。同じ穴で)

祐樹はオーガの長の動きを完全に止める。
「グウ…」
オーガの長は苦しそうな顔をする。
「貴様…何をした!」
「動けなくしただけですよ」
「クッ、反撃できないという事か…殺せ」
「え~、俺は殺人しない主義だから」
そう言うと祐樹はニヤリと笑う。その余裕にオーガの長は脅威を感じる。
「それではみんな兄弟になって貰うよ」
そう言うと祐樹はオーガの長を全裸にし、四つん這いにさせる。
「なんという屈辱だ」
「そんな悔しそうな顔をして」
祐樹はそう言うとオーガの長の乳首を撫でまわす。
「ウゥ…こんなものに屈するものか」
オーガの長は顔を赤らめながら抵抗の意思を示す。
「その顔はなかなか良いね。でも、何時まで持つかな」
祐樹はそう言うと下半身を露わにし反り返った一物をオーガの長の後ろの口に擦りつける。その度にオーガの長は吐息が荒くなる。
「どうだ?気持ち良いだろ?」
「そんな事は…」
「どうした?」
「気持ちよくなんか…ない…」
「我慢は体に毒だぜ」
そう言いながら祐樹は後ろの口に反り返った一物をねじ込んだ。
「アァーン…変になるぅ」
「素直になったか?」
「はい、勇者様の一物は気持ち良いです」
「じゃあ、おねだりしてみな」
「後ろの口を勇者様の逞しい一物でいっぱい突いてください」
その言葉に祐樹は腰を激しく振る。その度に大きく喘ぎ声をあげるオーガの長。
「もっと欲しいのぉ。勇者様にいっぱい突いて欲しいのぉ」
「仕方がない奴だ。それでは俺の配下になれば中に出してやるよ。どうする?」
「なります。勇者様のモノになります。だからいっぱい中に出してぇ」
「よし、中に出してやる」
そう言うと祐樹は更に激しく腰を振る。オーガの長は白濁液を放出しながら激しく喘ぐ。
「ほら、受け取れ」
そう言うと祐樹は中に生暖かい液体を放出した。オーガの長は後ろの口から白濁した液体を垂らしながら淫らな表情をする。
「まだ欲しそうだな」
「はい…」
オーガの長は顔を紅潮させながら頷く。
「それでは兵士たちよ!俺と兄弟になれ!」
そう言うと兵士たちは一列に並び順番にオーガの長の後ろの口に一物をねじ込んでいく。
「アァーン、そんな…勇者様に見られて…気持ち良い」
オーガの長は激しく喘ぎ声をあげる。それから数時間後、アヘ顔をしたオーガの長は力なくその場に伏していた。後ろの口からは白濁した液体が噴水のように噴き出している。
「おい、これでお前らは俺の部下であり兄弟だ。これからは俺の言う事をしっかり聞いてもらうぞ」
その言葉にオーガ達は顔を紅潮させながら頷く。


それから祐樹は彼らの出来ることを調査した。どうやら土木作業と傭兵稼業は得意らしい。それと鍛冶職人はドワーフと肩を並べるほどの技術を持っている。
祐樹は彼らをラウの国の国民とすると道路整備から日用品制作まで彼らに任せる。

それから数日後、工房では人間とオーガが一緒に働くようになる。職人肌の人間は特に気が合うみたいだ。
オーガの女性と人間の男が結婚することもある。必ずオーガの嫁は男を尻に敷く。鬼嫁と言われながらも人間の男は家庭を守るオーガの女性を愛しているらしい。安心感があるみたいだ。


半年後、ラウの国は他種族国家となる。更に怪物たちと人間は理解し合えるようになった。エロから始まる信頼関係。皆は勇者を恐れると同時に古い慣習を取り払い国を発展させる姿に信仰にも似た感情を示す。
「言っておくけど俺は人間だ。信仰されても困るから太陽でも信仰してくれ」
その一言でラウの国の宗教は太陽崇拝になったのであった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

兄が届けてくれたのは

くすのき伶
BL
海の見える宿にやってきたハル(29)。そこでタカ(31)という男と出会います。タカは、ある目的があってこの地にやってきました。 話が進むにつれ分かってくるハルとタカの意外な共通点、そしてハルの兄が届けてくれたもの。それは、決して良いものだけではありませんでした。 ハルの過去や兄の過去、複雑な人間関係や感情が良くも悪くも絡み合います。 ハルのいまの苦しみに影響を与えていること、そしてハルの兄が遺したものとタカに見せたもの。 ハルは知らなかった真実を次々と知り、そしてハルとタカは互いに苦しみもがきます。己の複雑な感情に押しつぶされそうにもなります。 でも、そこには確かな愛がちゃんと存在しています。 ----------- シリアスで重めの人間ドラマですが、霊能など不思議な要素も含まれます。メインの2人はともに社会人です。 BLとしていますが、前半はラブ要素ゼロです。この先も現時点ではキスや抱擁はあっても過激な描写を描く予定はありません。家族や女性(元カノ)も登場します。 人間の複雑な関係や心情を書きたいと思ってます。 ここまで読んでくださりありがとうございます。

催眠アプリ(???)

あずき
BL
俺の性癖を詰め込んだバカみたいな小説です() 暖かい目で見てね☆(((殴殴殴

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

処理中です...