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第50話 不死の王の初体験は…可愛い系男子

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駅が出来上がってから3日経つ。神や魔王は終着駅から怪物を監視している。そこにも軍隊を展開しているのは魔物と怪物が争い、人の国に侵略できないと思わせるための作戦だ。

「500年ぶりの人間の大陸だねぇ」

不死の王は従者を数人従えて大陸の端にある地域を散策していた。

「おや?あそこに村があるね」

不死の王はニヤリと笑う。そして魔石からオークとオーガを作り出し村を襲わせた。勿論、そこの住人は生け捕りにさせるが。


数時間後、村人全員を生け捕りにした不死の王はその中の中性的な可愛い子を森の中へ連れ込む。

「止めろ!放せ!!」

中性的な可愛い子は必死に抵抗するが、魔力を封じる縄で縛られた可愛い子は逃げ出すことも出来ない。

「これで僕の夢が叶うよ」

そう言いながら不死の王は可愛い子の下半身を露わにすると後ろの口に一物をねじ込んだ。

「痛い…痛いよ~」

可愛い子は泣きだす。

「これが薄い本の展開なんだねぇ」

そう言いながら不死の王は腰を激しく振りだす。その度に可愛い子の悲鳴が響き渡った。そして3分後、不死の王は気持ち良さそうな顔をしながら後ろの口に生暖かい液体を放出していた。


「みんな!ついに童貞卒業したよ!!」

不死の王は部下のミノタウロスに嬉しそうに言う。しかしミノタウロスは汚いものを見る目で不死の王を見下す。

「不死の王がホモだったとはね」

そう言いながら気持ち悪そうにする。

「え?美少女じゃん!なんでホモ扱いなのさ!!」

「よく見なさいよ。その可愛い子には一物が付いているでしょ?初体験が男とは…今度からホモ大王って呼ばせていただきます」

その言葉に不死の王は可愛い子の下半身を確認する。確かに立派な一物が付いているのだ。そして可愛い子は魔力と瘴気を融合した強い力が身に宿る。そして拘束具を引き千切ると怪物に襲い掛かる。

「グォー」

数名のミノタウロスが可愛い子に瞬殺される。

「よくも…その可愛い外見で騙したな!」

そう言うと不死の王は可愛い子に虐殺魔法を放つ。しかし美少年は虐殺魔法をかろうじて防いだ。

「何てことだ…こいつの魔力は特殊なものに変化している…虐殺魔法を防ぐ力を授かってしまったんだ」

不死の王は焦る。しかし美少年は後ろの口を不死の王に凌辱された怒りからミノタウロスや不死の王に攻撃を仕掛ける。
「このままではまずい!撤退するよ!!」

不死の王が部下に指示する。

「了解です。初体験は男のホモ大王」

「それは…言わないで…」

不死の王は悲しそうに呟いた。そして村人を置いて撤退するのであった。


「それは本当か?」

王族と神の会議場に怪物が村を襲った事件が報告される。女と間違えられた可愛い系男子が不死の王に凌辱された以外に特に被害はない。しかし国民が後ろの口を凌辱されたことは王達にとって屈辱的であった。

「まさか…出口を増やしてくるとは…」

「近くの森は瘴気を発しているそうです」

「瘴気の大地から瘴気を送っているのか…暗黒大陸から瘴気を送っているのか…」

竜馬は苦虫を嚙み潰したような顔をする。

「そこは…獣人の国じゃないか!…怪物め…全て駆逐してやる」

そう言いながら獣人王は席を立つ。

「獣人の王様、これを」

洋子は獣人の王に洋子特性催淫剤を大量に渡す。

「すまない…」

そう言いながら獣人の王はその場を立ち去ろうとする。

「私も一緒に行きましょう」

美少女真祖も立ち上がる。地上ならばヴァンパイアは怪物と互角以上に戦える。それに獣人の国の隣はヴァンパイアの国だ。

「俺も行くよ」

そう言うとエルフの王も立ち上がる。そして3人の王は兵を率いて瘴気の森に攻め込むのであった。
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