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第四章 縁と結びで縁結び

第二話 前説 本日の予定のお知らせ

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 今日も長谷川と荒野原はバイトに専念していた。
 だが閑古鳥の店内、ラッシュは起きていない様だ。

「長谷川君、今日もレアスナタをやりにいきましょう」
「ああ、実はお願い事をされていてね」
「お願い?」
「色鳥からたまには俺と遊べとな」
「なるほど、でも私もあゆさちゃんからお誘いが」
「そっちは何するか決まってるの?」
「うむ、簡単に言えば断罪丸が破壊された」
「え!? あのロボットがか?」

 断罪丸、なんちゃって秘密結社の子供の秘密基地が開発した人型起動兵器。
 絆を迫害してきた人間が神となった時、一刀両断したロボットだ。

「うん、で、リニューアルして『断絶丸』になった」
「おお、後継機って感じだな、でも何で壊れる事に?」
「人型起動兵器を使う傭兵部隊にやられたらしい」
「お、そいつらと反撃か?」
「いや、その人達とは和解したらしい」
「あら、解決が早い」
「雇い主をぶっ潰して、逆に年単位で雇ったらしい」
「おおう、やる事大胆だな」
「んで絆はその傭兵部隊さん達と話をしてて、縁と結びの話をしたらしい」
「ほうほう」
「その傭兵部隊の隊長さんの奥様が風月と戦いたいらしい」
「なら今日はそれにするか」
「でもそんな時間かからないかも?」
「なんだかんだでアンコールがあったりしてな」
「あ~まあその時はその時で」

 何時も通りその場のノリを楽しむ方向性の様だ。

「それ終わったら色鳥のシナリオに行く?」
「うん、休憩した後に行こうか、キャラ切り替えに心を落ち着かせたい、今日はスファーリアの気分だった」
「なるほど、あ、ならゲートでご飯を食べようか」
「今考えたら、2人ゲートのレストランで食べた事無いね」
「よし、じゃあ今日の予定はそうしよう」
「うん、あ、色鳥君には連絡しときましょ」
「ああ」

 長谷川はスマホを操作して連絡をした。
 後は何時も通りバイト終わりに荒野原とゲートへと行った。
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