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第一章 レアスナタの世界へ!
第五話 幕開き 風月初めての車
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縁達は、爽やかな風が通り過ぎる草原に居た。
「縁さん達は最近どうでしたかな?」
「俺の方はちとショックな事があってな」
「ん? 斬銀どったのさ」
「あまり詳しくは言えないんだがな?」
「うん」
「悪人退治をしてたらな? その時に『斬銀、お前の笑顔は人を恐怖にさせる』って言われてな」
「え?どゆこと?」
「俺は笑顔で戦意を無くす技を持っているんだが、それが怖いと言われてな」
「上半身真っ裸なのがいけないんじゃない?」
「やはりそうか?」
「上半身の鎧を付けなさい」
「この鎧は亡き親友のおさがりでな、上半身は友と共に消えたよ」
「待て、いきなり重い話を持ってくるな」
「ま、友人は幽霊になってるがな? 英霊ってやつだ」
「ええ~反応に困るわ」
「で、お前さんはどうなんだ? 界牙流四代目」
「いや、あたしは五代目だよ?」
風月はジト目で斬銀をみた。
「おっと失礼、で、どうだ最近は?」
「何時もと変わらない修行の毎日よ?」
「恋人でも出来たか? 界牙流は恋人が出来てから本番だろう?」
「できねーな、無理して作るもんでもねーし」
「なら縁はどうだ?」
「そこで俺にふりますか?」
「うーん、縁をよく知らんしなぁ」
「俺も困るな、てか会って2回目の俺達にそれを振りますか?」
「愛のキューピット斬銀は失敗か」
斬銀はキラキラした笑顔で残念がっている。
「うわぁ……ゴロの良さが気持ち悪い」
「気持ち悪いとは失礼な、こんなにフランキーなのに」
「はいはい、ファンキーファンキー」
「……いや2人共、フランクじゃないのか?」
「おや?」
ふと風月は右を見た、縁達もその方向を見る。
何かが勢いよく土煙を上げながらやって来る、それは銀色のボディーにスタイリッシュさを感じるデザインの車だった。
「うお! 何あれ!?」
「風月、車を知らないのか?」
「おお! あれが噂に聞く『ブーブー』だな?」
「それは赤ちゃんに使う言葉だね」
「縁,あたしゃ初めて見るんだからさ!」
「それは失礼」
風月の目は夢見る少年のようにキラキラだ。
銀色の車がスピードを下げ縁達の前で止まり助手席の窓が開く。
「待たせたな縁殿、そしてお久しぶりでござるな」
「青桜さん久しぶりです」
「こ、これが車!」
風月はあちこち見て回っている。
「ふむ」
青桜は車から降りた。
「彼女も依頼を手伝ってくれるのでござるな?」
「ええ、ちょっと落ち着きが無いですが」
「お嬢さん、助手席に乗るでござるか?」
「助手席?」
「拙者が座っていた前の席でござるよ」
「うえぇぇぇ! ま、マジっすか! やったっす! 失礼します!」
風月はビシッとお辞儀をして乗車し助手席のドアを閉めた。
後部座席の扉が自動で開く。
「話は車の中で、するでござるよ」
「お邪魔します」
縁は後部座席に座った。
「高級車かぁ……ちゃんと服来た方が言いような気がする」
斬銀は自分の姿に申し訳なさを感じたようだ。
「ほらよ、斬銀さん」
「よし、これで俺も乗車出来る!」
縁は車内からTシャツを斬銀に向けて投げる。
斬銀はTシャツを着てピチピチな状態で車に乗り込んだ。
青桜も乗って後部座席のドアは閉まる。
「ヘイお嬢さん、シートベルトよろしくじゃ」
運転席に座っていてノリノリに小刻みしている和服おじいちゃんが風月に声をかけた。
「シートベルト?」
「左にある出っ張りを引っ張り出して、右の金具にセットオンじゃ!」
「お、これか!? よし出来た!」
風月は目をキラキラさせて、運転席の老人を見た。
「よし、それじゃあ出発じゃ!」
老人は車の運転を開始する、ゆっくりと動き出す車に風月はまだ目を輝かせている。
「よい子のみんな、今は後部座席もシートベルトしないといけないからな! だが、この車は『魔法』で大丈夫なのだぞ!」
斬銀は何故か説明口調だ。
「お疲れ様です……それは置いといて青桜さん、手伝いの詳細教えて下さい」
「フォルクが通達したと言ってたでござるが?」
「村を救うからヨロピク! だけじゃわかりません」
「フォルク、詳細を言わなかったのでござるか?」
「仕方なかろう? 『シンフォルト』からの急ぎの依頼じゃったんじゃ」
フォルクの言葉に青桜はため息をした。
「トドギランの村が山賊に占領されたらしい」
「山賊ですか」
「しかしだ、拙者の調べでは村の近くに住む山の民だとわかった、村とは友好的な関係でござった」
「って事はだ、脅されてるか操られてるかだねぇ?」
風月は外の景色を見ながらニコニコしてそう言った。
「縁を呼んだのは裏で糸を引いているのは神だからじゃよ、ワシらでは荷が重すぎるのじゃ」
フォルク鋭い目つきでバックミラーで縁をチラッと見た。
「シンフォルトで対処できそうだけど?」
「今日は教会の子供達の劇の発表会らしいのじゃ、来たとしても遅れるじゃろう」
「つまりその人が来るまでにさ、村をある程度確保しとけばいいって事だぬぇ~?」
窓から見える普段と違う景色に上機嫌な風月。
「ぬうう……すまぬが少々運転に疲れた、近道も兼ねて魔法高速道路の休憩所で休ませてくれ」
「おお、聞き慣れない単語が出てきた」
「魔法高速道路か、最近出来た金持ちしか使用出来ない道路だな」
斬銀はピチピチなTシャツが気になるのか、身体を見ている。
「そうなの?」
風月が振り返り斬銀を見た。
「まあ簡単に言えば車で異次元に突入して目的地にワープする施設かな?」
「ほえ~」
「ハッハッハ、お嬢さん、これからビックリしますぞ?」
フォルクは袖から証明書を取り出し、それを車に設置されていたカードリーダーに差し込んだ。
『今イケてる手前どもの真実、を、読み込みを開始します』
「うお! なんだなんだ! 喋ったぞ!」
風月は車が喋った事に大興奮している、車の進行方向から虹色の道が現れる。
それは空へと続いていて、道の先には虹色のもやもやした霧があった。
車はその道をたどりもやもやを目指し進む。
「何かよくわからんが、スゲー!」
「ハッハッハ、元気なお嬢さんだ、流石は界牙流だけはありますな」
「む! あたしの流派を知ってるとは! あたしを狙う刺客か! かくごー!」
風月は目つきを鋭くしてふざけながら構えた。
「こらこら、おいたはダメでござるよ」
「界牙流2代目冥林、本名は霞じゃったな?」
「え? 本名知ってるの? って事はフォルクさんは信用出来る人だね?」
「確かあの人の口癖は『好きな人救う為の努力は怠らないから、世界に喧嘩できる』じゃったか?」
「おお! マジでおばあちゃんと知り合いじゃん!」
更にテンションが上がる風月。
「風月テンションたけぇな……そいえば、衣通姫青桜」
「む? 拙者の苗字を知ってるとは」
「その青色の髪とその刀……今思い出したぜ? 『同業者』だからな」
「いやいや拙者は老婆に片足入れた老いぼれ、今はただ余生を旅しているだけでござる」
「そうか……いや、悪かったな」
「ふむ、与太話や絵空事は酒の席でするものでござる」
「ハハハ! そうくるか? これはそういう機会を作らないとな」
「楽しみでござる」
しばらくして車は虹色のもやもやに突入した。
もやもやの中は宇宙空間のように暗かったが、星のようにきらめくオブジェクトやデザインのいい街灯がある。
そしてひときわ目立つ建物があった、車はその建物の駐車場へと向かう。
「縁さん達は最近どうでしたかな?」
「俺の方はちとショックな事があってな」
「ん? 斬銀どったのさ」
「あまり詳しくは言えないんだがな?」
「うん」
「悪人退治をしてたらな? その時に『斬銀、お前の笑顔は人を恐怖にさせる』って言われてな」
「え?どゆこと?」
「俺は笑顔で戦意を無くす技を持っているんだが、それが怖いと言われてな」
「上半身真っ裸なのがいけないんじゃない?」
「やはりそうか?」
「上半身の鎧を付けなさい」
「この鎧は亡き親友のおさがりでな、上半身は友と共に消えたよ」
「待て、いきなり重い話を持ってくるな」
「ま、友人は幽霊になってるがな? 英霊ってやつだ」
「ええ~反応に困るわ」
「で、お前さんはどうなんだ? 界牙流四代目」
「いや、あたしは五代目だよ?」
風月はジト目で斬銀をみた。
「おっと失礼、で、どうだ最近は?」
「何時もと変わらない修行の毎日よ?」
「恋人でも出来たか? 界牙流は恋人が出来てから本番だろう?」
「できねーな、無理して作るもんでもねーし」
「なら縁はどうだ?」
「そこで俺にふりますか?」
「うーん、縁をよく知らんしなぁ」
「俺も困るな、てか会って2回目の俺達にそれを振りますか?」
「愛のキューピット斬銀は失敗か」
斬銀はキラキラした笑顔で残念がっている。
「うわぁ……ゴロの良さが気持ち悪い」
「気持ち悪いとは失礼な、こんなにフランキーなのに」
「はいはい、ファンキーファンキー」
「……いや2人共、フランクじゃないのか?」
「おや?」
ふと風月は右を見た、縁達もその方向を見る。
何かが勢いよく土煙を上げながらやって来る、それは銀色のボディーにスタイリッシュさを感じるデザインの車だった。
「うお! 何あれ!?」
「風月、車を知らないのか?」
「おお! あれが噂に聞く『ブーブー』だな?」
「それは赤ちゃんに使う言葉だね」
「縁,あたしゃ初めて見るんだからさ!」
「それは失礼」
風月の目は夢見る少年のようにキラキラだ。
銀色の車がスピードを下げ縁達の前で止まり助手席の窓が開く。
「待たせたな縁殿、そしてお久しぶりでござるな」
「青桜さん久しぶりです」
「こ、これが車!」
風月はあちこち見て回っている。
「ふむ」
青桜は車から降りた。
「彼女も依頼を手伝ってくれるのでござるな?」
「ええ、ちょっと落ち着きが無いですが」
「お嬢さん、助手席に乗るでござるか?」
「助手席?」
「拙者が座っていた前の席でござるよ」
「うえぇぇぇ! ま、マジっすか! やったっす! 失礼します!」
風月はビシッとお辞儀をして乗車し助手席のドアを閉めた。
後部座席の扉が自動で開く。
「話は車の中で、するでござるよ」
「お邪魔します」
縁は後部座席に座った。
「高級車かぁ……ちゃんと服来た方が言いような気がする」
斬銀は自分の姿に申し訳なさを感じたようだ。
「ほらよ、斬銀さん」
「よし、これで俺も乗車出来る!」
縁は車内からTシャツを斬銀に向けて投げる。
斬銀はTシャツを着てピチピチな状態で車に乗り込んだ。
青桜も乗って後部座席のドアは閉まる。
「ヘイお嬢さん、シートベルトよろしくじゃ」
運転席に座っていてノリノリに小刻みしている和服おじいちゃんが風月に声をかけた。
「シートベルト?」
「左にある出っ張りを引っ張り出して、右の金具にセットオンじゃ!」
「お、これか!? よし出来た!」
風月は目をキラキラさせて、運転席の老人を見た。
「よし、それじゃあ出発じゃ!」
老人は車の運転を開始する、ゆっくりと動き出す車に風月はまだ目を輝かせている。
「よい子のみんな、今は後部座席もシートベルトしないといけないからな! だが、この車は『魔法』で大丈夫なのだぞ!」
斬銀は何故か説明口調だ。
「お疲れ様です……それは置いといて青桜さん、手伝いの詳細教えて下さい」
「フォルクが通達したと言ってたでござるが?」
「村を救うからヨロピク! だけじゃわかりません」
「フォルク、詳細を言わなかったのでござるか?」
「仕方なかろう? 『シンフォルト』からの急ぎの依頼じゃったんじゃ」
フォルクの言葉に青桜はため息をした。
「トドギランの村が山賊に占領されたらしい」
「山賊ですか」
「しかしだ、拙者の調べでは村の近くに住む山の民だとわかった、村とは友好的な関係でござった」
「って事はだ、脅されてるか操られてるかだねぇ?」
風月は外の景色を見ながらニコニコしてそう言った。
「縁を呼んだのは裏で糸を引いているのは神だからじゃよ、ワシらでは荷が重すぎるのじゃ」
フォルク鋭い目つきでバックミラーで縁をチラッと見た。
「シンフォルトで対処できそうだけど?」
「今日は教会の子供達の劇の発表会らしいのじゃ、来たとしても遅れるじゃろう」
「つまりその人が来るまでにさ、村をある程度確保しとけばいいって事だぬぇ~?」
窓から見える普段と違う景色に上機嫌な風月。
「ぬうう……すまぬが少々運転に疲れた、近道も兼ねて魔法高速道路の休憩所で休ませてくれ」
「おお、聞き慣れない単語が出てきた」
「魔法高速道路か、最近出来た金持ちしか使用出来ない道路だな」
斬銀はピチピチなTシャツが気になるのか、身体を見ている。
「そうなの?」
風月が振り返り斬銀を見た。
「まあ簡単に言えば車で異次元に突入して目的地にワープする施設かな?」
「ほえ~」
「ハッハッハ、お嬢さん、これからビックリしますぞ?」
フォルクは袖から証明書を取り出し、それを車に設置されていたカードリーダーに差し込んだ。
『今イケてる手前どもの真実、を、読み込みを開始します』
「うお! なんだなんだ! 喋ったぞ!」
風月は車が喋った事に大興奮している、車の進行方向から虹色の道が現れる。
それは空へと続いていて、道の先には虹色のもやもやした霧があった。
車はその道をたどりもやもやを目指し進む。
「何かよくわからんが、スゲー!」
「ハッハッハ、元気なお嬢さんだ、流石は界牙流だけはありますな」
「む! あたしの流派を知ってるとは! あたしを狙う刺客か! かくごー!」
風月は目つきを鋭くしてふざけながら構えた。
「こらこら、おいたはダメでござるよ」
「界牙流2代目冥林、本名は霞じゃったな?」
「え? 本名知ってるの? って事はフォルクさんは信用出来る人だね?」
「確かあの人の口癖は『好きな人救う為の努力は怠らないから、世界に喧嘩できる』じゃったか?」
「おお! マジでおばあちゃんと知り合いじゃん!」
更にテンションが上がる風月。
「風月テンションたけぇな……そいえば、衣通姫青桜」
「む? 拙者の苗字を知ってるとは」
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「いやいや拙者は老婆に片足入れた老いぼれ、今はただ余生を旅しているだけでござる」
「そうか……いや、悪かったな」
「ふむ、与太話や絵空事は酒の席でするものでござる」
「ハハハ! そうくるか? これはそういう機会を作らないとな」
「楽しみでござる」
しばらくして車は虹色のもやもやに突入した。
もやもやの中は宇宙空間のように暗かったが、星のようにきらめくオブジェクトやデザインのいい街灯がある。
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