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十八章
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「眠留は口に食べ物を詰め込んでいたから、さぞ苦しかったろうな」
「はい、口呼吸ができなくて苦労しました。ひょっとして、おじいさんも似た経験をしたんですか」
「あたぼうよ、元甲子園球児を舐めるなよ!」
「平に、平にご容赦を~~」
なんて体育会系特有のノリにすぐなれるのだから、おじいさんもさぞ楽しい青春時代を過ごしたに違いない。それはまさしくそのとおりで、おじいさんはそれから暫く野球部時代のエピソードを披露し続け、食卓は大いに盛り上がることとなった。シートノック中にお腹が下り、やっと終了したのでトイレに駆け込もうとしたらOBが差し入れを持って現れ、ギンギンに冷えたジュースとアイスを下ったお腹に笑顔で収めねばならなかった話はさすがに、
「あなた、ここは食事の席ですよ」
と、おばあさんに叱られていたけどね。でもそのお陰で、
「むむっ、すまなかった」
「分かればいいのです。私も久しぶりにあの頃のあなたを思い出せて、嬉しかったですし」
「むっ、うむうむ」
なんて感じに二人がなったのは最高だった。おじいさんとおばあさんが頬を染めて俯く様子に輝夜さんは大層喜び、それを足掛かりに高校の同級生だった二人の馴れ初めを沢山聴けたのだから、結果オーライどころか百点満点のエピソードだったと僕は考えている。
そうこうするうち食事も終わり、お茶をのんびり味わう時間が訪れた。開け放した窓からそよぐ、温かくとも低湿度の風を楽しみながら、ツクツクホウシの鳴き声に僕らは耳を傾けていた。十月でも蝉が当然のごとく鳴くようになったのは温暖化の影響だが、温暖化が進行したからこそ古き良き日本の夏が戻ってきたと述べるお年寄りは多い。お年寄りによると温暖化が始まる前は、盛夏でも殺人的に暑くなる日は滅多になく、暑さを楽しむ余裕があったと言う。その頃の夏と十月上旬の今の時期は、気候が似ているそうなのである。それを実感できずとも、この瞬間のこの場所はすこぶる心地良く、ああこれが古き良き日本の夏なんだろうなあと、僕はある種の感慨に身をゆだねていた。
その耳に、
「眠留、折り入って尋ねたいことがある」
おじいさんの声が届いた。厳格この上ないその響きに、お風呂場の「眠留君の代になったら」が思い出され、僕は現時点で成し得る最高の所作でもって姿勢を正した。だがおじいさんに問われたのは、予想とはまったく異なる事柄だった。それは、
「今の時代に野球は、やはりそぐわないのだろうか」
だったのである。
野球人気を計る最も適切な尺度は、夏の甲子園の予選出場校数で間違いないだろう。その数が、年々減り続けている。一千を切り十年近く経った今、出場校数は全盛期の四分の一にすら届いていないらしい。この「らしい」も、人気低迷の一端と言える。出場校数減少は毎年の事なので、一千を切ったのを最後に近ごろはニュースとして取り上げられていないのだ。然るに人気低迷の原因解明もされなくなって久しいと言われているが、それは表向きの事でしかない。なぜなら研究学校生の率直な意見が、世に広く受け入れられているからである。それは、
――監督の権力が異常
だからだ。例えばバッターはベンチを去る際、監督から入念な指示を受ける。ネクストバッターボックスに控えている時も入念さは変わらず、一球ごとに監督へ顔を向けて指示を仰ぐ。指示を仰ぐのはバッターボックスに立った時も、出塁してからも同じで、一球ごとに監督へ必ず顔を向けなければならない。出された指示には服従が求められ、服従できない選手はどんなに優れた技能を有していても、監督に嫌われて試合に出させてもらえない。そんな環境に疑問を覚えず順応し、頭角を現した人達が野球界の上層部を占めているせいで、それが現代人の目にどう映るかをその人達は気づけなかった。だが小学生にして自律と自立を体得した研究学校生には、一目瞭然だったのである。監督の権力の異常性に気づく子供が大勢いるから、野球人口は減り続けているのだと。
その研究学校生の本音を、おじいさんは知っているとして良いと思う。自分の作った野菜を研究学校生が食べ、孫娘も研究学校生なのに、野球部が研究学校に一つもない理由をまったく意識しないとは考えられないからだ。よってそれには触れず、
――今の時代に野球は、やはりそぐわないのだろうか
の返答として、新忍道の埼玉予選で感じたことを僕は選んだ。
「新忍道は、人類を凌駕するモンスターと、攻撃予測ゴーグルを付けず戦う競技です。その戦いでは、十分の一秒の躊躇が命取りになります。そして僕は、新忍道の埼玉予選で他校の選手を見て、実感しました。監督のいない研究学校の選手にその躊躇はなくても、監督のいる学校の生徒には、躊躇があるのだと」
これはあまりに明瞭だったため僕ら二年生はもちろん、一年生にすら感じられる事だった。そしてそれは、インハイ本選で白日の下にさらされる事となる。本選には研究学校以外の高校も出場していたが、それらはすべて、研究学校に新忍道部のない都道府県の高校だった。極めつけは、本選の成績で研究学校を抜いた高校が一つも無かった事だろう。その理由を問われた某研究学校の選手が躊躇の存在を話し、それが多大な注目を集めたタイミングで、地域住民達がある出来事を明かした。湖校チームもお世話になった練習用の第四グラウンドで、某監督がしでかした残念行為を、見学に来ていた複数の地域住民が明かしたのである。幸い残念なのは監督のみであり、部員達は練習場を去るさい一列になって謝罪したことが合わせて報じられ、部や学校が非難されることは無かったが、そのぶん監督がやり玉に挙げられていた。インハイ本選の公式グラウンドで公式練習中に正規監督がなした事なためプライバシー法は適用されず、顔写真付きの実名で言動のすべてを明かされたあの人は、監督を辞し学校を去って行った。その後、その部は別の教師が監督に就任し、そしてその監督の練習方法が大層な物議をかもす事となった。救命救急三級の資格を持つ若い男性新米監督は、インタビューにこう答えたのだ。私がしているのは部員達の健康管理と、怪我をした部員のもとに駆け付けて手当をする事だけです、と。
新米監督が監督の初仕事として選んだのは、学生時代の実体験を打ち明けることだった。自分も中高大の十年間を体育会系部活で過ごし、監督の理不尽さに苦汁をなめたのは千では足りない。自分が監督になっても、旧来の学校制度を採用しているこの高校では、理不尽をゼロにするのは不可能だろう。だが、少なくする努力を惜しむつもりも無い。故に問う。君達はこの部を、どのような部にしたいのか?
部員達は、なるべく多くのことを自分達で決めたいと答えた。インハイの自分達の戦闘を分析し、長所を伸ばし短所を是正する練習メニューを自分達自身で考えるような、自主性の高い部にしたいと部員達は訴えたのである。新監督は条件付きでそれを許した。それは、健康管理と怪我については監督が二番目の権力を有する、という条件だった。二番目の箇所で首を傾げた部員達に、監督は破顔して言った。「一番目は医療AIに決まってるじゃないか」 部員達は素の笑顔を浮かべ、それ以降監督と部員達は、新体制の確立に全力を注ぐ日々を送っているそうだ。
「はい、口呼吸ができなくて苦労しました。ひょっとして、おじいさんも似た経験をしたんですか」
「あたぼうよ、元甲子園球児を舐めるなよ!」
「平に、平にご容赦を~~」
なんて体育会系特有のノリにすぐなれるのだから、おじいさんもさぞ楽しい青春時代を過ごしたに違いない。それはまさしくそのとおりで、おじいさんはそれから暫く野球部時代のエピソードを披露し続け、食卓は大いに盛り上がることとなった。シートノック中にお腹が下り、やっと終了したのでトイレに駆け込もうとしたらOBが差し入れを持って現れ、ギンギンに冷えたジュースとアイスを下ったお腹に笑顔で収めねばならなかった話はさすがに、
「あなた、ここは食事の席ですよ」
と、おばあさんに叱られていたけどね。でもそのお陰で、
「むむっ、すまなかった」
「分かればいいのです。私も久しぶりにあの頃のあなたを思い出せて、嬉しかったですし」
「むっ、うむうむ」
なんて感じに二人がなったのは最高だった。おじいさんとおばあさんが頬を染めて俯く様子に輝夜さんは大層喜び、それを足掛かりに高校の同級生だった二人の馴れ初めを沢山聴けたのだから、結果オーライどころか百点満点のエピソードだったと僕は考えている。
そうこうするうち食事も終わり、お茶をのんびり味わう時間が訪れた。開け放した窓からそよぐ、温かくとも低湿度の風を楽しみながら、ツクツクホウシの鳴き声に僕らは耳を傾けていた。十月でも蝉が当然のごとく鳴くようになったのは温暖化の影響だが、温暖化が進行したからこそ古き良き日本の夏が戻ってきたと述べるお年寄りは多い。お年寄りによると温暖化が始まる前は、盛夏でも殺人的に暑くなる日は滅多になく、暑さを楽しむ余裕があったと言う。その頃の夏と十月上旬の今の時期は、気候が似ているそうなのである。それを実感できずとも、この瞬間のこの場所はすこぶる心地良く、ああこれが古き良き日本の夏なんだろうなあと、僕はある種の感慨に身をゆだねていた。
その耳に、
「眠留、折り入って尋ねたいことがある」
おじいさんの声が届いた。厳格この上ないその響きに、お風呂場の「眠留君の代になったら」が思い出され、僕は現時点で成し得る最高の所作でもって姿勢を正した。だがおじいさんに問われたのは、予想とはまったく異なる事柄だった。それは、
「今の時代に野球は、やはりそぐわないのだろうか」
だったのである。
野球人気を計る最も適切な尺度は、夏の甲子園の予選出場校数で間違いないだろう。その数が、年々減り続けている。一千を切り十年近く経った今、出場校数は全盛期の四分の一にすら届いていないらしい。この「らしい」も、人気低迷の一端と言える。出場校数減少は毎年の事なので、一千を切ったのを最後に近ごろはニュースとして取り上げられていないのだ。然るに人気低迷の原因解明もされなくなって久しいと言われているが、それは表向きの事でしかない。なぜなら研究学校生の率直な意見が、世に広く受け入れられているからである。それは、
――監督の権力が異常
だからだ。例えばバッターはベンチを去る際、監督から入念な指示を受ける。ネクストバッターボックスに控えている時も入念さは変わらず、一球ごとに監督へ顔を向けて指示を仰ぐ。指示を仰ぐのはバッターボックスに立った時も、出塁してからも同じで、一球ごとに監督へ必ず顔を向けなければならない。出された指示には服従が求められ、服従できない選手はどんなに優れた技能を有していても、監督に嫌われて試合に出させてもらえない。そんな環境に疑問を覚えず順応し、頭角を現した人達が野球界の上層部を占めているせいで、それが現代人の目にどう映るかをその人達は気づけなかった。だが小学生にして自律と自立を体得した研究学校生には、一目瞭然だったのである。監督の権力の異常性に気づく子供が大勢いるから、野球人口は減り続けているのだと。
その研究学校生の本音を、おじいさんは知っているとして良いと思う。自分の作った野菜を研究学校生が食べ、孫娘も研究学校生なのに、野球部が研究学校に一つもない理由をまったく意識しないとは考えられないからだ。よってそれには触れず、
――今の時代に野球は、やはりそぐわないのだろうか
の返答として、新忍道の埼玉予選で感じたことを僕は選んだ。
「新忍道は、人類を凌駕するモンスターと、攻撃予測ゴーグルを付けず戦う競技です。その戦いでは、十分の一秒の躊躇が命取りになります。そして僕は、新忍道の埼玉予選で他校の選手を見て、実感しました。監督のいない研究学校の選手にその躊躇はなくても、監督のいる学校の生徒には、躊躇があるのだと」
これはあまりに明瞭だったため僕ら二年生はもちろん、一年生にすら感じられる事だった。そしてそれは、インハイ本選で白日の下にさらされる事となる。本選には研究学校以外の高校も出場していたが、それらはすべて、研究学校に新忍道部のない都道府県の高校だった。極めつけは、本選の成績で研究学校を抜いた高校が一つも無かった事だろう。その理由を問われた某研究学校の選手が躊躇の存在を話し、それが多大な注目を集めたタイミングで、地域住民達がある出来事を明かした。湖校チームもお世話になった練習用の第四グラウンドで、某監督がしでかした残念行為を、見学に来ていた複数の地域住民が明かしたのである。幸い残念なのは監督のみであり、部員達は練習場を去るさい一列になって謝罪したことが合わせて報じられ、部や学校が非難されることは無かったが、そのぶん監督がやり玉に挙げられていた。インハイ本選の公式グラウンドで公式練習中に正規監督がなした事なためプライバシー法は適用されず、顔写真付きの実名で言動のすべてを明かされたあの人は、監督を辞し学校を去って行った。その後、その部は別の教師が監督に就任し、そしてその監督の練習方法が大層な物議をかもす事となった。救命救急三級の資格を持つ若い男性新米監督は、インタビューにこう答えたのだ。私がしているのは部員達の健康管理と、怪我をした部員のもとに駆け付けて手当をする事だけです、と。
新米監督が監督の初仕事として選んだのは、学生時代の実体験を打ち明けることだった。自分も中高大の十年間を体育会系部活で過ごし、監督の理不尽さに苦汁をなめたのは千では足りない。自分が監督になっても、旧来の学校制度を採用しているこの高校では、理不尽をゼロにするのは不可能だろう。だが、少なくする努力を惜しむつもりも無い。故に問う。君達はこの部を、どのような部にしたいのか?
部員達は、なるべく多くのことを自分達で決めたいと答えた。インハイの自分達の戦闘を分析し、長所を伸ばし短所を是正する練習メニューを自分達自身で考えるような、自主性の高い部にしたいと部員達は訴えたのである。新監督は条件付きでそれを許した。それは、健康管理と怪我については監督が二番目の権力を有する、という条件だった。二番目の箇所で首を傾げた部員達に、監督は破顔して言った。「一番目は医療AIに決まってるじゃないか」 部員達は素の笑顔を浮かべ、それ以降監督と部員達は、新体制の確立に全力を注ぐ日々を送っているそうだ。
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