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十三章
忘れていた事、1
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翌、五月三日。
空に舞い上がるほど嬉しいサプライズを、僕は受けた。
智樹を含む昨日の六人と北斗が神社にやって来て、手伝いをすると言ってくれたのである。
「白状すると連休前までは、俺がここに来られるかは五分五分だったんだ」
なんて事をあっけらかんと明かした智樹の、その軽さが物語っていた。智樹は過去から更に一段、
――自由になれた
のだと。
然るに視界が霞みかけたのだけど、今の立場を思い出し、僕はそれを必死で阻止した。神社を訪れた子供達を祝うべき者が、常装のまま参道で泣くなど、もっての外だからだ。そんな僕をおもんばかり皆もそれに触れず、代わりに僕の狩衣を誉めてくれた。正確には「狩衣」やその色の「鮮緑」や「禁色でなければ色は自由なんだよね」といった知識や語彙を用いて会話しているのは北斗と真山と那須さんと香取さんで、猛と京馬と智樹が話題に乗って来たのは烏帽子だけだったが、これらの専門用語は知らないのが普通と言える。よって恥じる必要などまったく無いのに、恥じ入っている三人へのフォローも兼ね、僕は女の子たちに頼んだ。
「良かったら、巫女さんになってくれないかな」
いくら友達とはいえ、巫女さんとして働いてもらう事をいきなり頼むのは、本来なら避けるべきなのだろう。にもかかわらずそれを口にしたのは、すでに話が付いていると感じたからだ。今年この神社は、こどもの日に働いてくれる巫女さんの少なさを、数年ぶりに憂えなかった。輝夜さんと昴と芹沢さんが、巫女として神社を手伝いたいと言ってくれたのである。祖父と僕は、当初この申し出に難色を示した。輝夜さんと昴と芹沢さんの心遣いは感涙にむせるほど嬉しく、というか「三人の巫女姿をぜひ見たい!」こそが僕の本音だったけど、だからと言って貴重なゴールデンウィークの最後の三日間にうら若き娘達を働かせてしまうことへ、罪悪感を覚えずにはいられなかったのだ。それは祖父も同様だったらしく、二人揃って眉間に皺を刻みウンウン唸っていると、そんな人間はこの場にいないとばかりに祖母が娘達に向き直った。
「なんて嬉しい申し出をしてくれたのでしょう。あなた達が巫女になってくれたら、神様も子供たちも、子供たちの親御さんもそして私達も、どれだけ喜ぶか知れません。三人の心遣いを、感謝いたします」
そう礼を述べ三つ指つく祖母に、三人は目を見張り息をつめた。良家のお嬢様である輝夜さんも、薙刀道とフィニッシングスクールで礼法を学んでいる昴も、お嬢様かつ撫子部の二年エースである芹沢さんも、祖母の所作の上品さと美しさに自分達が遠く及ばないことを、三人同時に悟ったのである。後に明かされたところによると、三人は巫女の件をあらかじめ祖母に相談していて、それを祖父に伝えた際の役回りまで決めていたらしいが、それでも祖母の所作に息を呑まずにはいられなかったと、輝夜さん達は夢見心地に話していた。よって三人はありったけの技術と真心を込め祖母へ返礼し、そして巫女の心構えを説く祖母へ敬意と憧れの眼差しを向けていたため、この件はいつの間にか決定事項となっていた。祖父もそれを覆す言動を一切せず、感謝の眼差しで四人をただただ見つめていたのだった。
という出来事が、先入観になったのだと思う。七着の巫女装束が裏庭で陰干しされているのを目にしても、「慣れない三人用に装束を三着多く干しているんだろうな」程度にしか僕は考えなかった。しかし今振り返ると、あれはきっと、那須さんと香取さんの分も含めた枚数だったのだろう。という訳で女性陣の計画を円滑に進めるべく、こちらから頼んでみたのである。良かったら巫女さんになってくれないかな、と。
その途端、
「やった~!」「わたし昔から、巫女服を着てみたかったの!」「わかる、女の子なら一度は巫女さんに、なってみたいよね!」「よね~!」
みたいな感じに、那須さんと香取さんは大はしゃぎを始めた。すると絶妙なタイミングで、
「やっほ~」
「待ってたよ~」
「さあ二人も着替えて、五人で巫女さんになろう!」
巫女装束に身を包む輝夜さんと昴と芹沢さんが現れたものだから、境内は娘達の黄色い声一色に、染め上げられたのだった。
それから暫く、鼻の下が伸びぬよう一瞬も気を許せない時間が続いた。楚々としながらも煌びやかな光で周囲を照らす同級生の巫女さん達が視界に入るたび、鼻の下を伸ばして見とれることを、本能が主張する時間が続いたのだ。そしてそれは、僕以外の男子五人も同じだった。香取さんは先ほど「女の子なら一度は巫女さんになってみたいよね」と言ったが、それは彼我の立ち位置を替えれば、男にも当て嵌ることだった。この国に生まれたほぼ全ての男子は、好意や好感を抱いている女の子の巫女姿を見てみたいと、切に願うものなのである。しかもその女の子たちが、揃いも揃って美少女だったなら尚更だ。猛と京馬と智樹は言うに及ばず、ツートップイケメンとして君臨する真山と北斗すらも、巫女装束に身を包む娘達の清楚さと煌びやかさに鼻の下が伸びてしまわぬよう、最大の注意を払わねばならなかった。
幸いその、眼福に屈服したがる自分をねじ伏せる時間は、ある出来事をもって終了した。それは僕ら男子に、親御さんたちが話しかけた事から始まった。
神社にやって来た子供たちは男女の区別なく、巫女さんへ多大な関心を示した。だから神事が終わると子供達はまっしぐらに巫女さんの下に集まり、「きれい!」「すてき!」「私もなる!」を連発していた。無垢な笑顔でそう言ってもらえて、嬉しくて仕方なかったのだろう。娘らは花の笑顔で謝意を述べ、子供達と遊んであげていた。その時ばかりは本能に勝てず、男子六人でふにゃふにゃ顔になっていると、親御さんたちがこう尋ねてきたのだ。
「皆さんは後継ぎさんの、ご友人ですか?」
後継ぎさんから連想する人物像とそぐわな過ぎて脳の処理が追いつかず一人呆ける僕をよそに、皆は元気に、そして思い出すだけで涙がにじんでしまうのだがさも誇らしげに、「「「そうです友人です!!」」」と声を揃えてくれた。感極まり何も言えないでいる僕に代わり、自分達は湖校生であること、巫女さん達もそうであること、年子の妹さんも含め全員仲が良いので皆で示し合わせて僕に「サプライズ手伝い」を仕掛けた等々の事を、はつらつと伝えてくれた。親御さんたちは心を大層動かされたらしく、子供達のいる方角へ手を合わせ、祈りをささげた。
どうか我が子も、
素晴らしい友人に囲まれ、
かけがえのない学校生活を
おくれますように。
そうそれは、祈りだった。
宗教という枠に縛られない、人知を超えた存在へ希う、祈りだった。
その姿に、僕らは教えられた。
僕らは、知っているつもりなだけだったのだ。
素晴らしい友人に囲まれ、
かけがえのない学校生活を
おくっている事。
それは、我が子の幸せを何より喜ぶ親が、人知を超えた存在へ一心に願うほど、価値あるものだったのである。
「母さんも、喜んでくれているのかな」
空を見上げ、そう呟いた。
すると、
――何を言っているのかしら、この子は。
晴れわたる五月の空の向こうで母さんはそう、笑みを零してくれたのだった。
空に舞い上がるほど嬉しいサプライズを、僕は受けた。
智樹を含む昨日の六人と北斗が神社にやって来て、手伝いをすると言ってくれたのである。
「白状すると連休前までは、俺がここに来られるかは五分五分だったんだ」
なんて事をあっけらかんと明かした智樹の、その軽さが物語っていた。智樹は過去から更に一段、
――自由になれた
のだと。
然るに視界が霞みかけたのだけど、今の立場を思い出し、僕はそれを必死で阻止した。神社を訪れた子供達を祝うべき者が、常装のまま参道で泣くなど、もっての外だからだ。そんな僕をおもんばかり皆もそれに触れず、代わりに僕の狩衣を誉めてくれた。正確には「狩衣」やその色の「鮮緑」や「禁色でなければ色は自由なんだよね」といった知識や語彙を用いて会話しているのは北斗と真山と那須さんと香取さんで、猛と京馬と智樹が話題に乗って来たのは烏帽子だけだったが、これらの専門用語は知らないのが普通と言える。よって恥じる必要などまったく無いのに、恥じ入っている三人へのフォローも兼ね、僕は女の子たちに頼んだ。
「良かったら、巫女さんになってくれないかな」
いくら友達とはいえ、巫女さんとして働いてもらう事をいきなり頼むのは、本来なら避けるべきなのだろう。にもかかわらずそれを口にしたのは、すでに話が付いていると感じたからだ。今年この神社は、こどもの日に働いてくれる巫女さんの少なさを、数年ぶりに憂えなかった。輝夜さんと昴と芹沢さんが、巫女として神社を手伝いたいと言ってくれたのである。祖父と僕は、当初この申し出に難色を示した。輝夜さんと昴と芹沢さんの心遣いは感涙にむせるほど嬉しく、というか「三人の巫女姿をぜひ見たい!」こそが僕の本音だったけど、だからと言って貴重なゴールデンウィークの最後の三日間にうら若き娘達を働かせてしまうことへ、罪悪感を覚えずにはいられなかったのだ。それは祖父も同様だったらしく、二人揃って眉間に皺を刻みウンウン唸っていると、そんな人間はこの場にいないとばかりに祖母が娘達に向き直った。
「なんて嬉しい申し出をしてくれたのでしょう。あなた達が巫女になってくれたら、神様も子供たちも、子供たちの親御さんもそして私達も、どれだけ喜ぶか知れません。三人の心遣いを、感謝いたします」
そう礼を述べ三つ指つく祖母に、三人は目を見張り息をつめた。良家のお嬢様である輝夜さんも、薙刀道とフィニッシングスクールで礼法を学んでいる昴も、お嬢様かつ撫子部の二年エースである芹沢さんも、祖母の所作の上品さと美しさに自分達が遠く及ばないことを、三人同時に悟ったのである。後に明かされたところによると、三人は巫女の件をあらかじめ祖母に相談していて、それを祖父に伝えた際の役回りまで決めていたらしいが、それでも祖母の所作に息を呑まずにはいられなかったと、輝夜さん達は夢見心地に話していた。よって三人はありったけの技術と真心を込め祖母へ返礼し、そして巫女の心構えを説く祖母へ敬意と憧れの眼差しを向けていたため、この件はいつの間にか決定事項となっていた。祖父もそれを覆す言動を一切せず、感謝の眼差しで四人をただただ見つめていたのだった。
という出来事が、先入観になったのだと思う。七着の巫女装束が裏庭で陰干しされているのを目にしても、「慣れない三人用に装束を三着多く干しているんだろうな」程度にしか僕は考えなかった。しかし今振り返ると、あれはきっと、那須さんと香取さんの分も含めた枚数だったのだろう。という訳で女性陣の計画を円滑に進めるべく、こちらから頼んでみたのである。良かったら巫女さんになってくれないかな、と。
その途端、
「やった~!」「わたし昔から、巫女服を着てみたかったの!」「わかる、女の子なら一度は巫女さんに、なってみたいよね!」「よね~!」
みたいな感じに、那須さんと香取さんは大はしゃぎを始めた。すると絶妙なタイミングで、
「やっほ~」
「待ってたよ~」
「さあ二人も着替えて、五人で巫女さんになろう!」
巫女装束に身を包む輝夜さんと昴と芹沢さんが現れたものだから、境内は娘達の黄色い声一色に、染め上げられたのだった。
それから暫く、鼻の下が伸びぬよう一瞬も気を許せない時間が続いた。楚々としながらも煌びやかな光で周囲を照らす同級生の巫女さん達が視界に入るたび、鼻の下を伸ばして見とれることを、本能が主張する時間が続いたのだ。そしてそれは、僕以外の男子五人も同じだった。香取さんは先ほど「女の子なら一度は巫女さんになってみたいよね」と言ったが、それは彼我の立ち位置を替えれば、男にも当て嵌ることだった。この国に生まれたほぼ全ての男子は、好意や好感を抱いている女の子の巫女姿を見てみたいと、切に願うものなのである。しかもその女の子たちが、揃いも揃って美少女だったなら尚更だ。猛と京馬と智樹は言うに及ばず、ツートップイケメンとして君臨する真山と北斗すらも、巫女装束に身を包む娘達の清楚さと煌びやかさに鼻の下が伸びてしまわぬよう、最大の注意を払わねばならなかった。
幸いその、眼福に屈服したがる自分をねじ伏せる時間は、ある出来事をもって終了した。それは僕ら男子に、親御さんたちが話しかけた事から始まった。
神社にやって来た子供たちは男女の区別なく、巫女さんへ多大な関心を示した。だから神事が終わると子供達はまっしぐらに巫女さんの下に集まり、「きれい!」「すてき!」「私もなる!」を連発していた。無垢な笑顔でそう言ってもらえて、嬉しくて仕方なかったのだろう。娘らは花の笑顔で謝意を述べ、子供達と遊んであげていた。その時ばかりは本能に勝てず、男子六人でふにゃふにゃ顔になっていると、親御さんたちがこう尋ねてきたのだ。
「皆さんは後継ぎさんの、ご友人ですか?」
後継ぎさんから連想する人物像とそぐわな過ぎて脳の処理が追いつかず一人呆ける僕をよそに、皆は元気に、そして思い出すだけで涙がにじんでしまうのだがさも誇らしげに、「「「そうです友人です!!」」」と声を揃えてくれた。感極まり何も言えないでいる僕に代わり、自分達は湖校生であること、巫女さん達もそうであること、年子の妹さんも含め全員仲が良いので皆で示し合わせて僕に「サプライズ手伝い」を仕掛けた等々の事を、はつらつと伝えてくれた。親御さんたちは心を大層動かされたらしく、子供達のいる方角へ手を合わせ、祈りをささげた。
どうか我が子も、
素晴らしい友人に囲まれ、
かけがえのない学校生活を
おくれますように。
そうそれは、祈りだった。
宗教という枠に縛られない、人知を超えた存在へ希う、祈りだった。
その姿に、僕らは教えられた。
僕らは、知っているつもりなだけだったのだ。
素晴らしい友人に囲まれ、
かけがえのない学校生活を
おくっている事。
それは、我が子の幸せを何より喜ぶ親が、人知を超えた存在へ一心に願うほど、価値あるものだったのである。
「母さんも、喜んでくれているのかな」
空を見上げ、そう呟いた。
すると、
――何を言っているのかしら、この子は。
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