上 下
80 / 1,035
第一章 第四節 誓い

第79話 なにかがおかしい……

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

200万年後 軽トラで未来にやってきた勇者たち

半道海豚
SF
本稿は、生きていくために、文明の痕跡さえない200万年後の未来に旅立ったヒトたちの奮闘を描いています。 最近は温暖化による環境の悪化が話題になっています。温暖化が進行すれば、多くの生物種が絶滅するでしょう。実際、新生代第四紀完新世(現在の地質年代)は生物の大量絶滅の真っ最中だとされています。生物の大量絶滅は地球史上何度も起きていますが、特に大規模なものが“ビッグファイブ”と呼ばれています。5番目が皆さんよくご存じの恐竜絶滅です。そして、現在が6番目で絶賛進行中。しかも理由はヒトの存在。それも産業革命以後とかではなく、何万年も前から。 本稿は、2015年に書き始めましたが、温暖化よりはスーパープルームのほうが衝撃的だろうと考えて北米でのマントル噴出を破局的環境破壊の惹起としました。 第1章と第2章は未来での生き残りをかけた挑戦、第3章以降は競争排除則(ガウゼの法則)がテーマに加わります。第6章以降は大量絶滅は収束したのかがテーマになっています。 どうぞ、お楽しみください。

レジェンド・オブ・ダーク 遼州司法局異聞

橋本 直
SF
地球人類が初めて地球外人類と出会った辺境惑星『遼州』の連合国家群『遼州同盟』。 その有力国のひとつ東和共和国に住むごく普通の大学生だった神前誠(しんぜんまこと)。彼は就職先に困り、母親の剣道場の師範代である嵯峨惟基を頼り軍に人型兵器『アサルト・モジュール』のパイロットの幹部候補生という待遇でなんとか入ることができた。 しかし、基礎訓練を終え、士官候補生として配属されたその嵯峨惟基が部隊長を務める部隊『遼州同盟司法局実働部隊』は巨大工場の中に仮住まいをする肩身の狭い状況の部隊だった。 さらに追い打ちをかけるのは個性的な同僚達。 直属の上司はガラは悪いが家柄が良いサイボーグ西園寺かなめと無口でぶっきらぼうな人造人間のカウラ・ベルガーの二人の女性士官。 他にもオタク趣味で意気投合するがどこか食えない女性人造人間の艦長代理アイシャ・クラウゼ、小さな元気っ子野生農業少女ナンバルゲニア・シャムラード、マイペースで人の話を聞かないサイボーグ吉田俊平、声と態度がでかい幼女にしか見えない指揮官クバルカ・ランなど個性の塊のような面々に振り回される誠。 しかも人に振り回されるばかりと思いきや自分に自分でも自覚のない不思議な力、「法術」が眠っていた。 考えがまとまらないまま初めての宇宙空間での演習に出るが、そして時を同じくして同盟の存在を揺るがしかねない同盟加盟国『胡州帝国』の国権軍権拡大を主張する独自行動派によるクーデターが画策されいるという報が届く。 誠は法術師専用アサルト・モジュール『05式乙型』を駆り戦場で何を見ることになるのか?そして彼の昇進はありうるのか?

NPCが俺の嫁~リアルに連れ帰る為に攻略す~

ゆる弥
SF
親友に誘われたVRMMOゲーム現天獄《げんてんごく》というゲームの中で俺は運命の人を見つける。 それは現地人(NPC)だった。 その子にいい所を見せるべく活躍し、そして最終目標はゲームクリアの報酬による願い事をなんでも一つ叶えてくれるというもの。 「人が作ったVR空間のNPCと結婚なんて出来るわけねーだろ!?」 「誰が不可能だと決めたんだ!? 俺はネムさんと結婚すると決めた!」 こんなヤバいやつの話。

「何でも屋ジャック~宇宙海賊王の秘宝~」

愛山雄町
SF
 銀河帝国歴GC1032年。  銀河系オリオン腕の外縁部近くの辺境で、“何でも屋”のジャック・トレードは仲間のジョニー、ヘネシー、シェリーとともに、輸送や護衛、調査などあらゆる仕事を受けていた。  今回の依頼はいわゆる“高跳び”。  マフィアに追われる美女と美少女を、帝国軍基地まで無事に運ぶという仕事で、彼にとってはそれほど難しい仕事ではないはずだった。  しかし、辺境のマフィアとは思えぬ執拗さに、ジャックたちは徐々に追い詰められていく。  150メートル級の偵察(スループ)艦を改造した愛艦「ドランカード(酔っ払い)号」を駆り、銀河の辺境を縦横無尽に駆け巡る。  そして、数百年前の伝説の海賊王、バルバンクール。その隠された秘宝が彼らの運命を変える。  昭和の時代の宇宙冒険活劇(スペースオペラ)を目指しています。  古き良き時代?の“スペオペ”の香りを感じてもらえたら幸いです。  本作品はクリフエッジシリーズと世界観を共有しています。  時代的にはクリフォードのいる時代、宇宙暦4500年頃、帝国歴に直すと3700年頃から2700年ほど前に当たり、人類の文明が最高潮に達した時代という設定です。  小説家になろうにも投稿しております。

天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜 

八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。 第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。 大和型三隻は沈没した……、と思われた。 だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。 大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。 祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。 ※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※

いくさびと

皆川大輔
SF
☆1分でわかる「いくさびと」のあらすじ →https://www.youtube.com/watch?v=ifRWMAjPSQo&t=4s ○イラストは和輝こころ様(@honeybanana1)に書いていただきました!ありがとうございました!       ◆□◆□◆□◆ 時は、2032年。 人のあらゆる事象は、ほぼ全て数値で管理できるようになっていた。 身長や体重、生年月日はもちろん、感情や記憶までもが、数値によって管理されている。 事象の数値化に伴って、行動履歴なども脳内に埋め込まれた機械〝シード〟によって記録されるようになり、 監視社会となったことで犯罪率も格段に低下していた。 しかし、そんな平和にも思える世界で、新しい火種が生まれだそうとしていた。 突如、全身を黒く染めた怪物が、街に出現し始めたのだ。 前触れもなく街に現れ、見境なく人を襲う存在――〝シカバネ〟。 ただ、そんな人に危害を加えるような存在を見逃すほど世界は怠けてはいない。 事件が起こるやいなや、シカバネに対抗しうる特殊な能力を持った人間を集め、警察組織に「第七感覚特務課」を新設。 人員不足ながら、全国に戦闘員を配置することに成功した。 そんな第七感覚特務課・埼玉支部に所属する桜庭大翔は、ある日、シカバネとなりかけていた姫宮明日香と遭遇する。 感情を失い、理性を失い、人ではない存在、〝シカバネ〟になりかけている少女に、少年は剣を向けた。 己の正義を執行するために。 この出会いは、偶然か運命かはわからない。 一つ確かなのは、二人が出会ったその瞬間から、未来が大きく動き出すことになったということだけだった。

アナザー・リバース ~未来への逆襲~

峪房四季
SF
人生を悲観する大学生――御縁司は、同じ大学の先輩――天沢奏の笑みに他人と関わる温かみを貰っていた。しかしある日、そんな奏が仲間と結託して憎悪を込めて司を殺そうと計画していたことを偶然知ってしまう。身に覚えの無い殺意に呆然とする司。そこに謎の男――良善が現れて司はその真意を知る。 「君は千年後の未来で人類史最悪の狂人と呼ばれる男の血縁なのさ。彼女達はその悪の権化を誕生させないために祖先である君を殺しに来た正義の未来人なんだよ」 突拍子も無い話。しかし、周りで起きるあらゆる事象が男の言葉を事実と裏付ける。 勝手に悪者扱いにされた司は絶望と激しい怒りに染まり、良善と手を組んであえて悪の道へ足を踏み入れる。自分を殺して平和になろうとする未来を徹底的に否定してやるという決意を胸に…………。

アルビオン王国宙軍士官物語(クリフエッジシリーズ合本版)

愛山雄町
SF
 ハヤカワ文庫さんのSF好きにお勧め! ■■■  人類が宇宙に進出して約五千年後、地球より数千光年離れた銀河系ペルセウス腕を舞台に、後に“クリフエッジ(崖っぷち)”と呼ばれることになるアルビオン王国軍士官クリフォード・カスバート・コリングウッドの物語。 ■■■  宇宙暦4500年代、銀河系ペルセウス腕には四つの政治勢力、「アルビオン王国」、「ゾンファ共和国」、「スヴァローグ帝国」、「自由星系国家連合」が割拠していた。  アルビオン王国は領土的野心の強いゾンファ共和国とスヴァローグ帝国と戦い続けている。  4512年、アルビオン王国に一人の英雄が登場した。  その名はクリフォード・カスバート・コリングウッド。  彼は柔軟な思考と確固たる信念の持ち主で、敵国の野望を打ち砕いていく。 ■■■  小説家になろうで「クリフエッジシリーズ」として投稿している作品を合本版として、こちらでも投稿することにしました。 ■■■ 小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+でも投稿しております。

処理中です...