10 / 36
本編
第二話 櫛
しおりを挟む
「この挿し櫛はね、私のお祖母ちゃんから伝わる嫁入り道具なの」
行灯に照らされる櫛は、良質な柘植もなければ鼈甲でもない、安っぽい木片から成るものだった。それに、薄らとした傷が見受けられる。
それでも泉は美しいと感じた。
「綺麗」
ぽつりとこぼした娘の純粋な眼差しを愛しく思いながら、母は続ける。
「流石に年季は入っちゃったけど、大事に夕菜油で磨いて、布に包んでおいたからね。……泉も年が明ければもう十五だ、そろそろあげようと思って」
話の流れから母の意図を悟り、泉は戸惑いながら首を横に振る。
「でも私、村の人達には避けられてるし、好きな人なんていない。それにお父ちゃんが死んじゃったから、お母ちゃんだけじゃ仕事が大変だよ。私が手伝わないと」
泉は墓守りを担う家に生まれた。昨年父が病で死んでからというものの、母と娘だけで忙しく管理している。
――あの一家は、死者ノ國と近い。
村人は密やかに言う。自分達の代わりに穢れを請け負ってくれる存在であり、死者ノ國を開くという禁忌に手を出すかもしれない存在。恐れて必要以上に接触しない者が大半だった。
不安げな顔をする泉に向け、母は苦笑いを浮かべた。
「あたしとお父ちゃんの出会いを教えてあげるよ」
追想に耽る優しい目をして語り出す。
「あたしがお前くらいの歳の頃は、この櫛を帯に仕舞って出歩いてたんだ。ある日の買い物帰りだった。橋の近くの道端で櫛が落ちちゃったんだけど、私は気付かなかったの。そしたらその時、通りすがりに声をかけられた。お父ちゃんだよ。『大事なものなら落とすな』って、ぶっきらぼうに渡そうとしてきて。何だか腹が立ったから、あたし冗談言ったの。『洒落っ気の無い求婚だね』ってさ。そしたらあの人、本気にしたみたいで、照れて焦って大変で大変で……。で、何だかんだあって、お前が生まれたってわけ。この場にあの人がいたら、顔真っ赤にして寝たふりしてただろうね。可愛い人だったよ、ほんと」
くすくす笑う母につられて泉の頬も緩む。
愛想は悪いけれど、抱き着けば必ず強く抱き返して頭を撫でてくれた父。墓守りの家に入ったせいで白眼視されながらも、気にせず妻と子を愛した父。死ぬ間際、「お前達を置いていってしまう。すまん」と、苦しそうに遺言を残した父。そんな父だったから、予想通りと言えば予想通りで、泉は切なくも面白かった。
二人で笑い合った後、母の視線はしっかりと泉へと向けられる。
「いいかい、泉。あたしにとっては住み慣れた土地だけど、お前がこんな寂しい村で一生を終える必要は無いよ。隣村か、隣町か、何なら都にでも行けばいい。読み書きが出来るから、働き口にも困らないだろうしね」
真剣な口調で言い聞かせられると泉は何も言えず、母の言葉に聞き入る。
「好きな人がいないなら、それでいい。風の噂だけど、今じゃ女だって学者にでも医者にでも職人にでもなれる時代さ。だからね、お前が望む幸せの為に生きるんだ。お母ちゃんはお父ちゃんと幸せ。お前という娘を授かって幸せ。次はお前が幸せになりますように、本当の居場所を見つけられますようにって、お母ちゃんの祈りを込めたお守り。さあ、受け取って」
長年の仕事でがさついた手の平の上に、ちょこんと乗っている櫛。目の前に差し出されたそれに向かって、泉は少し緊張しながら手を伸ばす。
「お前の長い髪に似合うよ」
母のどこまでも優しい声に誘われ、ついに手に取る。
櫛にこもる人の温もりを感じた。
感じた、はずだったのに。
◆◆◆
「旦那様、こいつったら三日三晩寝てますよ。本当に生きてンですかね?」
少女の顔を覗き込んでそう言い出したのは、白くて丸い四つ足の毛むくじゃら。それに対し、紺色の羽織をまとう長着姿の男――黒犬の生首を被ったような顔は、しっかりと頷く。
「この子は神宿りだ。簡単にはくたばらないよ。その証拠に、運んできた当初よりも随分顔色が良くなった」
寝台の上で目を閉じたまま過ごす少女。自発的に動かない彼女の為、雨と血で汚れた白装束を脱がせ、何とか箪笥から引っ張り出してきた古い浴衣を着せてからは、床擦れにならないように、一日三回ほど向きを変えるといった作業をこなしていた。
死者のような静けさだ。しかし、あの夜と比べれば、少女の顔は生者らしいと言える。青白かった唇には血が通い、よく見れば胸が上下している。
毛むくじゃらは、呆れるように、敬うように呟いた。
「……本当にびっくりしました。ずぶ濡れで血塗れで、それで神宿りを連れて帰ってらっしゃったンですから」
「その節は悪かったな」
「い、いえ、そんな。オイラ心配したンですよ。旦那様の方こそ、お加減は宜しいンですか?」
「ああ」
わざわざ訊くまでもない。古の妖である主人が、雨に打たれたくらいで風邪なんか引くものか――そう思った毛むくじゃらに対し、男は落ち着き払った口調で言った。
「私はこの子の血を飲み、この子に私の血を飲ませた」
「聞いたことねー呪いです」
「そうか。……大福、そろそろ夕餉の支度をする頃合いだろう」
大福と呼ばれた毛むくじゃらは、はっとした。この部屋に一つ取りつけられた、両開きの大きな窓の向こうへと目を向けると、逢魔が時の気配が辺りを包んでいた。別に時間にうるさくない、むしろ無頓着な主人に仕えているせいか、代わりに大福が日輪の様子を気にするのが常だった。
「ここのところは新入りに夢中で、私よりも時間に鈍くなってしまっているじゃないか」
「む、夢中とかじゃねーです! すぐ準備します!」
茶化す主人に少し顔を赤らめながら言い返すと、毛むくじゃらは、ぴょんと宙返りをした。すると、灰色の甚平を着る、目付きの鋭い少年の姿になった。そして大福は部屋を出た。
幼くも真面目な使用人が一階へと下りた頃、男は小さく溜め息を吐いた。
「蛇の毒に当たらなかったとは言え、この生命力。私の呪力をしっかり糧としたか……」
少女と血ノ契りを交わした後に押し寄せた、苦痛の数々の中に、それでも確かな力を感じた。あれは人間の中でも一際豊かな呪力だ。魂を奪い取られるような、それでいて包み込まれるような威圧感があったと、男は思い返す。
かつて隣人だった妖怪と人間は、およそ千年前に起こり始めたという戦乱の後、境界線を築くようになった。そして、人間は目に見える力――科学を頼るようになり、その対価なのか、目に視えない力――呪力を失いつつある。例えば、未だ呪力が強く、現世と常世の調停を任される〈呪術師〉と呼ばれる人間もいるが、そのほとんどが代々呪術師を輩出する、珍しい家の生まれということになる。
そんな時勢になって男が拾った少女は、特に異質な存在――神宿り。遥か昔からいたという、人間の中でも格段に呪力を集め、蓄え、操る術に長けた一族。隠れ里で暮らしていたが、妖と人の戦乱の最中に滅んだとされる。
外見だけではそこいらの人間と変わらない。それでも「ニオイ」が違う。土砂降りの川に浸かったところで洗い流すことは出来ない、神宿り特有の芳香だ。それを知っている男は、少女が神宿りであると最初から分かり切っていた。
(お前は、あの隠れ里から落ち延びた子孫なのか)
勾玉が刻まれる左手で掛け布団を直そうとした、その瞬間。
「……おか、あ、ちゃん……」
少女は掠れた声で言い、ゆっくりと瞼を開く。
母の温もりが宿る櫛を取ろうとした手は、宙を彷徨うだけだった。
行灯に照らされる櫛は、良質な柘植もなければ鼈甲でもない、安っぽい木片から成るものだった。それに、薄らとした傷が見受けられる。
それでも泉は美しいと感じた。
「綺麗」
ぽつりとこぼした娘の純粋な眼差しを愛しく思いながら、母は続ける。
「流石に年季は入っちゃったけど、大事に夕菜油で磨いて、布に包んでおいたからね。……泉も年が明ければもう十五だ、そろそろあげようと思って」
話の流れから母の意図を悟り、泉は戸惑いながら首を横に振る。
「でも私、村の人達には避けられてるし、好きな人なんていない。それにお父ちゃんが死んじゃったから、お母ちゃんだけじゃ仕事が大変だよ。私が手伝わないと」
泉は墓守りを担う家に生まれた。昨年父が病で死んでからというものの、母と娘だけで忙しく管理している。
――あの一家は、死者ノ國と近い。
村人は密やかに言う。自分達の代わりに穢れを請け負ってくれる存在であり、死者ノ國を開くという禁忌に手を出すかもしれない存在。恐れて必要以上に接触しない者が大半だった。
不安げな顔をする泉に向け、母は苦笑いを浮かべた。
「あたしとお父ちゃんの出会いを教えてあげるよ」
追想に耽る優しい目をして語り出す。
「あたしがお前くらいの歳の頃は、この櫛を帯に仕舞って出歩いてたんだ。ある日の買い物帰りだった。橋の近くの道端で櫛が落ちちゃったんだけど、私は気付かなかったの。そしたらその時、通りすがりに声をかけられた。お父ちゃんだよ。『大事なものなら落とすな』って、ぶっきらぼうに渡そうとしてきて。何だか腹が立ったから、あたし冗談言ったの。『洒落っ気の無い求婚だね』ってさ。そしたらあの人、本気にしたみたいで、照れて焦って大変で大変で……。で、何だかんだあって、お前が生まれたってわけ。この場にあの人がいたら、顔真っ赤にして寝たふりしてただろうね。可愛い人だったよ、ほんと」
くすくす笑う母につられて泉の頬も緩む。
愛想は悪いけれど、抱き着けば必ず強く抱き返して頭を撫でてくれた父。墓守りの家に入ったせいで白眼視されながらも、気にせず妻と子を愛した父。死ぬ間際、「お前達を置いていってしまう。すまん」と、苦しそうに遺言を残した父。そんな父だったから、予想通りと言えば予想通りで、泉は切なくも面白かった。
二人で笑い合った後、母の視線はしっかりと泉へと向けられる。
「いいかい、泉。あたしにとっては住み慣れた土地だけど、お前がこんな寂しい村で一生を終える必要は無いよ。隣村か、隣町か、何なら都にでも行けばいい。読み書きが出来るから、働き口にも困らないだろうしね」
真剣な口調で言い聞かせられると泉は何も言えず、母の言葉に聞き入る。
「好きな人がいないなら、それでいい。風の噂だけど、今じゃ女だって学者にでも医者にでも職人にでもなれる時代さ。だからね、お前が望む幸せの為に生きるんだ。お母ちゃんはお父ちゃんと幸せ。お前という娘を授かって幸せ。次はお前が幸せになりますように、本当の居場所を見つけられますようにって、お母ちゃんの祈りを込めたお守り。さあ、受け取って」
長年の仕事でがさついた手の平の上に、ちょこんと乗っている櫛。目の前に差し出されたそれに向かって、泉は少し緊張しながら手を伸ばす。
「お前の長い髪に似合うよ」
母のどこまでも優しい声に誘われ、ついに手に取る。
櫛にこもる人の温もりを感じた。
感じた、はずだったのに。
◆◆◆
「旦那様、こいつったら三日三晩寝てますよ。本当に生きてンですかね?」
少女の顔を覗き込んでそう言い出したのは、白くて丸い四つ足の毛むくじゃら。それに対し、紺色の羽織をまとう長着姿の男――黒犬の生首を被ったような顔は、しっかりと頷く。
「この子は神宿りだ。簡単にはくたばらないよ。その証拠に、運んできた当初よりも随分顔色が良くなった」
寝台の上で目を閉じたまま過ごす少女。自発的に動かない彼女の為、雨と血で汚れた白装束を脱がせ、何とか箪笥から引っ張り出してきた古い浴衣を着せてからは、床擦れにならないように、一日三回ほど向きを変えるといった作業をこなしていた。
死者のような静けさだ。しかし、あの夜と比べれば、少女の顔は生者らしいと言える。青白かった唇には血が通い、よく見れば胸が上下している。
毛むくじゃらは、呆れるように、敬うように呟いた。
「……本当にびっくりしました。ずぶ濡れで血塗れで、それで神宿りを連れて帰ってらっしゃったンですから」
「その節は悪かったな」
「い、いえ、そんな。オイラ心配したンですよ。旦那様の方こそ、お加減は宜しいンですか?」
「ああ」
わざわざ訊くまでもない。古の妖である主人が、雨に打たれたくらいで風邪なんか引くものか――そう思った毛むくじゃらに対し、男は落ち着き払った口調で言った。
「私はこの子の血を飲み、この子に私の血を飲ませた」
「聞いたことねー呪いです」
「そうか。……大福、そろそろ夕餉の支度をする頃合いだろう」
大福と呼ばれた毛むくじゃらは、はっとした。この部屋に一つ取りつけられた、両開きの大きな窓の向こうへと目を向けると、逢魔が時の気配が辺りを包んでいた。別に時間にうるさくない、むしろ無頓着な主人に仕えているせいか、代わりに大福が日輪の様子を気にするのが常だった。
「ここのところは新入りに夢中で、私よりも時間に鈍くなってしまっているじゃないか」
「む、夢中とかじゃねーです! すぐ準備します!」
茶化す主人に少し顔を赤らめながら言い返すと、毛むくじゃらは、ぴょんと宙返りをした。すると、灰色の甚平を着る、目付きの鋭い少年の姿になった。そして大福は部屋を出た。
幼くも真面目な使用人が一階へと下りた頃、男は小さく溜め息を吐いた。
「蛇の毒に当たらなかったとは言え、この生命力。私の呪力をしっかり糧としたか……」
少女と血ノ契りを交わした後に押し寄せた、苦痛の数々の中に、それでも確かな力を感じた。あれは人間の中でも一際豊かな呪力だ。魂を奪い取られるような、それでいて包み込まれるような威圧感があったと、男は思い返す。
かつて隣人だった妖怪と人間は、およそ千年前に起こり始めたという戦乱の後、境界線を築くようになった。そして、人間は目に見える力――科学を頼るようになり、その対価なのか、目に視えない力――呪力を失いつつある。例えば、未だ呪力が強く、現世と常世の調停を任される〈呪術師〉と呼ばれる人間もいるが、そのほとんどが代々呪術師を輩出する、珍しい家の生まれということになる。
そんな時勢になって男が拾った少女は、特に異質な存在――神宿り。遥か昔からいたという、人間の中でも格段に呪力を集め、蓄え、操る術に長けた一族。隠れ里で暮らしていたが、妖と人の戦乱の最中に滅んだとされる。
外見だけではそこいらの人間と変わらない。それでも「ニオイ」が違う。土砂降りの川に浸かったところで洗い流すことは出来ない、神宿り特有の芳香だ。それを知っている男は、少女が神宿りであると最初から分かり切っていた。
(お前は、あの隠れ里から落ち延びた子孫なのか)
勾玉が刻まれる左手で掛け布団を直そうとした、その瞬間。
「……おか、あ、ちゃん……」
少女は掠れた声で言い、ゆっくりと瞼を開く。
母の温もりが宿る櫛を取ろうとした手は、宙を彷徨うだけだった。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ひきこもり瑞祥妃は黒龍帝の寵愛を受ける
緋村燐
キャラ文芸
天に御座す黄龍帝が創りし中つ国には、白、黒、赤、青の四龍が治める国がある。
中でも特に広く豊かな大地を持つ龍湖国は、白黒対の龍が治める国だ。
龍帝と婚姻し地上に恵みをもたらす瑞祥の娘として生まれた李紅玉は、その力を抑えるためまじないを掛けた状態で入宮する。
だが事情を知らぬ白龍帝は呪われていると言い紅玉を下級妃とした。
それから二年が経ちまじないが消えたが、すっかり白龍帝の皇后になる気を無くしてしまった紅玉は他の方法で使命を果たそうと行動を起こす。
そう、この国には白龍帝の対となる黒龍帝もいるのだ。
黒龍帝の皇后となるため、位を上げるよう奮闘する中で紅玉は自身にまじないを掛けた道士の名を聞く。
道士と龍帝、瑞祥の娘の因果が絡み合う!



セレナの居場所 ~下賜された側妃~
緑谷めい
恋愛
後宮が廃され、国王エドガルドの側妃だったセレナは、ルーベン・アルファーロ侯爵に下賜された。自らの新たな居場所を作ろうと努力するセレナだったが、夫ルーベンの幼馴染だという伯爵家令嬢クラーラが頻繁に屋敷を訪れることに違和感を覚える。

もう死んでしまった私へ
ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。
幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか?
今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!!
ゆるゆる設定です。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる