145 / 155
おじさん♡承知致しました
しおりを挟む
みぃ♡
「ただいまぁ♡」
やっと、帰って来ましたよ!
僕らのお家に(*´꒳`*)
リリィちゃん達と僕のお屋敷は、夕暮れ時の柔らかな陽光に今日も輝いている。
ホッとして、安心した。
嬉しさを噛み締めたら、ちょっと涙ぐんでしまったよ。
絶対に帰ってくるんだって、信じていた。
でも心の奥底では、それを不安に思っていたんだな…
甘く優しい百合の香りが、鼻をくすぐる。
僕が居ない間に、前庭は見事な百合の花園になっていた。
以前は生い茂る緑の方が勝っていて、青く重厚な雰囲気を纏っていたんだ。
それが今は色とりどりの様々な百合の花が咲き誇り、涼やかな風にそよぐ姿も軽やかに…
“リリィの館”は僕を出迎えてくれている。
「…おかえり、視作生」
なんだか感傷的になってしまった僕を、セスはちょっと痛そうな微笑みを浮かべながら、見つめている。
お城からの帰路の車内で眠ってしまった僕を、セスが抱っこして運んでくれています\(//∇//)\
自分で歩くって、言ったんだけどねぇ。
『そんな寝ぼけまなこでは、絶対に駄目だ』
ですって\(//∇//)\
そうして優しい旦那さまの、暖かい胸に抱かれて…
僕は僕達の寝室の、ベッドの上に降ろされました。
「視作生、疲れたろう。直ぐにお休みなさい」
先に寝室に入っていたマックスが、甲斐甲斐しく僕の世話を焼きつつ、気遣ってくれる。
「うん。ありがとう、そうさせて貰おうかな」
まだ夕方を少し過ぎた頃だ。
せっかく二人の夫が揃って側にいてくれている。
そんな貴重な時間を、本当はもっと有意義に♡すごしたい所なんだけど…
いかんせん、眠い。
帰路に着いた車内でも、僕はずっと眠っていた。
なのにそれでも、気怠さが抜けないままだ。
「はぁ、、。お風呂…入りたい、けど…、、ごめんね?」
マックスが準備してくれているのに、今は気が進まない。
何をするのも億劫なんだ。
「では、君は寝台においで。俺が身体を清めて差し上げよう」
せっかく僕の為に支度してくれたのに、我儘を言って申し訳ない。
「ごめんね?」
だけどそんな僕を甘やかすのが、君達は大好きだね。
「こちらこそ、気が利かぬ事ですまなんだ」
「では私が支度をしよう。マクシミリアンは先に寝台を整えてくれ」
連携に余念が無く、どこまでも誠実に忠実にあろうとしてくれている。
「さあ、待たせたね」
そんな嬉しそうに、水盥を抱えていそいそとやってくるんだものさ。
僕はまた感慨深くて、今度は吹き出しそうだよ?
あの傲岸不遜だった旦那ーズが、実にきびきびと働いてくれている。
以前なら、考えられない事だった。
「さあ、視作生。横になって、後は俺に全てお任せなさい」
至れり尽くせり!
すっかり姉さん女房のかかあ天下、だー\\\٩(๑`^´๑)۶////
夫を育成するって大事だな(^_^)v
…なーんて。
そんなおっかない事を、冗談でも思う様な奥様になってしまうとはねぇ∑(゚Д゚)
元おじさん、調子に乗ってます!
これはイカンですね!
気をつけましょう:(;゙゚'ω゚'):
と、いう訳で。
「ではお言葉に甘えて…」
心から感謝しつつ、ふかふかの寝台ににボサり、と仰向けに転がってみる。
すかさずマックスが温かいタオルで優しくマッサージをしながら、僕の身体を拭い始めてくれました。
…う~ん、気持ちいい、、最高、、…♡
コレで調子に乗らないでいるのって、む・ず・か・し・い・ぞ\(//∇//)\
「しかし、ずいぶんとよくお眠りだったな」
かたわらからセスが心配そうに、僕の髪を撫でなで話しかけてきた。
「君は悪阻も無く、熱りや悪心も訴えないが、最近は少し、、元気が無いと感じる…」
本来は暴君でおサイコな彼が見せる、不安気な表情はとても可愛い。
「いや、こんな横柄で呑気にしてるのに、元気ない訳ないでしょう。平気だよ、大丈夫♡」
わざと茶化して、でも全否定した!
僕を思い遣ってくれるのは、有り難い。
でも可愛い夫の元気が無くなる方が、僕は嫌だよ?
「君は案外と心配性なんだねぇ」
「…ふん。誰にでも、という訳では無い」
ちょっとむくれたセスは押し黙って、それからまた静かに僕の髪を撫で始める。
それからそっと、ひと息をついた。
実際、体調は良好だ。
ただひたすら、眠い…
妊娠して半年程になる。
β種族の妊婦なら安定期に入る頃だ。
けれどそれが僕にも当てはまるかと言えば、微妙な所だと思う。
多分、当てはまらない。
マックスは少なくとも出産までには、後一年程かかると言っていた。
お腹の膨らみ具合については、同じ月齢の妊婦さんより大きい気がする。
丁度バレーボール、くらいかな。
Ω種族とα種族は個体差が激しく、他人との比較が難しく、β種族なら平均値で判断がつく事もそうはいかない。
特にΩ種族は絶対数が少ない上に、そもそも何につけても記録が無く、有っても“伝説”の域を出ないから参考になんてならないんだ。
マックスはΩ種族についてかなり博識で、本人が言うには『Ω種族学の第一人者』らしい。
とはいえセスなんかは彼が誇らし気に語るとき、苦虫を噛み潰したような顔をする。
だから全幅の信頼を寄せるのは危険かも、なぁ(-_-;)
ああ!\\\٩(๑`^´๑)۶////
“微妙”とか“多分”ってなんだろうね。
本当にもどかしい!
思う所はあるけれど、相変わらず医師に診てもらってはいない。
僕の身体を見たり触れたりして良いのは家族だけ、そう言い聞かせられました(´・ω・`)
とは言え、お城にいる間はお義母さん達が僕の身体をしっかりと把握して、管理してくれていた。
『とても順調ですわ!』
『王子様方は既に、完全なる人型を取られています』
“お人形”から解放された後に、僕は思いの丈をぶつけた。
お義母さんズを質問責めにして、気になっていた事は些細な事でも、一から十まで聞きまくりましたよ!
だって、赤ちゃん達の事がずっと心配だったんだ。
彼女達はお医者さんでは無いけれど、経験や知識があるし、何よりα種族の超!能力者だ。
『視作生♡セバスティアンの種の王子様はこちらね!あなたの可愛いおへその辺りに頭部があって、黒い産毛が視えますわ♡』
クラウディアは嬉しそうに、彼女の孫のおつむがある辺りを撫でた。
『あらあら♡マクシミリアンの種の王子様はヤンチャだこと!また逆子になられましたわね。視作生がお為に、大人しくなさいませ!』
ブレンダリーは金髪の産毛が生えているらしい甥孫に、生まれる前から手厳しい躾を施そうとする。
とにかく僕の可愛いボクちゃんズは、元気いっぱいみたいです(*´꒳`*)♡
それにしても“王子様”なんて言い方を、何でわざわざするのかが気になって、何気なく聞いてみた。
『当然ですわ!あなたの御子ですもの!』
ブレンダリーはカッと見開いた眼を、血走らせて言い切った。
何の導火線に火をつけてしまったのか分からず呆然としていると、見かねたクラウディアが説明してくれた。
『視作生、あなたはやはり“女王”で御坐します』
僕は“Ω女王リリィ”では無いと認められた。
それでも、やっぱり“Ω”である事は確かだった。
そうである以上、やはり“女王”なんだろう。
『御身は我らには、どうしても…“女王”なので御座います』
『そうですわ!故に“女王”の御子は“王子”なので御座います!』
僕はいずれ王様になる、そんな身分の夫の息子だから“王子”なのだと思っていた。
でもそれは間違いで、実際には“女王”である僕の息子だから“王子様”なんだった。
…はい。
僕、やっぱり“女王”なんだって、さ。
全くわだかまるものが無い、訳じゃない。
僕は僕に求められる役割について、深く考えるのが未だに怖いしね。
前向きに処理しきれない、そんな案件が含まれているだろうから…
とはいえ、未だ起こってもいない事やもう済んだ事で悩んだって仕方がない。
そっか、よーし。
一旦、そう言う事で了解、です。
…うん。
(´・_・`)
「ただいまぁ♡」
やっと、帰って来ましたよ!
僕らのお家に(*´꒳`*)
リリィちゃん達と僕のお屋敷は、夕暮れ時の柔らかな陽光に今日も輝いている。
ホッとして、安心した。
嬉しさを噛み締めたら、ちょっと涙ぐんでしまったよ。
絶対に帰ってくるんだって、信じていた。
でも心の奥底では、それを不安に思っていたんだな…
甘く優しい百合の香りが、鼻をくすぐる。
僕が居ない間に、前庭は見事な百合の花園になっていた。
以前は生い茂る緑の方が勝っていて、青く重厚な雰囲気を纏っていたんだ。
それが今は色とりどりの様々な百合の花が咲き誇り、涼やかな風にそよぐ姿も軽やかに…
“リリィの館”は僕を出迎えてくれている。
「…おかえり、視作生」
なんだか感傷的になってしまった僕を、セスはちょっと痛そうな微笑みを浮かべながら、見つめている。
お城からの帰路の車内で眠ってしまった僕を、セスが抱っこして運んでくれています\(//∇//)\
自分で歩くって、言ったんだけどねぇ。
『そんな寝ぼけまなこでは、絶対に駄目だ』
ですって\(//∇//)\
そうして優しい旦那さまの、暖かい胸に抱かれて…
僕は僕達の寝室の、ベッドの上に降ろされました。
「視作生、疲れたろう。直ぐにお休みなさい」
先に寝室に入っていたマックスが、甲斐甲斐しく僕の世話を焼きつつ、気遣ってくれる。
「うん。ありがとう、そうさせて貰おうかな」
まだ夕方を少し過ぎた頃だ。
せっかく二人の夫が揃って側にいてくれている。
そんな貴重な時間を、本当はもっと有意義に♡すごしたい所なんだけど…
いかんせん、眠い。
帰路に着いた車内でも、僕はずっと眠っていた。
なのにそれでも、気怠さが抜けないままだ。
「はぁ、、。お風呂…入りたい、けど…、、ごめんね?」
マックスが準備してくれているのに、今は気が進まない。
何をするのも億劫なんだ。
「では、君は寝台においで。俺が身体を清めて差し上げよう」
せっかく僕の為に支度してくれたのに、我儘を言って申し訳ない。
「ごめんね?」
だけどそんな僕を甘やかすのが、君達は大好きだね。
「こちらこそ、気が利かぬ事ですまなんだ」
「では私が支度をしよう。マクシミリアンは先に寝台を整えてくれ」
連携に余念が無く、どこまでも誠実に忠実にあろうとしてくれている。
「さあ、待たせたね」
そんな嬉しそうに、水盥を抱えていそいそとやってくるんだものさ。
僕はまた感慨深くて、今度は吹き出しそうだよ?
あの傲岸不遜だった旦那ーズが、実にきびきびと働いてくれている。
以前なら、考えられない事だった。
「さあ、視作生。横になって、後は俺に全てお任せなさい」
至れり尽くせり!
すっかり姉さん女房のかかあ天下、だー\\\٩(๑`^´๑)۶////
夫を育成するって大事だな(^_^)v
…なーんて。
そんなおっかない事を、冗談でも思う様な奥様になってしまうとはねぇ∑(゚Д゚)
元おじさん、調子に乗ってます!
これはイカンですね!
気をつけましょう:(;゙゚'ω゚'):
と、いう訳で。
「ではお言葉に甘えて…」
心から感謝しつつ、ふかふかの寝台ににボサり、と仰向けに転がってみる。
すかさずマックスが温かいタオルで優しくマッサージをしながら、僕の身体を拭い始めてくれました。
…う~ん、気持ちいい、、最高、、…♡
コレで調子に乗らないでいるのって、む・ず・か・し・い・ぞ\(//∇//)\
「しかし、ずいぶんとよくお眠りだったな」
かたわらからセスが心配そうに、僕の髪を撫でなで話しかけてきた。
「君は悪阻も無く、熱りや悪心も訴えないが、最近は少し、、元気が無いと感じる…」
本来は暴君でおサイコな彼が見せる、不安気な表情はとても可愛い。
「いや、こんな横柄で呑気にしてるのに、元気ない訳ないでしょう。平気だよ、大丈夫♡」
わざと茶化して、でも全否定した!
僕を思い遣ってくれるのは、有り難い。
でも可愛い夫の元気が無くなる方が、僕は嫌だよ?
「君は案外と心配性なんだねぇ」
「…ふん。誰にでも、という訳では無い」
ちょっとむくれたセスは押し黙って、それからまた静かに僕の髪を撫で始める。
それからそっと、ひと息をついた。
実際、体調は良好だ。
ただひたすら、眠い…
妊娠して半年程になる。
β種族の妊婦なら安定期に入る頃だ。
けれどそれが僕にも当てはまるかと言えば、微妙な所だと思う。
多分、当てはまらない。
マックスは少なくとも出産までには、後一年程かかると言っていた。
お腹の膨らみ具合については、同じ月齢の妊婦さんより大きい気がする。
丁度バレーボール、くらいかな。
Ω種族とα種族は個体差が激しく、他人との比較が難しく、β種族なら平均値で判断がつく事もそうはいかない。
特にΩ種族は絶対数が少ない上に、そもそも何につけても記録が無く、有っても“伝説”の域を出ないから参考になんてならないんだ。
マックスはΩ種族についてかなり博識で、本人が言うには『Ω種族学の第一人者』らしい。
とはいえセスなんかは彼が誇らし気に語るとき、苦虫を噛み潰したような顔をする。
だから全幅の信頼を寄せるのは危険かも、なぁ(-_-;)
ああ!\\\٩(๑`^´๑)۶////
“微妙”とか“多分”ってなんだろうね。
本当にもどかしい!
思う所はあるけれど、相変わらず医師に診てもらってはいない。
僕の身体を見たり触れたりして良いのは家族だけ、そう言い聞かせられました(´・ω・`)
とは言え、お城にいる間はお義母さん達が僕の身体をしっかりと把握して、管理してくれていた。
『とても順調ですわ!』
『王子様方は既に、完全なる人型を取られています』
“お人形”から解放された後に、僕は思いの丈をぶつけた。
お義母さんズを質問責めにして、気になっていた事は些細な事でも、一から十まで聞きまくりましたよ!
だって、赤ちゃん達の事がずっと心配だったんだ。
彼女達はお医者さんでは無いけれど、経験や知識があるし、何よりα種族の超!能力者だ。
『視作生♡セバスティアンの種の王子様はこちらね!あなたの可愛いおへその辺りに頭部があって、黒い産毛が視えますわ♡』
クラウディアは嬉しそうに、彼女の孫のおつむがある辺りを撫でた。
『あらあら♡マクシミリアンの種の王子様はヤンチャだこと!また逆子になられましたわね。視作生がお為に、大人しくなさいませ!』
ブレンダリーは金髪の産毛が生えているらしい甥孫に、生まれる前から手厳しい躾を施そうとする。
とにかく僕の可愛いボクちゃんズは、元気いっぱいみたいです(*´꒳`*)♡
それにしても“王子様”なんて言い方を、何でわざわざするのかが気になって、何気なく聞いてみた。
『当然ですわ!あなたの御子ですもの!』
ブレンダリーはカッと見開いた眼を、血走らせて言い切った。
何の導火線に火をつけてしまったのか分からず呆然としていると、見かねたクラウディアが説明してくれた。
『視作生、あなたはやはり“女王”で御坐します』
僕は“Ω女王リリィ”では無いと認められた。
それでも、やっぱり“Ω”である事は確かだった。
そうである以上、やはり“女王”なんだろう。
『御身は我らには、どうしても…“女王”なので御座います』
『そうですわ!故に“女王”の御子は“王子”なので御座います!』
僕はいずれ王様になる、そんな身分の夫の息子だから“王子”なのだと思っていた。
でもそれは間違いで、実際には“女王”である僕の息子だから“王子様”なんだった。
…はい。
僕、やっぱり“女王”なんだって、さ。
全くわだかまるものが無い、訳じゃない。
僕は僕に求められる役割について、深く考えるのが未だに怖いしね。
前向きに処理しきれない、そんな案件が含まれているだろうから…
とはいえ、未だ起こってもいない事やもう済んだ事で悩んだって仕方がない。
そっか、よーし。
一旦、そう言う事で了解、です。
…うん。
(´・_・`)
0
お気に入りに追加
58
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる