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おじさん♡激愛されます③*

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マックス♡

「リリィ。疲れたの?」

ヒクヒクと絶頂の余韻に弄ばれながら、リリィは眉をひそめ息を荒くしている。

前と後ろに夫を収めて内に激しく精液を注がれた妻は、泣きながら達していた。

このまま失神してしまいそうだった。

けれどまだ宵の口だ。
お終いにするなんて早すぎる。

俺はまだ妻が欲しかった。
もし君が本当に駄目なら諦めよう。

そんな心持ちで膣に刺しこんだままの雄を少しだけ出し入れしてみる。
「…う、うっ…もう、やあぁ」

可愛いそうに。
快感が深すぎて辛いのだ。

それなのに妻の内はさらなる糧を求めて貪欲に濡れ動いた。
俺達にはその誘いを拒むことは出来ない。

「そっとしよう、ね?ゆっくりするから」
妻の目がパッと見開き、涙が盛り上がる。
首を振って否と云うのをキスで遮り、ゆるゆると腰を使う。

ぬめる膣が途端に応えて、キュッとしめつけた。
そして、より雄を猛らせようと熱く充血する。

「んッ、ふぅ、むぅん~。んぁッ、ひどぃ」
キスの合間の抗議は長くは続かない。
リリィはたまらない快感にすぐにほだされて甘い息をこぼす。

セスが頬を伝う涙を舐めとりながら俺に合わせて後孔を攻め始める。
「リリィ、リリィッ…すまない」
彼は後ろめたさを感じているようだ。
それでも止すことなど出来ないのに。

俺にはセスのその優しさがもどかしい。

リリィは俺達の宿命の番なのだ。
欲ですら正直にさらして隠し立てする必要などない。

「愛してる、リリィ」
妻の可憐な耳に囁くとそんな些細な刺激にも敏感に応えて慄いた。

ふるえる小さな妻を太い杭で串刺している。
残酷で淫らな光景だった。

嗜虐的な淫靡さが俺を猛らせる。
「あ、あ、…ぁい、いっく、イクっ」
妻は強く揺すぶられて泣きじゃくっていた。
でも萎えない茎と蜜を垂らす入り口が裏腹で可愛い。

たとえ心が萎えていても、身体は性欲を訴える。

敢えなくリリィはΩらしい官能を発揮してしまう。
そして流されるままに愛欲に飲まれる。

俺は妻の素晴らしい内部がくれる愛撫にもっていかれそうになった。 
だがしかし、すんでの所で踏み止まる。

まだ、ダメだ。

次に頂点を極めたら君はすぐに眠ってしまうんだろう。
今その内から溢れ出る愛液が性器を通して俺の身体に染み入って来ている。

自分が真に満たされていくのを感じる。
君の愛を感じる。
もっと感じていたい。
だから腰の律動を止めてわざとはぐらかす。

「あ、…ぁいや。なんでッ、シテ、して?」
俺とセスは一心同体だ。
彼は俺の意図を察して同じく振る舞う。

生殺しだと知りながら妻を寄ってたかって焦らしていた。
君が気を失えば今はこんなにも溢れる愛液はその勢いを無くすだろう。
じわじわと滲み出るばかりではとても足りないんだ。

「ゆっくりするって言ったろう?」
リリィの濡れそぼる瞳を見つめながら嘯く。

妻は目に見えて絶望した。
その嫋やかな肢体に下される荒淫の予感が、君をその淵に追い込んだ。

君は気を失うのが遅すぎたんだ。

「大丈夫。気持ちいいから、ね?」
俺達は我慢がならない。

潤わしのΩを前にしたら渇きを全て満たされるまでお終いになんて出来なかった。

ずっと空っぽだった。
それでも平気だった。

どこかいつも空虚なまま生きてきたのだ。
自分は決して満たされることはない宿命だと受け入れていた。

満たすべきΩが居ないのだから仕方ない。
よく理解していたしそれが普通だった。

この飢えを知るまでは。

どうしようもない衝動に駆られ愛欲を発揮する。
そんな自分にセスはまだ戸惑っている。

無理もない。

彼はβ種の特性である愛ある悲喜交々を知らないのだから。
だが俺は知っている。

ここにきて意外な形で俺の苦心は功を奏した。
らしくないさまを見せる相棒の力になる事が出来るだろう。

ふたりが違う道を選んだ事は最良だった。
俺達は暫し愛に溺れる。

この愛欲は一度味わってしまったら病みついて離れない。
全身に回って俺達を変えてしまう。

変態したのは何もリリィだけではない。
俺とセスも以前の自分を覆され壊され作り替えられていた。
或いは本来のα性を引き出され取り戻したのかもしれない。

狂おしい程にΩを愛して止まない本能が目覚めたのだ。
君を知る前のあの凪の心境に戻れないし戻りたくない。

俺は君を泣かせてしまう。
俺達の大き過ぎる器を満たすことは容易ではないのだ。
でも君は完璧なΩだ。

絶対に俺達を満たしてくれる。

(=´∀`)人(´∀`=)
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