拾われた異世界転移者

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序章 《始まった物語》

【一休み。 〜設定集〜】

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「この世界」

全部で9つの大陸があると言われている。アンナ達が今居るのはキヴィストーンという大陸。レイに言わせるとここはコテコテの「異世界」らしい。この世界自体に名前はない。

「セソセソ街」

キヴィストーン大陸のとある街。ここには武具店や鍛冶屋が沢山ある。

「魔法」と「スキル」

魔法を使用するためには、それを司るスキルがなくてはならない。
スキルを取得すると、それに対応する魔法が使えるようになるという仕組みだ。
例えば「HEAL」というスキルを覚えるとそれに対応した、回復系の魔法が使えるようになる。
スキルによって使える魔法は限定されておらず、会得者のセンスや才能などによって、増加したり、変化したり、強化される。
スキルを会得するためには術式習得を使用することが一般的だが、生まれ持っているパターンもある。
魔導書のページを食べることでも習得することは可能。魔法を使用すると魔法陣が発生するが、レイが出てきた魔法陣は未だ誰も見た事ないようなものだった。

「メニュー画面」

視界の端にあるアイコンにアクセスすることによって使用出来る能力。この世界に住む全ての知的生命体が所有している。
・ステータス
・スキャン
・アイテムボックス
・所持金
・術式習得
の5つの欄がある。

ステータスでは自分のステータスを見ることが出来る。レベルや所持してるスキルなどが見れる。

スキャンでは相手のステータスを見ることが出来る。おもにレベルと種族名がわかる。

アイテムボックスと所持金では、実際の持ち物をデータ化し、そこに入れることが出来る。入れる時はそれ用の術式が施された、専用の物入れを使う。安いものからブランドものまで、色んな種類がある。信じられないほど、たくさんの物や大きなものも入る。

術式習得は一般人には使いこなせない。基本的には、がっつりと学のある者にしか使いこなせない。
一般的に術式スキルを習得するためには魔導書を購入する必要があるが、下級な術式の魔導書しか基本的には売ってないため(上級のものは作るのが困難で希少)、上級の術式や珍しい術式を習得するにはこの術式習得の欄を使いこなせるようにならないといけない。
この欄を使用すると周りに溢れているマナが見えるようになり、それらを操作することが出来る。マナを動かし、ある一定の並びの式を組み立てることで術式が完成する。この式は難解なものなので、学のない者が適当に繋げて出来るようなものでは無い。

「冒険者」

ギルドという組織と契約している者たちの呼称。モンスターを狩ったり、困っている人を助けたり、ダンジョンなどの未開の地を開拓すること、これらが主な仕事である。仕事の依頼は基本的にギルド内に張り出されている。それに申し込み、解決することで報酬が貰えるシステム。ギルドはほぼ全ての街にある。
冒険者にはランクがあり、
新人→正鉄→青銅→白銀→黄金→金剛
の順に強くなる。
大体の目安レベルは
新人(1~8)正鉄(9~14)青銅(15~21)白銀(22~30)
黄金と金剛についてはデータはない。(すごく希少な存在な為情報がない)
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