婚約破棄?喜んで!復縁?致しません!浮気相手とお幸せに〜バカ王子から解放された公爵令嬢、幼馴染みと偽装婚約中〜
「アンリース。君との婚約を破棄する」
あろうことか私の十六歳の誕生日パーティーで、私の婚約者は私ではない女性の肩を抱いてそう言った。
「かしこまりました殿下。謹んで、お受け致します」
政略結婚のため婚約していたにすぎない王子のことなんて、これっぽちも好きじゃない。
そちらから申し出てくれるなんて、有り難き幸せ。
かと、思っていたら
「アンリース。君と結婚してあげるよ」
婚約破棄をした翌日。元婚約者はそう言いながら大きな花束を渡してきた。
あろうことか私の十六歳の誕生日パーティーで、私の婚約者は私ではない女性の肩を抱いてそう言った。
「かしこまりました殿下。謹んで、お受け致します」
政略結婚のため婚約していたにすぎない王子のことなんて、これっぽちも好きじゃない。
そちらから申し出てくれるなんて、有り難き幸せ。
かと、思っていたら
「アンリース。君と結婚してあげるよ」
婚約破棄をした翌日。元婚約者はそう言いながら大きな花束を渡してきた。
あなたにおすすめの小説

わたしがお屋敷を去った結果
柚木ゆず
恋愛
両親、妹、婚約者、使用人。ロドレル子爵令嬢カプシーヌは周囲の人々から理不尽に疎まれ酷い扱いを受け続けており、これ以上はこの場所で生きていけないと感じ人知れずお屋敷を去りました。
――カプシーヌさえいなくなれば、何もかもうまく行く――。
――カプシーヌがいなくなったおかげで、嬉しいことが起きるようになった――。
関係者たちは大喜びしていましたが、誰もまだ知りません。今まで幸せな日常を過ごせていたのはカプシーヌのおかげで、そんな彼女が居なくなったことで自分達の人生は間もなく180度変わってしまうことを。
体調不良により、現在感想欄を閉じております。

所詮は他人事と言われたので他人になります!婚約者も親友も見捨てることにした私は好きに生きます!
ユウ
恋愛
辺境伯爵令嬢のリーゼロッテは幼馴染と婚約者に悩まされてきた。
幼馴染で親友であるアグネスは侯爵令嬢であり王太子殿下の婚約者ということもあり幼少期から王命によりサポートを頼まれていた。
婚約者である伯爵家の令息は従妹であるアグネスを大事にするあまり、婚約者であるサリオンも優先するのはアグネスだった。
王太子妃になるアグネスを優先することを了承ていたし、大事な友人と婚約者を愛していたし、尊敬もしていた。
しかしその関係に亀裂が生じたのは一人の女子生徒によるものだった。
貴族でもない平民の少女が特待生としてに入り王太子殿下と懇意だったことでアグネスはきつく当たり、婚約者も同調したのだが、相手は平民の少女。
遠回しに二人を注意するも‥
「所詮あなたは他人だもの!」
「部外者がしゃしゃりでるな!」
十年以上も尽くしてきた二人の心のない言葉に愛想を尽かしたのだ。
「所詮私は他人でしかないので本当の赤の他人になりましょう」
関係を断ったリーゼロッテは国を出て隣国で生きていくことを決めたのだが…
一方リーゼロッテが学園から姿を消したことで二人は王家からも責められ、孤立してしまうのだった。
なんとか学園に連れ戻そうと試みるのだが…

【完結保証】「不貞を黙認せよ」ですって? いいえ、それなら婚約を破棄させていただきますわ
ネコ
恋愛
バニラ王国の侯爵令嬢アロマは、政略結婚で王弟殿下・マルスロッドと婚約した。
だが、マルスロッドには、アロマの親友・ナンシーと不貞行為をしているとの噂がたびたび……。
そのことをアロマが尋ねると、マルスロッドは逆上して「黙っていろ」と圧力をかける。
表面上は夫婦円満を装うものの、内心では深く傷つくアロマ。
そんな折、アロマはナンシーから「彼は本気で私を愛している」と告げられる。
ついに堪忍袋の緒が切れたアロマは、マルスロッドに婚約破棄を申し出る。
するとマルスロッドは「お前が不貞行為をしたことにするならいい」と言う。
アロマは不名誉な思いをしてでも、今の環境よりはマシと思ってそれを承諾する。
こうして、表向きにはアロマが悪いという形で婚約破棄が成立。
しかし、アロマは王弟相手に不貞行為をしたということで、侯爵家にいられなくなる。
仕方なくアロマが向かった先は、バニラ王国の宗主国たるエスターローゼン帝国。
侯爵令嬢という地位ですらなくなったアロマは一般人として帝国で暮らすことになる。
……はずだったのだが、帝国へ向かう途中に皇太子のライトと出会ったことで状況は一変してしまう。
これは、アロマが隣国で報われ、マルスロッドとナンシーが破滅する物語。

偽りの愛に終止符を
甘糖むい
恋愛
政略結婚をして3年。あらかじめ決められていた3年の間に子供が出来なければ離婚するという取り決めをしていたエリシアは、仕事で忙しいく言葉を殆ど交わすことなく離婚の日を迎えた。屋敷を追い出されてしまえば行くところなどない彼女だったがこれからについて話合うつもりでヴィンセントの元を訪れる。エリシアは何かが変わるかもしれないと一抹の期待を胸に抱いていたが、夫のヴィンセントは「好きにしろ」と一言だけ告げてエリシアを見ることなく彼女を追い出してしまう。

結婚式後に「爵位を継いだら直ぐに離婚する。お前とは寝室は共にしない!」と宣言されました
山葵
恋愛
結婚式が終わり、披露宴が始まる前に夫になったブランドから「これで父上の命令は守った。だが、これからは俺の好きにさせて貰う。お前とは寝室を共にする事はない。俺には愛する女がいるんだ。父上から早く爵位を譲って貰い、お前とは離婚する。お前もそのつもりでいてくれ」
確かに私達の結婚は政略結婚。
2人の間に恋愛感情は無いけれど、ブランド様に嫁ぐいじょう夫婦として寄り添い共に頑張って行ければと思っていたが…その必要も無い様だ。
ならば私も好きにさせて貰おう!!

本日より他人として生きさせていただきます
ネコ
恋愛
伯爵令嬢のアルマは、愛のない婚約者レオナードに尽くし続けてきた。しかし、彼の隣にはいつも「運命の相手」を自称する美女の姿が。家族も周囲もレオナードの一方的なわがままを容認するばかり。ある夜会で二人の逢瀬を目撃したアルマは、今さら怒る気力も失せてしまう。「それなら私は他人として過ごしましょう」そう告げて婚約破棄に踏み切る。だが、彼女が去った瞬間からレオナードの人生には不穏なほつれが生じ始めるのだった。

ご自慢の聖女がいるのだから、私は失礼しますわ
ネコ
恋愛
伯爵令嬢ユリアは、幼い頃から第二王子アレクサンドルの婚約者。だが、留学から戻ってきたアレクサンドルは「聖女が僕の真実の花嫁だ」と堂々宣言。周囲は“奇跡の力を持つ聖女”と王子の恋を応援し、ユリアを貶める噂まで広まった。婚約者の座を奪われるより先に、ユリアは自分から破棄を申し出る。「お好きにどうぞ。もう私には関係ありません」そう言った途端、王宮では聖女の力が何かとおかしな騒ぎを起こし始めるのだった。

私は側妃なんかにはなりません!どうか王女様とお幸せに
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のキャリーヌは、婚約者で王太子のジェイデンから、婚約を解消して欲しいと告げられた。聞けば視察で来ていたディステル王国の王女、ラミアを好きになり、彼女と結婚したいとの事。
ラミアは非常に美しく、お色気むんむんの女性。ジェイデンが彼女の美しさの虜になっている事を薄々気が付いていたキャリーヌは、素直に婚約解消に応じた。
しかし、ジェイデンの要求はそれだけでは終わらなかったのだ。なんとキャリーヌに、自分の側妃になれと言い出したのだ。そもそも側妃は非常に問題のある制度だったことから、随分昔に廃止されていた。
もちろん、キャリーヌは側妃を拒否したのだが…
そんなキャリーヌをジェイデンは権力を使い、地下牢に閉じ込めてしまう。薄暗い地下牢で、食べ物すら与えられないキャリーヌ。
“側妃になるくらいなら、この場で息絶えた方がマシだ”
死を覚悟したキャリーヌだったが、なぜか地下牢から出され、そのまま家族が見守る中馬車に乗せられた。
向かった先は、実の姉の嫁ぎ先、大国カリアン王国だった。
深い傷を負ったキャリーヌを、カリアン王国で待っていたのは…
※恋愛要素よりも、友情要素が強く出てしまった作品です。
他サイトでも同時投稿しています。
どうぞよろしくお願いしますm(__)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
コメントありがとうございます!
あの村は更生施設ではないもので……。
最後の番外編は完全作者の自己満足で書いているものなので、読んでくださっている方々にはご納得頂けない内容かもしれません。
コメントありがとうございます!
何を考えているかわからないからこそ、一番信頼のできる自分達の監視下に置くのが安全だと判断しました。
一応、借金を背負っているし、働かざるもの、が当たり前なので、働いて労働に見合った対価を貰うというつもりだったのですが。
二人の距離はあって、帰ろうとするアンにセリアが近づいて押し倒してたのですが、その描写が抜けていました。
すぐに書き足します。
ご指摘ありがとうございます!
コメントありがとうございます!
デイジーの母親ですから、外見だけで全て上手くいくと思ってたのかも?
コメントありがとうございます!
この世界は奇跡で溢れていること、実感しますね!
空腹になると、腹が鳴りますが、
更に空腹が続くと、腹を鳴らす力も無くなります。
コメントありがとうございます!
弟と同じ教育は受けたはずなんですが……。どうもセリアの頭では何一つ理解が出来ていなかったようです。
デイジーはお金は大人が払うものと認識してて、自分が払う必要はないと思っているのかも。
コメントありがとうございます!
すみません。もう少しだけ続きますので、お付き合い頂ければ幸いです!
一か月後の話し。丁寧に説明されました❗しか~し理解は出来ない‼️。
コメントありがとうございます!
話の内容か、セリアの思考か。どちらでしょう…。
前者だったら、内容はまだ書き足したり変更したりしますので!
コメントありがとうございます!
まさにセリアの考えは身分(権力)こそ全てですね。もし「次」があったら、今度こそ手加減はされないかも…。
終わりと、それから・良い人が残った❓( =^ω^)ざまぁの場面を是非❗プリーズ~(^_^)/。
コメントありがとうございます!
まだもう少し続きますので、しばらくお待ち下さい!
コメントありがとうございます!
はい!そうです(絶対にないですが)。何しろ被害妄想が強い子ですから。
デイジーのことはここでは詳しくは書けませんが、セリアに関しては、そういうことがわからない頭の持ち主だったわけで…。自分のしていることは正しいと思ってるような王子ですから。
コメントありがとうございます!
多分、自分が好きだから、アンも好き!って思い込んでるんだと思います。
愛されヒロイン・母娘揃ってお花⁉️ヤーダー‼️ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿アワアワアワ!。
コメントありがとうございます!
血の繋がった、れっきとした母娘ですから。思考が似てしまうのかも…。
一番怖いのは❓😱早く始ま、ではなく追い払おう❗二人揃ってな‼️➰👋😃サヨーナラーー!。
コメントありがとうございます!
みんなの心の安らぎのためにも二人はいなくなるべき!
コメントありがとうございます!
詳しいことは書けませんが、大体はそんな感じの罰を与えられてますね…。
セリアのバカっぷりがあまりに見事でついつい先を読んでしまうのでした。デイジーと二人して、本当に脳に花畑があるとしか思えん(×_×)
コメントありがとうございます!
セリアを褒めて?もらえるなんて…!
多分、二人の頭の中には脳が入ってないんだと思います。
デイジーの母は、暴飲暴食がたたって、
マ◯コデラックスみたいな体型になってると思います。
いや、貧乏男爵だからそこまで無いかな?
コメントありがとうございます!
母親にも罰は下って欲しいですね!
セリアとデイジーは心の病気の病院に入院した方が良い(完治しないだろうけど😏)😮💨
コメントありがとうございます!
脱字報告ありがとうございます!すぐに直しました。
あの二人は隔離しても、一生治らない気がします…。
あれ?
最新話「誕生日パーティー?いいえ断罪です」に
加筆されとる!
コメントありがとうございます!
内容を付け足してます!
コメントありがとうございます!
デイジーが王妃になれないのは…やっぱり平民だからでしょう!
誕生パーティー❓いいえ断裁です・決して権力を持たせてはいけないヒト‼️😖💧。
コメントありがとうございます!
一番怖いのは何も考えていない人ですからね…!
ヘイトが溜まっていく~w
壮大なざまぁだったらいいなぁと楽しみに読んでいきます!!
コメントありがとうございます!
ご期待に添えるかわかりませんが、頑張ります。
コメントありがとうございます!
自分勝手に生きてる二人ですから。確実に目の届く場所に置いておきたかったんでしょう。
アンの幸せまで願って頂き、本当にありがとうございます!!
【妄想QA】
Q浮気殿下からのプレゼント代はとこから?
A横領です。「王子の婚約者へのプレゼント費」からです。
コメントありがとうございます!
あの王子ならやってそうならそうです…。
殿下はこちらの言葉がまったく通じないのでもう療養として表舞台から消えてもらった方が良いのでは😂。
コメントありがとうございます!
一体いつからこんな人間になってしまったのか。昔はもう少しマジな人間だったと思いたいのですが…。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。