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第十七章 触れぬ指先
17-13 とある天狗が見たものは
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* * * * * * * *
「ふあぁ、夜更かしはお肌に良くねぇや」
などと独り言を呟き、読んでいた書物を閉じる。
むしろ夜が自分にとっての昼っていう妖怪もいるくらいだし、オレも夜更かしをしたところで別に支障は無いのだが。
傍らに置いていた携帯電話を開くと、時間はもう二時を回っていた。これからが本番って時間帯だな。
「んー、良い風来てるな」
窓を開け、夜風に当たる。秋の風は程良く冷たくて、心地よい。
涼し気な虫の声が響き、時折鳥の鳴き声もこだまする。こんな山の中だと、自然のBGMも大音量で流れる。たまにうるさい。
風は雲を流し、まん丸くて明るい月が現れた。うお眩しっ!
こんなに月が明るいと、力が湧いてくるモンだ。
決して中二病的な意味じゃなくて、妖怪の体質みたいなモンだから勘違いしないでネっ。
「寝よ」
存分に秋を感じたし、窓を閉めて寝ようとした時だ。
——侵入者ヲ認ム——
脳内にそんな不穏なメッセージが流れてきた。
これは、山のあらゆる地点に配備している式神のカラスからの報せだ。
「おっとっと、どこかなー?」
カラスが見たイメージが脳内に届く。コイツは麓の河辺に配備したヤツだな。
監視カメラに映っているのは、反対側の岸辺で立ち往生してる白いふわふわした何か。
見た感じ、特に害は無さそうだが、ちょっとだけ霊力を持ち合わせているようだ。
カラスが飛んで、白いのに近づく。
段々シルエットが明らかになり、そいつは犬だと気付いた。つーか見覚えがある。
「コマ?」
確か、千真ちゃんの式神だそうだが。カラスはコマに突撃し、嘴で突こうとしている。
って見てる場合じゃねぇな。
「おい、その犬いじめちゃだめだぞー」
カラスに命令を送ると、不満そうにキツイカーブを描いてコマから離れて行った。
危ねえ、後で珀弥にドヤされるところだったわ。
それにしても、コマ一匹でここに来るなんて、普通じゃないよなぁ……。
「なーんか、イヤなカンジ~」
オレは窓から飛び降り、翼を広げた。
山の頂上から麓へ、ひとっ飛び。
白い毛玉の前に降り立つと、ヤツは人型へと姿を変えた。
「よっすよっす。どした?」
「しーくんにいわれて、ここ、きた! ちーちゃんが! ちーちゃんが!」
コマは手を大きく振って、慌てて話す。だが、断片的でよくわからない。
珀弥に言われて此処に来た? そんで千真ちゃんに何かがあったらしい。
だが、あまり穏やかではないということはわかった。
珀弥がわざわざコマをこっちに寄越したってことは、相当ヤバい案件かも?
「わぁったわぁった。とりあえず、珀弥たちのところへ案内してくれるか?」
「うん!」
コマに背中を差し出すと、勢い良くぴょんと飛び乗ってきた。痛え。
「ってて。ちょっと飛ばして行くぞー、しっかり捕まってな!」
「ひゃっ」
仕返しとばかりに初速度を一気に加速させると、コマは小さく悲鳴を上げる。
風を切り、静まり返った町の上空へ急上昇。
月の光で薄ぼんやりと浮かび上がる建物のシルエットに、ぽつぽつと幾つか光が灯っている。それにしても田舎ってのは外灯が少ねえな。
「こっち!」
「おうよ」
コマが示した方向に向かって飛ぶ。
これから何が起こるかなぁ、ちょっといやーな予感するんだけど。
***
「んで、お前さんのご主人サマに何があったんだ?」
「すず、なった! ちーちゃん、いっちゃった!」
「お、おう」
こいつの知能レベルじゃ仕方ないが、かなーり断片的な説明だな。
すず……鈴が鳴った? 千真ちゃんが行っちゃった?
何でこんな夜中にどっか行っちまうんだか。その鈴が原因なのか?
「コマちゃん、しーくんも、つれてった! じゃま、されて、しーくん、けがした!」
「珀弥が怪我? なかなか手強い奴に出くわしちまったんだな。それでどうした?」
「しーくん、かった! ちーちゃん、むかえに、いった! かべ、はいった! コマちゃん、はいれなかった!」
「なるほどな」
断片的だが、段々見えて来たな。
コマが珀弥を連れて、千真ちゃんを連れ戻しに行ったら、何者かがそれを邪魔しにきた。んで、珀弥は負傷しつつもソレを突破したと。
あと、一つわからねぇことがある。
「コマ、壁ってのは——」
何だ? と聞きかけた時、ビリっと電流が背筋を駆け抜ける感覚に襲われた。
ずっしりと重くて、禍々しい妖気。
こんな強い妖力を持つ妖怪が近くに居たなんて。いくらオレでも見落とす筈は無いぞ?
そもそも、現代にこんな力を隠し持ってる妖怪がまだ居たことが驚きだ。
その妖気は進行方向から感じる。突然、何が起きた?
「ちーちゃん! ちーちゃん!! うわああああ!!」
コマもまた突然、オレの背中の上で泣きながら暴れ出した。異常事態が発生した模様だが。
「おい暴れんな! 落ち着け!! お前もどうしたんだよ!!」
柄にもなく少し荒い口調になってしまう。
嫌な予感は強まる一方で、鼓動が早くなっていくのを感じた。
コマは泣き止まず、主人の名前を繰り返す。これじゃ案内もままならない。取り敢えず、オレはそのまま進んだ。
ただの直感だが、例の強い妖力の出処はコマが案内しようとした場所と同じだと思ったからだ。
「ん……?」
妖力を辿って行こうとした矢先に、それは忽然と消えてしまった。
元から何も無かったかのように、綺麗さっぱり。こりゃまたどういうことだ?
ま、妖力を感じた方向と距離は掴めているから、そのまま進んでみよう。もう近い筈だ。
「何だありゃ」
そして間も無く、不自然に歪んだプレハブの建物を発見した。ゆらゆらと蜃気楼のように揺れつつ、曖昧な形を保っている。
元々張ってあった結界が崩れかけているのか?
「ちーちゃん……ここ! ここ!! はやく! はやく!!」
「わかったってば! 危ねえから大人しくしろ!」
どうやらビンゴだったようだ。オレはコマを窘めつつ結界の中へ降下する。
結界は一瞬ピリッとしたが、大した抵抗も無く、すんなり入れた。
結構でかい倉庫みたいだが、この錆びれ具合は久しく使われていない証拠だな。
隣にある事務所っぽい建物も荒れてるし、放置されてる物件なんだろ。
倉庫の扉の前に降り立ち、中の様子を伺う。物音一つしないが、人の気配がする。
コマも暴れてるし、さっさと突入すっか。
錆びた扉に手を掛け、スライドさせる。滑りが悪くて、ガタガタと音を立てながら無理矢理開けた。
開け放たれた倉庫の中からは、むせ返る程の生臭さ。血の臭いだ。
しかし、その中にどうも拒絶し難い香しさが混じっている。……妖怪の性っておっかねえな。
「……コマ、ここで待ってろ」
嗅覚が敏感な上、聖獣の狛犬には血はキツい筈だ。でも、コマは首を振って聞かなかった。
「ちーちゃん、さがす」
「頑固だなぁ……しゃーねぇ、鼻くらいは摘まんでろよ」
ずーっとちーちゃんちーちゃんってうるさかったし、仕方ない。このまま連れて行くか。
コマの手を握り、奥に進む。
ふと、数メートル先に薄っすらと何かのシルエットが見えた。
オレは夜目がきく方ではないから、まだ何があるかまではわからない。
また、進む。
血の臭いは、益々強くなる。何があるかはわからない。が、それなりに見当はつく。
外れて欲しい、見当違いであってほしいが、この香ばしさは間違いなく——。
一歩一歩近付いて、ソレが何なのかを把握した時、
「コマ、見るな。絶対に」
咄嗟にコマを背中に隠した。
こいつには見せちゃいけねぇと思ったからだ。
理解が追いつかない。嫌な予感が的中して、背中を冷たい汗が伝う。
お前が居ながら、どうして。
「あんまりだろ、こりゃ……」
オレが見たものは、夥しい量の血を流しながら倒れている千真ちゃんの姿だった。
「ふあぁ、夜更かしはお肌に良くねぇや」
などと独り言を呟き、読んでいた書物を閉じる。
むしろ夜が自分にとっての昼っていう妖怪もいるくらいだし、オレも夜更かしをしたところで別に支障は無いのだが。
傍らに置いていた携帯電話を開くと、時間はもう二時を回っていた。これからが本番って時間帯だな。
「んー、良い風来てるな」
窓を開け、夜風に当たる。秋の風は程良く冷たくて、心地よい。
涼し気な虫の声が響き、時折鳥の鳴き声もこだまする。こんな山の中だと、自然のBGMも大音量で流れる。たまにうるさい。
風は雲を流し、まん丸くて明るい月が現れた。うお眩しっ!
こんなに月が明るいと、力が湧いてくるモンだ。
決して中二病的な意味じゃなくて、妖怪の体質みたいなモンだから勘違いしないでネっ。
「寝よ」
存分に秋を感じたし、窓を閉めて寝ようとした時だ。
——侵入者ヲ認ム——
脳内にそんな不穏なメッセージが流れてきた。
これは、山のあらゆる地点に配備している式神のカラスからの報せだ。
「おっとっと、どこかなー?」
カラスが見たイメージが脳内に届く。コイツは麓の河辺に配備したヤツだな。
監視カメラに映っているのは、反対側の岸辺で立ち往生してる白いふわふわした何か。
見た感じ、特に害は無さそうだが、ちょっとだけ霊力を持ち合わせているようだ。
カラスが飛んで、白いのに近づく。
段々シルエットが明らかになり、そいつは犬だと気付いた。つーか見覚えがある。
「コマ?」
確か、千真ちゃんの式神だそうだが。カラスはコマに突撃し、嘴で突こうとしている。
って見てる場合じゃねぇな。
「おい、その犬いじめちゃだめだぞー」
カラスに命令を送ると、不満そうにキツイカーブを描いてコマから離れて行った。
危ねえ、後で珀弥にドヤされるところだったわ。
それにしても、コマ一匹でここに来るなんて、普通じゃないよなぁ……。
「なーんか、イヤなカンジ~」
オレは窓から飛び降り、翼を広げた。
山の頂上から麓へ、ひとっ飛び。
白い毛玉の前に降り立つと、ヤツは人型へと姿を変えた。
「よっすよっす。どした?」
「しーくんにいわれて、ここ、きた! ちーちゃんが! ちーちゃんが!」
コマは手を大きく振って、慌てて話す。だが、断片的でよくわからない。
珀弥に言われて此処に来た? そんで千真ちゃんに何かがあったらしい。
だが、あまり穏やかではないということはわかった。
珀弥がわざわざコマをこっちに寄越したってことは、相当ヤバい案件かも?
「わぁったわぁった。とりあえず、珀弥たちのところへ案内してくれるか?」
「うん!」
コマに背中を差し出すと、勢い良くぴょんと飛び乗ってきた。痛え。
「ってて。ちょっと飛ばして行くぞー、しっかり捕まってな!」
「ひゃっ」
仕返しとばかりに初速度を一気に加速させると、コマは小さく悲鳴を上げる。
風を切り、静まり返った町の上空へ急上昇。
月の光で薄ぼんやりと浮かび上がる建物のシルエットに、ぽつぽつと幾つか光が灯っている。それにしても田舎ってのは外灯が少ねえな。
「こっち!」
「おうよ」
コマが示した方向に向かって飛ぶ。
これから何が起こるかなぁ、ちょっといやーな予感するんだけど。
***
「んで、お前さんのご主人サマに何があったんだ?」
「すず、なった! ちーちゃん、いっちゃった!」
「お、おう」
こいつの知能レベルじゃ仕方ないが、かなーり断片的な説明だな。
すず……鈴が鳴った? 千真ちゃんが行っちゃった?
何でこんな夜中にどっか行っちまうんだか。その鈴が原因なのか?
「コマちゃん、しーくんも、つれてった! じゃま、されて、しーくん、けがした!」
「珀弥が怪我? なかなか手強い奴に出くわしちまったんだな。それでどうした?」
「しーくん、かった! ちーちゃん、むかえに、いった! かべ、はいった! コマちゃん、はいれなかった!」
「なるほどな」
断片的だが、段々見えて来たな。
コマが珀弥を連れて、千真ちゃんを連れ戻しに行ったら、何者かがそれを邪魔しにきた。んで、珀弥は負傷しつつもソレを突破したと。
あと、一つわからねぇことがある。
「コマ、壁ってのは——」
何だ? と聞きかけた時、ビリっと電流が背筋を駆け抜ける感覚に襲われた。
ずっしりと重くて、禍々しい妖気。
こんな強い妖力を持つ妖怪が近くに居たなんて。いくらオレでも見落とす筈は無いぞ?
そもそも、現代にこんな力を隠し持ってる妖怪がまだ居たことが驚きだ。
その妖気は進行方向から感じる。突然、何が起きた?
「ちーちゃん! ちーちゃん!! うわああああ!!」
コマもまた突然、オレの背中の上で泣きながら暴れ出した。異常事態が発生した模様だが。
「おい暴れんな! 落ち着け!! お前もどうしたんだよ!!」
柄にもなく少し荒い口調になってしまう。
嫌な予感は強まる一方で、鼓動が早くなっていくのを感じた。
コマは泣き止まず、主人の名前を繰り返す。これじゃ案内もままならない。取り敢えず、オレはそのまま進んだ。
ただの直感だが、例の強い妖力の出処はコマが案内しようとした場所と同じだと思ったからだ。
「ん……?」
妖力を辿って行こうとした矢先に、それは忽然と消えてしまった。
元から何も無かったかのように、綺麗さっぱり。こりゃまたどういうことだ?
ま、妖力を感じた方向と距離は掴めているから、そのまま進んでみよう。もう近い筈だ。
「何だありゃ」
そして間も無く、不自然に歪んだプレハブの建物を発見した。ゆらゆらと蜃気楼のように揺れつつ、曖昧な形を保っている。
元々張ってあった結界が崩れかけているのか?
「ちーちゃん……ここ! ここ!! はやく! はやく!!」
「わかったってば! 危ねえから大人しくしろ!」
どうやらビンゴだったようだ。オレはコマを窘めつつ結界の中へ降下する。
結界は一瞬ピリッとしたが、大した抵抗も無く、すんなり入れた。
結構でかい倉庫みたいだが、この錆びれ具合は久しく使われていない証拠だな。
隣にある事務所っぽい建物も荒れてるし、放置されてる物件なんだろ。
倉庫の扉の前に降り立ち、中の様子を伺う。物音一つしないが、人の気配がする。
コマも暴れてるし、さっさと突入すっか。
錆びた扉に手を掛け、スライドさせる。滑りが悪くて、ガタガタと音を立てながら無理矢理開けた。
開け放たれた倉庫の中からは、むせ返る程の生臭さ。血の臭いだ。
しかし、その中にどうも拒絶し難い香しさが混じっている。……妖怪の性っておっかねえな。
「……コマ、ここで待ってろ」
嗅覚が敏感な上、聖獣の狛犬には血はキツい筈だ。でも、コマは首を振って聞かなかった。
「ちーちゃん、さがす」
「頑固だなぁ……しゃーねぇ、鼻くらいは摘まんでろよ」
ずーっとちーちゃんちーちゃんってうるさかったし、仕方ない。このまま連れて行くか。
コマの手を握り、奥に進む。
ふと、数メートル先に薄っすらと何かのシルエットが見えた。
オレは夜目がきく方ではないから、まだ何があるかまではわからない。
また、進む。
血の臭いは、益々強くなる。何があるかはわからない。が、それなりに見当はつく。
外れて欲しい、見当違いであってほしいが、この香ばしさは間違いなく——。
一歩一歩近付いて、ソレが何なのかを把握した時、
「コマ、見るな。絶対に」
咄嗟にコマを背中に隠した。
こいつには見せちゃいけねぇと思ったからだ。
理解が追いつかない。嫌な予感が的中して、背中を冷たい汗が伝う。
お前が居ながら、どうして。
「あんまりだろ、こりゃ……」
オレが見たものは、夥しい量の血を流しながら倒れている千真ちゃんの姿だった。
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