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第十二章 二人の千真
12-13 目の下のクマさん
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* * * * * * * *
目の前は一面緑だった。細長くて緩くカーブして刺の有るそれは、縦に跳ねながら私の許へと近付いてくる。
『きゅきゅきゅきゅきゅ!』
……近付いてくる。
『きゅきゅきゅきゅきゅ!』
凄く……デジャヴです。
見覚えがあるような、無いような……。それは私の足元まで来ると、一斉に飛び掛かってきた。
「味噌持って来い!!」
私は叫びながら身を起こそうとした。
だが、力が入らず、志し半ばで布団の中に倒れこむ。
また、シュールな夢を見た。あいつら、今度は襲ってくるなんて……! 額が汗ばみ、前髪がくっついて不快だ。
ここはどこだろう。天井には顔のような模様がある。あれは私の部屋のものだ。ということは、私は自室で寝ているということである。
電気を付けなくても明るいから、今は昼間だろう。今日は少し蒸し暑い。
「ぬっ、起きたか!」
「ちーちゃん、おきた!」
子供のよく通る声が、私の耳を貫く。
横には狐珱君とコマちゃんが並んで座っていた。二人は大きな目で私を見ている。
「おはよう……」
あれ、何でここにいるんだろう、私。寝起きのせいか、頭が働かない。
「うむ、お早う」
「おはよー!」
二人は元気よく挨拶を返してくれた。挨拶が出来る子はよい子です。
でも、さっきまでデジャヴな流れだったのに、何か足りない気がする。狐珱君が大声を上げた後——。
「珀弥君……珀弥君は!?」
そうだ、彼が来たんだ。なのに、今回はいない。
得体の知れぬ不安が私を襲った。
「奴ならそこで寝ておるぞ?」
「なぬ!?」
狐珱君が部屋の隅を指さし、私もそちらを見た。
そこには、うなだれながら壁に寄り掛かっている珀弥君が。片膝を立て、その上に腕を乗せている。なんてワイルドな寝方なんだ。
「武士スタイルかよ!」
武士は座りながら寝るという勝手なイメージ。
「……あ、千真さん。おはよう」
珀弥君は眠そうに目を擦りながら、頭を持ち上げた。前髪が一房だけ変な方向へ跳ねている。
「おはよー! なんて格好で寝てるの!? 怪我はどうしたの!」
あんな格好じゃ、怪我にも良くないのに。
「もう大丈夫だよ。ほら、この通り」
珀弥君は骨折した筈の右腕を、曲げたり伸ばしたりした。動きはスムーズだ。
関節が増えたのかと錯覚するくらい酷かったのに、もう普通の形に戻っている。
「河童の特殊メイクしたお医者さん、凄いね……」
「いやいや普通に河童じゃろうて」
「千真さん、具合はどう?」
「うーん。ちょっと力が入らなくて、怠いかなぁ」
力を入れようとしても、手が震えるだけ。自力で起き上がることは難しそうだ。
「そうか……まだ休んでいた方が良いね」
珀弥君はこちらへ近付き、私の前髪を掻き分け、額をタオルで拭いてくれた。
「熱は?」
「大丈夫かな、頭がボーっとするけど」
「それは駄目でしょ。ほら、熱い」
珀弥君は私の額に手を当て、首を振った。
言われてみれば、身体が熱い。やはり熱があるのだろう。
「でも三日も寝たきりだからなぁ、何か食べた方がいいよね……。食欲はある?」
三日も寝ていたのか、私。
返事をしようと口を開きかけたが、ぐるるるる、と腹が先に返事をしてしまった。
「そう。じゃあ消化に良いものでも作ってくるよ」
珀弥君はごく普通に腹の虫と会話している。え、何これ、ちょっと恥ずかしい。
「ノーリアクションは逆に辛いよ」
「ごめん、こんな時どんな顔をすればいいかわからないの」
「笑えばいいと思うよ」
*
「お待たせ」
襖が開き、珀弥君がお盆を持って入ってきた。お盆の上には小さな土鍋と取り皿、スプーン、水の入ったコップ、擦りおろされた何かが乗っている。
「早いね」
「そう?」
十分も待たなかった。さすが女子力の高い珀弥君。手際の良さはピカイチだ。
彼は腰を降ろし、お盆を床に置いた。土鍋に手をかけ、蓋を開ける。中からは湯気が立ち、美味しそうな匂いが鼻孔を刺激した。
「わぁ、美味しそう」
中身は風邪の時には定番の雑炊だ。野菜たっぷりで栄養満点である。
「擦りりんごもあるよ」
「やったぁ、ありがとう」
わざわざ擦ってくれる辺り、病人に優しい気配りだ。
「じゃあ、ちょっと身体を起こすね」
「うん」
珀弥君は私の背中の下に手を滑り込ませ、支えながらゆっくりと起こしてくれる。
彼に肩を抱きかかえられ、身体がくっついた。顔が近い。
どくん、どくん、と鼓動が早くなる。
「ん? どうかした?」
「うぅん、何でもない」
不思議そうに動きを止める珀弥君に、私はぎこちなく笑いかけた。
何故だろう。顔が熱くなった。これも熱のせいかな?
「コマ、ちーちゃん、たべる!」
私が上半身を起こすと、コマちゃんがスプーンを持った。どうやら食べさせてくれるようだ。
「ありがとう、コマちゃん。でも、熱い雑炊をふーふーしないで口に持ってくるのはやめてね?」
「ふーふー?」
コマちゃんは熱々の雑炊をスプーンに乗せたまま、首を傾げたのだった。
*
珀弥君が私を支え、コマちゃんがスプーンを私の口に運んでくれる。教えた通り、ふーふーは忘れない。
ちなみに狐珱君はたんこぶを作ってダウンしている。
「おいしー?」
「うん、美味しいよ」
「やったー!」
無邪気に喜ぶコマちゃん。作ったのは珀弥君なんだけどね。
「よかったね、コマ」
「うん!」
珀弥君もコマちゃんに笑いかける。コマちゃんは小さな手をぱたぱたと動かし、尻尾を大きく振った。微笑ましい。珀弥君本人がああ言うのはどうかと思うが。
「珀弥君、ありがとうね」
「いえいえ」
彼は優しげな笑みを私に向けた。私もつられて笑う。鼓動が速くなる反面、心は安らぎを取り戻した。
この笑顔がなくならなくて、本当に良かった。そう思いながら、スプーンを口に入れたのだった。
「熱ッ!」
「ふー、ふー」
「いや、遅い。遅いよコマちゃん」
***
「あれ? ちっちゃいのは?」
食事を終え、食器を片付けてきた珀弥君は、部屋の中を見回した。
「遊びに行っちゃったみたい」
「へぇ。自由だな……」
狐珱君とコマちゃんはついさっき、どこかに出掛けて行った。狐珱君は面倒見が良いし、コマちゃんは懐いている。まるで兄弟のようだ。
ふと、珀弥君の目の下にうっすらと影か見えた。クマさんだ。クマさんが住んでおる。
「珀弥君、ちゃんと寝てる?」
病み上がりなのに疲労が溜まってたら、具合が悪くなってしまう。あんなに血が出ていたし、貧血も起こしているのではないか?
「うん、寝たよ」
彼は一瞬だけ目を下に逸らし、にっこりとするが、クマさんが目の下で手を振っている。絶対に嘘ついてる。
「嘘でしょ! クマさんいるもん!」
「クマさんじゃなくてメイクです」
「そんな不健康なメイクする奴がいるか!」
もしかして、私の看病をしていたから、まともに寝ていないとか……まさか。
「珀弥君、正直に答えて? 最後に布団で寝たのはいつ?」
私が起きたとき、壁に寄り掛かりながら寝ていた。あれが一時的なものではなく、継続的なものだったら?
「……三日前です」
珀弥君はバツが悪そうに目蓋を降ろした。私のことをずっと看てたということだ。
「駄目でしょ! 早く寝て。添い寝してあげるから!」
「いや、良いですよそんな」
「良くないの! ほら、早く」
私は力を振り絞り、手で布団を叩いた。しかし力が弱く、頼りない微かな音だけが響いた。
「千真さん……」
珀弥君は困った顔をするが、私は負けじと視線を送る。
「うむむむむぅぅ」
「あ、えーっと、その……」
「うむむむむぅぅうう」
「うぅ、あのさ」
「うむむむむぅぅうううう!」
「わかった、寝るよ。寝ますよ」
「よし」
珀弥君はようやく根負けし、私の隣に横たわる。いや、そこ畳だから。
「お布団に入ってくださいっ」
「マジすか」
珀弥君は掛け布団に手を伸ばし、一度引っ込める。
私が視線を送ると、再び躊躇いがちに布団に手を掛け、ゆっくりとめくり上げた。
「失礼します」
「うむ、よろしい」
珀弥君は布団に入り込むと、気恥ずかしそうに目を伏せた。
目の前は一面緑だった。細長くて緩くカーブして刺の有るそれは、縦に跳ねながら私の許へと近付いてくる。
『きゅきゅきゅきゅきゅ!』
……近付いてくる。
『きゅきゅきゅきゅきゅ!』
凄く……デジャヴです。
見覚えがあるような、無いような……。それは私の足元まで来ると、一斉に飛び掛かってきた。
「味噌持って来い!!」
私は叫びながら身を起こそうとした。
だが、力が入らず、志し半ばで布団の中に倒れこむ。
また、シュールな夢を見た。あいつら、今度は襲ってくるなんて……! 額が汗ばみ、前髪がくっついて不快だ。
ここはどこだろう。天井には顔のような模様がある。あれは私の部屋のものだ。ということは、私は自室で寝ているということである。
電気を付けなくても明るいから、今は昼間だろう。今日は少し蒸し暑い。
「ぬっ、起きたか!」
「ちーちゃん、おきた!」
子供のよく通る声が、私の耳を貫く。
横には狐珱君とコマちゃんが並んで座っていた。二人は大きな目で私を見ている。
「おはよう……」
あれ、何でここにいるんだろう、私。寝起きのせいか、頭が働かない。
「うむ、お早う」
「おはよー!」
二人は元気よく挨拶を返してくれた。挨拶が出来る子はよい子です。
でも、さっきまでデジャヴな流れだったのに、何か足りない気がする。狐珱君が大声を上げた後——。
「珀弥君……珀弥君は!?」
そうだ、彼が来たんだ。なのに、今回はいない。
得体の知れぬ不安が私を襲った。
「奴ならそこで寝ておるぞ?」
「なぬ!?」
狐珱君が部屋の隅を指さし、私もそちらを見た。
そこには、うなだれながら壁に寄り掛かっている珀弥君が。片膝を立て、その上に腕を乗せている。なんてワイルドな寝方なんだ。
「武士スタイルかよ!」
武士は座りながら寝るという勝手なイメージ。
「……あ、千真さん。おはよう」
珀弥君は眠そうに目を擦りながら、頭を持ち上げた。前髪が一房だけ変な方向へ跳ねている。
「おはよー! なんて格好で寝てるの!? 怪我はどうしたの!」
あんな格好じゃ、怪我にも良くないのに。
「もう大丈夫だよ。ほら、この通り」
珀弥君は骨折した筈の右腕を、曲げたり伸ばしたりした。動きはスムーズだ。
関節が増えたのかと錯覚するくらい酷かったのに、もう普通の形に戻っている。
「河童の特殊メイクしたお医者さん、凄いね……」
「いやいや普通に河童じゃろうて」
「千真さん、具合はどう?」
「うーん。ちょっと力が入らなくて、怠いかなぁ」
力を入れようとしても、手が震えるだけ。自力で起き上がることは難しそうだ。
「そうか……まだ休んでいた方が良いね」
珀弥君はこちらへ近付き、私の前髪を掻き分け、額をタオルで拭いてくれた。
「熱は?」
「大丈夫かな、頭がボーっとするけど」
「それは駄目でしょ。ほら、熱い」
珀弥君は私の額に手を当て、首を振った。
言われてみれば、身体が熱い。やはり熱があるのだろう。
「でも三日も寝たきりだからなぁ、何か食べた方がいいよね……。食欲はある?」
三日も寝ていたのか、私。
返事をしようと口を開きかけたが、ぐるるるる、と腹が先に返事をしてしまった。
「そう。じゃあ消化に良いものでも作ってくるよ」
珀弥君はごく普通に腹の虫と会話している。え、何これ、ちょっと恥ずかしい。
「ノーリアクションは逆に辛いよ」
「ごめん、こんな時どんな顔をすればいいかわからないの」
「笑えばいいと思うよ」
*
「お待たせ」
襖が開き、珀弥君がお盆を持って入ってきた。お盆の上には小さな土鍋と取り皿、スプーン、水の入ったコップ、擦りおろされた何かが乗っている。
「早いね」
「そう?」
十分も待たなかった。さすが女子力の高い珀弥君。手際の良さはピカイチだ。
彼は腰を降ろし、お盆を床に置いた。土鍋に手をかけ、蓋を開ける。中からは湯気が立ち、美味しそうな匂いが鼻孔を刺激した。
「わぁ、美味しそう」
中身は風邪の時には定番の雑炊だ。野菜たっぷりで栄養満点である。
「擦りりんごもあるよ」
「やったぁ、ありがとう」
わざわざ擦ってくれる辺り、病人に優しい気配りだ。
「じゃあ、ちょっと身体を起こすね」
「うん」
珀弥君は私の背中の下に手を滑り込ませ、支えながらゆっくりと起こしてくれる。
彼に肩を抱きかかえられ、身体がくっついた。顔が近い。
どくん、どくん、と鼓動が早くなる。
「ん? どうかした?」
「うぅん、何でもない」
不思議そうに動きを止める珀弥君に、私はぎこちなく笑いかけた。
何故だろう。顔が熱くなった。これも熱のせいかな?
「コマ、ちーちゃん、たべる!」
私が上半身を起こすと、コマちゃんがスプーンを持った。どうやら食べさせてくれるようだ。
「ありがとう、コマちゃん。でも、熱い雑炊をふーふーしないで口に持ってくるのはやめてね?」
「ふーふー?」
コマちゃんは熱々の雑炊をスプーンに乗せたまま、首を傾げたのだった。
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珀弥君が私を支え、コマちゃんがスプーンを私の口に運んでくれる。教えた通り、ふーふーは忘れない。
ちなみに狐珱君はたんこぶを作ってダウンしている。
「おいしー?」
「うん、美味しいよ」
「やったー!」
無邪気に喜ぶコマちゃん。作ったのは珀弥君なんだけどね。
「よかったね、コマ」
「うん!」
珀弥君もコマちゃんに笑いかける。コマちゃんは小さな手をぱたぱたと動かし、尻尾を大きく振った。微笑ましい。珀弥君本人がああ言うのはどうかと思うが。
「珀弥君、ありがとうね」
「いえいえ」
彼は優しげな笑みを私に向けた。私もつられて笑う。鼓動が速くなる反面、心は安らぎを取り戻した。
この笑顔がなくならなくて、本当に良かった。そう思いながら、スプーンを口に入れたのだった。
「熱ッ!」
「ふー、ふー」
「いや、遅い。遅いよコマちゃん」
***
「あれ? ちっちゃいのは?」
食事を終え、食器を片付けてきた珀弥君は、部屋の中を見回した。
「遊びに行っちゃったみたい」
「へぇ。自由だな……」
狐珱君とコマちゃんはついさっき、どこかに出掛けて行った。狐珱君は面倒見が良いし、コマちゃんは懐いている。まるで兄弟のようだ。
ふと、珀弥君の目の下にうっすらと影か見えた。クマさんだ。クマさんが住んでおる。
「珀弥君、ちゃんと寝てる?」
病み上がりなのに疲労が溜まってたら、具合が悪くなってしまう。あんなに血が出ていたし、貧血も起こしているのではないか?
「うん、寝たよ」
彼は一瞬だけ目を下に逸らし、にっこりとするが、クマさんが目の下で手を振っている。絶対に嘘ついてる。
「嘘でしょ! クマさんいるもん!」
「クマさんじゃなくてメイクです」
「そんな不健康なメイクする奴がいるか!」
もしかして、私の看病をしていたから、まともに寝ていないとか……まさか。
「珀弥君、正直に答えて? 最後に布団で寝たのはいつ?」
私が起きたとき、壁に寄り掛かりながら寝ていた。あれが一時的なものではなく、継続的なものだったら?
「……三日前です」
珀弥君はバツが悪そうに目蓋を降ろした。私のことをずっと看てたということだ。
「駄目でしょ! 早く寝て。添い寝してあげるから!」
「いや、良いですよそんな」
「良くないの! ほら、早く」
私は力を振り絞り、手で布団を叩いた。しかし力が弱く、頼りない微かな音だけが響いた。
「千真さん……」
珀弥君は困った顔をするが、私は負けじと視線を送る。
「うむむむむぅぅ」
「あ、えーっと、その……」
「うむむむむぅぅうう」
「うぅ、あのさ」
「うむむむむぅぅうううう!」
「わかった、寝るよ。寝ますよ」
「よし」
珀弥君はようやく根負けし、私の隣に横たわる。いや、そこ畳だから。
「お布団に入ってくださいっ」
「マジすか」
珀弥君は掛け布団に手を伸ばし、一度引っ込める。
私が視線を送ると、再び躊躇いがちに布団に手を掛け、ゆっくりとめくり上げた。
「失礼します」
「うむ、よろしい」
珀弥君は布団に入り込むと、気恥ずかしそうに目を伏せた。
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