ことば遊びも程々に

硫酸くん

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カード遊びも程々に

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久しぶりの4人は放課後に集まって
巷で流行りのカードゲームを楽しんでる模様。

ちー「俺のターン!!ドロー!
俺は手札から『ツッコミ待ちのいじられキャラ』を守り形態で口寄せ!ターンフィニッシュ!」

テント「僕のターン!!ドロー!⦅ニヤッ
ちーくん、悪いけど僕の勝ちだよ!僕は『収容された都会暮らし』を成長の糧にして、『眼帯地雷天女』を召喚!!」

ちー「…めろ」

テント「なに?聞こえないなぁ⦅ニヤァ」

ちー「やめろおおぉおぉっ!!」

どっと・大吉「(うるさぁ)」

テント「お願いする時はなんて言うのかなぁ?⦅ニヤニヤ」

ちー「お、、お、、」

テント「んー???⦅ニヤァ」

どっと「(やばい⦅スッ…)」

大吉「どっとくん、どこ行くんy」

ちー「表出ろコノヤロー!」

ドンガラガッシャーン

テント「ちょっと!ちーくん、テーブルひっくり返すなんてずるいよ!」

ちー「うっせぇ!負け以上にテメーがムカついたんだよ!!」

大吉「痛たたた…もう、ちーくんなにするんや」

どっと「終わった?⦅ヒョコ」

大吉「どっとくん、危険を察知したならおしえといてーや!」

どっと「うふふふふ♡」

大吉「(5年ぶりやからキャラブレとる…!)」

ちー「だいたいよー、テントがムカつくのが悪ぃんじゃん。図書委員風情が調子乗ってよ。」

テント「ムカつくってなにさ!あっ、そうか!体育委員だから脳みそまで筋肉だもんねww」

ちー「なんだと!?」

テント「なにさ!?」

どっと・大吉「まあまあ…」

ちー・テント「美化委員どもは黙ってろ!」

どっと・大吉「サー、イエッサー…」

大吉「てゆうか、カードゲームでそんなに熱くならんでもええやん?たかがカードゲームやで?そんなんで友情が壊れるなんて馬鹿げてるやん???」

ちー「大吉、おまえ、、おまえ、大吉…」

テント「大吉くんはやってないからわかんないんだよ!熱くなれない奴はお湯以下だよ!」

どっと「じゃあ、大吉くんもやってみたらいいんじゃない?」

大吉「あんまり乗り気しやんなぁ」

ちー「いいか、大吉。男なら高火力カードでワンパンよ!」

テント「大吉くん。特殊カードで相手を罠にハメてジワジワ削るんだよ!」

大吉「どっちやの~?」

~1時間後~

大吉「わいのターン!ドロー!『置いてけぼりのパイオニア』を攻撃態勢で口寄せ!」

ちー「おぉ!」

テント「あ…僕の負けだ」

ちー「大吉!やるじゃん!これでお前も立派な決闘人(デュエリスター)だな!」

ちー・テント・大吉「あっはっはっはっは」

どっと「今日も平和だなぁ()」
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