ことば遊びも程々に

硫酸くん

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忙しいのも程々に

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ちー「あー!!わがんねぇな!?」

テント「どっと君、ちー君なんで茨城訛りで怒ってるの?」

どっと「生徒会に提出する用紙で悩んでるみたいだよ、こと遊も一応部活動だからね。」

テント「そっかぁ、ちー君『暫定部長』だもんね」

ちー「てめーらがじゃんけん強すぎんだよボケたれ!」

大吉「遅なってごめんやでぇ!」

ちー「Oh...大吉さぁん!お疲れ様です!言い難いんですがこれ、おなしゃす!!」

大吉「なんやこれ?」

ちー「学校を牛耳ってる奴らに申し出す紙でっす!うっす!」

大吉「あれでもこれちー君の仕事じゃ…」

ちー「猫の手でも借りたいんだよ黙ってやれ!うっす!」

どっと「なんで猫の手なんだろうね?絶対猫より猿の方が戦力になる気しない?」

テント「そこら辺にいるからじゃない?」

ちー「なんか冷たい言い方だな」

テント「だって僕犬派だし」

大吉「わいは猫…」

ちー「黙ってやれや!うっす!」

どっと「大吉君手伝うよ」

大吉「どっと君…ありがとう!」

ちー「おい見ろよテント…どっとのヤツ猫かぶってるぜ…おいまた猫出てきた!」

テント「大吉君もどっと君に猫なで声使ってるし…!ちー君ここにも猫が!!」

ちー・テント「ああああああああ猫ばっかだああああああ」

どっと「うるせぇ((ボソッ」

大吉「え、どっと君なに?」

どっと「なんでもないよ((ニコ」

大吉「にしても猫も杓子もうるさいわぁ」

ちー・テント「!!」

ちー「おいテント!猫派を確保しろぉ!」

テント「らじゃー!」

大吉「ちょ、やめてぇや、あテント君どこさわって、やめてぇー!!!」

どっと「(これが…キャットファイト!!)」※違います



~後日談~

ちー「なんか忘れてる気がすんだよなぁ」

どっと「なに?どしたの?」

ピンポンパンポン
「言語研究部部長の足立君、至急提出用紙を持って生徒会室までお願いします」
ピンポンパンポン

ちー「あ」

どっと「どうすんの」

ちー「影武者を送ろう」

どっと「?」

ちー「あ、もしもし大吉~?なんか生徒会室に来てくれって先生が言ってたぞ?…うん、いや、わかんねぇけど…うん…おう、どういたしまして!じゃあな~」

どっと「ちー君…」

ちー「さ、飯食いに行こうぜ~」
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