ことば遊びも程々に

硫酸くん

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蚊取り線香も程々に

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キーンコーンカーンコーン
「お疲れー!!」そんな声とともに戸を開けたのは言葉高校2年生足立千博(ちー)である。

「お疲れ様ー」教室内から返ってきた声は3つ、1人はちーと幼馴染みの松戸利彦(どっと)もう1人は春日翼(テント)そして1年生の大阪吉徳(大吉)である。

ちー「それにしても暑すぎねぇ?」

どっと「まぁ、もう7月だもんね」

テント「それにこの教室クーラー無いからなぁ」

大吉「せやなー、ほんまかなわんわー」

ちー・どっと・テント「(キャラ付けすごい…)」

テント「どっと君どしたの?」

どっと「蚊に刺されたみたいでさ、すごい痒いんだよね…」

ちー「???」

大吉「辛いやんなぁ、蚊に噛まれると…」

ちー「???」

テント「はいこれ、蚊に喰われた所に塗っときなよぉ」

ちー「???」

大吉「どしたねんちー君、?しか出てないでさっきから」

ちー「あのよぉ、蚊にどうされたって?」

どっと「え、だから蚊に刺されたって…」

ちー「刺されたね、はい次そこの西語」

大吉「関西弁ね!蚊に噛まれるって言ったなぁ」

ちー「じゃあそこの根暗は?」

テント「蚊に喰われるでしょ?違うの?」

どっと・大吉「(根暗の自覚はあるんだ…)」

ちー「蚊に刺されるは解る。なぜなら奴らは針で刺してるからだ、そこから血を吸うからだ。でもあとの2つは納得のいく説明をしてもらおうか!?」

大吉「関西は噛まれるって言うんやで、カルチャーショック受けるやろ?」

どっと「でも大吉君はエセ関西人でしょ?」

大吉「違うよ!?関西生まれだよ!?作者が関西弁知らんだけやろ!?」※すいませんby作者

ちー「噛まれてなくねぇ!?」

テント「えっとねぇ、香川県なんかは噛まれるって言うみたいだよ」

どっと「えっ、ということは」

ちー「君は西でも東でもない。うどん君だ」

大吉「まさかの1話目から名義変更!?」

どっと「ちなみに関東は食われるか刺されるって言うみたい」

テント「よかったぁ、僕は普通だった」

ちー「普通ではないけどな。そもそも蚊に喰われてないし。」

テント「そんなに言うならちー君はなんて言うのさ!?」

ちー「えっ?蚊にやられる」

チーン
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