ミステリーな共同生活

最初で最後の共同生活

水と水

おいおい、ヤバいぞこれは!!まさかの鉢合わせしたぞ！(どう見ても俺は不法侵入してる奴じゃねーか！)そう思ってると、赤井[何してんだよ。お前今日おかしいぞ。]そう言われるのも納得出来る。俺[わ、悪い！赤井の部屋に忘れ物した気がしてさ。]赤井[てかその水は何なの？]なんとこの水は赤井も知らないらしい。(まさかまた誰かが？)誰かが赤井の部屋に入って水を置いた？なんの意味があるんだ？赤井[冷蔵庫に直してくるぞ。]俺[ああ。]取り敢えず自分の部屋(監視カメラの部屋)に戻り、一旦整理した。だがいつ間にか寝ていた。ドンと大きな音と共に俺は朝起きた。(な、なんだ！襲われてたのか？)自分の体中を触っても何も無かった。立って監視カメラを見てみるとなんと水がポタポタと垂れていたのだ。俺[え!?誰だやったや､､､]誰かがやったと思ったが、考えてみればこの部屋は俺しか知らないはず。昨日は雨も降ってないし、雨漏れもしない。なのに濡れている。おかしい、何かがおかしい。もしこれが誰かの仕業ならば、恐らく犯人だろう。(犯人の奴、どこまで知ってやがる。)俺はこの時、全てが繋がっている事に気がつけなかったのだ。