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第十三話①
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今日はパートが休みだった。
私──咲良雪穂──は休みの日は家事をしたり、家で過ごすことが多いけれど、今日はパート先の同僚を誘って、近所の駅前にあるファストフード店で一緒にランチをした。
同僚といっても、彼女は私より十歳ほど下。最上紗知音──サチちゃんはポニーテールの似合う可愛い女の子で、大学四年生。誕生日は九月なので今は二十一歳。サチちゃんは一人暮らしで、家の方向は違うけれど、同じ地域に住んでいた。大学には自転車で通学しているらしい。
知り合ったのは彼女が大学三年生の時で、ちょうど一年前から同じスーパーで働いていた。三年生の時は土日だけだったけれど、最近は平日もシフトに入っていた。就職活動もおわり、卒業に必要な単位もほとんど取って、週に二日ぐらいしか大学に行かないらしい。
「今日はせっかくの休みなのに、迷惑じゃなかった?」
「いいえ。ユキさんに誘ってもらえて嬉しかったです。今日は五限にゼミがあって。十六時半からだから、それまで時間があって」
私は大学にいっていないので、大学の仕組みがどんなものかよく分からなかった。よく考えたら高校も卒業していない。
サチちゃんは頭が良くて、親切な優しい子だった。私はあまり頭の回転が早い方ではないので、よくミスをしたり、周りに迷惑をかける。そんな私をサチちゃんはよく助けてくれた。
そのサチちゃんと食事をしたり、会ったりするようになったのは最近のこと。
今年の四月、退勤のタイミングが一緒になって、更衣室で着替えている時、サチちゃんから就職先が決まったことを聞かされた。それに私はお祝いと、日頃のお礼にファミレスに誘った。
「もしよかったら今度、お祝いに食事でも──」
「はい、ぜひ!」
私が言いおわる前に、サチちゃんはすごい乗り気で応じてくれた。最初は迷惑かと心配だったけれど、その反応に、私もなんだか嬉しくなった。
サチちゃんはいい子で、誘った私が食事代を出そうとすると頑なに断ってきた。
「割り勘にしましょう!」
「え、でもこれは、いつもサチちゃんに迷惑かけてるから。そのお詫びも兼ねて……」
「全然迷惑なんて! 私、ユキさんに誘ってもらえて、すごく嬉しかったです。また一緒に食事したいです。ユキさんの都合のいい日でいいので、また誘ってほしいです」
それから時々、連絡を取り合ったり、予定が合えば、休みの日には一緒にランチを食べたりした。今度、一人暮らしの彼女の家に遊びに行く話もしていた。
友達と言っていいのか分からないけれど、私の数少ない、親しい人だった。
最近は、個別に注文できるので、ハンバーガーのファストフード店で一緒にランチする。私が彼女の分を支払おうとすると、割り勘どころか、彼女が全額払おうとしてくる。私からのお金をなかなか受け取ろうとしない。そういう少し頑固なところがあるので、自分の分は自分で支払うお店を選ぶことにした。
「ユキさんは、娘さんたちが夏休みになったら、家族でどこか旅行とか行くんですか?」
「本当は連れて行ってあげたいけど、私はずっとパートかな」
「そうなんですか」
「最近、いろいろものが高くなってきて、一日休むだけでも、ちょっときつくて」
「あの、もしも大変だったら、私貯金あるんで、お貸ししますよ?」
「そんな、悪いよ。そこまで」
「私、ユキさんの力になりたいんです」
サチちゃんはいつになく真剣な顔で、私を
それにどう答えたらいいか分からなかった。
サチちゃんはそれを察してくれたらしく、少し慌てた様子で話題を変えてくれた。
「あ、あの、もうすぐ、近所の神社でお祭りあるじゃないですか?」
「うん、あるね。下の子が小さい時に行った以来かな。小さいお祭りだけど、人見知りする子で怖がっちゃって、それから行ってないな」
「今もですか?」
「え?」
「その、人見知りなの」
「さすがに中学生になったから、たぶん平気だと思う」
私は苦笑した。ハナちゃんは私と似てあまり社交的ではなく、引っ込み思案なところがある。それでも中学生になったのだから、友達もつくって、楽しい学生生活を送ってほしかった。
ハナちゃんの友達──エリザちゃんがよぎったが、私はすぐに彼女を思い出さないようにした。どうせまた今日もうちに来るのだろう。そう思うと気分が暗くなるから、少しでも楽しいことをして忘れたくて、サチちゃんをランチに誘ってみた。
急に誘ったけれど、サチちゃんは快く応じてくれた。
「よかったらお祭り、その、一緒に行きませんか? 娘さんたちも一緒に」
「いいね。行こっか。あ、でも、確か土曜だよね? シフト入ってた気がする。夕方からでもいい?」
「もちろんいいですよ!」
サチちゃんは嬉しそうだった。
私ではなく大学の友達とかを誘えばいいのにと思ったけれど、わざわざ誘って行くほどのお祭りでもない。近所の小さな神社のお祭りで、屋台も数えるほどしかなかった。境内の中央に舞台があって盆踊りのようなものがあった気がするけれど、もう十年近く行っていないので、記憶もぼんやりとしていた。
私もたまには出かけて息抜きをしたいし、年の近いサチちゃんなら、アヤちゃんと、ハナちゃんとも仲良くなれる気がした。
ハナちゃんもいろいろ悩んでいるようだけれど、私にも本当のことを話してくれなかった。家族には話しにくくても、サチちゃんになら、心を開いてくれるかもしれない。
私から直接、加藤菜純──ナスミちゃんとのことを聞くわけにもいかないし、もう一つの心配事もあった。
ハナちゃんとエリザちゃんの関係。私はエリザちゃんに歪んだ愛情を、母親役を求められている。ハナちゃんに対しても、何か変なことをしているのではないか、心配だった。
そもそもハナちゃんがいじめなんてするわけがない。もしもあれが、エリザちゃんのでっち上げで、私を追い詰めるために用意したものだとしたら──確信はないけれど、彼女の性格からそんな気がした。
* * *
十五時過ぎ──
中学生の娘が帰ってくるから、いつもこの時間に解散だった。
私たちはお店を出て、途中まで一緒に帰る。
本当は家に招いてお茶を出したいのだけれど、彼女も大学があり、私もこのあと用事があった。そのことを思うと気が重い。
私たちは駅から大きな通りに出て、そこのコンビニを境に分かれ道となる。最近暑くなってきたので、サチちゃんに、コンビニで何か飲み物でも買ってあげようかと思った。
寄って行かないかと、彼女に声をかけようとした時、聞き覚えのある声がした。
「あ、ママ!」
そう呼び止められて、私は寒気がした。
そんなふうに私を呼ぶのは一人しかいなかった。
エリザちゃん──
私が慌てて振り返ると、エリザちゃんは駆け寄ってきたのか、私の腕に勢いよく抱きついてくる。しっとりと汗ばんだ彼女の感触は、まるで死体のように冷たかった。
「娘さんですか?」
サチちゃんは笑顔でエリザちゃんを見る。
私が否定するより先に、エリザちゃんが挨拶する。
「初めまして、エリザです」
「初めまして、最上です。お母さんと同じところでバイトしてます。同僚って、言っていいんですかね?」
「うん、そうだね……」
私は否定する間を逃してしまった。
エリザちゃんはじっとサチちゃんを見ていた。
私は二人が親しくなるのを嫌だと感じた。エリザちゃんにこれ以上、私の何かを知られたくないと思った。
「それじゃサチちゃん、またバイトで……」
「はい、今日はありがとうございます! また連絡しますね」
「うん、また……」
サチちゃんが軽く頭を下げて去っていく。私は心細い気持ちになった。
エリザちゃんが私の手に指を絡めて、もう一方の手で、小さくサチちゃんに手を振っていた。
私──咲良雪穂──は休みの日は家事をしたり、家で過ごすことが多いけれど、今日はパート先の同僚を誘って、近所の駅前にあるファストフード店で一緒にランチをした。
同僚といっても、彼女は私より十歳ほど下。最上紗知音──サチちゃんはポニーテールの似合う可愛い女の子で、大学四年生。誕生日は九月なので今は二十一歳。サチちゃんは一人暮らしで、家の方向は違うけれど、同じ地域に住んでいた。大学には自転車で通学しているらしい。
知り合ったのは彼女が大学三年生の時で、ちょうど一年前から同じスーパーで働いていた。三年生の時は土日だけだったけれど、最近は平日もシフトに入っていた。就職活動もおわり、卒業に必要な単位もほとんど取って、週に二日ぐらいしか大学に行かないらしい。
「今日はせっかくの休みなのに、迷惑じゃなかった?」
「いいえ。ユキさんに誘ってもらえて嬉しかったです。今日は五限にゼミがあって。十六時半からだから、それまで時間があって」
私は大学にいっていないので、大学の仕組みがどんなものかよく分からなかった。よく考えたら高校も卒業していない。
サチちゃんは頭が良くて、親切な優しい子だった。私はあまり頭の回転が早い方ではないので、よくミスをしたり、周りに迷惑をかける。そんな私をサチちゃんはよく助けてくれた。
そのサチちゃんと食事をしたり、会ったりするようになったのは最近のこと。
今年の四月、退勤のタイミングが一緒になって、更衣室で着替えている時、サチちゃんから就職先が決まったことを聞かされた。それに私はお祝いと、日頃のお礼にファミレスに誘った。
「もしよかったら今度、お祝いに食事でも──」
「はい、ぜひ!」
私が言いおわる前に、サチちゃんはすごい乗り気で応じてくれた。最初は迷惑かと心配だったけれど、その反応に、私もなんだか嬉しくなった。
サチちゃんはいい子で、誘った私が食事代を出そうとすると頑なに断ってきた。
「割り勘にしましょう!」
「え、でもこれは、いつもサチちゃんに迷惑かけてるから。そのお詫びも兼ねて……」
「全然迷惑なんて! 私、ユキさんに誘ってもらえて、すごく嬉しかったです。また一緒に食事したいです。ユキさんの都合のいい日でいいので、また誘ってほしいです」
それから時々、連絡を取り合ったり、予定が合えば、休みの日には一緒にランチを食べたりした。今度、一人暮らしの彼女の家に遊びに行く話もしていた。
友達と言っていいのか分からないけれど、私の数少ない、親しい人だった。
最近は、個別に注文できるので、ハンバーガーのファストフード店で一緒にランチする。私が彼女の分を支払おうとすると、割り勘どころか、彼女が全額払おうとしてくる。私からのお金をなかなか受け取ろうとしない。そういう少し頑固なところがあるので、自分の分は自分で支払うお店を選ぶことにした。
「ユキさんは、娘さんたちが夏休みになったら、家族でどこか旅行とか行くんですか?」
「本当は連れて行ってあげたいけど、私はずっとパートかな」
「そうなんですか」
「最近、いろいろものが高くなってきて、一日休むだけでも、ちょっときつくて」
「あの、もしも大変だったら、私貯金あるんで、お貸ししますよ?」
「そんな、悪いよ。そこまで」
「私、ユキさんの力になりたいんです」
サチちゃんはいつになく真剣な顔で、私を
それにどう答えたらいいか分からなかった。
サチちゃんはそれを察してくれたらしく、少し慌てた様子で話題を変えてくれた。
「あ、あの、もうすぐ、近所の神社でお祭りあるじゃないですか?」
「うん、あるね。下の子が小さい時に行った以来かな。小さいお祭りだけど、人見知りする子で怖がっちゃって、それから行ってないな」
「今もですか?」
「え?」
「その、人見知りなの」
「さすがに中学生になったから、たぶん平気だと思う」
私は苦笑した。ハナちゃんは私と似てあまり社交的ではなく、引っ込み思案なところがある。それでも中学生になったのだから、友達もつくって、楽しい学生生活を送ってほしかった。
ハナちゃんの友達──エリザちゃんがよぎったが、私はすぐに彼女を思い出さないようにした。どうせまた今日もうちに来るのだろう。そう思うと気分が暗くなるから、少しでも楽しいことをして忘れたくて、サチちゃんをランチに誘ってみた。
急に誘ったけれど、サチちゃんは快く応じてくれた。
「よかったらお祭り、その、一緒に行きませんか? 娘さんたちも一緒に」
「いいね。行こっか。あ、でも、確か土曜だよね? シフト入ってた気がする。夕方からでもいい?」
「もちろんいいですよ!」
サチちゃんは嬉しそうだった。
私ではなく大学の友達とかを誘えばいいのにと思ったけれど、わざわざ誘って行くほどのお祭りでもない。近所の小さな神社のお祭りで、屋台も数えるほどしかなかった。境内の中央に舞台があって盆踊りのようなものがあった気がするけれど、もう十年近く行っていないので、記憶もぼんやりとしていた。
私もたまには出かけて息抜きをしたいし、年の近いサチちゃんなら、アヤちゃんと、ハナちゃんとも仲良くなれる気がした。
ハナちゃんもいろいろ悩んでいるようだけれど、私にも本当のことを話してくれなかった。家族には話しにくくても、サチちゃんになら、心を開いてくれるかもしれない。
私から直接、加藤菜純──ナスミちゃんとのことを聞くわけにもいかないし、もう一つの心配事もあった。
ハナちゃんとエリザちゃんの関係。私はエリザちゃんに歪んだ愛情を、母親役を求められている。ハナちゃんに対しても、何か変なことをしているのではないか、心配だった。
そもそもハナちゃんがいじめなんてするわけがない。もしもあれが、エリザちゃんのでっち上げで、私を追い詰めるために用意したものだとしたら──確信はないけれど、彼女の性格からそんな気がした。
* * *
十五時過ぎ──
中学生の娘が帰ってくるから、いつもこの時間に解散だった。
私たちはお店を出て、途中まで一緒に帰る。
本当は家に招いてお茶を出したいのだけれど、彼女も大学があり、私もこのあと用事があった。そのことを思うと気が重い。
私たちは駅から大きな通りに出て、そこのコンビニを境に分かれ道となる。最近暑くなってきたので、サチちゃんに、コンビニで何か飲み物でも買ってあげようかと思った。
寄って行かないかと、彼女に声をかけようとした時、聞き覚えのある声がした。
「あ、ママ!」
そう呼び止められて、私は寒気がした。
そんなふうに私を呼ぶのは一人しかいなかった。
エリザちゃん──
私が慌てて振り返ると、エリザちゃんは駆け寄ってきたのか、私の腕に勢いよく抱きついてくる。しっとりと汗ばんだ彼女の感触は、まるで死体のように冷たかった。
「娘さんですか?」
サチちゃんは笑顔でエリザちゃんを見る。
私が否定するより先に、エリザちゃんが挨拶する。
「初めまして、エリザです」
「初めまして、最上です。お母さんと同じところでバイトしてます。同僚って、言っていいんですかね?」
「うん、そうだね……」
私は否定する間を逃してしまった。
エリザちゃんはじっとサチちゃんを見ていた。
私は二人が親しくなるのを嫌だと感じた。エリザちゃんにこれ以上、私の何かを知られたくないと思った。
「それじゃサチちゃん、またバイトで……」
「はい、今日はありがとうございます! また連絡しますね」
「うん、また……」
サチちゃんが軽く頭を下げて去っていく。私は心細い気持ちになった。
エリザちゃんが私の手に指を絡めて、もう一方の手で、小さくサチちゃんに手を振っていた。
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