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第七話⑤
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お昼休み、私とエリザちゃんは、いつものように校舎の裏にいた。
今日は晴れたけれど、昨日は雨が降ったから蒸し暑かった。
衣替えの時期になってだいぶ経ち、半袖になった生徒が多いけれど、私とエリザちゃんはまだブレザーを着ていた。
エリザちゃんは暑くないのだろうか。私は彼女に肌を見られたくなくて、衣替えの期間の最後まで着ているつもりでいた。
ただその抵抗もほとんど意味はなく、エリザちゃんにボタンを外され、前をはだけさせられて、結局彼女に素肌を見られてしまうのだけれど。
私は校舎に背中をもたれ、その前にエリザちゃんが身を屈めて、私の胸に顔を埋めていた。
エリザちゃんは私のキャミソールを胸の上までまくって、私の胸の先に唇を当てると、何度も私のそこへキスをした。
私はくすぐったくて、声がもれそうになる。右手を口に当てて、声をこらえた。
エリザちゃんのつむじが見える。柔らかくて、ふわふわした黒髪、可愛らしい白い顔、長いまつ毛。エリザちゃんは赤い舌を出して、私の胸の先の、色の濃い部分を舐める。もっとくすぐったくなった。
どうしてこんなところを舐めるのだろう。赤ちゃんじゃないのに。
エリザちゃんの唾液に濡れて気持ち悪い。少しずつ痛くなってきた気がした。
もうやだ。こんなこと──
エリザちゃんのことを考えると、お腹が痛くなる。
エリザちゃんに触れられるだけで、涙が勝手に流れる。その涙も、エリザちゃんが楽しげに舌で舐めとる。私の気持ちなんて、エリザちゃんは少しも気に留めてくれない。
これが好きな人にすることなの。恋人同士がすることなの。エリザちゃんはこんなことして楽しいの。
私を苦しめることが楽しいのなら、傷つけることが愛することなら、エリザちゃんに死んでほしいと思う気持ちは、私が彼女を愛しているからなの──
不意にエリザちゃんが舌を止め、私を見上げて笑う。
「次はハナちゃんがして」
エリザちゃんは体を起こし、その細い指先で自分のリボンタイを解き、ブレザーとブラウスのボタンを外す。
エリザちゃんは私と同じぐらいか、それ以上に胸がないのに、ブラジャーをつけていた。今日は薄い水色の、レースのついたものだった。それを上にずらして、彼女の胸が露わになった。
エリザちゃんの胸は薄く、ほとんど脂肪がない。痩せて肋が浮きあがっていた。肌は透明で白く、青い血管が浮かび上がって見えた。二つの胸の先にある桜色の小さな輪の中には、寝静まった蕾のような突起があった。
エリザちゃんは私の手をとって、彼女の胸に触れさせる。しっとりと湿っているけれど、想像よりも冷たくて、私は怖くなった。露に濡れた蝋人形に触れたようで、私の体温で溶け出してしまうのではないか、そのぐずぐずに溶けた恐ろしい怪物がエリザちゃんなのではないか。そんなことを思った。
彼女に触れた私の手のひらの下からは、彼女にもある心臓が脈打つたびに送り出す血液がざらざらと流れ、それが何か得体の知れないものがうごめいているような感触に思えた。
「ふふ、くすぐったい」
エリザちゃんが笑う。私の手が震えていたからかもしれない。
私はこれ以上のことをするのが怖くて、あの話題を切り出すことにした。
「あの、エリザちゃん、加藤さんのことだけど……」
私の手首を掴んだエリザちゃんの手に、痛いぐらい力がこもった。
私はしてはいけない話をしてしまったのかもしれないと、すぐに後悔した。
エリザちゃんの顔から優しげな微笑みが消える。エリザちゃんは怒った時、眉を寄せたり、口の端を下げたり、怒った顔をしない。感情や表情がなくなる。それでも色素の薄い瞳が、射るように私をにらんでいて、きっと怒っているのだろうと分かった。
いまさら引き返せないので、怖いけれど私は続ける。
「もう加藤さんを、いじめるの……やめてあげて、ください……」
「どうして?」
「だって私が、エリザちゃんの恋人になったから……もういじめる理由は、ないでしょ……?」
そこでエリザちゃんが、いつもの顔に戻った。私の手も解放された。
「まるで私が加藤さんのことをいじめさせてるみたいな言い方だね」
「え?」
「加藤さんのことをいじめているのはダリアちゃんでしょ? 私に言っても仕方ないよ」
「でも、砂村さんが、エリザちゃんに言って、って……」
「ふーん」
私はなにかまずいことを言ったのかもしれない。エリザちゃんは再び微笑みを浮かべたけれど、細められたその目は、怒りを抑えているようにも見えた。
「別に加藤さんのことは、もうどうでもいいんだよね」
「それなら……」
「逆に言えば、どうしてもいいんだよね」
「え……?」
「役割をおえた以上、生かしておく必要もないってこと」
「どうして、そんな……」
「別に生きてても死んでてもいいなら、より不確定要素の少ない状態の方が安心だよね。だって死ねば、それ以上何も起こらないでしょう?」
私はエリザちゃんが加藤さんのことを、殺すつもりだと確信した。あの遺書を書かせたのは、ただの悪ふざけやいじめの一環ではなかった。今でもブタを続けているのは、加藤さんを殺すためなんだ。
「でも、そうだなぁ。私の恋人のハナちゃんが、加藤さんを殺さないでってお願いするのなら、考えてもいいかな。だって殺さなければ、ハナちゃんはもっと私のことを好きになってくれるってことでしょ? 私の恋人のハナちゃんのために、加藤さんのことを殺さないであげるんだから」
「うん……」
エリザちゃんはまつ毛を伏せ、目を細めて、にっこりと、牙のような犬歯を見せて笑った。
ここまで砂村さんの言ったとおりだった。私はいつも怖くて、エリザちゃんに自分の意見や気持ちを言えなかったけれど、エリザちゃんは私の話も聞いてくれる。
これからはもっと、彼女に思ったことを伝えていこう。
「いいよ。加藤さんへのいじめ、やめるようにダリアちゃんに言ってあげる」
「え、あり、がとう……」
思わずそう口にしたが、お礼を言うのは変な気がした。
「その代わり、ハナちゃんが加藤さんをいじめて」
「え?」
私は自分の耳を疑った。
「ダリアちゃんにいじめをやめさせる代わりに、ハナちゃんが加藤さんをいじめるの」
「なんで、どうして……?」
「私は恋人のハナちゃんのためにダリアちゃんのいじめをやめさせたんだよ。ハナちゃんは恋人の私のために、加藤さんのことをいじめて」
「で、できないよ……そんなこと……」
「恋人の、私の頼みを聞いてくれないの?」
もし断ったらどうなるのだろうか。いまさらこの話はなかったことにできないだろうか。
ただこのまま砂村さんにいじめられていたら、加藤さんは死んでしまう、殺されてしまうかもしれない。
それに恋人の頼みを断った私のことを、エリザちゃんは許してくれるだろうか。
そしてどうしても引っかかっていることがあった。
砂村さんは、いじめがなくなることを条件に、エリザちゃんと友達になった。それがどこまで砂村さんの望んだことかは分からないけれど。砂村さん自身も、条件として示したわけではなかった。ただエリザちゃんがそう解釈した。
私はエリザちゃんに初めて告白された時、なんと言って断ったか。
お母さんが悲しむから──そんなことを口にした気がする。
それは、お母さんが悲しまなければ付き合う、とも受け取れるし、悲しむお母さんがいなければ付き合える、とも解釈できるのではないだろうか。
エリザちゃんがお母さんに何かする前に、私たちは恋人同士になったけれど。
私がエリザちゃんの頼みを断ることで、私が恋人であることやめようとしている、そう思われたら、エリザちゃんはどうするだろうか。
私のことを許してくれるだろうか。それとも私のことを引き止めようとして、私が諦めるようなことをするかもしれない。
いつも私に選択肢なんて用意されていなかった。
「わかった……私が、加藤さんを、いじめる……」
「わぁ、よかったぁ! ダリアちゃんには私から言っておくから。それじゃ、放課後にね。どんなことしようかな。ハナちゃんも、したいこと考えておいてね。ハナちゃんと一緒に加藤さんをいじめるの、楽しみ」
エリザちゃんはまるで遊びの約束を取り付けたように、明るく軽やかな調子で笑っていた。
私は加藤さんのことをいじめたくない。
それでも少なくとも、エリザちゃんや砂村さんがするよりも、私の方が加藤さんにとってひどいことにならないはず。
今日は晴れたけれど、昨日は雨が降ったから蒸し暑かった。
衣替えの時期になってだいぶ経ち、半袖になった生徒が多いけれど、私とエリザちゃんはまだブレザーを着ていた。
エリザちゃんは暑くないのだろうか。私は彼女に肌を見られたくなくて、衣替えの期間の最後まで着ているつもりでいた。
ただその抵抗もほとんど意味はなく、エリザちゃんにボタンを外され、前をはだけさせられて、結局彼女に素肌を見られてしまうのだけれど。
私は校舎に背中をもたれ、その前にエリザちゃんが身を屈めて、私の胸に顔を埋めていた。
エリザちゃんは私のキャミソールを胸の上までまくって、私の胸の先に唇を当てると、何度も私のそこへキスをした。
私はくすぐったくて、声がもれそうになる。右手を口に当てて、声をこらえた。
エリザちゃんのつむじが見える。柔らかくて、ふわふわした黒髪、可愛らしい白い顔、長いまつ毛。エリザちゃんは赤い舌を出して、私の胸の先の、色の濃い部分を舐める。もっとくすぐったくなった。
どうしてこんなところを舐めるのだろう。赤ちゃんじゃないのに。
エリザちゃんの唾液に濡れて気持ち悪い。少しずつ痛くなってきた気がした。
もうやだ。こんなこと──
エリザちゃんのことを考えると、お腹が痛くなる。
エリザちゃんに触れられるだけで、涙が勝手に流れる。その涙も、エリザちゃんが楽しげに舌で舐めとる。私の気持ちなんて、エリザちゃんは少しも気に留めてくれない。
これが好きな人にすることなの。恋人同士がすることなの。エリザちゃんはこんなことして楽しいの。
私を苦しめることが楽しいのなら、傷つけることが愛することなら、エリザちゃんに死んでほしいと思う気持ちは、私が彼女を愛しているからなの──
不意にエリザちゃんが舌を止め、私を見上げて笑う。
「次はハナちゃんがして」
エリザちゃんは体を起こし、その細い指先で自分のリボンタイを解き、ブレザーとブラウスのボタンを外す。
エリザちゃんは私と同じぐらいか、それ以上に胸がないのに、ブラジャーをつけていた。今日は薄い水色の、レースのついたものだった。それを上にずらして、彼女の胸が露わになった。
エリザちゃんの胸は薄く、ほとんど脂肪がない。痩せて肋が浮きあがっていた。肌は透明で白く、青い血管が浮かび上がって見えた。二つの胸の先にある桜色の小さな輪の中には、寝静まった蕾のような突起があった。
エリザちゃんは私の手をとって、彼女の胸に触れさせる。しっとりと湿っているけれど、想像よりも冷たくて、私は怖くなった。露に濡れた蝋人形に触れたようで、私の体温で溶け出してしまうのではないか、そのぐずぐずに溶けた恐ろしい怪物がエリザちゃんなのではないか。そんなことを思った。
彼女に触れた私の手のひらの下からは、彼女にもある心臓が脈打つたびに送り出す血液がざらざらと流れ、それが何か得体の知れないものがうごめいているような感触に思えた。
「ふふ、くすぐったい」
エリザちゃんが笑う。私の手が震えていたからかもしれない。
私はこれ以上のことをするのが怖くて、あの話題を切り出すことにした。
「あの、エリザちゃん、加藤さんのことだけど……」
私の手首を掴んだエリザちゃんの手に、痛いぐらい力がこもった。
私はしてはいけない話をしてしまったのかもしれないと、すぐに後悔した。
エリザちゃんの顔から優しげな微笑みが消える。エリザちゃんは怒った時、眉を寄せたり、口の端を下げたり、怒った顔をしない。感情や表情がなくなる。それでも色素の薄い瞳が、射るように私をにらんでいて、きっと怒っているのだろうと分かった。
いまさら引き返せないので、怖いけれど私は続ける。
「もう加藤さんを、いじめるの……やめてあげて、ください……」
「どうして?」
「だって私が、エリザちゃんの恋人になったから……もういじめる理由は、ないでしょ……?」
そこでエリザちゃんが、いつもの顔に戻った。私の手も解放された。
「まるで私が加藤さんのことをいじめさせてるみたいな言い方だね」
「え?」
「加藤さんのことをいじめているのはダリアちゃんでしょ? 私に言っても仕方ないよ」
「でも、砂村さんが、エリザちゃんに言って、って……」
「ふーん」
私はなにかまずいことを言ったのかもしれない。エリザちゃんは再び微笑みを浮かべたけれど、細められたその目は、怒りを抑えているようにも見えた。
「別に加藤さんのことは、もうどうでもいいんだよね」
「それなら……」
「逆に言えば、どうしてもいいんだよね」
「え……?」
「役割をおえた以上、生かしておく必要もないってこと」
「どうして、そんな……」
「別に生きてても死んでてもいいなら、より不確定要素の少ない状態の方が安心だよね。だって死ねば、それ以上何も起こらないでしょう?」
私はエリザちゃんが加藤さんのことを、殺すつもりだと確信した。あの遺書を書かせたのは、ただの悪ふざけやいじめの一環ではなかった。今でもブタを続けているのは、加藤さんを殺すためなんだ。
「でも、そうだなぁ。私の恋人のハナちゃんが、加藤さんを殺さないでってお願いするのなら、考えてもいいかな。だって殺さなければ、ハナちゃんはもっと私のことを好きになってくれるってことでしょ? 私の恋人のハナちゃんのために、加藤さんのことを殺さないであげるんだから」
「うん……」
エリザちゃんはまつ毛を伏せ、目を細めて、にっこりと、牙のような犬歯を見せて笑った。
ここまで砂村さんの言ったとおりだった。私はいつも怖くて、エリザちゃんに自分の意見や気持ちを言えなかったけれど、エリザちゃんは私の話も聞いてくれる。
これからはもっと、彼女に思ったことを伝えていこう。
「いいよ。加藤さんへのいじめ、やめるようにダリアちゃんに言ってあげる」
「え、あり、がとう……」
思わずそう口にしたが、お礼を言うのは変な気がした。
「その代わり、ハナちゃんが加藤さんをいじめて」
「え?」
私は自分の耳を疑った。
「ダリアちゃんにいじめをやめさせる代わりに、ハナちゃんが加藤さんをいじめるの」
「なんで、どうして……?」
「私は恋人のハナちゃんのためにダリアちゃんのいじめをやめさせたんだよ。ハナちゃんは恋人の私のために、加藤さんのことをいじめて」
「で、できないよ……そんなこと……」
「恋人の、私の頼みを聞いてくれないの?」
もし断ったらどうなるのだろうか。いまさらこの話はなかったことにできないだろうか。
ただこのまま砂村さんにいじめられていたら、加藤さんは死んでしまう、殺されてしまうかもしれない。
それに恋人の頼みを断った私のことを、エリザちゃんは許してくれるだろうか。
そしてどうしても引っかかっていることがあった。
砂村さんは、いじめがなくなることを条件に、エリザちゃんと友達になった。それがどこまで砂村さんの望んだことかは分からないけれど。砂村さん自身も、条件として示したわけではなかった。ただエリザちゃんがそう解釈した。
私はエリザちゃんに初めて告白された時、なんと言って断ったか。
お母さんが悲しむから──そんなことを口にした気がする。
それは、お母さんが悲しまなければ付き合う、とも受け取れるし、悲しむお母さんがいなければ付き合える、とも解釈できるのではないだろうか。
エリザちゃんがお母さんに何かする前に、私たちは恋人同士になったけれど。
私がエリザちゃんの頼みを断ることで、私が恋人であることやめようとしている、そう思われたら、エリザちゃんはどうするだろうか。
私のことを許してくれるだろうか。それとも私のことを引き止めようとして、私が諦めるようなことをするかもしれない。
いつも私に選択肢なんて用意されていなかった。
「わかった……私が、加藤さんを、いじめる……」
「わぁ、よかったぁ! ダリアちゃんには私から言っておくから。それじゃ、放課後にね。どんなことしようかな。ハナちゃんも、したいこと考えておいてね。ハナちゃんと一緒に加藤さんをいじめるの、楽しみ」
エリザちゃんはまるで遊びの約束を取り付けたように、明るく軽やかな調子で笑っていた。
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