春の残骸

葛原そしお

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第一章

第十話

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 私はリビングで杏奈の隣に座り、彼女に朝食を食べさせる。その向かいに彼女の母は座って、私たちを見守っていた。
 テーブルにはスクランブルエッグとサラダ、ロールパンにスープ。まさに朝食という感じだった。
 それらを私がスプーンで口に運ぶと、親鳥から餌をもらう雛鳥のように、杏奈は嬉しそうに食べた。
「サヨちゃんが来てから、本当にこの子、幸せそう。ありがとうね」
「いえ」
 私はうまく赤星家に溶け込むことができた。ただ赤星家の中には、綱渡りのような、薄氷を踏むような危うさが潜んでいた。
 不意に杏奈が私の服を掴む。
「サヨちゃん大好き」
 そう笑顔でキスを求めてくる。母親の前でそれはまずい。
「ちょっと杏奈……」
 私は彼女の手を握ってなだめる。それに杏奈は不満そうだった。その不満の矛先は母親に向いた。
「ママ、出てって!」
 杏奈が大声で言う。子供が駄々をこねるような声音と仕草だった。それに彼女の母は困った顔をした。
 杏奈がテーブルの上の食器に手をかける。私は急いで彼女の手首を掴んだ。
「杏奈、ダメ!」
 杏奈は食器を投げつけようとしていた。それに彼女の母は怯えたように身を縮めていた。
 こんな場面は何度もあった。杏奈の実家で一緒に暮らすようになって知ったが、杏奈は母親に対して非常に攻撃的だった。
「そうね。ママは集会に行ってくるから。サヨちゃん、杏奈ちゃんをよろしくね」
 杏奈が落ち着いたのを見計らって、彼女を押さえていた手を離す。
 去り際に彼女の母が余計なことを言う。
「そうだサヨちゃん。今度集会に一緒に行ってみない? とても為になるお話が──」
「クソババア! 出て行け!」
 こんな杏奈の怒声は聞いたことがなかった。目を見開き、歯を剥き出して、テーブルの上にあった食器を次々に投げつける。スプーンが肩に当たり、皿が壁に当たって砕けた。
 なおも投げつけようとする杏奈を、私は抱きしめて必死に押さえた。
「杏奈、どうしてそんなことするの!?」
 杏奈は威嚇するように、歯の間から掠れた息を吐く。
「ごめんなさい、ごめんなさい……」
 そう言って杏奈母はリビングを出ていく。私は最初、杏奈の体にある打ち身から、虐待されていたのではないかと疑った。しかしこうして一ヶ月以上、一緒に暮らして、杏奈自身の暴力性によるものではないかと思うようになった。ただその暴力性は母親にしか向かわない。
「杏奈。お母さんにひどいことしちゃダメだよ」
「だって、サヨちゃんのこと、誘うんだもん」
 彼女の母は頻繁に外出する。町内会か何かだろうか。私としては杏奈と二人きりになれるので好都合だったが。杏奈も私と一緒にいたいと思うからそんなことをするのだろうか。
 何か違う気がした。彼女が暴力性を示す、過剰に反応するワードがあった。中学の時の同級生の玉津さんが会いたがっていた、アメリカに住む従姉妹のユマが会いたがっているなど。その話題になるとさっきみたいに物を投げたり暴れる。
 私の知るどの杏奈も、こんな攻撃的ではなかった。意外な彼女の一面が見えてきたが、それがどんな意味や理由があるか分からなかった。
 彼女の交友関係が希薄なことは知っていたが、それは彼女の言う通り、──本人は心がないようなことを言っていたが──私は彼女がドライだからだと思っていた。
 最近は、それとは別の何か闇のようなものがあるのではないかと思うようになった。ただそれが何か、今の彼女から聞き出すのはためらわれた。
 玄関のドアが開閉する音が聞こえた。母親が外出したのを見計らって、何事もなかったかのように杏奈がキスを求めてくる。
「サヨちゃん」
 杏奈の実家でそういうことをするのは、気が引けるような、それでいて劣情を掻き立てられた。私も先程のことは深く気にしないようにした。
 私は杏奈を支えて部屋に向かう。
「午後は英美香と会う約束しているから、少しだけだからね」
「うん!」
 そうは言ったが、私自身が自省できるか分からなかった。

   *  *  *

 私は杏奈をベッドに押し倒す。彼女は潤んだ瞳で私を見つめ、微笑みかけてくれる。私は彼女の体に被さって、私の影で彼女を覆う。
 彼女は顎先をあげて、唇を差し出す。私はそれを受け取った。
 柔らかく、ハリのある唇。彼女の鼻から、温かい息を感じた。舌先を唇に差し入れると、彼女はそれを受け入れ、唇を開き、互いに舌を絡め合った。
 杏奈は果実を吸うように、私の舌を口に含んで吸いついてくる。甘く彼女の吐息を顔に感じた。
 私は酸欠になりそうになるほど、夢中で彼女と口づけをした。彼女の手が私の脇腹から、背中へと回された。私は息が苦しくなって、名残惜しくもあるが口を離す。私たちの間に一条の唾液が糸を引いた。
 杏奈が蕩けた顔で私を見つめていた。
 私はもう我慢ができなくなった。彼女の服を脱がしにかかる。彼女の服を一枚脱がせば、今度は彼女が私の服を脱がそうとする。私たちは一枚ずつ服を脱ぎ、彼女の柔らかく美しい白い乳房が露わになった。
 私は杏奈の胸元に顔を埋め、跡が残らない程度にキスをする。その私の頭の後ろに杏奈の手が回され、包み込むように抱きしめられた。私のつむじに彼女の鼻先が当たっているのを感じる。彼女の唇が私の髪を喰む。彼女の荒い息遣いを感じた。髪や頭皮の匂いを嗅がれているようで恥ずかしかったが、私は彼女の体を両足で挟み、隠部を重ねて、腰を揺らすのに必死だった。
 こうしてもう一度、杏奈と触れ合えたのは、浅羽虹架のおかげだった。
 私は虹架の協力で過去へ戻った際、退職届を送りつけ、杏奈の部屋を掃除し、そのまま住み込んだ。
 過去の私は動揺していたが、一時的にでも帰ろうとすると、彼女が泣いて暴れるので、なし崩し的に住み込むことになった。
 このまま地元で仕事を探すか、できるだけ杏奈と一緒にいるため、短時間のバイトをするのも悪くない。貯金もないわけではないし、とりあえず離職票が届けば、それで失業給付の申請をして、しばらくはそれで生活すればいい。
 それからまた過去に戻れる夢を見るようになった。やはり杏奈と一緒にいることが条件のようだ。ただ私は積極的に過去を変えることをやめた。何か取り返しのつかないことが起こるかもしれないからだ。
 今の杏奈と一緒に生きていく、そんな人生でもいいかもしれない。
 杏奈もそんなことを口にしていた。
「サヨちゃんはもう、過去を変えないで。サヨちゃんと一緒にいたいの」
 もう過去を変えるつもりはない。しかしなぜ杏奈と一緒にいると、過去に戻る現象が起きるのかについては、今度改めて虹架に相談してみようと思った。
 虹架のおかげで私は過去に戻ることができた。その結果、過去が変わり、彼女に協力してもらった過去もなくなってしまった。
 このままでは彼女をただ利用しただけで申し訳なかった。
 私の指で杏奈が達したのを見守って、私たちはベッドの中、裸で抱き合った。互いの唾液や体液で体中が濡れていたが、シャワーで流すのがもったいなく思えた。しばらくこのままでいたい。
 そのうち呼吸は落ち着いてきたが、頭の中がじんわりと熱くて、ぼんやりとしていたからか、私は不用意なことを口にしてしまった。
「虹架はどうして過去に干渉しようとしたんだろう」
 虹架の名前に口にしたのは失敗だった。
 杏奈が不機嫌になる──私は話題を逸らそうとしたが、それより先に杏奈が言う。意外にも彼女は気にした様子もなかった。
「虹架は、過去を変えたい、って言ってたよ」
「そうなの?」
「うん。助けたい人がいるって」
 それに私は虹架へ感謝する以上に、尊敬の念を抱いた。
 私は杏奈を助けたいと思ったが、虹架の協力を得て過去に戻ったに過ぎない。だが虹架は一人で、その誰かを助けるために、過去に戻る方法を見つけ完成させた。
 今度、虹架に研究が成功していることを教えてあげよう。そして彼女が過去に戻れるよう協力したいと思った。

 それから私たちはまだ同じベッドの中にいた。
 時計を見ると、英美香との約束までまだ時間はあった。
 私はうつ伏せになり、写真フォルダをスクロールする。
 杏奈も隣でそれを見ていた。彼女の毛先が頬に触れてくすぐったかった。
 写真フォルダを見返すのは新しい発見があった。私自身が体験していない、しかしこの世界線ではあった過去が保存されている。特に杏奈に関することは新鮮で楽しかった。
 過去の私が理由をつけては事あるごとに撮った、杏奈の写真がいくつもあった。
 これは社会人になってからカフェに行った時のだ。パフェを前にピースして笑う杏奈、料理の皿を手に持って笑う杏奈など。よくぞ撮ったなと過去の私を褒めたかった。
「サヨちゃんのは?」
「私は──」
 自分の写真など見ても何も面白くないし、自分を撮影する趣味もなかった。フォルダを一気にスクロールしていく。そこである写真を見つけた。
「あ、これ。二人で旅行した時のだよね」
「うん!」
 高校卒業後、二人で旅行した時の写真だった。
 肩を寄せ合い、頬が触れるぐらいに顔を近づけ、杏奈はふんわりと可愛らしく笑っているのに対し、私はどこかぎこちなく笑っていた。
 杏奈が写真を撮ろうと言って、二人で撮ったものだった。私はスマートフォンの待ち受け画面をその写真にした。
 それに杏奈が嬉しそうに笑う。私に頬をくっつけてきた。
 私はまた二人で旅行に行こうかと思った。
 京都は遠いから、箱根とか熱海とか。私が支えて歩けば大丈夫だろう。温泉のある旅館、家族風呂のような貸切ができるところでゆっくり過ごすとか。あまり人がいないところの方が、気疲れもしないし、いいかもしれない。
「今度、二人で温泉旅行に行かない?」
「行きたい!」
 無邪気に笑う杏奈が可愛くて、何より愛おしいと思えた。

   *  *  *

 私は杏奈を支えながら、英美香と待ち合わせの場所へ向かう。
 英美香は中学の時から私の恋愛を応援してくれて、理解してくれていた。
 その英美香に不義理ではあるが、杏奈の家に泊まり込んでいることを話したのはつい先日だった。もっとも私は私の母にもそのことを話していない。杏奈の母づてに伝わるかと思ったが、そこらへんの事情は知らない。
 とにかく英美香に連絡すると驚いた様子だったが、『西塚、赤星さんのこと大好きだったからね。とにかく大丈夫そうなら三人で会おうよ』と、呆れつつも誘ってくれた。
 杏奈も英美香のことは悪く思っていないようで、快く応じてくれた。
「英美香と会うの、楽しみだね」
 そう杏奈が笑ってくれて安心した。いつの間にか彼女も英美香のことを下の名前で呼んでいた。私の記憶の中では、二人が会話していた印象が薄いので、いつから名前呼びになったのか分からない。
 ただ私の中に馴染みのない、過去が変わったことでできた記憶があり、中学時代に三人で遊んだものがあった。いや、もう一人いた。玉津さん。彼女も入れて四人で出かけたり、遊んだりしていた。
 私は何か強い違和感を覚えた。
 当時、特に険悪な様子もなかった玉津のことを、杏奈はなぜあんなに嫌悪するのか。英美香が最初、杏奈に対してとっていた距離感。杏奈が母親に向ける暴力性。そして杏奈が私の絵に対して感じた孤独。
 そして最大の謎があった。
「杏奈はどうして私のこと好きなの?」
 私にとって最大の謎は、過去に戻れることでもない。杏奈が私を好きだということだった。
「サヨちゃんだからだよ」
 杏奈が綻んだ花のように笑顔になる。
 そういうことではないのだが。私はそう思ったが、それ以上聞くことがためらわれた。あまり難しい話になると、杏奈を苦しめてしまう。
 嬉しそうに笑う彼女を見ていると、質問攻めにして、うまく答えられず苦しむ姿を見るのがしのびない。
 彼女が私を好きだということを疑っているわけではない。しかし私の知らない、仮に本当の過去があるとしたら、それはどんなものだったのか気になった。
 そして私はどうやって死んだのだろうか。
 不意に杏奈がよろけた。私は彼女を支えるために、後ろから抱きしめる。それは彼女の体に覆い被さるようになった。
「大丈夫? 気をつけて」
 その瞬間、ドンッ、と私の体の中に鈍く響く音がした。私を突き飛ばすように、背中に何か重いものがぶつかった。私は踏みとどまりながら振り返ると、そこに玄野先輩がいた。
「……え、先輩?」
 どうしてここにいるのか身構えた。一方的に退職届を出したことを咎めにきたのだろうか。しかし何やら様子がおかしかった。
 玄野先輩は大きな目を見開いて、怯えるように後ずさっていく。
 そのままどこかに行ってくれるのなら構わなかった。ただ杏奈といることを問い質された場合、どう誤魔化すか、この場をやり過ごすか、私は思案した。私に対する怒りの矛先が杏奈に向いてしまうことは避けなければならない。
 しかし玄野先輩のただならぬ様子に、私は戸惑いを覚えた。体を震わせ、首を左右に振り、どんどん私から遠ざかっていく。
「ちがう……ちがうの……」
 そこで玄野先輩が両手を前に、何かを差し出すようにしていることに気づいた。その手は血に濡れていた。
 ただの真昼の風景の中に異質な赤色。
 私は背中が熱く、温かいものに濡れていくのを感じた。
 杏奈が悲鳴を上げた。
 私は背中に手を当てる。私の背中に片手で握れる程度の突起が生えていることに気づいた。そんなものさっきまで私の背中にはなかった。
 それが何なのかおおよその検討がついた時、私は膝から崩れ落ちた。
 杏奈が私を抱きしめて泣いていた。
 急激に意識が遠のいていく。辺りが暗くなってきた。玄野先輩は背中を見せて走り去っていく。
 私は涙に濡れた顔で何かを叫び続ける杏奈を見る。彼女が無事で良かった。
「ごめんね……」
 巻き込んだことに。最後まで一緒にいられなかったことに。
 これが杏奈の言っていた私の死なのか。そうだ、私が死ぬから、杏奈は過去を変えた。私は私自身の死ぬことが、どこか半信半疑で、もっと真剣に理由や原因を聞いておくべきだった。
 後悔しても手遅れ。それでも私はまだ諦めない。感覚の薄れていく指でスマートフォンのロックを外す。直前、待ち受けにしていた、杏奈と二人で旅行に行った時の写真が映った。
 しかしそこで私の意識は曖昧になり始めた。電話のかけ方、電話のかける先、何も分からなくなった。
「サヨちゃん、やだよ!」
 瞼が重くなる。私を抱きしめる彼女の質感も薄れていく。
「大好きだよ……」
 それだけ最期に伝えたかった。
 私はどんな杏奈のことも大好きだ。
 遠く重く鈍い音が聞こえた。スマートフォンを取りこぼしたようだ。
 瞼が落ちる。暗闇が訪れた。

   ◆  ◆  ◆

 真っ白な光に私は目を覚ました。
 咄嗟に息を吸い、体が前へと跳ねる。
 ゴキリと背骨か何かが鳴った。
「いっ⁉︎」
 そこは病院ではなかった。絶え間なく風の吹き抜けるような音が聞こえる。時折金属を擦るような音が長く鳴る。地面が微細に揺れているようで奇妙な酩酊感があった。
 私は椅子に座っていたようで、目の前にも座席の背もたれがあることに気づく。危うく膝をぶつけそうになっていた。目の前の背もたれの背面、私の正面には、プラスチックのテーブルが収納されていた。レバーを回せば開くタイプだ。
 どうやら私は特急電車か新幹線の座席に座っているようだった。
「びっくりしたぁ」
 右隣から声がした。私の左は通路になっているので、右は窓際の席になる。その聞き覚えのある、心地のいい声は、振り返るまでもなく杏奈のものだった。
 杏奈は驚いた顔をしつつ、どこか面白そうに言う。
「おはよう。怖い夢でも見た?」
 私はしばらく杏奈の顔を見つめていた。それに杏奈は戸惑いがちに微笑む。私はもう会えないと思っていた彼女の顔を、もう一度見ることができて泣きそうになった。
「杏奈ぁ……」
「どうしたの、サヨちゃん?」
 杏奈はそっと手を伸ばし、私の頭を撫でる。
「よしよし」
 私はそのまま杏奈の肩に顔を埋めた。桜のような甘く優しい香りがした。
「ほら、もう静岡だよ。もうすぐ富士山が見えるよ」
「うん……」
「一緒に見たかったから。起こそうか迷ったんだ。起きてくれてよかった」
 私は杏奈につられて窓の外を見る。白く冠雪を装った富士山の美しくダイナミックな姿が、青空を背に横たわっていた。
 修学旅行で、車窓を見ながら英美香と盛り上がったのを思い出した。
 杏奈とは班が別で席も離れていた。その時の私は残念に思ったが、取り立てて一緒に見ようとしなかった。
 こんな風に杏奈が思っていてくれたことが嬉しかった。
「もう寝ちゃ駄目だよ」
「うん……」
 そう、もう寝ることはできない。ここで運命を変えなければ、次に私が目覚めることはないだろう。
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