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12.美人コンテスト 結果発表編-2

12.美人コンテスト 結果発表編-2

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「――さて、それでは好きな食べ物は……?」
 洩斗が三人に質問する。
「ハンバーグ……です……」
 気弱げに答えるのは光児。
「チョコレートパフェ……あ、あの……それより……トイレ……」
 涙目で訴えるのは柊一。
「特に好きなモノも嫌いなモノもないかな」
 苦しげなふたりに比べ、相変わらず蒼生だけはいまだ無表情だ。
 そんな一同に、今度はそそおが尋ねた。
「はい、次の質問。自分をモビルスーツに例えると?」
「えぇ……っ!? そ……そんなの……知りませんよぉぉ……っ!」
「えと……何だっけ……ぱうの持ってる……ガンダム………?」
「サザビー」
 また、光児、柊一、そして蒼生が順に答える。
 と、次は洩斗が進み出て――。
「はい、では次の質問――」
 まだなお、何だか下らない質疑応答が続きそうなのを、柊一がたまりかね、遮った。
「あ……ッ、あのぉぉ……ッッ!」
 愛らしい顔を歪めつつ、声を荒らげる。
「と……トイレ……ッ、あうぅ、トイレに……ッッ!?」
 必死に訴えるも、それ以上言葉は続かず――。
「あ……あぅぅ……も……もう……あはぁ……ッ、もう……ダメぇぇぇぇぇ……ッッ!」
 そんな切なげな声と共に、白いポリエステルに覆われた股間から、尿を滴らせた。
「あ……あん……ッ、や……やだぁぁぁぁ……ッ!」
 その股間を見れば、愛らしい茎が健気に勃起して小さなテントを作り、その先端からあふれ出す水流が白いスク水を淡黄色に染め、そしてそれが床に滴り、露出した太腿に尿の筋を作っていた。
「ぼ……ぼくぅぅ……お……おしっこ……ッ、あ、あぁ……みんなに見られてるところで……あぁん、おもらし……しちゃってるぅぅ……ッッ!」
 少年の細やかな肢体が悩ましげにくねり、その度に舞台の床には尿が撒かれ、水たまりの範囲を拡げていった。
 と、その時。
 仲間の失禁につられたのか、隣の光児もまた、その膀胱を決壊させた。
「あぁ……あはぁぁぁ……ッ! ぼ……ぼくも……ッ! あん、ぼくも……あぁ……オシッコ……あぁ、出ちゃう……よぉぉ……ッッ!」
 大きなレンズの下の双眸に涙を浮かべつつ、光児もまたおもらしする。
 股間のポリエステルがじわりと水を含んだかと思うと、淡いレモンイエローのしずくが床へと滴り落ちていった。
「あぁ……あはぁぁ……♥ 出た……あはぁぁぁん、やっとオシッコ……あぁ、出せたよぉぉ……♥」
 その声は、恥じらい以上に、放尿の快感の悦びに震えている。
 そんなふたりの失禁姿を、洩斗もそそおもいささか妖しげな笑みを浮かべて見守っていたが――。
「「あぁ……あはぁぁ……ッ、あふぅぅぅ……っっ♥♥」」
 ぴちょん。
 ふたりの股間から最後のしずくが床へと滴り落ち、ふたりがほぼ同時に放尿を終える。
「あぅぅ……ッ」
「あはぁぁん……っ」
 切なげなため息をもらしつつ、自分のもらした小水の海へと腰を落としそうになるふたりへと、洩斗とそそおが駆け寄った。
「可愛かったよ、柊一クン♥」
「ほら、よく頑張ったね、光児クン♥」
 洩斗が柊一を、そそおが光児を支え、その場に膝を突かせる。
「――さて、結果発表ですが……僅差で先におもらしした柊一クンを第三位の銀の尿賞としてトロフィーと賞金百万円、そして天使の祝福を授与します!」
 洩斗の宣言の後に、そそおが続けた。
「第二位に輝いた光児クンには金の尿賞としてトロフィーと賞金二百万円、天使の祝福を授与します!」
「「てんしの……しゅくふくぅぅ……??」」
 まだ放尿後の解放感に息も絶え絶えな中、ふたりは顔を上げた。
「うん、ふたりの敢闘を讃えて、ぼくたちから贈らせてもらうよ♥」
 柊一へと、洩斗がにっこり微笑む。
「ぼくたちの気持ち……受け取ってくれると嬉しいな♥」
 そそおが光児へと笑顔を向けた。
「「………………」」
 まだ思考が働かず、ふたりは虚ろな目で司会者たちを見上げていたが――。
「「んん……っっ」」
 洩斗とそそおはそのひらひらとはかなげに揺らめく、自らの股間を隠す布を、指で摘まみ上げた。
 と、柊一と光児それぞれの目に、少年の発毛の兆しもない下腹部と、愛らしい茎、深くしわを刻む小さな袋が露わになった。
「「………………ッッ!!??」」
 頼りなげに下を向き、自分たちの鼻先を指し示す幼い肉茎に、柊一も光児も思わず息を呑むが――。
 次の瞬間。
 ぷしゃあああああああああああああああッ。
 ふた振りの包茎ペニスの、その僅かな綻びから覗いている尿道口の切れ込みから、同時に水流がほとばしった。
「はうぅ……ッ!?」
 鼻っ柱に一条の尿を叩きつけられ、柊一が悲鳴を上げる。
「あん……ッ!?」
 大きな丸い眼鏡のレンズを小便の滝が洗うのに、光児もまた声を荒らげた。
 一卵性双生児の露出した未成熟な男性器が新鮮な尿を放ち、ふたりの少年の顔を、髪を、白いスク水に包まれた全身を洗い、すすいでいく。
「あ……あぁぁ……ッ♥ あん……あったかぁい……♥」
 柊一の喉から、甘い声があふれる。
「あぅぅ……ぼく……あぁ……オシッコまみれに……あん、されちゃってるぅぅ……ッ♥」
 身体をぷるぷると震わせつつ、しかし光児の声もまた、どこか艶やかな響きを帯びていた。
 二条の黄金きん色の水流はなおもふたりへと叩きつけられ、肢体を濡らし、その足下の水たまりをいよいよ大きくしていく。
 白いポリエステルは尿を含み、淡いレモンイエローと化し、その下を透かしていた。
 興奮のためか紅潮した肌も、そして僅かばかりった乳首も、そして股間に作られたささやかなテントの下のやはり勃った肉茎も、まるで一糸もまとっていないかのごとくに露わになっていた。
 しかし、ふたりの小便小僧は、次第にその勢いを衰えさせ――。
 ちょろろッ。
 ふたりへの恵みの雨が、とうとう止んだ。
「「あぁ……あはぁ……ッッ♥」」
 レモンの水たまりの中、立ち昇る湯気に包まれ、しばし光児も柊一も、満足げなため息をもらし続けていた――。
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