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2.仮装競争

2.仮装競争

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「はぁ……ッ、はぁ……ッ、はぁ……ッ、はぁ……ッ、はぁ……ッ、はぁ……ッ」

 ――選手控室代わりのテントの中。

「はぁ……ッ、はぁ……ッ、はぁ……ッ、お……おしっこぉぉ……ッッ!」

 第二回戦を控えた進一郎は、相も変わらず尿意に責め苛まれていた。

 第一回戦の直後、トイレに駆け込み、ようやく膀胱を空っぽにした進一郎。

 しかしそれから十分も経たない今、またも彼は膀胱をいっぱいにしていた。

 ――どうして……? さっき、水を一杯、飲んだだけなのに……?

 そう、グラウンドには給水所が設けられ、レースを終えた選手たちはそこで飲料水を与えられた。

 しかし、あの一杯だけでこの尿意は……?

 進一郎が不思議がるうちにも、さくらのアナウンスが開始された。

「――さて、第二回戦が開始されます! 第二レースはみなさんお待ちかね、仮装競争です! さあ、各選手、スタンバイしてください!」

 こうなっては仕方がない。おなかに小水を抱えたまま、進一郎はスタートラインに立った。

「あ、お久し振りです、進一郎さん♥」

 と、進一郎は鼻にかかった甘い声をかけられた。

「え……?」

 振り向くと、彼の傍らに見覚えのある少年が立っていた。

 美しいエメラルドグリーンのウェアにやせっぽちな、植物のような肢体を包んでいる。

「君は……?」

「以前はお世話になりましたぁ♥」

 にこにこと笑っているその小柄な少年は、花菱はなびし愛兎あいと、小学四年生の10歳。アイドル喫茶『SX』所属。

 オトコの娘アイドルユニット、She-Xxxy'sしぃし~ずのメンバーであると共に、「芳香を放つ甘美な水蜜桃の尿」を持つ、超小学級のヴィーガンと呼ばれていた。

「あ……ど、ども……」

 挨拶をしつつ、進一郎は思う。

 ひょっとして……この大会、知りあいが大勢出てる?

 変装でもしてくるべきだったかな……?

 そして密かに、進一郎はスマホで彼の情報を呼び出した。





 と、そこへ。

「アハハハハハ! シンチだ、シンチ!!」

「え……?」

 また逆方向に振り替えると、そこに立っていたのは褐色の肌の、これも小柄な少年。ショッキングピンクのウェアに、その小さな身体を包んでいた。

「久し振りナノダ、シンチ!」

「い……いや、ぼく、進一郎だから……」

 苦笑交じりに訂正する。

 そう、この子は海外からやってきたため、日本語の発音が今一心許ない。

 本人も、そもそもまともな名前すら不詳でただ「ぱうお」と呼ばれていた。

「ぱうクンも……出るんだ……」

「うん、ぱうおも出るヨ?」

 小学三年生の9歳、仔犬カフェ『W.C.』に所属する、超小学級の野生児だ。

 進一郎は、彼のこともスマホでチェックする。



 それにしても、これじゃ偽名の意味がないな……まあ、大会側にバレなきゃいいんだけど……。

 そんなことを思いつつ、進一郎は愛兎とぱうおの顔を見比べる。

 何しろ、愛兎は尿そのものが甘くて、相手にそれを飲ませることが普通だと思っている。一方、ぱうおも屋外で野ションをするのが普通だ。

 愛兎クンもぱうクンも超天然。こんな子たちが選手じゃ、もらすとかもらさないとか、意味ない気がするけど……。

 しかしそれ以上、考える時間を待たずして、カウントダウンが開始された。

 ――ぱぁん!

 発砲音と共に、少年たちが一斉に駆け出す。

 もっとも今回は、グラウンド上のコースを走るだけだが……。


 ……。

 …………。

 ………………。

 ――が、これはあくまで仮装競争。

 数10mを走った辺りに、小学校にあるような小さなデスクが設置され、その上には何やら乗っかっていた。

「……???」

 進一郎のコース上に置かれたそれは、白い布と黒い布で――。

 それを広げ、進一郎はようやく理解する。

「せ……セーラー服!?」

 そう、この夏用のセーラー服に着替えろということらしい。

「え? えぇ……っっ!?」

 戸惑い、進一郎はきょときょとと周囲を見渡した。

 と、ぱうおもまた、机の上に立ち――あぁ、衆人環視の中、平気で着衣を脱ぎ捨てている!

 その「生着替え」の姿は、もちろん中央のスクリーンにあますことなく映し出されていた。

 ぱうおがボトムスを脱ぎ捨てた瞬間、愛らしい茎がぷるん! と飛び出す。

 と同時、観客席は歓声に沸いた。

 しかしぱうおは裸身を平然と晒したまま、じっくりと仮装にかかりつつあった。

 机の上に乗っているのは犬耳型のヘッドドレス、首輪、そして作り物の犬の尻尾。

 犬の尻尾の根っこには五百円玉の直径ほどもある、真珠のようなものが五つほど、数珠つなぎになっていた。

 ――ん? 何だ、あれ……?

 アナルビーズ、というものの存在を知らない進一郎はいぶかしがるが……。

 ぱうおは頭にヘッドドレスを装着、首には首輪をつけて、そしてそのおしりには――。

「んん……んふぅ……ッ」

 犬の尻尾を手に取ると、その真珠の先端をあてがった。

 つぷ。

「はうッ!?」

 小さな唇から艶めかしい声を上げ、思わずぱうおは地に膝を突いた。

「ん……んふぅ……ッ、んく……んくく……ッ」

 一方の手も地面に突いて、両足を広げておしりの割れ目を開き、その愛らしい窄まりの中へと真珠を埋めていく。

 つぷッ。

「はぁんッ!?」

 ひとつが埋まるごとにその背を大きく反り返らせ、それでも手を止めずに、淡いピンク色をしたアヌスへとパールを吞み込ませていく。

 つぷんッ。

「はぁんッ!」

 またおしりが真珠を食べ、ぱうおの背が反り返る。

 その様子も、やはりスクリーンに映し出され、パーツが姿を消すと共に観客たちは沸き返った。

「はぁ……はぁ……ッ、はぁ……ッ、はぁぁ……ッ」

 ようやく真珠を全て肛内に収め、しばしぱうおは肩で息をしていたが、それも数秒のこと。

「よぉし……行くノダ!」

 再び立ち上がり、ぱうおは駆け出した。

 全裸に犬耳、犬尻尾という、ちっちゃな少年の姿。

 走る度に耳も尻尾もそして、前に突き出たささやかな自前の尻尾もまた、これ以上ないくらいにぷるんぷるんと飛び跳ねた。

「あ……あぁぁ……ッ、こ……これ……ッ!」

 と、その喉元からも、悩ましげな声があふれる。

「は……走る……度に……ッ、お、おしりの中……ッ、ぐいんぐいん……ッ、するノダ……ッ!?」

 観客の歓声に紛れ、さくらのアナウンスが入ってくる。

「ぱうお選手の仮装はずばり、“犬”! おしりにアナルビーズを入れたまま走らなければなりません!」

 丸出しになった愛らしい茎は走る度にぷるんぷるんと上下していたが、それもやがて頑なに強張り、つんと斜め上を向くようになった。

「運動の度、ビーズはアナルバイブを入れられているような激しい動きをすることになるでしょうが、果たして完走できるのでしょうか……?」

 ――その一方、愛兎もまた、着替えていた。

 愛兎もまた、恥じらう気配もなくウェアを脱ぎ捨てると、ぱうおとは対照的な生白い草木のような肌を陽の下に晒しつつ、机の上に用意された衣装を着こんでいった。

「ん? スクール水着?」

 進一郎が思うのもムリはない。

 それは黒いラメの入ったボディーにぴったりとしたスーツ――しかしよく見ると愛兎は首に蝶ネクタイを、そして頭にはウサギ耳を着けていた――。

「花菱選手、仮装のテーマは“バニーガール”! 果たしてゴールインできるでしょうか!?」

 黒い布地は陽光を受けてキラキラと照り光り、その股間には未成熟な茎がちっちゃなままの上向きになって収まっているその形が、くっきりと浮き出ている。

「さ、行きますよぉ」

 のんびりとした声を上げると、バニーさんはとてとてと駆け出して行った。

 と、スクリーンが切り替わり、進一郎の姿が映し出される。

「――さて、黒星選手はちょっと遅れておりますが、仮装は“セーラー服”! ここから巻き返せるでしょうか!?」

「だ……だって、こんな、スカートとか穿いたことないし……っ」

 そう言いつつも、ようやく進一郎はマイクロミニのプリーツスカートを着用した。

 が、机にはまだ白い三角のものが残っている。

「こ……これも……?」

 手に取って広げると、それは女子用の純白の木綿。

「当然です」

 さくらの声に、進一郎はやむを得ずスカートの下に手を入れて、まだ身に着けているボトムスを降ろし始めた。

「で……でも、こんな短いスカートじゃ、少し走っただけで下が丸見えになっちゃうんじゃ……?」

 戸惑いながらボトムスを机の上に放り出すと、その前開きのない布地に脚を差し入れていく。

「こ……これじゃ、その、アレが収まらな……ッッ!?」

 戸惑う進一郎に、さくらがハッパをかける。

「どうしたんでしょう? 黒星選手、いまだ動きません! 棄権する気でしょうか!?」

「き……棄権なんかしないって……!」

 やむを得ず走り出して、進一郎は途端に悲鳴を上げた。

「やぁ……ッ! あ……ッ、や……やっぱりキツぃぃ……ッッ!?」

 悩ましげな声を上げつつも、立ち止まるわけにもいかずに走り続ける。

 ――ふわッ。

 と、脚を動かす度、短いスカートが風に舞い上がり、その下が覗けてしまった。

 そしてもちろんその様子を、スクリーンはアップで写し撮っている。

 スカートの下からは女児用の下着が覗け、そしてその股間部分は大きなテントが形作られていることまでが、くっきりと映し出されていた。

「おぉッッ♥ 黒星選手、可愛らしいペニスをおっきおっきさせています……ッッ♥」

 大はしゃぎで解説するさくら。

「ど……どうしてそんなとこまで……ッッ!?」

「どうやら女児用下着がキツく、結果股間を圧迫して、それが勃起につながっているようです!」

「ぼ……勃起とか……い、言わない……でぇぇ……ッッ!」

 泣き声を上げながら、しかし脚を上げる度にスカートをひるがえし、純白の木綿と、その布地を大きく隆起させている自らの勃起を衆人環視の中に晒しつつ、進一郎は走った――。


 ……。

 …………。

 ………………。

 とはいえ、今回はグラウンド内でのレース。

 すぐにゴールは見えてきた。

 が、ここまで一人ひとりにコースが引かれていたのが立ち消え、ゴールにはいくつかの物品や電話ボックスのような仮設トイレが置かれていた。

「……???」

 一番乗りしたぱうおは、知能の検査を受けているチンパンジーよろしく、目の前に提示された大道具小道具を眺めては、長考していた。

「はぁ……はぁ……はぁ……はぁぁ……ッ」

 と、次に愛兎がゴール前にたどり着く。

「えぇと、これはぁ……」

 のんびりとした声で愛兎もしばし考え込むが――。

「あはぁ、こういうことですねぇ……♥」

 デスクの上に置かれたワイングラスを手に取ると、股間へとあてがった。

 そして、レオタードのレッグ部分を引っ張ると、袋と茎とをぽろんと飛び出させる。

 と、そのたっぷりとした包皮に包まれた生白いペニスの先端は、グラスの中に挿し入れられる格好となった。

「んふぅ……ッ」

 愛兎が微かな吐息をもらした、その瞬間。

 ――ぷしゃッ。

 小さな小さな水流が、グラスの底を叩いた。

 ――ちょろちょろちょろちょろちょろちょろちょろちょろちょろ……ッ。

 ささやかな水音を立てながら、透明のグラスの中に淡いレモンイエローの液体が注がれていく。

「花菱選手、正解です! 見事第一位でゴールインしました!!」

 もちろんその様子はスクリーンに中継され、観客たちは興奮した声を上げつつ、またもスマホの操作を始めた。

「グラスを満たしていく、淡い黄金きんの聖水――舌に転がせば芳醇な味と香りが堪能できそうです!」

 掲示板にはやはり、次々と数字が表れては消えていき――。

「二万五千円! 花菱選手のあま~い水蜜、二万五千円で落札されました!」

 一連の様子を眺めていたぱうおだったが、合点がいったという風にぽんと手を打った。

「ふむぅ……そういうことなノダ!」

 そして、そこに立っているいかにも「舞台の大道具」めいた電柱の横で四つん這いになる。

 と、一方の脚をぴらりと大きく開き、ももと腿の付け根を露わにした。

 そこでは早くもちっちゃく縮こまったペニスが斜め下を指示している。

「んん……ッ」

 と、その頼りなげな包茎の先端から、一条の水流がほとばしった。

 ――ぷしゃあ……ッ!

 それは小さな弧を描き、電柱の根元に叩きつけられていく。

 ――しぱぱぱぱぱぱぱぱ……ッ。

「ぱうお選手、正解です! ぱうお選手二位を獲得しました!」

 観客たちが犬コスプレの少年の放尿シーンに沸いた。

「野生の少年の日焼けしたおちんちんから迸る、元気いっぱいのおしっこ――それはまるで干乾びた大地を癒す、干天の慈雨ッッ♥」

 掲示板にはまたも桁の大きな数字があふれる。

「ぱうお選手の縄張り宣言した電柱、三万二千円で落札ですっっ!!」」

 大げさなさくらの解説の声が響き渡る中、ようやく進一郎がゴールに到達した。

 ワイングラスに自らの小水を注ぐバニーボーイと、電柱に向かって小便する仔犬のコスプレ少年。

 ふたりの姿を見て呆気に取られる進一郎だが、さすがに鈍い彼にもこれで見当がついた。

「つまり……“正解”があるわけだ、どうやっておしっこするかに……」

 残された大道具小道具をあれでもないこれでもないと見て回るうち、ふと仮設トイレに目が留まる。

「ん……?」

 和式の便器がひとつあるだけの仮設トイレ――ただ、そのドアには女子トイレのマークがついていた。

 これか……でも、これで……していいの?

 愛兎クンやぱうクンに比べると、ちゃんとしたトイレでおしっこできるなら、ラッキーだけど、何だか話がうますぎるような……。

 しかし、他に選択すべき物品も見当たらない。

 見れば、後続の選手がそろそろゴールにたどり着きそうだ。

 よし……!

 進一郎は仮設トイレに足を踏み入れると鍵を降ろし、そして和式便器の上にまたがった。

「ん……ッ」

 小さく息を吐きながら、スカートの下に手を入れ、しゃがみ込みつつぱんつを降ろしていく。

 今まで女児向きの下着の中、窮屈な思いをしていたペニスはぷるんとたわみつつ飛び出してきた。

 しかしいまだ勃起したままのそれは、つんと小生意気に上を向き、このまま放尿すると便器を飛び越えてしまいそう。

 こ……この状態のままするのは不安だけど、でももう……ッ。

 ――ぷしゃあああああああああああああああ……ッ。

 と、包皮から僅かに覗いている尿道口から、噴水が上がった。

 それは進一郎の目の高さ辺りまで打ち上がり、そして勢いを失って落下し、ちょうど金隠しへと叩きつけられることとなった。

「わ……ッ、わわ……ッ!?」

 思わずしゃがんだまま、後ろへ数歩下がる進一郎。

 そうして、セーラー服姿の少年は股間の起立から迸る尿が何とか便器に落ちるよう調整し――そして放尿を終えた後は、自らの粗相をトイレットペーパーで始末させられる羽目となった。

「うぅ……ッ、で……でもまあ、トイレの中でおしっこできただけ、よかったから……」

 そんなことを言って、自分で自分を慰める進一郎。

 ――そしてそんな一部始終は言うまでもなく、盗撮カメラによって大スクリーンに中継されていた。

「――はい、ただ今カメラは、黒星選手の放尿を捉えております……」

 さくらの解説も囁くように、「寝起きドッキリ」風になる。

「スカートの下から現れた勃起ペニスから放たれた小水が、白磁の便器を叩いています……仕掛けられたカメラは四つ。あらゆる角度から美しい黄金の奔流をお楽しみいただきましょう」

 スクリーンが分割され、様々なアングルが映し出される。

 前からペニスを捉え、後ろから露出したおしりを捉え、便器に仕掛けられたカメラで真下から放尿を捉え、そして進一郎の気持ちよさそうな顔もアップで捉えられていた――。
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