【R18】異世界なら彼女の母親とラブラブでもいいよね!

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第一章 本編

第1話 初めてのエッチ

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「いいんだな。本当に」
「うん、それでゆうちゃんが頑張れるなら……。
 と言うか、私も初めてはゆうちゃんがいい」

 外の気温が余りに高く、エアコンもロクに効いていない俺の部屋のベッドの上で、幼なじみの佐倉灯さくらともりは、そういいながら両眼を閉じて、唇を俺の顔面にすっと寄せてきた。あわてないように深呼吸し、俺もそっと唇を合わせる。

「ちゅぱっ」

 灯の舌が俺の口の中に入ってきたと思ったら、思い切り後ろに押し倒された。チアリーダーなんかやってるせいか、小柄な割に妙に力がある。そして、お互いの口を吸いあいながら、両手もお互いの体をまさぐりあっていく。灯は、俺のズボンのベルトを外すのに苦戦しているようだ。

 俺は、灯のブラウスのボタンを一つずつ慎重にはずしていく。そしてついに、可愛い花柄模様のブラに包まれた、これまた小柄な体つきの割にかなり大きめの乳房が、目のまえにドンと現れた。俺は口づけを終え、その大きな胸に顔をうずめるようにしながら背中に手をまわして、ブラのホックをなんとかはずし、目の前に現れた乳首に優しくキスする。
 
「あっ……」

 灯の反応がなんとも可愛らしい。
 灯もようやく俺のベルトを外せたようで、トランクスの上から俺の息子をゆっくり擦っていて、その刺激に、俺の息子がどんどん大きく固くなっていくのが判る。

「うわ、こんなに大きくなるんだね。昔いっしょにお風呂入ったり、お医者さんごっこしてたんで見慣れていたつもりだけど……こんなのほんとに入るのかな……」
「多分……大丈夫だと思う。ゆっくり気持ち良くなるとあそこが結構広がるって聞いたことがある」
「あそこが……広がる? もう、馬鹿っ!」

 じゃれ合いながら、お互いの下着をゆっくりずらして取っていき、いよいよ二人とも全裸になった。確かに、幼いころから見慣れていたはずの灯の股間が、なんともいやらしくびしょびしょに濡れていて、指で筋をそっとなぞったら、よほど感じるのか、灯は声を上げて後ろにのけぞってしまう。
 もう彼女の受け入れ準備も大丈夫そうだ。

「それじゃ、入れるぞ」
「あっ、待って待って。避妊具!」
 灯はそう言いながら、どこで準備していたのか、コンドームを出してきて、俺の息子に優しく被せてくれた。

「準備OK! はは、これ、エリにもらったんだ……」
 エリというのは、灯と同じチアリーダー部の娘だ。
 モテモテとは聞いていたが……。

 今度は灯を仰向けに寝せ、俺が上から覆いかぶさり、そして、俺の息子を灯の股間の筋に優しくあてがう。
 はじめてなので正直、どこに入れればよくわからないが、先っぽで筋の間をゆっくりぐりぐりしていたら、やや奥が広がっているような感覚のところがあり、そこへ向かってグイっと腰をいれたら、つぷっと奥まで入った。

「いたっ!」
「あっ、すまん。痛かったか?」
「ううん、大丈夫……でも今、ゆうちゃんが私の中に入っているんだよね。なんか不思議な感じ」
「ああ、俺もだ。ちょと動かすけど、痛かったら言えよな」
「うん」

 そう言いながら俺は腰を前後にゆっくり動かし、灯がそれに合わせる様にやはり腰を前後にぎこちなく動かしてくれる。
 こうして二人が一体になっている感覚がなんとも幸せで心地よい。

「んっ、あ、あ――
 ……すまん、イっちゃった」
 俺の方が先に出てしまった。
「はは、いいよいいよ。最初はこんなものかもね。
 私も気持ちいいというより結構痛いし……」
 
 今日は、お互いに初めてだし、これ以上、無理に続けなくてもいいだろう。

 二人は、そのまましばらくベッドの上で、会話もなくボーっとしていたが、やがて灯が「シーツ、私ん家でこっそり洗ってくるね」といいながら身支度をし、破瓜の血がついた俺のシーツをトートバックに詰めて、隣にある自分の家に戻っていった。

 こうして、俺の十七歳の夏休みのとある日。俺と灯は、幼なじみから、一段上のステップに進んだのだった。

 ◇◇◇

 俺、柏木雄太と佐倉灯は絵に描いたような幼なじみだ。
 
 歳は灯のほうが学年一個下だが、生まれたときからずっと隣同志。幼稚園も小学校も中学校も高校もいっしょだ。灯が小学一年生の時、灯のお父さんが病死した。その後、お母さんの星(あかり)さんが働いて灯を養っているのだが、灯が小学生の間は、星さんが仕事から帰るまで、灯を俺の家で預かっていたこともあって、それ以降、ほぼ兄妹同然で過ごしてきている。

 こんな状況なので、お風呂は灯が中学に入るまでいっしょだったし、もちろんおままごとやお医者さんごっこも一緒にやってきたクチで、何をいまさら恋人宣言したかという事なのだが……お互い中学生になったころから異性として意識しだし、そして灯が高校に入学してから、お互いに異性として好きなんだということを自覚した。
 
 うちの両親も星さんも、昔から、俺と灯で将来いっしょになっちまえというスタンスなのだが、高校生の身であまり派手な交際はどうかと思っていたところ、俺が所属していた剣道部が先月県大会で敗退し、三年生は引退、受験体制にはいって鬱々としていた俺を元気付けようとしたのか、灯から「ちゃんと恋人になろうよ」と言い出してきた。それには異存はなかったし、大学に入ったら、ちゃんと結婚前提で付き合おうかとも考えていたこともあり、二つ返事でOKしたところ、灯が「それじゃこの夏はロストバージンまで……」と言いだした。
 
 聞けば、チア部の周りの子たちが続々大人の仲間入りをしているそうで、すでに俺と灯の仲も、その仲間内で公認なのか知らないが、なんでまだ清いのかと、すごい勢いで突っ込まれているらしかった。まあ、あいつ、もともと負けず嫌いなとこあるしな……。

 とにかく、俺自身はちゃんと責任取る覚悟が出来ているので、据え膳喰わぬはというわけではないが、この度めでたく童貞卒業した。
 まあ、だからといって、今後もあまり調子にのって、あまりはめをはずすつもりはないのだが……。

 ◇◇◇

「あー、ゆうくん。こんにちはー」

 余りに暑いので図書館で受験勉強してきた帰りの、とある八月の夕方、家の前で灯のお母さん、あかりさんに会った。この人も三十代半ばのはずなのだが、どう見ても灯の妹位にしか見えない小柄な合法ロリで、しかも巨乳の美女だ。俺の母親とは俺が生まれる前から、職場での先輩後輩の間柄の友人でもある。

「ねえねえ、ゆうくん。最近、灯となにか進展あった? 
 なんかあの子の前であなたの話すると、ちょっとよそよそしいのよね―」

 うっ、するどいな。でも、親に隠れた交際をする気はさらさら無いので、ヤッちゃったことはボカしながらこう宣言した。

「灯とは、ちゃんと結婚を前提とした付き合いをしようということになりまして……あ、ほんとマジで」

 その時だった。星さんの動きがピタっと止まったかと思ったら、眼からボロボロ涙がこぼれてきてあせった。

「えっ、あっ、おばさん。一体どうしたんですか?」
「ううん、ごめんね。あんまりにうれしくて……あの子、小さい時からお父さんなしで、私も仕事に懸命であんまりかまってあげられてなくって寂しい思いさせ続けていて、それでもあんなに快活で明るい子に育ってくれて、ほんとに君とご両親達には感謝してるんだけど、あの子にはやっぱり将来も本当に幸せになってほしくて……。
 だからゆうくんみたいなしっかりした人がお嫁にもらってくれたら、私も安心して成仏できるだろうなーっていっつも思ってて……」
と泣き声を殺しながら、わらわらと心情を説明してくれた。

「そんな、成仏とか縁起でもない。でも、お気持ちありがとうございます。ちゃんと星おかあさんにも恥ずかしくない様な交際をしますので」
「うんうん、大丈夫だよ。私もあの子産んだの十九の時だし。今時の高校生なら、多少暴走してもそんなに悪目立ちしないって!」
「いや。はあ……そんなものでしょうか」
 そう言いながら、その場は星さんと別れた。

 そしてその夜、灯からRINEが入った。
「お母さんにちゃんと説明してくれたんだ。ありがと! 
 これで親公認だし、またエッチしようね♡」
 いやいや、でもまんざらでもないか。
 仕方ない。自分の両親にもちゃんと宣言しておくか。


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