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第二章 E小隊・南方作戦
第十八話 賢者タイム
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同時刻、監視室
「なぜだ―、なぜセックスしない―」
「ああ。やっぱりそれが見たかったんですね。親衛隊長?」
「ちち、違――う! セックスでないとドラゴン殺った時の威力が出ないでしょ!
それが見たいんですよ!」
「それはそうと、このままだと逃げられますよ。逃がさないんじゃ……」
「そ、そうですね。まあ、慌てなくてもよいですよ。どうせ彼らは来た道と逆にしか帰れませんから。私が直々にお迎えに上がりましょう」
「援軍はよろしいですか?」
「まだマナ結界は動いていますし、さすがにあんな攻撃は何回もできないでしょう。八人くらいなら全く問題ありません」
「それじゃ、私は後方で待機しますね」
グスターはそう言いながら、部屋を出ていくワイズマンに手を振って見送った。
◇◇◇
動力室まで戻ってきたが、ここの機器は爆破されたままで動いていないようだ。
誰だ、あんまり手が入っていないはずとか言ってたやつは……絶対予備動力があるだろ。
来た道を下りて潜水艇まで戻ろうとした時、下から人が上がってくる気配がした。敵兵か? しかもかなりの数だ。監獄内ではなく秘密通路のどこかに隠れていて、俺達を逃がさない算段だったか。
「マイケル、何とか行けそうか?」
「頑張ってみますが、多勢に無勢かもですね。手りゅう弾だと、帰る道までなくなっちゃいますし……」
エルもメグも意識はしっかりしているものの、マナ切れがひどく疲労も激しい。
カレンが出来る限りのヒールを続けている。
「推し兵ちゃんたち! あと五分! 何とか持たせるざんす。
あちきがなんとかするでありんす」
「ですがコトブキさんも、もうマナ残量が……」
「はっは―、しゃーないんで裏技を使わせてもらいますわ。エルはん、ちょっと小隊長はん借りるわ」
そう言いながらコトブキは、俺をまだ火がくすぶっている動力室の奥の方に引っ張っていった。
「小隊長はん。な・か・だ・し、言うたのに……ヘタレやね―。でもファインプレイや! まだ賢者タイムじゃあらへんな。今、あんたはんには選択の余地はありゃしません。お覚悟おし」というやいなやコトブキがいきなり俺にしがみつき、押し倒してズボンを脱がせ始めた。
「コトブキさん、ななな何を……」
「そんなん、言わんくてもわかるやろ。あちきが魔法弾撃てないと、みんな全滅どす。なので、小隊長さんからマナもらうわ!」
そして、トランクスまで降ろして、いきなり俺の息子をくわえた。
……ぴろっ、かちゅ……
うわっ! なんだ、この舌技は! まったく力が入らない。
……じゅりゅ、じゅぷっ……
大きくいきり立った俺の息子が、根元までコトブキに飲み込まれる。
……れろっ、ちゅろっ……
「うーん、もっとゆっくりねぶりたいけど時間も押しとるし、この辺でええか」
コトブキはぱんつを脱いで俺にまたがり、いきなり俺の息子を自分の陰部にぬぷっとくわえ込んだ!
うわ―――っ。
なんだ……この感触は……俺、今、コトブキとセックスしてるんだよな……なのになんだ? この、この世のものとは思えない清々しさと幸福感は……
不規則に、コトブキの膣の肉壁が俺の息子全体に密着し、きゅーっと締め付けてきて、その瞬間、耐え難い快感に声が出てしまう。
「ふわ――っ」
……これが名器というものか……はじめて経験した……コトブキに高額の花代を払う人の気持ちが少しわかった……
……ぬっぷ、ぬっぷ……じゅっぷ、じゅっぷ……
コトブキの腰の動きが、だんだん早く、小刻みになってくる。
だめだ、もう耐えられん!
ぱ――――ん
俺の頭の中が真っ白になった。
コトブキの膣がものすごい力で収縮していていき、さっきエルの時我慢してた分も、全部コトブキに吸い尽くされた感じがした。
……なるほど賢者タイムとはよく言ったものだ……
全く何も考えられん……
「小隊長はん。まあしばらくは足腰立たんと思うけど、なるべくはよ戻ってな。あちきはみんなが心配なので、先に戻るでありんす」
そういいながら、コトブキは、傍にあったぱんつを履き直して、みんなのところへ小走りに戻って行った。
「なぜだ―、なぜセックスしない―」
「ああ。やっぱりそれが見たかったんですね。親衛隊長?」
「ちち、違――う! セックスでないとドラゴン殺った時の威力が出ないでしょ!
それが見たいんですよ!」
「それはそうと、このままだと逃げられますよ。逃がさないんじゃ……」
「そ、そうですね。まあ、慌てなくてもよいですよ。どうせ彼らは来た道と逆にしか帰れませんから。私が直々にお迎えに上がりましょう」
「援軍はよろしいですか?」
「まだマナ結界は動いていますし、さすがにあんな攻撃は何回もできないでしょう。八人くらいなら全く問題ありません」
「それじゃ、私は後方で待機しますね」
グスターはそう言いながら、部屋を出ていくワイズマンに手を振って見送った。
◇◇◇
動力室まで戻ってきたが、ここの機器は爆破されたままで動いていないようだ。
誰だ、あんまり手が入っていないはずとか言ってたやつは……絶対予備動力があるだろ。
来た道を下りて潜水艇まで戻ろうとした時、下から人が上がってくる気配がした。敵兵か? しかもかなりの数だ。監獄内ではなく秘密通路のどこかに隠れていて、俺達を逃がさない算段だったか。
「マイケル、何とか行けそうか?」
「頑張ってみますが、多勢に無勢かもですね。手りゅう弾だと、帰る道までなくなっちゃいますし……」
エルもメグも意識はしっかりしているものの、マナ切れがひどく疲労も激しい。
カレンが出来る限りのヒールを続けている。
「推し兵ちゃんたち! あと五分! 何とか持たせるざんす。
あちきがなんとかするでありんす」
「ですがコトブキさんも、もうマナ残量が……」
「はっは―、しゃーないんで裏技を使わせてもらいますわ。エルはん、ちょっと小隊長はん借りるわ」
そう言いながらコトブキは、俺をまだ火がくすぶっている動力室の奥の方に引っ張っていった。
「小隊長はん。な・か・だ・し、言うたのに……ヘタレやね―。でもファインプレイや! まだ賢者タイムじゃあらへんな。今、あんたはんには選択の余地はありゃしません。お覚悟おし」というやいなやコトブキがいきなり俺にしがみつき、押し倒してズボンを脱がせ始めた。
「コトブキさん、ななな何を……」
「そんなん、言わんくてもわかるやろ。あちきが魔法弾撃てないと、みんな全滅どす。なので、小隊長さんからマナもらうわ!」
そして、トランクスまで降ろして、いきなり俺の息子をくわえた。
……ぴろっ、かちゅ……
うわっ! なんだ、この舌技は! まったく力が入らない。
……じゅりゅ、じゅぷっ……
大きくいきり立った俺の息子が、根元までコトブキに飲み込まれる。
……れろっ、ちゅろっ……
「うーん、もっとゆっくりねぶりたいけど時間も押しとるし、この辺でええか」
コトブキはぱんつを脱いで俺にまたがり、いきなり俺の息子を自分の陰部にぬぷっとくわえ込んだ!
うわ―――っ。
なんだ……この感触は……俺、今、コトブキとセックスしてるんだよな……なのになんだ? この、この世のものとは思えない清々しさと幸福感は……
不規則に、コトブキの膣の肉壁が俺の息子全体に密着し、きゅーっと締め付けてきて、その瞬間、耐え難い快感に声が出てしまう。
「ふわ――っ」
……これが名器というものか……はじめて経験した……コトブキに高額の花代を払う人の気持ちが少しわかった……
……ぬっぷ、ぬっぷ……じゅっぷ、じゅっぷ……
コトブキの腰の動きが、だんだん早く、小刻みになってくる。
だめだ、もう耐えられん!
ぱ――――ん
俺の頭の中が真っ白になった。
コトブキの膣がものすごい力で収縮していていき、さっきエルの時我慢してた分も、全部コトブキに吸い尽くされた感じがした。
……なるほど賢者タイムとはよく言ったものだ……
全く何も考えられん……
「小隊長はん。まあしばらくは足腰立たんと思うけど、なるべくはよ戻ってな。あちきはみんなが心配なので、先に戻るでありんす」
そういいながら、コトブキは、傍にあったぱんつを履き直して、みんなのところへ小走りに戻って行った。
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