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その23:昔の名前(後編)
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「ああ、おかえりー。早かったね……って、その子誰?」ヨリがケミアさんを見るなりそう言った。
「ああ、ヨリ。この子はケミアさん。クエスト行った先の森で、仲間に乱暴されそうになっててピンチだったのを僕らが助けたんだ。それで行く宛てもなさそうなんで連れて来た」
「ふーん……って、私の顔に何かついてる?」ケミアさんが、最初僕と会った時の様に、じっとヨリを睨んでいたので、ヨリが気になった様だ。
「あなた……ヨリ……さん」ケミアさんが何か驚いた様な顔付で今度はヨリを見ている。
「どこかで会った事ある? もしかしてリーマ姫の国とかで会ってるとか?」
「あ、いえ。昔の知り合いに似た人がいて……すいません」そう言ってケミアさんは下を向いてしまった。
「それでねヨリさん。ケミアちゃん、優秀な神官みたいなんだけど、お兄さんハーレム希望なんだって」ノアナさんがヨリにそう告げた。
「はあーん? あなた本気? まあ好きにすればいいけど。それに神官として優秀ならノアナをクビにしてもいいかも知れないし……」
「うわぁー、ヨリさん。それはダメぇ!!」ノアナさんは墓穴を掘った様だ。
「……以外にあっさりOKいただけましたね」ケミアさんがちょっと驚いている。
「そりゃそうよ。ヨリさんとお兄さんは、毎晩エッチしまくっている最強兄妹ですから、ヨリさんには、誰もそこに付け入る事が出来ないと言う自負があるんですよ。それに私だってお兄さんの婚約者です! ノアナさんはただの扶養家族か……いや、不要家族?」
リーマ姫が自慢気にそう説明した。
「えっ? ご兄妹でエッチを?」ケミアさんがちょっと引いた様にそう言ったのを聞いたヨリがケミアさんに啖呵を切った。
「いいでしょ別に。異世界なんだし、好きにやらせてもらってるのよ! そういうのが嫌なら、あなたはさっさと他のねぐらを探すのね」
「おいヨリ。いくらなんでもそんな言い方……」
「お兄ちゃんだって、私が他の子とエッチしてもいいって言ってるのに全然その気なさそうだし……このまま兄妹で幸せに暮らすの!」そう言ってヨリは自室に戻ってしまった。
いや別に他の子とエッチしたくない訳じゃ……なんか今日は、ヨリの機嫌が悪いな。あの日だからか?
「ごめんねケミアさん。ヨリも別に悪気があった訳じゃないと思うんだけど。好きなだけここにいていいから」
「はい……有難うございます……それじゃお兄さん。今晩は私と一緒に寝ていただけますか?」
「ええそれは……って、えーーーーーーーー!?」
◇◇◇
さっきあんな言い方をされてちょっと悔しかった事もあって、ヨリにケミアさんが一緒に寝たいと言っていると伝えたのだが、今日は自分も旗日だし、好きにすればと突き放された。なんだよ……もう少し嫌な顔してくれてもいいじゃないかとは思うぞ。
やがて夜も更け、僕は示し合わせた段取り通り、ケミアさんにあてがわれた彼女の部屋をこっそり訪れた。
「お邪魔しまーす」
部屋の中を見ると、ケミアさんは薄いスリップ姿でベッドの上にぺたんと座って、窓から外の月を眺めていた。スリップが月光でちょっと透けて、身体のシルエットがはっきり分かってかなりエロい。
「ああ、お兄さん。本当に来て下さいましたのね……」
「はは。誘ったのはケミアさんじゃないですか。僕はそんな女性に放置プレイをする趣味はないですよ」
「……そばに……いらして下さい」
僕は月明りで照らされた部屋の中に進み、そのままベッドの縁に腰かけ、ケミアさんの肩に手をまわした。するとケミアさんも両腕で僕の身体を背中からしっかり抱きしめてくれ、スリップの下はノーブラなのだろう。背中にコリコリした感触があたる。
「ああお兄さん……すいぶん逞しく……」ケミアさんがつぶやく。
「えっ? ケミアさん、どっかで僕に抱き着いた事ありましたっけ? ああ、暴漢から助けた時?」
「あっ、はい!? そ、そうです。あの時……華奢に見えましたけど、実際に抱いてみると逞しいといいますか……」
「そう言ってもらえるのは男としてうれしーなー」
するとケミアさんがベッドを降り、縁に腰かけている僕の正面に向かい合って立った。うしろの窓から月光が降り注ぎ、今更ながら彼女のボディラインがはっきり分かる。
そして彼女は、着ているスリップを脱いで僕の右手を握り、その掌を自分の左胸に……
◇◇◇
そして二人でベッドの上に横たわり、僕の右手はケミアさんの太腿の内側からすーっと、股間にスライドしていく。ああもうこんなに熱いや。
「それじゃ……いきますよ……」僕はケミアさんの上に重なり、熱くたぎった奴を……
「やっぱりだめーーーーーー!!」
いきなりケミアさんに突き飛ばされた。うわっ、ここまで来てそんな殺生な!?
でも……なんかテンプレだよな? この展開……。
「あ、あの。どうしましたケミアさん。これ、そんなに怖いもんじゃないですよ!!」そう言いながらちょっとおどけてアソコを振って見せる。
「いえ、あの、その……やっぱりあなたとエッチするのは良くないと言うか……越えちゃいけないというか……ご、ごめんなさい、ナツ!!」
そう言うと、ケミアさんは自分の衣服をひったくって、そのまま家の外まで走り去っていってしまった。
……何だったんだ? でも……ナツって聞こえたけど……それって……。
「どうしたのお兄ちゃん。騒がしいわよー」どうやらヨリを起こしてしまった様だ。
「なによお兄ちゃん。あの娘に逃げられたの? 大方、相手は処女なのに、ド変態プレイでもいきなり要求したんじゃないの?」
「いや……違うんだヨリ。ケミアさん……ナツって……」
「何ですって? ……そんな事って……ケミア……ケミア……あーーーーーーっ!!」
「どうしたのヨリ。やっぱり僕達、どっかで以前会ってる?」
「会ってるなんてもんじゃないわよお兄ちゃん。私の予測が正しければだけれど……ケミアさんって……お母さんじゃない!?」
「何ですとぉーーーー!? いや、でも。そんなバカな……」
「あながち無くはないかもよ。ほらあの……転生神?」
「あっ! それじゃお母さんも事故で死んで、無念を晴らそうと転生したとか?」
「そんな無念を晴らすって……怨霊じゃあるまいし。でも、ケミア、ケミア……アケミ。お母さんの名前だよね」
「えー!? だけどそうだとすると何となく感じてた違和感にも納得がいくね。それにしても僕。母親に夜這いかけたんだ……」
「まあ私達もヤっちゃってるからねー。お母さん、お兄ちゃんを溺愛だったし……」
「だけど理性が邪魔して、最後の一線は越えられなかった……か」
ああ……ケミアさんが転生したお母さんかも知れないって? お母さん……僕の大好きなお母さん。あまりに仲良しで、時にヨリからマザコンと罵られるくらい大好きだったお母さん。事故で亡くなった時、僕は亡骸のそばで二晩泣き明かした。それが……あのケモミミでバージンの美少女がお母さん!? それを僕はさっき……いかん。あまりに禁断の匂いがして、あそこがはちきれそうだ。
「それで……どうするヨリ。追いかけようか?」
「どうするって……別に好きにさせとけばいいんじゃない? お互いに転移・転生の身なんだし、元の世界の親子関係とかはどうでもいいでしょ」
「そっか……そうかもな」
結局、その事は他のメンバーには事実を伏せたまま、僕が変態プレイをしようとして逃げられた事にして、その後ケミアさんを探す事もしなかった。
でもお母さん……同じ世界に生きてたんだ。それだけでうれしいかも。またいつか会えるといいな。でも……また会ってもエッチな事はしないでおこう。
(終)
「ああ、ヨリ。この子はケミアさん。クエスト行った先の森で、仲間に乱暴されそうになっててピンチだったのを僕らが助けたんだ。それで行く宛てもなさそうなんで連れて来た」
「ふーん……って、私の顔に何かついてる?」ケミアさんが、最初僕と会った時の様に、じっとヨリを睨んでいたので、ヨリが気になった様だ。
「あなた……ヨリ……さん」ケミアさんが何か驚いた様な顔付で今度はヨリを見ている。
「どこかで会った事ある? もしかしてリーマ姫の国とかで会ってるとか?」
「あ、いえ。昔の知り合いに似た人がいて……すいません」そう言ってケミアさんは下を向いてしまった。
「それでねヨリさん。ケミアちゃん、優秀な神官みたいなんだけど、お兄さんハーレム希望なんだって」ノアナさんがヨリにそう告げた。
「はあーん? あなた本気? まあ好きにすればいいけど。それに神官として優秀ならノアナをクビにしてもいいかも知れないし……」
「うわぁー、ヨリさん。それはダメぇ!!」ノアナさんは墓穴を掘った様だ。
「……以外にあっさりOKいただけましたね」ケミアさんがちょっと驚いている。
「そりゃそうよ。ヨリさんとお兄さんは、毎晩エッチしまくっている最強兄妹ですから、ヨリさんには、誰もそこに付け入る事が出来ないと言う自負があるんですよ。それに私だってお兄さんの婚約者です! ノアナさんはただの扶養家族か……いや、不要家族?」
リーマ姫が自慢気にそう説明した。
「えっ? ご兄妹でエッチを?」ケミアさんがちょっと引いた様にそう言ったのを聞いたヨリがケミアさんに啖呵を切った。
「いいでしょ別に。異世界なんだし、好きにやらせてもらってるのよ! そういうのが嫌なら、あなたはさっさと他のねぐらを探すのね」
「おいヨリ。いくらなんでもそんな言い方……」
「お兄ちゃんだって、私が他の子とエッチしてもいいって言ってるのに全然その気なさそうだし……このまま兄妹で幸せに暮らすの!」そう言ってヨリは自室に戻ってしまった。
いや別に他の子とエッチしたくない訳じゃ……なんか今日は、ヨリの機嫌が悪いな。あの日だからか?
「ごめんねケミアさん。ヨリも別に悪気があった訳じゃないと思うんだけど。好きなだけここにいていいから」
「はい……有難うございます……それじゃお兄さん。今晩は私と一緒に寝ていただけますか?」
「ええそれは……って、えーーーーーーーー!?」
◇◇◇
さっきあんな言い方をされてちょっと悔しかった事もあって、ヨリにケミアさんが一緒に寝たいと言っていると伝えたのだが、今日は自分も旗日だし、好きにすればと突き放された。なんだよ……もう少し嫌な顔してくれてもいいじゃないかとは思うぞ。
やがて夜も更け、僕は示し合わせた段取り通り、ケミアさんにあてがわれた彼女の部屋をこっそり訪れた。
「お邪魔しまーす」
部屋の中を見ると、ケミアさんは薄いスリップ姿でベッドの上にぺたんと座って、窓から外の月を眺めていた。スリップが月光でちょっと透けて、身体のシルエットがはっきり分かってかなりエロい。
「ああ、お兄さん。本当に来て下さいましたのね……」
「はは。誘ったのはケミアさんじゃないですか。僕はそんな女性に放置プレイをする趣味はないですよ」
「……そばに……いらして下さい」
僕は月明りで照らされた部屋の中に進み、そのままベッドの縁に腰かけ、ケミアさんの肩に手をまわした。するとケミアさんも両腕で僕の身体を背中からしっかり抱きしめてくれ、スリップの下はノーブラなのだろう。背中にコリコリした感触があたる。
「ああお兄さん……すいぶん逞しく……」ケミアさんがつぶやく。
「えっ? ケミアさん、どっかで僕に抱き着いた事ありましたっけ? ああ、暴漢から助けた時?」
「あっ、はい!? そ、そうです。あの時……華奢に見えましたけど、実際に抱いてみると逞しいといいますか……」
「そう言ってもらえるのは男としてうれしーなー」
するとケミアさんがベッドを降り、縁に腰かけている僕の正面に向かい合って立った。うしろの窓から月光が降り注ぎ、今更ながら彼女のボディラインがはっきり分かる。
そして彼女は、着ているスリップを脱いで僕の右手を握り、その掌を自分の左胸に……
◇◇◇
そして二人でベッドの上に横たわり、僕の右手はケミアさんの太腿の内側からすーっと、股間にスライドしていく。ああもうこんなに熱いや。
「それじゃ……いきますよ……」僕はケミアさんの上に重なり、熱くたぎった奴を……
「やっぱりだめーーーーーー!!」
いきなりケミアさんに突き飛ばされた。うわっ、ここまで来てそんな殺生な!?
でも……なんかテンプレだよな? この展開……。
「あ、あの。どうしましたケミアさん。これ、そんなに怖いもんじゃないですよ!!」そう言いながらちょっとおどけてアソコを振って見せる。
「いえ、あの、その……やっぱりあなたとエッチするのは良くないと言うか……越えちゃいけないというか……ご、ごめんなさい、ナツ!!」
そう言うと、ケミアさんは自分の衣服をひったくって、そのまま家の外まで走り去っていってしまった。
……何だったんだ? でも……ナツって聞こえたけど……それって……。
「どうしたのお兄ちゃん。騒がしいわよー」どうやらヨリを起こしてしまった様だ。
「なによお兄ちゃん。あの娘に逃げられたの? 大方、相手は処女なのに、ド変態プレイでもいきなり要求したんじゃないの?」
「いや……違うんだヨリ。ケミアさん……ナツって……」
「何ですって? ……そんな事って……ケミア……ケミア……あーーーーーーっ!!」
「どうしたのヨリ。やっぱり僕達、どっかで以前会ってる?」
「会ってるなんてもんじゃないわよお兄ちゃん。私の予測が正しければだけれど……ケミアさんって……お母さんじゃない!?」
「何ですとぉーーーー!? いや、でも。そんなバカな……」
「あながち無くはないかもよ。ほらあの……転生神?」
「あっ! それじゃお母さんも事故で死んで、無念を晴らそうと転生したとか?」
「そんな無念を晴らすって……怨霊じゃあるまいし。でも、ケミア、ケミア……アケミ。お母さんの名前だよね」
「えー!? だけどそうだとすると何となく感じてた違和感にも納得がいくね。それにしても僕。母親に夜這いかけたんだ……」
「まあ私達もヤっちゃってるからねー。お母さん、お兄ちゃんを溺愛だったし……」
「だけど理性が邪魔して、最後の一線は越えられなかった……か」
ああ……ケミアさんが転生したお母さんかも知れないって? お母さん……僕の大好きなお母さん。あまりに仲良しで、時にヨリからマザコンと罵られるくらい大好きだったお母さん。事故で亡くなった時、僕は亡骸のそばで二晩泣き明かした。それが……あのケモミミでバージンの美少女がお母さん!? それを僕はさっき……いかん。あまりに禁断の匂いがして、あそこがはちきれそうだ。
「それで……どうするヨリ。追いかけようか?」
「どうするって……別に好きにさせとけばいいんじゃない? お互いに転移・転生の身なんだし、元の世界の親子関係とかはどうでもいいでしょ」
「そっか……そうかもな」
結局、その事は他のメンバーには事実を伏せたまま、僕が変態プレイをしようとして逃げられた事にして、その後ケミアさんを探す事もしなかった。
でもお母さん……同じ世界に生きてたんだ。それだけでうれしいかも。またいつか会えるといいな。でも……また会ってもエッチな事はしないでおこう。
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