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その2:ドクミミズカズラ(後編)
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サラドラ先生は、エルフなので実年齢は判らないが、人間基準だと齢三十前後と思われる、妙齢の御婦人だ。体つきも大層えいちで、冒険者たちにも絶大な人気があるらしい。
サラドラ先生の指示で、下半身すっぽんぽんのヨリが診察台に横たわっている。僕は外に出ようとしたのだが、身内は立ち会う様にと引き留められた。いや、医師の指示では逆らえないよな。
サラドラ先生は、ちょっとの間、ヨリの下半身をつついたり、つまんだり、押し広げたりして診察をしていたが、やがてこう言った。
「間違いないな。これはドクミミズカズラに胞子を植え付けられている。君たちが遭遇した大型のやつは丁度そういう繁殖時期の個体だったのだろう。あいつらの触手にはそれぞれオス・メスがあってね。メスの触手は獲物の生物に絡みついて、表皮に胞子を埋め込むんだ。だから、上のカビだけ取っても、根っこが取れないのでまた生えてくる」
「ええっ? それじゃこのまま放っておいたらどうなるんですか?」
「いや。やがてどんどん広がっていき、全身カビだらけになって死に至り、次のドクミミズカズラの苗床となる。まあ、自然界ならそうだけど、人間の場合死んだら火葬するんで、苗床にはならんがね」
「そんな!? 先生、それでこれ何とかならないんですか?」僕は、真っ青になっているヨリの顔を見ながらサラドラ先生に問いただす。
「うーん。高いぞこれ……いや、ウソウソ。こんなものツバ付けときゃ直る!」
「はいぃ!? なんですかそれ。僕らが異世界からの転移者で何も知らないと思って馬鹿にしてるんですか?」
「違う違う。そのままの意味だ。人の唾液に含まれるアミラーゼで、こいつの根っこも分解出来る」
アミラーゼ? 何だっけ……ああ、そうだ。口の中で分泌される、でんぷん分解するやつ。中学校の時、お米かじって、ヨウソ液でムラサキになるか実験したっけ。
「そうなんですか……よかった。それじゃ早速」
そう言って僕は、指につばをつけ、ヨリの太腿のカビのところをちょっと擦ってみると「ふひゃん!」とヨリが変な声をあげた。
それでカビは……あんまり取れた様には見えない。効果出るまで時間かかるのかな。するとサラドラ先生が言った。
「うーむ。ただ指でなすっただけじゃだめそうだね。アミラーゼって、その反応に適した温度があってね。今のやり方だと患部に塗る時点で冷えちゃってるだろ。それに……今回のドクミミズカズラだけど、人を持ち上げる位の大型だったんだとすると、亜種のドクミミズカズラモドキかも知れないね。それだと唾液アミラーゼだけでは弱いんだ。何か魔法治療を併用しないと……ちょっと待っててくれたまえ」
そういいながらサラドラ先生は、診療所の奥に入っていった。
僕は、下半身丸出しのまま診察台に横になっているヨリと顔を見合わせる。
「うう。お兄ちゃん。私、大丈夫かな……助かるよね?」
「心配するなヨリ。たとえどんなに高価な薬が必要だったとしても、僕が必ずなんとかするから!」
そうしていたら、サラドラ先生が何か液体の入ったポーションを持って来た。
「この魔法薬と併用すれば、アミラーゼの効果が増大するはずだ」
先生がドヤ顔で説明した。
「それじゃ早速、ヨリに塗ってみますね。でもこんなにちょっぴりで、全体に塗れるかな」
「何を言ってるんだ君は。それは君が飲むんだよ!」
「はい? カビが生えているのは僕ではなく、妹のヨリですが?」
「だから、君がそれを飲むと、君の唾液のアミラーゼ活性が上がるんだ。そうしたら、君が妹さんの患部を丁寧に舐めてあげたまえ!」
「ええええっ! 妹の下半身を舐めろと? この僕に!?」
「君は身内なんだろ? 他に誰か頼める人がいるのか。私には百合の趣味はないぞ。まあ妹さんの恋人とかがいるのならその人を呼んでもいいのだが、時間がたつとどんどん患部が広がるぞ」
サラドラ先生がそう言いながらちょっと含み笑いをしている。
まったく、まさかからかって面白がってんじゃないよね?
しかし、ヨリがもう我慢出来ないという感じの悲しそうな顔で僕に懇願した。
「お願い、お兄ちゃん……舐めて……」
その時点で僕は吹っ切れた。
いや可愛い妹の哀願で理性が飛んだというのが正解かもしれない。
僕は、サラドラ先生からポーションをひったくり、一気に飲み干した。
「これ、効果出るまでどのくらいかかります?」
「ああ、五分もあれば……」
そして五分経過したが、僕の身体には特に異常はみられない。いや……なんか次々と唾液が湧き出して来ている様に思えるぞ。先生によるとそう言う効果もあるらしい。それなら!
先生は気を利かせたのか、そっと席をはずしてどこかに行ってしまった。
「それじゃ、ヨリ。舐めるぞ」
「うん……やさしくしてね」
そう言って僕は、ヨリの股間に顔をうずめた。アオコの匂いは正直かなりきついがヨリの為、懸命に我慢した。そして、見ていると確かに僕が舐めたあとにカビが生え直してくる気配はない。ポーションの魔法薬が効いているのだろう。僕はまるで牛の様によだれを垂れ流しながら、本当にヨリの隅から隅まで懸命にカビを舐めとった。奥の方まで舌を届かせるのは結構大変だったが……
三時間後、すっかり元に戻ったヨリの下半身をサラドラ先生が確認し、もう大丈夫だと太鼓判を押してくれた。そして自分達の宿に戻ったがさすがにクタクタだ。もうすぐにでも休みたい。
「お兄ちゃん。今日は一生懸命私を舐めてくれてありがとね。すっごく気持ちよかったし、うれしかったよ。これならまた、ドクミミズカズラのクエスト受けてもいいかなって、ちょっと思っちゃった」ヨリがしみじみそう言ったが、正直僕はもうお腹いっぱいだ。でも今日一日で、僕の舌技は大分鍛えられただろうな……
そんな事を考えていたら、急に睡魔が襲ってきた。ああ、もう寝落ちするぞ。
ヨリ、お休み……
◇◇◇
翌朝。僕は何か異臭がするので目が覚めた。なんだこれ。このアオコ臭いやつ……って、これドクミミズカズラのカビか? もしかしてまたヨリが再発したのか?
あわてて隣のベッドを見るが、ヨリは何事も無かった様にスースー寝ている。
仕方がないので、掛布団をそおっとよけて、ベビードールの裾をゆっくりめくってみるが……いや何事もない。綺麗なヨリの太腿だ……って、なんでこいつノーパン!?
僕がヨリのノーパンに動揺していたら、ヨリが眼を覚ました。
「うーん。何よお兄ちゃん。朝っぱらからしたくなっちゃった?」
「い、いいや。そう言う訳では……それでヨリ。なんか臭わないか? あのカビの……」
「ああ、確かに臭うね。でも、私じゃないよね……って、あーーー! お兄ちゃんの股間!!」
「えっ?」
そう言われて自分の股間に目をやると……ああっ! 太腿に黄緑色の産毛が!?
僕、こんなところ触手に触られたっけ?
「あー、お兄ちゃん。これ、あの時私とエッチして染っちゃったんじゃない?」
そうか! あの後ヨリが、生殺しだって言うから……でも、そ、そんな……
「大丈夫だってお兄ちゃん。今度は私が、隅々まで舐めてあげるね! まずはサラドラ先生に診て貰って、あの魔法薬貰わないと!」
動揺する僕に向かって、ヨリが嬉しそうにそう言った。
(終)
サラドラ先生の指示で、下半身すっぽんぽんのヨリが診察台に横たわっている。僕は外に出ようとしたのだが、身内は立ち会う様にと引き留められた。いや、医師の指示では逆らえないよな。
サラドラ先生は、ちょっとの間、ヨリの下半身をつついたり、つまんだり、押し広げたりして診察をしていたが、やがてこう言った。
「間違いないな。これはドクミミズカズラに胞子を植え付けられている。君たちが遭遇した大型のやつは丁度そういう繁殖時期の個体だったのだろう。あいつらの触手にはそれぞれオス・メスがあってね。メスの触手は獲物の生物に絡みついて、表皮に胞子を埋め込むんだ。だから、上のカビだけ取っても、根っこが取れないのでまた生えてくる」
「ええっ? それじゃこのまま放っておいたらどうなるんですか?」
「いや。やがてどんどん広がっていき、全身カビだらけになって死に至り、次のドクミミズカズラの苗床となる。まあ、自然界ならそうだけど、人間の場合死んだら火葬するんで、苗床にはならんがね」
「そんな!? 先生、それでこれ何とかならないんですか?」僕は、真っ青になっているヨリの顔を見ながらサラドラ先生に問いただす。
「うーん。高いぞこれ……いや、ウソウソ。こんなものツバ付けときゃ直る!」
「はいぃ!? なんですかそれ。僕らが異世界からの転移者で何も知らないと思って馬鹿にしてるんですか?」
「違う違う。そのままの意味だ。人の唾液に含まれるアミラーゼで、こいつの根っこも分解出来る」
アミラーゼ? 何だっけ……ああ、そうだ。口の中で分泌される、でんぷん分解するやつ。中学校の時、お米かじって、ヨウソ液でムラサキになるか実験したっけ。
「そうなんですか……よかった。それじゃ早速」
そう言って僕は、指につばをつけ、ヨリの太腿のカビのところをちょっと擦ってみると「ふひゃん!」とヨリが変な声をあげた。
それでカビは……あんまり取れた様には見えない。効果出るまで時間かかるのかな。するとサラドラ先生が言った。
「うーむ。ただ指でなすっただけじゃだめそうだね。アミラーゼって、その反応に適した温度があってね。今のやり方だと患部に塗る時点で冷えちゃってるだろ。それに……今回のドクミミズカズラだけど、人を持ち上げる位の大型だったんだとすると、亜種のドクミミズカズラモドキかも知れないね。それだと唾液アミラーゼだけでは弱いんだ。何か魔法治療を併用しないと……ちょっと待っててくれたまえ」
そういいながらサラドラ先生は、診療所の奥に入っていった。
僕は、下半身丸出しのまま診察台に横になっているヨリと顔を見合わせる。
「うう。お兄ちゃん。私、大丈夫かな……助かるよね?」
「心配するなヨリ。たとえどんなに高価な薬が必要だったとしても、僕が必ずなんとかするから!」
そうしていたら、サラドラ先生が何か液体の入ったポーションを持って来た。
「この魔法薬と併用すれば、アミラーゼの効果が増大するはずだ」
先生がドヤ顔で説明した。
「それじゃ早速、ヨリに塗ってみますね。でもこんなにちょっぴりで、全体に塗れるかな」
「何を言ってるんだ君は。それは君が飲むんだよ!」
「はい? カビが生えているのは僕ではなく、妹のヨリですが?」
「だから、君がそれを飲むと、君の唾液のアミラーゼ活性が上がるんだ。そうしたら、君が妹さんの患部を丁寧に舐めてあげたまえ!」
「ええええっ! 妹の下半身を舐めろと? この僕に!?」
「君は身内なんだろ? 他に誰か頼める人がいるのか。私には百合の趣味はないぞ。まあ妹さんの恋人とかがいるのならその人を呼んでもいいのだが、時間がたつとどんどん患部が広がるぞ」
サラドラ先生がそう言いながらちょっと含み笑いをしている。
まったく、まさかからかって面白がってんじゃないよね?
しかし、ヨリがもう我慢出来ないという感じの悲しそうな顔で僕に懇願した。
「お願い、お兄ちゃん……舐めて……」
その時点で僕は吹っ切れた。
いや可愛い妹の哀願で理性が飛んだというのが正解かもしれない。
僕は、サラドラ先生からポーションをひったくり、一気に飲み干した。
「これ、効果出るまでどのくらいかかります?」
「ああ、五分もあれば……」
そして五分経過したが、僕の身体には特に異常はみられない。いや……なんか次々と唾液が湧き出して来ている様に思えるぞ。先生によるとそう言う効果もあるらしい。それなら!
先生は気を利かせたのか、そっと席をはずしてどこかに行ってしまった。
「それじゃ、ヨリ。舐めるぞ」
「うん……やさしくしてね」
そう言って僕は、ヨリの股間に顔をうずめた。アオコの匂いは正直かなりきついがヨリの為、懸命に我慢した。そして、見ていると確かに僕が舐めたあとにカビが生え直してくる気配はない。ポーションの魔法薬が効いているのだろう。僕はまるで牛の様によだれを垂れ流しながら、本当にヨリの隅から隅まで懸命にカビを舐めとった。奥の方まで舌を届かせるのは結構大変だったが……
三時間後、すっかり元に戻ったヨリの下半身をサラドラ先生が確認し、もう大丈夫だと太鼓判を押してくれた。そして自分達の宿に戻ったがさすがにクタクタだ。もうすぐにでも休みたい。
「お兄ちゃん。今日は一生懸命私を舐めてくれてありがとね。すっごく気持ちよかったし、うれしかったよ。これならまた、ドクミミズカズラのクエスト受けてもいいかなって、ちょっと思っちゃった」ヨリがしみじみそう言ったが、正直僕はもうお腹いっぱいだ。でも今日一日で、僕の舌技は大分鍛えられただろうな……
そんな事を考えていたら、急に睡魔が襲ってきた。ああ、もう寝落ちするぞ。
ヨリ、お休み……
◇◇◇
翌朝。僕は何か異臭がするので目が覚めた。なんだこれ。このアオコ臭いやつ……って、これドクミミズカズラのカビか? もしかしてまたヨリが再発したのか?
あわてて隣のベッドを見るが、ヨリは何事も無かった様にスースー寝ている。
仕方がないので、掛布団をそおっとよけて、ベビードールの裾をゆっくりめくってみるが……いや何事もない。綺麗なヨリの太腿だ……って、なんでこいつノーパン!?
僕がヨリのノーパンに動揺していたら、ヨリが眼を覚ました。
「うーん。何よお兄ちゃん。朝っぱらからしたくなっちゃった?」
「い、いいや。そう言う訳では……それでヨリ。なんか臭わないか? あのカビの……」
「ああ、確かに臭うね。でも、私じゃないよね……って、あーーー! お兄ちゃんの股間!!」
「えっ?」
そう言われて自分の股間に目をやると……ああっ! 太腿に黄緑色の産毛が!?
僕、こんなところ触手に触られたっけ?
「あー、お兄ちゃん。これ、あの時私とエッチして染っちゃったんじゃない?」
そうか! あの後ヨリが、生殺しだって言うから……でも、そ、そんな……
「大丈夫だってお兄ちゃん。今度は私が、隅々まで舐めてあげるね! まずはサラドラ先生に診て貰って、あの魔法薬貰わないと!」
動揺する僕に向かって、ヨリが嬉しそうにそう言った。
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