23 / 25
第23話 本当に好きな人
しおりを挟む
フロントで他の部屋を案内してもらい、勇者ノボルはそこで風呂に入った。
フロントのオヤジにサインを求められたが、こんな連れ込み旅館にマホガニーのセシルのサインがあっちゃまずいだろとお断りした。
だが、このオヤジがあと数日でここを退職するらしく、家族用にとの事だったので、仕方なく応じてやった。まあ、今日の宿代、タダにしてくれてるしな。
それにしても、あのりんたろー、高校生だろうに、なんでこんな旅館に顔が利くんだ?
風呂に入りながら、姫様と交わる時のことを想像し、少し股間が固くなる。
(そんなに好みの体形でも無いんだがなー……でも、やっぱ、あの子可愛いよなー)
つい、そんなことも考えてしまう。
(いやいや。せっかくこれで縁が切れるんだ。俺はこの世界でもっとメジャーになるんだ!
せいぜい、ひーひー言わせてやって、ツヤツヤで御国に帰って貰わないとな……)
そんな身勝手な事を考えながら、奥の間に戻った。
部屋に入ってみると、照明が消えていたが、庭に向かった縁側のカーテンは開いていて、月明りでうっすらと部屋の様子が分かる。
奥の間の布団の上に、浴衣姿で正座しているのが分かった。
「ずいぶん緊張してるな……まあ、初めてだしな……暗いまま、ヤッてやるよ……」
「セシル……」
そういいながら勇者ノボルは、後ろからのしかかり、浴衣の胸元に手を入れる。
あれ? なんか、大きくないか?
「あはーん。勇者! そこはだめにゃん!」
な、なんだー? セシルじゃない?
勇者ノボルはあわてて部屋の電気のスイッチを探し、照明を付けた。
え! えー? 猫?
驚く勇者に、セシルと入れ替わっていたマホミンが語り掛けた。
「あはー、姫様から伝言にゃん。
『くそったれ!』
……以上にゃ!」
勇者ノボルは、しばし呆然としていたが、やがて大声で笑いだした。
「ははははははっ。やりやがったな。従順そうな顔して、意趣返しとはやるじゃないか。
すっかりその気にさせられちまった……はは、どうするこれ?」勇者は自分が勃起したままな事に気付いた。
「女の子をあんまり甘く見ちゃだめにゃ。
本気で好きになってくれない男に、女の子は股を開かないにゃ!」
「はは、猫姉さん……あんたの言う通りかもな……でも、よく見りゃあんたも結構いい女じゃないか。俺、もうさっきから興奮しっぱなしでさ……あんたも、こんなとこいるのが運の尽きって事で……」
「は? うにゃ? あー、待て待て待て……ニャー!!!?!?」
◇◇◇
りんたろーは、電車の中で、何度も時間を確認していた。急がないと……姫様が勇者とエッチしちゃう前に、取り戻さないと……。
一時間位前、カス姉から呼び出された。
そして姫様の本当の気持ちを教えてくれた。
カス姉にしてみれば、かなりの葛藤があっただろう事は想像に難くない。
でも、それに報いるのは後日として、今は姫様と会わないと……。
小岩駅を出て、まっすぐ寿旅館に向かって全速で走った。
「あれ? りんたろーさん。どうしたの?」
そう言うマサハルを無視して、一目散に奥の間に駆け込んだ。
「あっ……ふん……」
ダメだ! 間に合わなかったのか! 戸口越しに喘ぎ越えが聞こえる。どうする?
「あっ、ああーーーん」
くそ、もうヤケクソだ! そう思ってりんたろーは、思い切りドアを開け放った。
「んあ、ふあっ……いっちゃうにゃーん!」
にゃーん?
部屋に踏み込んだりんたろーが目の当たりにしたのは、性交真っ最中の、勇者ノボルとマホミンだった。ふたりとも、眼の玉が飛び出んばかりに驚いている。
「えっ? あっ? ……これは一体……」
「ばかー! 見るにゃー!」
マホミンに枕を投げつけられ、りんたろーは訳も分からず部屋を飛び出した。
えっ、えっ……混乱するりんたろーを、マサハルが遠くから手招きした。
「あの、マサハルさん。これは一体全体……?」
「うーん。なんか私にもよくわからんのですが、アホミンさんと勇者さんがデキちゃったみたいですねー。そんでね、こっちこっち」
マサハルに導かれて、旅館の二階に上がり、一番奥の部屋に入った。
そこには、浴衣姿のセシルが居た。
「りんたろーさん!」
「あ、姫様……あの、何て言っていいのか……勇者さんとはうまく行きましたか?」
ああ。俺なんて馬鹿なの。俺は姫様を略奪しに来たんじゃん!
「ああ。大丈夫です。お話は出来ましたが、性交はしていません!
マホミンさんに助けていただいたんです」
「あー、それで……マホミンさんと勇者さんがエッチしちゃってるんだ……」
「えっ?」
おや、姫様がとっても驚いているが、そこまでは知らなかったのかな……。
「そんじゃー、明日の夕方まではお客も来ませんので、お二人でごゆっくりー」
そう言いながら、マサハルさんは、下に降りていった。
「…………」
「…………」
「あの、りんたろーさん。どうしてここに?」
「いや、その。カス姉から、姫様の本当の気持ち教えられて……。
そしたら、いてもたってもいられなくなって。姫様を奪い返さなくっちゃって……」
「……あ、ありがとうございます。そして昨日は、すいませんでした。私、言葉足らずで……。りんたろーさんが決して私の身体目当てだとは思っていません……そして、私は本当にあなたをお慕い申し上げております」
「はい。わかっています……思いが伝わるって、こんなにうれしい事なんですね」
りんたろーの眼から涙がぼろぼろこぼれた。
「それで、りんたろーさん。勇者とのことも決着しましたし、私は国に帰らないといけません。ミルダも心配だし……それで、それでね、リンタローさん。私の国に一緒に来てはいただけませんか?」
「……ありがとうございます。ですがそれはやはり難しいです。
勇者さんのヘタレを笑えた事ではないんですが……こっちの世界には、両親も友人も、カス姉も真理ちゃんもいますし、それらを捨ててまで、姫様の世界に行く踏ん切りはつきません。行ったらそう簡単には戻って来られないんでしょうし……」
「……そうですよね。無理を申し上げてすいません……それで、あの、怒らないで聞いて下さいね」
「なんでしょう? 多分、今は何を言われても怒る気にならないです。
姫様がこうして眼の前にいてくれるのですから……」
「今、この時……今夜だけで構いません。身も心も……本当の恋人同士になって過ごしませんか? りんたろーさんが嫌でなければ……ですが……。
私はその思い出を胸に、堂々と国に帰れそうな気がします」
「姫さま…………セシル……」
そう言いながらりんたろーは、セシルを抱き寄せ、熱い口づけを交わし、二人は重なりあいながら、布団の上に横になった。
フロントのオヤジにサインを求められたが、こんな連れ込み旅館にマホガニーのセシルのサインがあっちゃまずいだろとお断りした。
だが、このオヤジがあと数日でここを退職するらしく、家族用にとの事だったので、仕方なく応じてやった。まあ、今日の宿代、タダにしてくれてるしな。
それにしても、あのりんたろー、高校生だろうに、なんでこんな旅館に顔が利くんだ?
風呂に入りながら、姫様と交わる時のことを想像し、少し股間が固くなる。
(そんなに好みの体形でも無いんだがなー……でも、やっぱ、あの子可愛いよなー)
つい、そんなことも考えてしまう。
(いやいや。せっかくこれで縁が切れるんだ。俺はこの世界でもっとメジャーになるんだ!
せいぜい、ひーひー言わせてやって、ツヤツヤで御国に帰って貰わないとな……)
そんな身勝手な事を考えながら、奥の間に戻った。
部屋に入ってみると、照明が消えていたが、庭に向かった縁側のカーテンは開いていて、月明りでうっすらと部屋の様子が分かる。
奥の間の布団の上に、浴衣姿で正座しているのが分かった。
「ずいぶん緊張してるな……まあ、初めてだしな……暗いまま、ヤッてやるよ……」
「セシル……」
そういいながら勇者ノボルは、後ろからのしかかり、浴衣の胸元に手を入れる。
あれ? なんか、大きくないか?
「あはーん。勇者! そこはだめにゃん!」
な、なんだー? セシルじゃない?
勇者ノボルはあわてて部屋の電気のスイッチを探し、照明を付けた。
え! えー? 猫?
驚く勇者に、セシルと入れ替わっていたマホミンが語り掛けた。
「あはー、姫様から伝言にゃん。
『くそったれ!』
……以上にゃ!」
勇者ノボルは、しばし呆然としていたが、やがて大声で笑いだした。
「ははははははっ。やりやがったな。従順そうな顔して、意趣返しとはやるじゃないか。
すっかりその気にさせられちまった……はは、どうするこれ?」勇者は自分が勃起したままな事に気付いた。
「女の子をあんまり甘く見ちゃだめにゃ。
本気で好きになってくれない男に、女の子は股を開かないにゃ!」
「はは、猫姉さん……あんたの言う通りかもな……でも、よく見りゃあんたも結構いい女じゃないか。俺、もうさっきから興奮しっぱなしでさ……あんたも、こんなとこいるのが運の尽きって事で……」
「は? うにゃ? あー、待て待て待て……ニャー!!!?!?」
◇◇◇
りんたろーは、電車の中で、何度も時間を確認していた。急がないと……姫様が勇者とエッチしちゃう前に、取り戻さないと……。
一時間位前、カス姉から呼び出された。
そして姫様の本当の気持ちを教えてくれた。
カス姉にしてみれば、かなりの葛藤があっただろう事は想像に難くない。
でも、それに報いるのは後日として、今は姫様と会わないと……。
小岩駅を出て、まっすぐ寿旅館に向かって全速で走った。
「あれ? りんたろーさん。どうしたの?」
そう言うマサハルを無視して、一目散に奥の間に駆け込んだ。
「あっ……ふん……」
ダメだ! 間に合わなかったのか! 戸口越しに喘ぎ越えが聞こえる。どうする?
「あっ、ああーーーん」
くそ、もうヤケクソだ! そう思ってりんたろーは、思い切りドアを開け放った。
「んあ、ふあっ……いっちゃうにゃーん!」
にゃーん?
部屋に踏み込んだりんたろーが目の当たりにしたのは、性交真っ最中の、勇者ノボルとマホミンだった。ふたりとも、眼の玉が飛び出んばかりに驚いている。
「えっ? あっ? ……これは一体……」
「ばかー! 見るにゃー!」
マホミンに枕を投げつけられ、りんたろーは訳も分からず部屋を飛び出した。
えっ、えっ……混乱するりんたろーを、マサハルが遠くから手招きした。
「あの、マサハルさん。これは一体全体……?」
「うーん。なんか私にもよくわからんのですが、アホミンさんと勇者さんがデキちゃったみたいですねー。そんでね、こっちこっち」
マサハルに導かれて、旅館の二階に上がり、一番奥の部屋に入った。
そこには、浴衣姿のセシルが居た。
「りんたろーさん!」
「あ、姫様……あの、何て言っていいのか……勇者さんとはうまく行きましたか?」
ああ。俺なんて馬鹿なの。俺は姫様を略奪しに来たんじゃん!
「ああ。大丈夫です。お話は出来ましたが、性交はしていません!
マホミンさんに助けていただいたんです」
「あー、それで……マホミンさんと勇者さんがエッチしちゃってるんだ……」
「えっ?」
おや、姫様がとっても驚いているが、そこまでは知らなかったのかな……。
「そんじゃー、明日の夕方まではお客も来ませんので、お二人でごゆっくりー」
そう言いながら、マサハルさんは、下に降りていった。
「…………」
「…………」
「あの、りんたろーさん。どうしてここに?」
「いや、その。カス姉から、姫様の本当の気持ち教えられて……。
そしたら、いてもたってもいられなくなって。姫様を奪い返さなくっちゃって……」
「……あ、ありがとうございます。そして昨日は、すいませんでした。私、言葉足らずで……。りんたろーさんが決して私の身体目当てだとは思っていません……そして、私は本当にあなたをお慕い申し上げております」
「はい。わかっています……思いが伝わるって、こんなにうれしい事なんですね」
りんたろーの眼から涙がぼろぼろこぼれた。
「それで、りんたろーさん。勇者とのことも決着しましたし、私は国に帰らないといけません。ミルダも心配だし……それで、それでね、リンタローさん。私の国に一緒に来てはいただけませんか?」
「……ありがとうございます。ですがそれはやはり難しいです。
勇者さんのヘタレを笑えた事ではないんですが……こっちの世界には、両親も友人も、カス姉も真理ちゃんもいますし、それらを捨ててまで、姫様の世界に行く踏ん切りはつきません。行ったらそう簡単には戻って来られないんでしょうし……」
「……そうですよね。無理を申し上げてすいません……それで、あの、怒らないで聞いて下さいね」
「なんでしょう? 多分、今は何を言われても怒る気にならないです。
姫様がこうして眼の前にいてくれるのですから……」
「今、この時……今夜だけで構いません。身も心も……本当の恋人同士になって過ごしませんか? りんたろーさんが嫌でなければ……ですが……。
私はその思い出を胸に、堂々と国に帰れそうな気がします」
「姫さま…………セシル……」
そう言いながらりんたろーは、セシルを抱き寄せ、熱い口づけを交わし、二人は重なりあいながら、布団の上に横になった。
30
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり


【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない
みずがめ
恋愛
宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。
葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。
なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。
その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。
そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。
幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。
……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。

【完結】初級魔法しか使えない低ランク冒険者の少年は、今日も依頼を達成して家に帰る。
アノマロカリス
ファンタジー
少年テッドには、両親がいない。
両親は低ランク冒険者で、依頼の途中で魔物に殺されたのだ。
両親の少ない保険でやり繰りしていたが、もう金が尽きかけようとしていた。
テッドには、妹が3人いる。
両親から「妹達を頼む!」…と出掛ける前からいつも約束していた。
このままでは家族が離れ離れになると思ったテッドは、冒険者になって金を稼ぐ道を選んだ。
そんな少年テッドだが、パーティーには加入せずにソロ活動していた。
その理由は、パーティーに参加するとその日に家に帰れなくなるからだ。
両親は、小さいながらも持ち家を持っていてそこに住んでいる。
両親が生きている頃は、父親の部屋と母親の部屋、子供部屋には兄妹4人で暮らしていたが…
両親が死んでからは、父親の部屋はテッドが…
母親の部屋は、長女のリットが、子供部屋には、次女のルットと三女のロットになっている。
今日も依頼をこなして、家に帰るんだ!
この少年テッドは…いや、この先は本編で語ろう。
お楽しみくださいね!
HOTランキング20位になりました。
皆さん、有り難う御座います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる