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7章 2次元の幻想の中で
第1話 思いがけない出会い
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はらはらと桜が散り始め、代わりに芽生えるのは鮮やかな新緑。空気は暖かくなり、心地良い日々が続いていた。
朔は自宅の自室で、1冊の画集をぱらりとめくる。A4サイズの横型で、ソフトカバーで厚みはそう無いシンプルな装丁だ。大阪府在住の画家さんによって描かれたもので、大阪府内の観光地などがモチーフになっている。
最近、オンライン書店で妖怪関連の書籍を眺めていた時に見付け、表紙の画に惹かれて買った、お気に入りの1冊だ。
例えば新世界や通天閣、例えば大阪城、例えば鶴見緑地。そうした風景が少しトーンを落とした色彩で抽象的に表現されている。
それを背景にして、写実的に色鮮やかに描かれているのが、妖怪の姿なのである。青い空を優雅に飛ぶ一反木綿、通路をコミカルにとうせんぼする塗り壁、満開の紫陽花に優雅に腰掛ける雨女。
それは幻想的であるのに、座敷童子であるマリコちゃんが、そしてマリコちゃんの力が及ぶ「あずき食堂」で妖怪が見える朔にとって、とても現実的なのである。
普通の人間に見えないだけで、妖怪はこうして様々なところに自由に存在しているのでは無いだろうか。
妖怪が見える才原さんも、あちらこちらで妖怪を見るので困るとおっしゃっていた。才原さんは負的に捉えておられるが。ああ、だが今は酒呑童子と一緒に行動しておられるから、少しは見え方が変わっているかも知れない。
そうだ、例えば妖祓師の吉本さんの目で見れば、それはきっとまた違う景色になるのでは無いだろうか。
吉本さんもその生業的に、全ての妖怪を好意的に見ているわけでは無いだろう。肩書きに「祓う」の文字が入っているのだから、悪しき妖怪を調伏するのもお仕事のひとつなのだと思う。
だが吉本さんが座敷童子を清浄だと言った様に、善いものもたくさんいるのだ。吉本さんだからこそその見極めもできるのだろう。
この画集に描かれている妖怪は、まだ双子が、少なくとも朔が会ったことの無いものがほとんどである。
だが、大阪市十三に本店がある老舗和菓子屋さんの「喜八洲総本舗」さんをモチーフにした画には、お店のカウンタにちょこんと腰掛けて、ショウウィンドウの中の和菓子を物欲しそうに見つめる小豆洗いさんが表現されていて、それが「あずき食堂」に時折来てくれる小豆洗いさんと似通っているのだ。
それが偶然なのか、それとももしかしたらこの画家さんも妖怪が見えるのか。朔には判らない。だがこうした画を描かれるのだから、きっとこの画家さんも妖怪がお好きなのでは無いだろうかと想像できる。
朔に画の良し悪しは良く判らない。だがこれらの画には慈愛というものが溢れている様な気がするのだ。
大阪にお住まいなのだし、もしご縁があれば「あずき食堂」に来てくださるなんて素敵なことだって起こるかも知れない。名乗ってくださらなくても、お赤飯を食べていただいて、マリコちゃんのご加護があれば嬉しいなと思ってしまう。
朔はそんな想像に思いを馳せ、「ふふ」と笑みをこぼして、マット感のある画集をそっと撫でた。
吉本さんのお住まいは、「あずき食堂」のある豊中市の曽根から4駅離れた大阪市の十三である。
駅数にすればそう遠く無い。だがお食事のためだけに電車にまで乗るのは億劫になってしまう方も多いのでは無いだろうか。
だが吉本さんはフットワークが軽いのか、月に1度か2度、この「あずき食堂」にお食事に来てくださる。そしてお赤飯をご注文され、他愛の無い世間話をして行かれる。
妖怪のことはおくびにも出さない。他のお客さまに聞かれてしまっては厄介なことになるだろうから。妖怪が見えるだなんてお話をしたところで、信じてもらえないどころか、下手をすると虚言癖があると思われるのがオチである。
一般的に妖怪とはフィクションなのである。昔々からの伝承が現在に語り継がれているし、文献もあるのだろうが、今の世で普通の人間が妖怪を見たという話は聞かない。もし目撃情報があれば、ニュースなどで瞬く間に日本中に知れ渡るだろう。
そしてきっとそれにも否定派が出てきて、幽霊否定派の様に科学などで片付けられてしまうのだろう。それほどに実在を信じる人はきっと少ないのだ。
だが双子は今でも妖怪がいることを知っている。この「あずき食堂」は座敷童子であるマリコちゃんのご加護で成り立つところが大きくて、お赤飯を介した小さな幸せもマリコちゃんの力だ。
見えずとも信じられずとも、妖怪はひっそりと人間と共生しているのである。
「あ、今度、知り合い連れて来てええですか?」
吉本さんが世間話の中、ふと思い出された様に聞いて来られる。
「ええ、もちろんですよ。いつでもどうぞ」
朔が快くお応えすると、吉本さんはほっとされた様に「ありがとうございます」とお顔を綻ばす。
「仕事仲間なんですよ。言うても今日久々に会うて」
「あら、ほんならもしかしてその方も」
朔はぐっと声を落として。
「見えはる方なんですか?」
吉本さんは「はい」と微笑まれた。
「お願いしたいことがあるて言うてました。とりあえず話だけでも聞いてやってもらえませんか」
「もちろんええですけど、何でしょうかねぇ」
「それは、そん時のお楽しみっちゅうことで」
そうおっしゃり、悪戯っ子の様な表情を見せられる吉本さん。きっと内容をご存知なのだろう。それでいて朔に打診されるのだから、多分そう無茶なお願いでは無いのだろう。
双子でお役に立てるのであれば、できる限りのことをさせていただくつもりだ。吉本さんには大きなご恩もある。
「では、お待ちしておりますね」
朔は緩やかに目を細めた。
そしてさっそく翌日、吉本さんがおひとりの男性を伴われ、遅めの時間に来店された。その男性はお歳のころは吉本さんとそう変わらないだろうか。ふっくらとされた頬と柔和な目にお人柄の良さが滲み出ている様な気がする。
おふたりともお酒は飲まれず、お赤飯で定食をご注文された。
「朔さん、この人が昨日言うてた仕事仲間です」
「有田と言います。よろしくお願いします。急にすんません」
「いえいえ。五十嵐朔と申します。もうひとりは双子の姉妹の陽です。あとでご挨拶さしてもらいますね」
「ありがとうございます」
有田さんはぺこりと小さく頭を下げられた。
「朔さん、話は他のお客さんがおらんくなってからでもええですか?」
吉本さんの問いに、朔は「ええ、もちろんです」と微笑んだ。
他のお客さまに聞かれたく無いと言うことは、やはり妖怪絡みのお話なのだろう。どんなお願いをされるのか、朔は少しどきどきした。
そしてオーダーストップも過ぎ、店内から他のお客さまがいなくなった。吉本さんと有田さんもすっかりとお料理を平らげておられる。双子は空の食器を引いて、おふたりのお湯呑みに温かいほうじ茶を注ぎ足した。
「今日は時間をもろうて、ありがとうございます。よろしくお願いします」
有田さんがあらためて頭を下げられる。陽とはここで初めてのちゃんとしたご対面となった。
「五十嵐陽と言います。こちらこそよろしくお願いします。何かお話言いますか、お願いがあるって聞いてますけど」
「ええ、そうなんです。実は私、こういうもんでして」
有田さんはカウンタ下の棚に手を入れ、青い名刺入れを取り出した。そして双子にそれぞれ1枚ずつ、ご丁寧に両手で手渡してくださる。
それを見て、朔は驚きで目を見開いた。
そこに隷書体で記された名は「甘露寺花柳」。朔が最近購入した画集を描かれた画家さんと、同姓同名だったのである。
朔は自宅の自室で、1冊の画集をぱらりとめくる。A4サイズの横型で、ソフトカバーで厚みはそう無いシンプルな装丁だ。大阪府在住の画家さんによって描かれたもので、大阪府内の観光地などがモチーフになっている。
最近、オンライン書店で妖怪関連の書籍を眺めていた時に見付け、表紙の画に惹かれて買った、お気に入りの1冊だ。
例えば新世界や通天閣、例えば大阪城、例えば鶴見緑地。そうした風景が少しトーンを落とした色彩で抽象的に表現されている。
それを背景にして、写実的に色鮮やかに描かれているのが、妖怪の姿なのである。青い空を優雅に飛ぶ一反木綿、通路をコミカルにとうせんぼする塗り壁、満開の紫陽花に優雅に腰掛ける雨女。
それは幻想的であるのに、座敷童子であるマリコちゃんが、そしてマリコちゃんの力が及ぶ「あずき食堂」で妖怪が見える朔にとって、とても現実的なのである。
普通の人間に見えないだけで、妖怪はこうして様々なところに自由に存在しているのでは無いだろうか。
妖怪が見える才原さんも、あちらこちらで妖怪を見るので困るとおっしゃっていた。才原さんは負的に捉えておられるが。ああ、だが今は酒呑童子と一緒に行動しておられるから、少しは見え方が変わっているかも知れない。
そうだ、例えば妖祓師の吉本さんの目で見れば、それはきっとまた違う景色になるのでは無いだろうか。
吉本さんもその生業的に、全ての妖怪を好意的に見ているわけでは無いだろう。肩書きに「祓う」の文字が入っているのだから、悪しき妖怪を調伏するのもお仕事のひとつなのだと思う。
だが吉本さんが座敷童子を清浄だと言った様に、善いものもたくさんいるのだ。吉本さんだからこそその見極めもできるのだろう。
この画集に描かれている妖怪は、まだ双子が、少なくとも朔が会ったことの無いものがほとんどである。
だが、大阪市十三に本店がある老舗和菓子屋さんの「喜八洲総本舗」さんをモチーフにした画には、お店のカウンタにちょこんと腰掛けて、ショウウィンドウの中の和菓子を物欲しそうに見つめる小豆洗いさんが表現されていて、それが「あずき食堂」に時折来てくれる小豆洗いさんと似通っているのだ。
それが偶然なのか、それとももしかしたらこの画家さんも妖怪が見えるのか。朔には判らない。だがこうした画を描かれるのだから、きっとこの画家さんも妖怪がお好きなのでは無いだろうかと想像できる。
朔に画の良し悪しは良く判らない。だがこれらの画には慈愛というものが溢れている様な気がするのだ。
大阪にお住まいなのだし、もしご縁があれば「あずき食堂」に来てくださるなんて素敵なことだって起こるかも知れない。名乗ってくださらなくても、お赤飯を食べていただいて、マリコちゃんのご加護があれば嬉しいなと思ってしまう。
朔はそんな想像に思いを馳せ、「ふふ」と笑みをこぼして、マット感のある画集をそっと撫でた。
吉本さんのお住まいは、「あずき食堂」のある豊中市の曽根から4駅離れた大阪市の十三である。
駅数にすればそう遠く無い。だがお食事のためだけに電車にまで乗るのは億劫になってしまう方も多いのでは無いだろうか。
だが吉本さんはフットワークが軽いのか、月に1度か2度、この「あずき食堂」にお食事に来てくださる。そしてお赤飯をご注文され、他愛の無い世間話をして行かれる。
妖怪のことはおくびにも出さない。他のお客さまに聞かれてしまっては厄介なことになるだろうから。妖怪が見えるだなんてお話をしたところで、信じてもらえないどころか、下手をすると虚言癖があると思われるのがオチである。
一般的に妖怪とはフィクションなのである。昔々からの伝承が現在に語り継がれているし、文献もあるのだろうが、今の世で普通の人間が妖怪を見たという話は聞かない。もし目撃情報があれば、ニュースなどで瞬く間に日本中に知れ渡るだろう。
そしてきっとそれにも否定派が出てきて、幽霊否定派の様に科学などで片付けられてしまうのだろう。それほどに実在を信じる人はきっと少ないのだ。
だが双子は今でも妖怪がいることを知っている。この「あずき食堂」は座敷童子であるマリコちゃんのご加護で成り立つところが大きくて、お赤飯を介した小さな幸せもマリコちゃんの力だ。
見えずとも信じられずとも、妖怪はひっそりと人間と共生しているのである。
「あ、今度、知り合い連れて来てええですか?」
吉本さんが世間話の中、ふと思い出された様に聞いて来られる。
「ええ、もちろんですよ。いつでもどうぞ」
朔が快くお応えすると、吉本さんはほっとされた様に「ありがとうございます」とお顔を綻ばす。
「仕事仲間なんですよ。言うても今日久々に会うて」
「あら、ほんならもしかしてその方も」
朔はぐっと声を落として。
「見えはる方なんですか?」
吉本さんは「はい」と微笑まれた。
「お願いしたいことがあるて言うてました。とりあえず話だけでも聞いてやってもらえませんか」
「もちろんええですけど、何でしょうかねぇ」
「それは、そん時のお楽しみっちゅうことで」
そうおっしゃり、悪戯っ子の様な表情を見せられる吉本さん。きっと内容をご存知なのだろう。それでいて朔に打診されるのだから、多分そう無茶なお願いでは無いのだろう。
双子でお役に立てるのであれば、できる限りのことをさせていただくつもりだ。吉本さんには大きなご恩もある。
「では、お待ちしておりますね」
朔は緩やかに目を細めた。
そしてさっそく翌日、吉本さんがおひとりの男性を伴われ、遅めの時間に来店された。その男性はお歳のころは吉本さんとそう変わらないだろうか。ふっくらとされた頬と柔和な目にお人柄の良さが滲み出ている様な気がする。
おふたりともお酒は飲まれず、お赤飯で定食をご注文された。
「朔さん、この人が昨日言うてた仕事仲間です」
「有田と言います。よろしくお願いします。急にすんません」
「いえいえ。五十嵐朔と申します。もうひとりは双子の姉妹の陽です。あとでご挨拶さしてもらいますね」
「ありがとうございます」
有田さんはぺこりと小さく頭を下げられた。
「朔さん、話は他のお客さんがおらんくなってからでもええですか?」
吉本さんの問いに、朔は「ええ、もちろんです」と微笑んだ。
他のお客さまに聞かれたく無いと言うことは、やはり妖怪絡みのお話なのだろう。どんなお願いをされるのか、朔は少しどきどきした。
そしてオーダーストップも過ぎ、店内から他のお客さまがいなくなった。吉本さんと有田さんもすっかりとお料理を平らげておられる。双子は空の食器を引いて、おふたりのお湯呑みに温かいほうじ茶を注ぎ足した。
「今日は時間をもろうて、ありがとうございます。よろしくお願いします」
有田さんがあらためて頭を下げられる。陽とはここで初めてのちゃんとしたご対面となった。
「五十嵐陽と言います。こちらこそよろしくお願いします。何かお話言いますか、お願いがあるって聞いてますけど」
「ええ、そうなんです。実は私、こういうもんでして」
有田さんはカウンタ下の棚に手を入れ、青い名刺入れを取り出した。そして双子にそれぞれ1枚ずつ、ご丁寧に両手で手渡してくださる。
それを見て、朔は驚きで目を見開いた。
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