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第28話 明日だ!
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新しいダンジョンについては、まずしばらくの間はギルドで入場制限を行うことにした。普通のダンジョンは地下へと階層が伸びていくのものが多い.
稀に塔になっていたり浮島になっているものもあるが、ダンジョンの入り口が分かれてるなんて初めてだったし、成長しているダンジョンなんて古い文献に数行の記載があるだけで、この先どんな成長をするのか全くの未知数だったからだ。
冒険者の行動は全て自己責任とは言え、若い冒険者を守るのもギルドの仕事である。
「新しいダンジョンで成長中ねえ、このギルド始まって以来の事件だな、アダム。」
「このギルドどころか、この報告が届いたら本部も大騒ぎだろうよ、新しいダンジョンなんて300年以上見つかってねーよ。はぁぁぁ。」
「なにため息ついてんだよ、うまくいきゃあ、大出世だろうがよ。」
「別に俺は出世なんかしたくねーよ、元々、この街に高ランクの冒険者がすくなかったから俺がギルマスやってるようなもんじゃねーか、お前がサブやってんののも同じ理由だろうがよ、なあ、エル?」
アダムとエルは元々同じパーティBランクのメンバーだったが、街の周辺に出る魔獣はほとんどがDランクでCランクの魔獣さえ時々見かけるような平和な田舎だ。
アダムはその見た目とは裏腹にイケイケな冒険者ではなく、遅い結婚で授かった二人の子供を育てていくのにギルドマスターという地位は、安全と給与が保証されたお役所的な仕事だと思い引き受けたのだ。
だが、これからは残業代無しの荷重ワークが待ち構えており、臨時ボーナスや昇給は上司(本部の役員)達の胸先三寸だ。ドロップ品の納入が始まれば収入増も見込めるが圧倒的に人手も予算も足りない。
ダンジョン運営の経験だって無いのに、責任は山ほど背負わされるだろう。最初は新しいダンジョンだ!と興奮していたが、現実的に今後の対応を考えればため息も出る。
「なんでそんな顔してんだよ、嫁のイルミナにも嫌われんぞ。
こんなチャンス楽しまなきゃ勿体ねーじゃん、あー、俺も早くそのダンジョン行ってみてーな。ダンジョンカードも早く欲しいぜ。んな他には無いダンジョンなんて楽しみでしかねーよ!」
ウキウキと楽し気なエルの様子を見ながら、確かにギルマスとしてそんな暗い顔をしているよりここはやる気を見せたほうがいいんだろうと気持ちを切り替える。意外と真面目なアダムだった。
「アリサも大変だろうけど、よろしく頼むな、受付も込み合うぞ。」
「大丈夫ですよ、お任せください。」
翌日は朝早くから、ダイチとイリアンは最終確認のため呼ばれており、時間が足りねーとさわぐアダム達に囲まれ、あっという間にお昼を迎えた。
この時間は比較的人もまばらで落ち着いている。そういう時間帯を見計らっていたのだ。
人が多いと大騒ぎになってしまう。夕方にそんな発表をすれば受付嬢達は帰れなくなるからな。アダムとエルが2階から降りていき、受付のカウンターの前に立つ。
おいおい、ギルマスとサブマスが二人揃ってこんな時間に受付にいるぞ、本当だ、何があった?まさかAランクの魔物が出たとか? それはねーだろ、いや、と周りがざわつきだす。
「おい、皆、聞いてくれ。」
一斉に視線が集まり、しーんと静かになる。
「明日の朝、10時に重大発表がある。」 おおっ と抑えた声が広がる。
「場所はこのギルドではなく、大広場で行う。冒険者だけでなく、なるべく多くの人が集まるように皆に声をかけて欲しい。大広場で拡声器を使って街中に届ける予定だ。」
静かな興奮が広がっていく中、アダムが続ける。
「明日に関する質問は一切受け付けない。本日の日常業務を妨害する者は厳罰に処す。いいか、明日だ! この事は警護隊によっても街中に公布される。明日の10時、この街が変わる瞬間に立ち会え!」
おおおっ! とあちこちから大きな声があがり、ギルドから飛び出していく者が多かった。
その様子を見ながら、嫌がってる割に仕事はちゃんとやるんだよな、ま、これから面白くなりそうだとマイペースのエルの横で、アダムの顔はさえない。
・・・・やっちまった。 いや、 やらなきゃいけねーけど、あんな煽るような必要あったか? つい調子に乗って、・・・・昔から俺は・・・余計な事を、なんで自分で自分の仕事を増やすような真似をしちまうんだ、くそっ、・・・
「ふふっ、ギルマスかっこよかったですよ。その調子でギルドを盛り上げていきましょうね。」
アリサの上機嫌な顔が眩しいアダムだった。
そして、やることは山ほどある。
「ダイチ、イリアン、ちょっと付き合ってくれるか?」
「いいっすけど、どこですか?」
「シュバーツェン家だ。」
「「シュバーツェン家?」」
「ああ、ご領主様にも既に手紙は渡してあるが、詳細な報告もしなきゃなんねーし、おそらくギルドだけじゃなく、ご領主様からも報奨金が出ると思うからな。」
「まじか、スゲーな、ああ、でも、俺キレーな服なんて持ってねーけど大丈夫か?」
えっ、嘘でしょう、シュバーツェン家なんていける訳ないじゃん。ダイチの顔は真っ青だ。でも、断るのも不自然だし・・や、でも、でも、ぜったい!に無理。どうする?
「俺はちょっと、・・・・イリアンさんだけじゃダメですか?」
「ダイチ、何言ってんの? 見つけたのお前らじゃん。」
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、
「あ、あの、俺はちょっとお貴族様が苦手で、・・・」
考えろ、考えるんだ、オレ。
稀に塔になっていたり浮島になっているものもあるが、ダンジョンの入り口が分かれてるなんて初めてだったし、成長しているダンジョンなんて古い文献に数行の記載があるだけで、この先どんな成長をするのか全くの未知数だったからだ。
冒険者の行動は全て自己責任とは言え、若い冒険者を守るのもギルドの仕事である。
「新しいダンジョンで成長中ねえ、このギルド始まって以来の事件だな、アダム。」
「このギルドどころか、この報告が届いたら本部も大騒ぎだろうよ、新しいダンジョンなんて300年以上見つかってねーよ。はぁぁぁ。」
「なにため息ついてんだよ、うまくいきゃあ、大出世だろうがよ。」
「別に俺は出世なんかしたくねーよ、元々、この街に高ランクの冒険者がすくなかったから俺がギルマスやってるようなもんじゃねーか、お前がサブやってんののも同じ理由だろうがよ、なあ、エル?」
アダムとエルは元々同じパーティBランクのメンバーだったが、街の周辺に出る魔獣はほとんどがDランクでCランクの魔獣さえ時々見かけるような平和な田舎だ。
アダムはその見た目とは裏腹にイケイケな冒険者ではなく、遅い結婚で授かった二人の子供を育てていくのにギルドマスターという地位は、安全と給与が保証されたお役所的な仕事だと思い引き受けたのだ。
だが、これからは残業代無しの荷重ワークが待ち構えており、臨時ボーナスや昇給は上司(本部の役員)達の胸先三寸だ。ドロップ品の納入が始まれば収入増も見込めるが圧倒的に人手も予算も足りない。
ダンジョン運営の経験だって無いのに、責任は山ほど背負わされるだろう。最初は新しいダンジョンだ!と興奮していたが、現実的に今後の対応を考えればため息も出る。
「なんでそんな顔してんだよ、嫁のイルミナにも嫌われんぞ。
こんなチャンス楽しまなきゃ勿体ねーじゃん、あー、俺も早くそのダンジョン行ってみてーな。ダンジョンカードも早く欲しいぜ。んな他には無いダンジョンなんて楽しみでしかねーよ!」
ウキウキと楽し気なエルの様子を見ながら、確かにギルマスとしてそんな暗い顔をしているよりここはやる気を見せたほうがいいんだろうと気持ちを切り替える。意外と真面目なアダムだった。
「アリサも大変だろうけど、よろしく頼むな、受付も込み合うぞ。」
「大丈夫ですよ、お任せください。」
翌日は朝早くから、ダイチとイリアンは最終確認のため呼ばれており、時間が足りねーとさわぐアダム達に囲まれ、あっという間にお昼を迎えた。
この時間は比較的人もまばらで落ち着いている。そういう時間帯を見計らっていたのだ。
人が多いと大騒ぎになってしまう。夕方にそんな発表をすれば受付嬢達は帰れなくなるからな。アダムとエルが2階から降りていき、受付のカウンターの前に立つ。
おいおい、ギルマスとサブマスが二人揃ってこんな時間に受付にいるぞ、本当だ、何があった?まさかAランクの魔物が出たとか? それはねーだろ、いや、と周りがざわつきだす。
「おい、皆、聞いてくれ。」
一斉に視線が集まり、しーんと静かになる。
「明日の朝、10時に重大発表がある。」 おおっ と抑えた声が広がる。
「場所はこのギルドではなく、大広場で行う。冒険者だけでなく、なるべく多くの人が集まるように皆に声をかけて欲しい。大広場で拡声器を使って街中に届ける予定だ。」
静かな興奮が広がっていく中、アダムが続ける。
「明日に関する質問は一切受け付けない。本日の日常業務を妨害する者は厳罰に処す。いいか、明日だ! この事は警護隊によっても街中に公布される。明日の10時、この街が変わる瞬間に立ち会え!」
おおおっ! とあちこちから大きな声があがり、ギルドから飛び出していく者が多かった。
その様子を見ながら、嫌がってる割に仕事はちゃんとやるんだよな、ま、これから面白くなりそうだとマイペースのエルの横で、アダムの顔はさえない。
・・・・やっちまった。 いや、 やらなきゃいけねーけど、あんな煽るような必要あったか? つい調子に乗って、・・・・昔から俺は・・・余計な事を、なんで自分で自分の仕事を増やすような真似をしちまうんだ、くそっ、・・・
「ふふっ、ギルマスかっこよかったですよ。その調子でギルドを盛り上げていきましょうね。」
アリサの上機嫌な顔が眩しいアダムだった。
そして、やることは山ほどある。
「ダイチ、イリアン、ちょっと付き合ってくれるか?」
「いいっすけど、どこですか?」
「シュバーツェン家だ。」
「「シュバーツェン家?」」
「ああ、ご領主様にも既に手紙は渡してあるが、詳細な報告もしなきゃなんねーし、おそらくギルドだけじゃなく、ご領主様からも報奨金が出ると思うからな。」
「まじか、スゲーな、ああ、でも、俺キレーな服なんて持ってねーけど大丈夫か?」
えっ、嘘でしょう、シュバーツェン家なんていける訳ないじゃん。ダイチの顔は真っ青だ。でも、断るのも不自然だし・・や、でも、でも、ぜったい!に無理。どうする?
「俺はちょっと、・・・・イリアンさんだけじゃダメですか?」
「ダイチ、何言ってんの? 見つけたのお前らじゃん。」
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、
「あ、あの、俺はちょっとお貴族様が苦手で、・・・」
考えろ、考えるんだ、オレ。
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