星に捧げる小夜曲 ~その捨てられ魔術師少女、実は最強につき~

【第一章完結】【第二章執筆中】冒険者たちが自由な世界を謳歌する時代。

器用貧乏タイプな上に能力の伸び悩みを感じていた魔術師リルフィーナ。
彼女はある日、設立時から支えてきたギルドのマスターで、結婚の約束までしていた恋人のライアンが別の女性と関係していることを知ってしまい、捨てられた・裏切られたという失意の中で追放される前に自主的に脱退する。

傷心のまま故郷に帰ったリルフィーナは、温かく迎えてくれた人々との再会に心を慰められていく。
しかし親友のエステルが殺害され、事件を切欠に知らなかった真の力の片鱗に気付くと共に、陰謀が渦巻いていることを知る。
奪われた親友の魂を救い、解放するために――リルフィーナは再び冒険の旅に出るのだった。

一方、リルフィーナがいなくなったライアンのギルドでは、不穏なことが起こり始めて……?


(タイトルの読みは『きみにささげるセレナーデ』です)
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