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その後の二人
甘いデザート③ ※
しおりを挟むアーサー様が触れるだけの優しい口づけを落とした。
やっぱり好き。大好き。
私は知らないことがいっぱいあるってことね。
せっかく大好きな人といるんだから、この時間を大事に過ごした方がいい。
「アーサー様、大好きです」
「俺も、大好きだ」
次の瞬間には私の唇を舌がなぞり、薄く開いたすきまからするりと忍び込んだ。
「んうっ……」
口の中をアーサー様の舌が這い回り、腰のあたりが甘く痺れた。
もぞもぞ動いた私に気づいて、アーサー様の手が腰を引き寄せる。
そのままおしりを撫でまわし、大きな手が脚のつけ根へと進んだ。
「あっ……!」
アーサー様が笑った。
私のそこはすでに濡れていて。
かわいい、って指で開いて柔らかく撫で私の……を優しくつまんだ。
「……っ、アーサーさまっ、そこは……ダメ、ですっ」
「……どうして? エヴァの宝石に触れると気持ちよさそうだ」
宝石? 隠れているから?
指でくるくると優しく触れるから、腰が浮いてアーサー様の手に押しつけるように動いてしまう。
そんなつもりじゃないのに。
涙目で見上げると、アーサー様が可愛すぎるって息を吐いた。
「アーサー様にも、気持ち、よく、なって、欲しい、です……あぁっ、どう、して?」
アーサー様の指が、私の宝石の皮を押し上げむき出しにして触れた。
強い刺激に目の前が白み、がくがくと体が震える。
私の荒い息を飲み込むような、激しい口づけに目の前のがっしりした身体にすがりついた。
アーサー様の指が、私の鞘の周りを撫でて焦らす。
それからゆっくりと指をすべり込ませた。
初めの頃みたいな違和感はすでに消え、変わりにアーサー様の太い指をしっかり感じてしまう。
「あっ……」
ここかって、アーサー様が探る。
私の表情をじっと見ていて、気持ちよくなってしまうと嬉しそうに笑うの。
恥ずかしいのに、その顔を見れて私も嬉しい。
「アーサー様っ、大好きです」
返事の代わりにキスと、私の理性を奪う指の動きで応えてくれた。
いつの間にか二本に増やされた指が、私の宝石の裏側あたりをしつこいくらいとんとんする。
「……んっ、ふぅ……、あー、さーさまっ」
気持ちいい。
アーサー様と舌を絡め合うのも、指で鞘の内側に触れられるのも。
アーサー様の指を締めつけ、もっともっとって思う。
もっと足りない、もっと欲しいって。
「おねが、い……しますっ、アーサーさまを……大剣を、下さい」
アーサー様の瞳の色が深くなった。
「愛してる、エヴァ」
そう言って、一息に大剣を鞘に収めた。
「ああーーっ……!」
びくびく震える私の体を抱きしめる。
もう達したのか、とアーサー様が驚きながらも私の顔中に口づけした。
「だって。……アーサー様とひとつになれるのは嬉しくて。それに、すごく幸せで、ずっとこうしていたいって思うんです……んっ」
今、大剣が大きくなって、頷くように動いたわ!
「……俺もだ。……エヴァは俺の唯一だ。ずっと……幸せにする」
動いていいか、って私に訊ねるからほんの少し頷いて、思い切ってアーサー様の腰に足を絡めた。
いつもアーサー様は行動で示してくれるから、私だって!
「アーサー様?」
みるみる顔を赤らめて大きく息を吐いた。
「愛している。覚悟してくれ」
覚悟?
アーサー様が私の絡めた脚を何度かなぞった後、膝の裏に手をかけ高く持ち上げ、ゆっくり腰を引いた。
「んっ……!」
「もう、遠慮しない」
アーサー様、これまで遠慮してたの?
これまでだって朝まで……朝までつながっていたのに?
勢いよく打ち込まれ、体が跳ねる。
「アーサー、さまっ、はげしっ……あっ、ああっ!」
ひたすら揺さぶられて私は疑問をぶつけることも、何も考えることもできなくなった。
「あぁ、愛しい。……かわいいな、エヴァ」
アーサー様がいつも以上に私の中に精を与えてくれて、私は昼まで体を起こすことさえできなかった。
これまで本当に加減してくれていたみたい。
「アーサー様、毎日は……」
そう言うとぎゅっと抱きしめて、ちょっと悲しそうに気をつけるとつぶやいた。
「……わかりました! アーサー様……私、身体を鍛えます!」
******
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あー!なんて可愛いのでしょうか!
両親と同じように初恋が実って良かったですね。
お母様が言ったヴァルにそっくり…という言葉
本当に一途なところがそっくり(^∇^)
でも、結婚前にもう少し教育してあげたら良かったんじゃ(笑)
純粋過ぎて……
聖剣のくだりでは笑ってしまいました。
あめ様の描く家族は本当に優しくて暖かくて好きです。
きっと、お兄様たちもステキな家庭を作っていくのでしょうね。
素敵なお話をありがとうございました
\(^_^)/
わ〜✨こちらにも(*/>∀︎<)/🌺✨
一途でヴァルそっくりの女の子ですよね😆
大事に大事に育ててしまいました〜
なので……
夜があんなことに(/∀︎\*))♡
コメディ風味な聖剣の取り扱いとなってしまいました😂
結婚して家族が増えて幸せに暮らしましたとさ、が好きなのでこれからもそんなお話を書きたいなぁと思ってます(基本的に💦)
みりあむさま、シリーズでお読みくださりありがとうございました〜🤗
本日も、お邪魔しております。
何度拝読しても、飽きないんですよね。
あめ様が紡ぐ世界で皆さんに出会えることが、本当に楽しいです……っ。
ゆず様は本年も、お優しい〜✨
この2人も、周りの家族も書いていて楽しいのでついついおまけを追加してしまうのです〜♪
お忙しい中、こちらにもありがとうございます〜🤗
おはようございます💐
エヴァちゃんの宝石( *´艸`)
そうなのですね✨
剣は鞘に収まっているのが通常の状態だから……🙄
エヴァちゃん、頑張って
(´p・ω・q`)♪
有事の時しか抜きません😆
おはようございまーす🌷
宝石とざっくり表現になりました〜💎
有事の時しか抜きません(≧艸≦)⁉︎
ですよね〜、ですよね〜。
エヴァ、頑張る方向がそれでいいのか?でも幸せならいいのかな、と!
ありがとうございます〜🤗