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妻が親友にNTRれて、前世の俺が起こされた結果① ※☆
しおりを挟む* 男主人公の人格(前世)はクズです。
寝取られ、寝取り返し? 汚喘ぎ(濁点喘ぎ) イラマチオ、ハメ潮、短小、スパンキングも少し。
* ↑上記ワードで不安を感じた方はバックしてください(別名義作品の改稿版)
主人公は幸せになりますが、なんでもOKの方のみどうぞ。全2話。
******
結婚して2年、サプライズで花束を買っていつもより早く帰って来た。
政略結婚だけれど物静かな妻は伯爵夫人として頑張ってくれている。
慣れない仕事で忙しくしていた俺を支えてくれ、彼女との信頼関係も強まってきたと思う。
だから今日。喜ぶ顔が見たくて、いつもありがとうって言うつもりで――。
「んあぁっ! そこ……すきいぃ、もっと……っ」
わずかに開いたドアの隙間から、四つん這いになった貞淑なはずの俺の妻が男に後ろから攻め立てられている。
「もっと欲しいなら、ちゃんとおねだりしてみろよ」
2人とも俺の帰宅に気づかず、夢中で交わっていた。相手の男は俺が親友だと思っていたジョン。
困った事があれば何でも相談しろよ、と気持ちよく言ってくれたし、実際に相談もしていた。
今の俺は縫いつけられたように足は動かないし、目の前の光景から目が離せない。
「ジョンのっ、おっきなおちんぽで……トラヴィスの、粗チンがっ、届かない、奥をぉ……っ、奥を、突いてくださいっ!」
「ははっ、しかたないな。好きなだけ喰わせてやるよ。たくさん出すから、この後ちゃんとトラヴィスに抱かれろよ?」
「わかってるわっ……だからっ、早く、お願いっ」
夫婦の営みは月に一度。
妻のベッドを訪れて寝巻きの裾をまくる。
慎ましく閉じられた陰唇を開いて潤滑剤を馴染ませて挿入るが、妻を気遣って手早く済ませていた。
それは恥ずかしがり屋の妻のためで、濡れにくく痛みを感じるその行為が好きじゃないと思っていたから。
なのに、今――。
彼女は裸身をさらし、獣のように本能のまま乱れている。
「んあ゛あ゛――っ、あ゛ぁッ、お゛ああ゛――ッ……」
咆哮のような妻の声とパンパンと腰を打ちつける音。ベッドが激しく軋み、男の動きが強張り妻にのしかかった。
「はぁ、はぁ、はぁっ……あんまり締めるから持たなかった。……物足りないんだろう? ほら、上に乗れよ」
射精したはずなのに、ジョンの男根は大きくわずかに硬さを保っているように見える。
妻は言われた通り起き上がって、男根を握り慣れた手つきで擦ってしゃぶり、硬く勃ち上がった男根へ自ら腰を落とした。
夢を見ている?
あれは本当に俺の妻なのか……?
「んっ、……あ゛あ゛っ、ぎも゛ち゛いい」
男の上で妻がゆらゆらと腰を揺らす。
「エドナは淫乱だな」
男が下から腰を突き上げると小ぶりの胸が揺れた。今日初めて見る妻の胸を男が形が変わるほど強く鷲掴み、彼女は体をくねらせて嬌声をあげ続ける。
「…………ッ」
俺はいつの間にか涙を流していた。
声を漏らしかけて、体が後ろに揺れる。そのまま気づかれないように自室に戻って鍵をかけた。
今日は帰って来てから今まで、使用人たちの姿がない。おかしいとは思ったんだ。
妻のために用意した薔薇の花束とエメラルドのネックレスは床に投げ捨てる。それからブランデーをあおりベッドに倒れ込んだ。
「クソッ……」
3年前に父が体を壊したために20歳で爵位を継ぎ、婚約者のエドナ・リーと予定を繰り上げて結婚。
両親が隠居し、18歳のエドナが伯爵家を取り仕切ることになったが、ベテランの家令や使用人たちがいたから問題ないはずだった。
それに大人しく貞淑な妻とはうまくいっていると思っていた。
だが、この一年の間に高齢の使用人から順に辞めていき、いつの間にか顔ぶれが一新。
新しい使用人たちはエドナの不貞を隠すのにも都合がよかったのだろう。
「どうしてこんなことに……俺は、本当に、彼女を愛していたのに……」
ブランデーの瓶を直接煽る。
喉が焼けるように熱かったが、かまわずゴクゴクと飲み込んだ。シャツだけでなくシーツにも溢れたが、どうでもいい。
一体どこで間違えてしまったのだろう。
俺が幸せだと思っていた世界は、存在しない。
泣きながら俺は眠りについた――。
トラヴィス・ジャネット伯爵。
なんだそれは。
俺の名前はカタカナなんかじゃない。
俺の名は尾野勇大。
OH NO! YOU DIE.
英語圏ではざわつく名前ではあったが、今の俺は英語圏でもなく、訳のわからない世界で、トラヴィス・ジャネットと名乗っている。
ここに存在しているってことは、酒を飲み過ぎて命を落としたのか、女に刺されでもしたのか、俺らしく腹上死というやつだったかもしれない。
最期の記憶はないが、それが一番俺らしい。
親友だと思っていた男と妻がベッドにいるところを見て、普段表面に出ていた本来のトラヴィスは傷ついて、意識の奥底で眠ってしまったらしい。前世の記憶として奥底にいた俺が引き出されたって感じだろう。ずっと眠っていたが、これまでのことはなぜか分かっていたから。
それにしても、眠ってしまったトラヴィスは繊細な男だった。……政略結婚の相手に恋した一途な男だったから仕方がないかもしれない。
俺だったら泣き寝入りなんてしない。
せっかく目覚めたんだ、好きにしちゃうよ。
伯爵家の当主で金もあって、鏡を見ればそこそこイケメンだってわかった。
あんなクソ女にこだわらなくてもいい。
この顔なら女に困らないだろう。
寝取るのはいいが、寝取られるなんて前世からまっぴらごめんだ。
「許せねーよな……」
俺は結婚してる女に手は出さなかった。
バレたら面倒くさいし、独身で結婚に興味ない女はたくさんいる。そっちのが断然いい。
まだ23歳だ、何だってやり直せるんだ。
俺はトラヴィス・ジャネットとして、意識の底で眠るあいつの代わりにこの世界を楽しむことにした。
あれから3日、表面上何も変わったことはない。
エドナとは基本的に一緒に晩餐をとるが、トラヴィスは無口だった。仕事に追われている中、うっとり妻を見つめて癒されていたんだろう。俺は面倒くさくて黙ったまま食事をとる。
「トラヴィス様、今夜はよろしくお願いいたします」
「……ああ? わかった」
今夜は月に一度の種づけセックスの日。
どうしようかな。
俺の意識になってから、女を抱いてない。
相手は妻だが気が乗らない。
エドナが先に食事を終えると立ちあがり、会釈をして出ていった。
夫婦関係はすでに破綻してる。
わざわざ俺がこんな婚姻関係続ける意味はない。
トラヴィスはどうして、慎ましく大人しい妻だなんて、思い込んでいたんだ?
忌々しく思いながら、皿に盛られた厚切りのステーキを大きく切って口に運んだ。
料理はうまい。
だが、無愛想でロボットみたいな使用人たちは解雇しよう。
だがまず先に――。
風呂に入り、エドナの部屋へ向かう。
この間、ジョンと浮気ックスしてたベッドへ。
純粋なトラヴィスなら、この部屋に入ることさえできなかっただろう。吐いていたかもしれない。
エドナは華奢だし、色気も足りなかった。女の子全般大好きだけど、清楚ビッチは俺の好みじゃない。
性悪が多い気がするんだ。
まぁ、今回ヤることはヤるけど。
エドナがベッドに座って俺を待っていた。
「……トラヴィス様」
目を伏せた彼女がベッドの上にゆっくり仰向けになる。
いつもトラヴィスは、潤滑油でちんぽを奮い勃たせてから、彼女に潤滑油を塗り込んで挿入後数回往復して終了。
好きだから相手が見えてなくて感無量だったんだろう。
結婚前に娼館くらいいけばよかったのに、トラヴィスは真面目すぎた。
俺は仰向けになって目をつぶる彼女の顔をまたぎ、口元へちんぽを近づける。
当然フニャフニャだ。
「しゃぶれ」
目を開けたエドナが困惑した顔をみせたが、俺がそのまま動かないから、戸惑った顔で口を開く。
「歯を立てるなよ」
粗チンと言われたそれは、大きさを馬鹿にしていたくらいだから、全部しゃぶれるだろう。
馴染みある……っていうか日本人の平均くらい、よりやや小ぶりかもね。
でもさ、小さいならそれにあったやり方をすればいいわけだし、前世だってセックス好きだったから研究したし、小さい利点はフェラの恩恵を受けられることだ。
前に女の子が大きいと口内で舌が動かせないって言ってたし、大きい持ち主も歯が当たる恐怖について話してたし。
ぐっと喉奥に押しつけてゆっくり腰を振る。
「……んぐっ、ぉえっ、ふぁ、トァ、ヴィス、さまぁ」
えずいたのか、上目遣いに見上げるが、俺が止めるわけもなく。
むしろ征服感で気分があがって、完勃ちしたから口から抜いた。ほっとしたような顔をしてるが本番はこれからだ。
「毎回こうして貰えばいいと聞いてね……ジョンに」
目撃後から会ってないけどね。
「……そうでしたか」
一瞬目を見開いたが、すぐに伏せた。
俺はそのまま彼女の脚を開き、片脚を肩にかけて一気に挿入する。
「あっ……」
珍しくエドナが声を上げて口を閉じた。
長さも大きさも誇れないが、硬さはある。
結局この女の体をトラヴィスは知らなすぎた。遠慮しないで楽しめばよかったのに……なんて、今さら言ってもしょうがないか。
「あー、なるほどね」
大海原に漕ぎ出したようだ。
すでにジョンにフィットしてるんだろう。
下腹部を押しながら、角度や突く方向をいろいろ試して反応を引き出す。それとクリトリスをキツく摘んだ。
「ああっ! トラヴィスさまっ……だめっ」
ビクンビクンって体が震えるからクリクリいじりながら腰を振る。
さらに膣の中に指を入れた。
「お゛お゛あ゛っ……トラヴィス、さまっ、なにをお゛お゛ぉ゛――!?」
ちんぽは挿れたまま指を2本、Gスポットを探る。
「いつもと変えてみようと思ってね。もっと指を増やそうか? 入り口拡げられるのが気持ちいいんだ?」
「ん゛ん゛っ、やめて、ください……っ」
「本当に? エドナ、腰振ってるよ。もっと気持ち良くなりたいんだろ、遠慮するな……それとさ、締めてみな? ケツの穴締める感覚で」
「え……っ? ん゛、これ……⁉︎」
もう1本指を増やして膣壁を擦った。 ちんぽとは当たる場所が違うから、2カ所の刺激でナカがうねってくる。一気に追い上げるべく、親指でクリトリスを押しつぶすと――。
「ふぃぎっ、あ゛あ゛ぁぁああ゛――っ」
「あー、達してるね、指もイイんだ」
指で膣壁を刺激しながら絶頂を引き伸ばす。
「あ゛ぁっ、しゅごっ、ん゛ふっ、お゛っ、お゛っ、ぉ゛~~!」
エドナが白目をむいてガクガク震えている。
一旦抜いてエドナを転がしうつ伏せにして、彼女の足を閉じたまま打ち込んだ。
「あ゛あ゛ぁん! ちがっ……いつもとッ、違いま、んお゛お゛お゛!」
脚を閉じている分、中が狭くなる。それに、勢いよく打ち付けると、子宮に響いて奥まで伝わっていると錯覚を起こすらしい――勇大の頃、女の子が教えてくれた。
長さがない分大きい動きはできないが、その分尻を叩けばいい。
「いつも、より、おっきぃ! あ゛ぁっ、奥っ、奥に、当たって……あ゛っ、あ゛っ、いいっ」
パァーン、パァーンと平手で打つ。
赤くなるくらい尻を叩きつつ、腰を振った。
「あひっ! 痛っ! や、もっと……痛い、からぁ、もっとッ」
どっちだよ。ただのメス豚じゃん。
「ぎもち゛いいッ……ん、あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛――っ!!」
寝バックでもアクメをキメたのを確認して、抱き起こし膝の上に乗せた。
「トラヴィス様……?」
「挿れたまま、こっち向けよ」
荒く息を吐くエドナは俺に逆らうことなく、どうしたらいいか迷っているようだった。
俺はエドナの脚を持ち上げてこっちへ向くように促す。彼女は後ろに手をついて俺を跨いだ。
「トラヴィス、様……!」
とろんとした顔、媚びるような甘い声は、恋するトラヴィスに見せてやればよかったのに。
今はテクニックを期待されている気がして、彼女の腰を揺らしてナカをかき回すように動かす。
「あ゛お゛ぉんっ……! しゅごっ、だめっ……これぇ、なにか、ん゛ん゛っ、漏れそう゛……」
ひたすらエドナの腰を揺らして、ちんぽでクリトリスの裏側を狙っていく。
「んあ゛あ゛っ! あ゛ぁッ……ん゛ああ゛――ッ⁉︎」
じゅわ~っとちんぽの周りに温かいものが広がる。
ハメ潮、気持ちいい。
「あぁ、派手に漏らしたな。……あとで使用人に頼まないとな」
「…………トラヴィス様、じゃない、みたい」
潤んだ瞳、困惑した様子のエドナがじっと見てくるが、俺は楽しくなって笑った。
「これからはもっと素を出していこうと思っただけだ。嫌だったか?」
「……いえ、いやでは、ありません……」
赤くなって目をそらすとか。
チョッロ。Mかよ。
「ふぅん? 続けるぞ」
「お゛ぁっ」
トラヴィスは大好き補正で即イけたんだろうな。
エドナを後ろに倒して脚を畳んで上から打ち込む。
「お゛お゛! ぉ゛っ、あ゛ぁッ! ん゛ああ゛ッ、ん゛あ゛!」
クリトリスに擦り付けるように動くと、ぎゅっと締めつけられるのを感じてようやく射精感が高まった。
精子が駆け上がってくるのを感じる。
一気に腰を引いて、喘ぐエドナの口へとちんぽを押し込んだ。
「飲め。ほら……全部舐めとれよ」
「ん゛ぐぅ、うぇ、……っっ」
頭を押さえてドロドロについた愛液と精液を舐めとるまで逃さない。
苦しげな顔でやり遂げたのをみて、ようやくちんぽを抜いた。
それでも満足げな顔してるから思った通りMの素養があるんだろ。
「じゃあ、風呂入る。おやすみ」
「……トラヴィス様? 子種を、いただけませんの……?」
ベッドから降りた俺に、きょとんとした顔のエドナが声をかける。
歩みはとめず、顔だけふり返った。
「俺、避妊薬飲んでるんだよ。中出ししても意味ない」
3日前からだけどさ。
ジョンともヤっていて俺の子ができたとか言われても困る。マジで托卵とかシャレにならん。
本当は手を出さないのがいいってわかっていたけど。
「そういえばさ、ジョン以外に男いんの?」
「誰もっ……おりませんわ。ジョン様となんて!」
目を泳がせながら否定されてもねぇ。
「ふうん? 伯爵家に嫁いできてさぁ、俺の子を妊娠する前に他の男とヤルのはなしだろ。政略結婚の意味わかってる? もう離婚するしいいけどさ。あいつに縋ったほうがいいんじゃん?」
ジョンの婚約者は来月18歳で、自分好みに育ってきたから、ようやく結婚だって喜んでたけどね。
「そんな……っ、それならなぜ私を……」
「抱いたかって? そんなの、早漏の粗チンって思われたままじゃ悔しいからな。少なくとも、早漏じゃねーし」
あれはトラヴィスの気遣いと恋心なわけだし。
俺の意識になってからは勃起力と硬さのためにスクワットしてるし。まだ3日とはいえ、これ、やるとやらないとじゃ全然違うし。
「あー、荷物まとめて置けよ。明日出てってもらうから」
「そんな……っ、お父様が許しませんわ……。別れたくありません! 私、これからは心を入れ替えます、本当に愛しているのはトラヴィス様だけなのですからっ」
政略結婚なのに、今さら言われてもなぁ。
「お父様ってどっちの? まぁ、俺からしたらどっちの許しもいらないよ。エドナの実家の子爵家より俺のが立場が上だし、俺の父は隠居して俺が伯爵だしな。あとさー、ジョンはまだ爵位継いでねーんだわ。あいつが一つ年上でもさ、どっちが立場上かわかるよな? それに同じ伯爵でもうちは数代前に王妃を輩出した由緒ある名門なんだ」
「…………でも、私、これからは……トラヴィス様と添い遂げたい……」
「だから無理だって。政略結婚とはいえ愛していたんだ……俺が親友と思っていた男と托卵狙って浮気とかさぁ、無理でしょ。義務を果たさず、裏で俺のことを笑う妻なんていらね」
「そんな……笑ってなど……」
「あー、もう、そういうの面倒なんだ。実際この目で見たし、聞いたしさ。今さら何言われても……先に言うけど泣いても効果ないから」
愛していたのは眠るトラヴィスだけどな。
涙目で黙り込むエドナを置いて風呂に向かった。
今回はしょーもない。
女の子は大好きだし、チャンスは逃さないし、楽しくエロいことして生きてきたんだ、前世の俺は。
今回みたいなわからセックスはトラヴィスの汚名を晴らすためにやってみたけど、すげー楽しいわけじゃない。
愛がなくても女の子は抱けるが、恋人みたいに優しくする気にはなれないしね。
「風呂サイコー」
シャワーがないのは不便だが、使用人が休む前に熱々の湯を溜め置いてあるのは助かった。
今はもうぬるいけど、ないよりいい。
身も心もサッパリして、部屋の内鍵を確認してからベッドに入った。
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