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ルナリア、図書室でお勉強をさせられる 2
しおりを挟むレーヴェ様の形をした異物が、私の中に簡単に入ってくる。
浅いところを突き上げられて、私は小さく悲鳴を上げた。
「あっ、ああっ、やだ、やだぁ……っ、だめ、だめなの、それ、やぁ……っ」
「どうして? ルーナ、美味しそうに私を飲み込んでいるよ。それに、愛液があふれてくる。これだと、ルーナのはしたない場所が良く見えるね。かわいい」
「っ、あ、ああっ、だめ、やぁああっ、あっ、ああっ」
それはレーヴェ様の形をしていて、その感触も、レーヴェ様に愛して頂いている時と同じだけれど、やっぱりひやりとしているし、異物感がぬぐえない。
レーヴェ様以外の何かに犯されているような気がして、こわい。
「やめて、れぅ、さま、ゆるして……っ、こわいの、れぅさま、きもちよく、なっちゃう、の、こわい……っ」
「ルーナ、気持ち良くなって良いんだよ、大丈夫。私が、そうしているのだから。私がいないときは、これで、ここを慰めても構わない」
「っ、でも、でも……」
「私の形をしているだろう。私も、私以外のなにかがルーナを犯すことは、許すことはできないけれど、これは、私と全く同じものだから、ね。それに、これをルーナの中に埋めると、私もまるで、自分をここに埋めているように、気持ち良いんだよ」
「っ、ぁ、あぅう……っ、あっ、あああっ、だめ、だめっ、でちゃ、あああっ、あー……っ」
浅いところを容赦なくぐちぐちといじめられて、太腿の内側が痙攣する。
勝手に腰が浮いて、ぷしゅ、と透明な液体が勢いよく迸った。
「ルーナ、可愛い……これも、ちゃんと書いてあったよね? 読んだ?」
「ふ、ぁ、……ああ、ぅ、……は、い、……きもちいい、と、でるの……っ、これ、してもらう、と、しあわせなきもちに、なれる、って……」
「ルーナは?」
「きもち、い、です……っ、でも、レーヴェ様が、良いの、わたし……っ、ぎゅって、されたい……レーヴェ様の、で、おく、いっぱいにしてほしい……」
「ぐ……っ、あぁ、やはり、駄目だ……かわいい、いじめきれない……っ、ルーナ、ごめんね、愛してる、ルーナ。今すぐ、本物の私で、君をいっぱいにしてあげる」
「レーヴェ様、好き、うれしい……れぅさま、わたし、へんなの、きょう、へん……っ」
レーヴェ様は私を椅子から立たせると、テーブルの上に手をつかせた。
がくがくする腰を支えて、私の入り口に後ろから昂ぶりをあてがう。
テーブルの上に、レーヴェ様の模造品が転がっている。偽物だけれど、レーヴェ様の形をしていると思うと、やっぱり見ていると、どきどきする。
「ルーナ、たくさん気持ち良くなろうね。私が全部、してあげる」
深く奥まで、レーヴェ様の昂ぶりが私を貫いた。
いつもと違う姿勢だからか、先端がいつもよりも深い場所に届いているみたいに感じられる。
貫かれただけで私は達してしまって、弓なりに背をそらせた。
「あっ、あああっ、あぅ、ゃ、ぁぁああああ……っ」
「ルーナ、また、潮を吹いてる。ふふ、可愛い。可愛いなぁ、私のルーナは。床がびしょびしょになってるよ」
「ごめんなさい、れぅさま……っ、あっ、あっ、まって、あああっ、いま、いってる、の、……っ、ゃああっ」
「気持ち良いね、ルーナ。ルーナの中、震えて、私に絡みついて、……いつもよりも、あつくて、きつい」
「ああっ、あ……っ、いく、また、ぁあっ、いく、れぅさま、ぁああ、きちゃ……っ、あ、あ……っ」
レーヴェ様の手が、私の机にしがみつくようにしている手に重なる。
上から重なる手に、指を絡めるようにして握られて、腰を抱き込まれて、尻尾が、私の体に絡みつく。
腰が浮いて、つま先で立つような不安定な恰好のまま、深くレーヴェ様を受け入れる。
じゅぶじゅぶと水音をたてながら最奥を何度も、とんとんと穿たれて、私は悲鳴を上げた。
(きもち、い、きもちいいよぉ……だめ、きもちい、おく、だめ……っ)
全身があつくて、くるしいぐらいに気持ち良い。
「あっ、あっ、ぁああ、れぅさ……っ、だめ、きもち、い、……ああ……っ」
「ルーナ……私の、ルーナ……っ、なんて、可愛いんだろう……っ、ここ、たくさん、してあげる。ほら、おく、ぐりぐりしてあげる」
レーヴェ様は片手で私の下腹部をおさけつけながら、硬い先端で私の最奥を抉るようにして動かした。
伸びてきた尻尾の先が、私の下腹部をふわりと触って、ふわふわの先っぽで花芯をくすぐる。
私の手を包むようにしていた大きな手のひらが離れて、机に手を付けて前傾姿勢になっているせいで自重で下に垂れた胸の先端を、レーヴェ様の指がくるくると弄る。
気持ち良いところを全部嬲られて、私は体を震わせながらはくはくと息をついた。
「あ、あ、あああ……は、あ、あ゛……っ、ゃああ、……すごい、の、きもち、れぅさま、っ、れうさ……っ」
「ルーナ、ずっと、いってるね……気持ち良いね、ルーナ……私のもの、爪の先から、髪の一本に至るまで、全て愛しているよ……」
「ん……ん……っ、あ、あぁああ……っ」
皮膚がぶつかりあうぐらいに激しく、レーヴェ様が私の中を行き来している。
レーヴェ様の吐息交じりの声が、淫靡で、全部を、声にまで、犯されているみたいで。
「……ふふ、ルーナ、いつもより、感じる? ルーナは感じやすい、けれど……やはり、媚薬が、きいているのかな」
「っ、ゃ、あああっ……っ、あ、ああ……」
今、何か気になることを、レーヴェ様は言った気がする。
けれど私は返事をすることができなくて。
口から洩れるのは、意味のない言葉ばかりだ。
「可愛いねぇ、……ね、一度、出すよ。でも、もっとしよう。いっぱい、満たしてあげるからね」
「っ、れうさまぁ、いく、の、わたし……あっ、ああ、れぅさ……っ、あつい、……っ、あぁあ……また……っ」
私の中のレーヴェ様がどくんと震えて、大きくなったような気がした。
熱い液体が私の中で迸って、頭が真っ白になる。
崩れ落ちそうになる私をレーヴェ様は繋がったまま抱き上げると、椅子に座って下から突き上げ始める。
不安定な体を、ふわふわの尻尾が支えてくれる。
支える合間に、胸や臍や脇腹を、尻尾がくすぐる。
やわらかい愛撫なのに、頭がおかしくなるぐらいに気持ち良い。
私――こんなことばかり、されているから。
おかしくなってしまったのだわ。
一人でいるときに、どうしようもなく切なくなってしまう、ぐらいに。
「れ、ぅ、さま、どうしよ、う、わたし……っ、へんに、なっちゃう、から……っ」
呂律までうまくまわらなくて、レーヴェ様に助けを求めるようにに、法衣を震える手で掴む。
「変になって、ルーナ。私の声だけをきいて、私を見て、好きだと言って。私の男根を見ただけで、達することができるぐらいに犯してあげるからね。気持ち良いでしょう、ルーナ。ルーナが悦んでくれると、私は嬉しい」
「ん……っ、あ、ああ……っ、れぇべさま、すき、……っ、すきなの、わたし、すき……」
「私も――好きだよ。ルーナ。愛している。ルーナ」
愛おし気に名前を呼ばれる度に、快楽以外でも満たされるものがある。
私――レーヴェ様のこと、好きになって良かった。
か細い声を漏らしながら揺さぶられることしかできない私は、レーヴェ様に身を委ねながら、ひたすらに快楽を受け入れた。
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