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第4章 ゴブリン退治
第25話 僕に出来る事
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第25話 僕に出来る事
僕達は攫われた村人たちを護衛してカク村へと戻る。
森を抜けた時は昼間になっていた。
疲れて傷を負った人たちの足では朝の間にカク村へと戻れなかったのだ。
彼らは自分たちが助かった事を喜びながら、同時に不安にもなっているようだ。
特に女性たちはゴブリンに犯されていて、ゴブリンの子供を身ごもった可能性がある。
ミレーヌの魔法で妊娠は防ぎ、もし妊娠していても堕胎できるとは言え、今更元の暮らしには戻れないだろう。
もちろんそれは彼女たちのせいではない。
悪いのはゴブリンだ。
だがゴブリンに傷者にされた彼女たちは今後どのような気持ちで生きていくのだろう。
「お父さん!!お母さん!!」
僕より幼い少女が家族に抱擁されながら大声で泣いている。
助かった事を悦び辛かった思い出を吐き出しているのだ。
家族の再会に涙が溢れそうな僕。
僕の手を握ってくれるミレーヌも泣いていた。
「攫われた者たちを救っていただいて感謝いたしております」
村長さんをはじめカク村の主だった人たちが僕達の手を取って感謝してくれる。
僕はこの世界で二度目の生をうけて誰かの為に尽くしたいと思っていたので嬉しい。
嬉しいはずだ。
だけど素直に喜べないのは今回の犠牲者たちの今後を考えているからだ。
僕とミレーヌの表情が暗いのを見たシグレさんが、カク村にある食堂で昼食を取りながら話をしてくれる。
「今回攫われた娘たちは修道院に入る事になるだろう」
「え!?どうしてですか!!」
僕は思わず椅子から立ち上がってしまう。
ガタンという音と共に椅子が倒れた。
「落ち着けユキナ。別に尼にされる訳ではない。修道院で身も心も穢れを落とし綺麗な身体になって戻ってくる。このままカク村に置いていても結婚は出来ないだろう。ゴブリンに犯された女を妻にしたい男はそうそういないからな」
「でもせっかく家族の元に戻れたのに」
「だからだ。このままカク村においていても悪い噂が立つだけで居づらくなるし、周りもどうして接していいのかわからない。だから一年間修道院で修道女として預かってもらう。修道院で修業したという体にすればカク村でも清らかな身体になった者として接してくれる。それに修道院というのは療養所を兼ねている。心に傷を負った者の治療には時間がかかるのだ。社会復帰できるまで短くて一年、長くて五年。心の傷によってはもっと必要になる。精神の治療は早い方がいい」
この世界の修道院は薬草の栽培もおこなっていて向精神薬も製造している。
夫の暴力や今回のように性被害にあった人の治療と保護施設という一面もある。
基本は無償で預かってくれるし互助会もあるので、もしカク村に戻りたくない人には職業の斡旋も行っていた。
男性も利用できるので戦争で傷病を負った人の治療にもあたる。
総合病院でもあり社会復帰の為の組織でもある。
専門の修道士、修道女は独身が義務付けられているが、一時的に預かるだけなので社会復帰と同時に結婚もできる。
ただあまりにも心と身体に傷を負った人はそのまま修道士、修道女になる事もある。
修道院は基本自給自足だが、前回の戦争で大量発生した心的外傷後ストレス障害。
前世でPTSDと呼ばれていた症状が多発するので修道院の存在は欠かせない。
僕の生まれ育ったフレーベル国は医療や薬学が進んでいるので精神病の治療に拷問などは行われない。
野蛮な国だと精神病患者は悪魔憑きと呼ばれて拷問し悪魔を追い払うという無意味かつ非人道的な行為がまかり通っている。
理解できない者を迫害するのはどこの世界の人間も一緒だと僕は思っている。
「ユキナ。お前が気にするのはわかるが、これはもうどうしようもない。ユキナがゴブリン退治をしたから、この先同じような被害者が出るのを防げたのだ。よくやった」
シグレさんが僕を慰めてくれる。
こういう気遣いが出来るひとの事を大人というのだろう。
シグレさんは20代前半だと思うけど、大人びているのは人生経験が濃いからかもしれない。
「ありがとうございます」
「ユキナのおかげで多くの者が救われた。ユキナが全て背負う必要は無い。他人を頼る事は恥ではないぞ」
そういって僕の頭を優しく撫でてくれるシグレさんだ。
僕にミレーヌがいなかったらシグレさんに惚れていたかもしれない。
どうしてシグレさんには夫や恋人がいないのだろうか。
世の男性の見る目がないのか不甲斐ないのかわからないけど勿体ないと思う。
今後の僕達の行動はゴブリンの掃討だ。
攫われた人たちの分もきっちり償わせないといけない。
幸い先発した冒険者達があらかたゴブリンやオークを退治してくれているので、僕達の負担は少ない。
「今夜はしっかりと寝て体力をつけておかないとな」
シグレさんが真面目に言うと
「体力をつけておくんだよ。夜に消耗させるんじゃないよ♪」
セシルさんに揶揄われて僕とミレーヌは頬を染めた。
夕食は豪華だった。
肉料理が多いけど野菜類もふんだんに使われている。
飲み物もエールではなく葡萄ジュースみたいなお酒が出てきた。
僕もミレーヌも初めて飲むお酒でこの村の名産品のお酒。
カク酒というらしい。
フレーベル国は首都から離れると山賊が出たりするので物流は途絶えがち。
地方領主が保護する区域以外との交流はあまりない。
どの村も自給自足が基本なのでこのお酒も遠方まで運ぶのはコストがかかりすぎる。
首都のフレーベルに持っていけばよく売れると思うのは僕が酒造業者の息子だからだろうか。
美味しい食事を頂きながら今回の出来事を振り返る。
森の中を歩くのは楽しかったし、初めての冒険もドキドキして興奮した。
ただそれ以上に凄惨な現実も経験した。
ゴブリンと堂々と戦うのではなく眠らせて殺すという経験。
だけどそれが一番安全で効率がいい。
冒険者は綺麗ごとでは務まらない。
夕食の後、お風呂に入って自室でベッドを整えてパジャマに着替えていると部屋のドアがノックされた。
ドアを開くとお風呂上がりでパジャマに着替えたミレーヌが僕の部屋の前にいた。
「ユキナ……一緒に寝よう?」
あの夜以来お互いの好意を隠す事はしなくなった。
単純だけど初めて性行為をしたミレーヌと今まで以上に親密になれた。
「勿論。僕もミレーヌと一緒に寝たい」
そう言って僕とミレーヌは同じ部屋で眠る事にする。
お互い意識してしまうがセシルさんに念押しされたので今夜はSEXはしない。
このクエストが終わるまで体力は整えておかないと本当に死ぬからだ。
魔法付与された鎧と剣は通常より軽いとはいえ長時間の行軍は堪えた。
僕もミレーヌも当分筋肉痛との戦いだ。
だからベッドの中でミレーヌと手を繋いでキスをするだけで我慢する。
「ミレーヌ」
「どうしたのユキナ?」
「僕は冒険者を続けられるのか不安になってきた」
シグレさんとセシルさんの前では言えない弱音もミレーヌの前だと言える。
初めての経験が強烈すぎて自信を無くしそうだった。
そんな僕を見てミレーヌは微笑む。
そして優しく抱きしめてくれた。
ミレーヌの柔らかい胸に顔を埋めると安心感に包まれる。
セシルさんに念押しされなかったら、きっと理性が吹き飛んでミレーヌを押し倒して欲望に身を任せていただろう。
それくらい今のミレーヌは魅力的で、ミレーヌの全てが愛おしい。
「ボクはユキナと一緒が良いな。一緒に乗り越えていこうよ」
「そうだね」
ベッドの中で僕とボクは抱きしめあう。
明日も朝早い。
全ては今回のクエストが終わってからにしよう。
僕とミレーヌはお互いそう思って眠りについた。
僕達は攫われた村人たちを護衛してカク村へと戻る。
森を抜けた時は昼間になっていた。
疲れて傷を負った人たちの足では朝の間にカク村へと戻れなかったのだ。
彼らは自分たちが助かった事を喜びながら、同時に不安にもなっているようだ。
特に女性たちはゴブリンに犯されていて、ゴブリンの子供を身ごもった可能性がある。
ミレーヌの魔法で妊娠は防ぎ、もし妊娠していても堕胎できるとは言え、今更元の暮らしには戻れないだろう。
もちろんそれは彼女たちのせいではない。
悪いのはゴブリンだ。
だがゴブリンに傷者にされた彼女たちは今後どのような気持ちで生きていくのだろう。
「お父さん!!お母さん!!」
僕より幼い少女が家族に抱擁されながら大声で泣いている。
助かった事を悦び辛かった思い出を吐き出しているのだ。
家族の再会に涙が溢れそうな僕。
僕の手を握ってくれるミレーヌも泣いていた。
「攫われた者たちを救っていただいて感謝いたしております」
村長さんをはじめカク村の主だった人たちが僕達の手を取って感謝してくれる。
僕はこの世界で二度目の生をうけて誰かの為に尽くしたいと思っていたので嬉しい。
嬉しいはずだ。
だけど素直に喜べないのは今回の犠牲者たちの今後を考えているからだ。
僕とミレーヌの表情が暗いのを見たシグレさんが、カク村にある食堂で昼食を取りながら話をしてくれる。
「今回攫われた娘たちは修道院に入る事になるだろう」
「え!?どうしてですか!!」
僕は思わず椅子から立ち上がってしまう。
ガタンという音と共に椅子が倒れた。
「落ち着けユキナ。別に尼にされる訳ではない。修道院で身も心も穢れを落とし綺麗な身体になって戻ってくる。このままカク村に置いていても結婚は出来ないだろう。ゴブリンに犯された女を妻にしたい男はそうそういないからな」
「でもせっかく家族の元に戻れたのに」
「だからだ。このままカク村においていても悪い噂が立つだけで居づらくなるし、周りもどうして接していいのかわからない。だから一年間修道院で修道女として預かってもらう。修道院で修業したという体にすればカク村でも清らかな身体になった者として接してくれる。それに修道院というのは療養所を兼ねている。心に傷を負った者の治療には時間がかかるのだ。社会復帰できるまで短くて一年、長くて五年。心の傷によってはもっと必要になる。精神の治療は早い方がいい」
この世界の修道院は薬草の栽培もおこなっていて向精神薬も製造している。
夫の暴力や今回のように性被害にあった人の治療と保護施設という一面もある。
基本は無償で預かってくれるし互助会もあるので、もしカク村に戻りたくない人には職業の斡旋も行っていた。
男性も利用できるので戦争で傷病を負った人の治療にもあたる。
総合病院でもあり社会復帰の為の組織でもある。
専門の修道士、修道女は独身が義務付けられているが、一時的に預かるだけなので社会復帰と同時に結婚もできる。
ただあまりにも心と身体に傷を負った人はそのまま修道士、修道女になる事もある。
修道院は基本自給自足だが、前回の戦争で大量発生した心的外傷後ストレス障害。
前世でPTSDと呼ばれていた症状が多発するので修道院の存在は欠かせない。
僕の生まれ育ったフレーベル国は医療や薬学が進んでいるので精神病の治療に拷問などは行われない。
野蛮な国だと精神病患者は悪魔憑きと呼ばれて拷問し悪魔を追い払うという無意味かつ非人道的な行為がまかり通っている。
理解できない者を迫害するのはどこの世界の人間も一緒だと僕は思っている。
「ユキナ。お前が気にするのはわかるが、これはもうどうしようもない。ユキナがゴブリン退治をしたから、この先同じような被害者が出るのを防げたのだ。よくやった」
シグレさんが僕を慰めてくれる。
こういう気遣いが出来るひとの事を大人というのだろう。
シグレさんは20代前半だと思うけど、大人びているのは人生経験が濃いからかもしれない。
「ありがとうございます」
「ユキナのおかげで多くの者が救われた。ユキナが全て背負う必要は無い。他人を頼る事は恥ではないぞ」
そういって僕の頭を優しく撫でてくれるシグレさんだ。
僕にミレーヌがいなかったらシグレさんに惚れていたかもしれない。
どうしてシグレさんには夫や恋人がいないのだろうか。
世の男性の見る目がないのか不甲斐ないのかわからないけど勿体ないと思う。
今後の僕達の行動はゴブリンの掃討だ。
攫われた人たちの分もきっちり償わせないといけない。
幸い先発した冒険者達があらかたゴブリンやオークを退治してくれているので、僕達の負担は少ない。
「今夜はしっかりと寝て体力をつけておかないとな」
シグレさんが真面目に言うと
「体力をつけておくんだよ。夜に消耗させるんじゃないよ♪」
セシルさんに揶揄われて僕とミレーヌは頬を染めた。
夕食は豪華だった。
肉料理が多いけど野菜類もふんだんに使われている。
飲み物もエールではなく葡萄ジュースみたいなお酒が出てきた。
僕もミレーヌも初めて飲むお酒でこの村の名産品のお酒。
カク酒というらしい。
フレーベル国は首都から離れると山賊が出たりするので物流は途絶えがち。
地方領主が保護する区域以外との交流はあまりない。
どの村も自給自足が基本なのでこのお酒も遠方まで運ぶのはコストがかかりすぎる。
首都のフレーベルに持っていけばよく売れると思うのは僕が酒造業者の息子だからだろうか。
美味しい食事を頂きながら今回の出来事を振り返る。
森の中を歩くのは楽しかったし、初めての冒険もドキドキして興奮した。
ただそれ以上に凄惨な現実も経験した。
ゴブリンと堂々と戦うのではなく眠らせて殺すという経験。
だけどそれが一番安全で効率がいい。
冒険者は綺麗ごとでは務まらない。
夕食の後、お風呂に入って自室でベッドを整えてパジャマに着替えていると部屋のドアがノックされた。
ドアを開くとお風呂上がりでパジャマに着替えたミレーヌが僕の部屋の前にいた。
「ユキナ……一緒に寝よう?」
あの夜以来お互いの好意を隠す事はしなくなった。
単純だけど初めて性行為をしたミレーヌと今まで以上に親密になれた。
「勿論。僕もミレーヌと一緒に寝たい」
そう言って僕とミレーヌは同じ部屋で眠る事にする。
お互い意識してしまうがセシルさんに念押しされたので今夜はSEXはしない。
このクエストが終わるまで体力は整えておかないと本当に死ぬからだ。
魔法付与された鎧と剣は通常より軽いとはいえ長時間の行軍は堪えた。
僕もミレーヌも当分筋肉痛との戦いだ。
だからベッドの中でミレーヌと手を繋いでキスをするだけで我慢する。
「ミレーヌ」
「どうしたのユキナ?」
「僕は冒険者を続けられるのか不安になってきた」
シグレさんとセシルさんの前では言えない弱音もミレーヌの前だと言える。
初めての経験が強烈すぎて自信を無くしそうだった。
そんな僕を見てミレーヌは微笑む。
そして優しく抱きしめてくれた。
ミレーヌの柔らかい胸に顔を埋めると安心感に包まれる。
セシルさんに念押しされなかったら、きっと理性が吹き飛んでミレーヌを押し倒して欲望に身を任せていただろう。
それくらい今のミレーヌは魅力的で、ミレーヌの全てが愛おしい。
「ボクはユキナと一緒が良いな。一緒に乗り越えていこうよ」
「そうだね」
ベッドの中で僕とボクは抱きしめあう。
明日も朝早い。
全ては今回のクエストが終わってからにしよう。
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